佳丸釣行記
豊後水道西部海域
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佳丸釣行記

2017・05・23

旧暦28日・大潮・晴天・弱風

ブリとヒラメを連日好漁。

  
 先月より一か月ばかり、連日豊後水道本流域に出漁して良サイズのヒラメを数匹以上釣り揚げた・・・しかし、このポイントは漁師の生活の場であり、HPに書き込むと、遊漁者がワンさと押し寄せ漁師に迷惑がかかる・・・だから書き込みを遠慮した次第・・・ごめんなさい。

 一昨日は、このポイントでヒラメの当たりが少なく、早朝から昼前までねばって僅かに3枚のみ・・・だから、今日はポイントを変えて攻めてみようと、夜明けに近くの沈み瀬でヒラメを釣る餌となる小アジを30匹ばかり確保し、高浜湾沖合の浅場へと向かう・・・航行は25分程。
浅場の潮上で船を停めて12cmばかりの小アジに鈎を掛けて仕掛を投入。
ヒラメ仕掛は、ビシテグス14号・クッションゴムは2.5㎜2m・ハリスはトヨフロン8号を4mで親子サルカン・枝ハリス1mにがまかつ磯12号鈎を前後10cm間隔で2本・錘間は60cm・錘は30号。
生きのいい12cm程の小アジを選び、前鈎を小アジの上顎の硬い位置に挿し、後鈎はハリスを張らぬように腹下にチョン掛け。

 水深は53m・北北東から流下する潮流は0.9ノット・・・海底を探りながら流すこと数分、いきなりコト・コト・コト・グイーと来た・・・明らかにヒラメの当たりではない。合わせを入れて10mばかりは抵抗もなく揚ってきたのだが、その後が大変・・・8号ハリスの対応能力限界に締めての「やりとり」は凡そ10分、寄せて旋回しながら見えたのは6㎏超えの大ブリ・・・船際では最後の抵抗を繰り返し、やっとタモの中に。
その後も食い付くのは大ブリばかりで、8時半までには6本も・・・ブリを釣っても仕方ねぇ・ヒラメの顔が見てぇんじゃー。と、ヒラメポイントの保戸島沖合へと舳先を向ける・・・航行は凡そ15分。

 このポイントは、100mを超す深海より立ちあがった60mから40m台の台地で、数mを超す起伏が無数ある。この時季、鉛筆大のイカナゴが居付き、このイカナゴを察知したヒラメ達が寄る。
北北西より流下する干き潮は1.7ノットと速い。潮上側で仕掛を入れて15分程、グイーと根掛かり的な鈍重感・・・これが典型的なヒラメの当たり・・・しかし、ヒラメは食い付いたアジを未だ口には入れたない・・・しばらくは張らず・緩めずで待つと若干の曳きを感じる・・・その時が合わせるタイミング・・・グイッ・グイッと数手の合わせを入れると、乗った・・・時には引き止める感じで抵抗するが、青物のような強い曳き込みは僅か・・・スイ・スイとカラシ色の魚体を見せたのは2㎏オーバーの良型のヒラメ・・・海面近くまで寄せて大タモに泳ぎ込ませる感じでゲット。タモに入った瞬間の瞬発力は他の魚にはない強さだから要注意。
その後、南風が吹き始めた11時前には終漁。釣れたヒラメは最大3㎏物の他に2㎏を中心に計5枚也・・・

 海 あれこれ
 先日のヒラメ釣りの際、ただならぬ大物が食い付いた・・・鈎掛かり当初には鈍重に曳かれるだけであったが、スイーと軽く寄って来た。ところが、今度は凄い勢いで曳いてビシテグスが海面を切り、再度スウーと寄り、またも強力な曳き込み・・・サワラに類似した曳き癖???大サワラか?そう思い慎重な「やりとり」は20分以上・・・やがて見えた魚体は、なんと・なんとシュモクザメ、それも1.5mクラス・・・鈎は左の目玉付近に掛かっている。このやろうと、寄せたシュモクザメを槍様の竿で突くと多量の血が出るのだが数度の寄せと突きでも弱らない・・・そして引き寄せようとした時、並走してくる3mを超すような巨大なサメの姿・・・血の匂いか?異様なシュモクザメの泳ぎを察知してやって来たに違いない・・・クワバラ・クワバラ・・・




2017・04・07

旧暦11日・小潮・雨天・弱風

水温上昇とみて真鯛狙い、大当たり

 
  昨日、今日と南風で降雨・・・海水温度は確実に上昇したとみた・・・しかし、明日は漁休日だから漁はご法度。昼過ぎ、弱風は残っているものの雨は止んだ。散歩がてら漁港へ・・・水温を計測すると15.3度・・・確実に上昇している。
今日の旧暦は11日、小潮だが5時の満潮までは満ち潮が若干動く。よーし出るぞと普段着のままエンジンを回す・・・目指すは先日坊主で終わった白石灯台の沈み瀬・・・航行は10分ばかり。

 先ずは真鯛群の探索・・・白石灯台真近より潮流に逆らって南東を探索。すると、55mから57m水深の中層に真鯛らしき映像がある。その上流側30m程船を進めて先日と同じ[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。
満ち潮の潮流は0.5ノットと塩梅がいい・・・やがて船は中層に映像のある位置まで流下。その中を「今食うか・もう当たるか」と誘うのだが全く当たりが来ない。そして、船戻しすること三流し目、数手ばかり手繰り揚げた時にゴクリときて鈎掛かりした。ゴク・ゴクと数手の曳き込む真鯛は2㎏近いとみた。しかし、数回「やりとり」した時、フアーと鈎外れした・・・アーア残念。そして、仕掛けを手繰り揚げて点検しようと上層まで揚った時に、グスッと真鯛が食い付いた・・・上がってきたのは色形のいい1.5㎏クラス。

 その直後、船戻しして誘っていた時、水深60mの上層20m付近に数点の小さくて鮮明な映像・・・何魚かな?と思いながらその水深まで手繰り寄せた時に鈍重感のある当たりがきた・・・そして、一呼吸後に強力な曳き込み・・・5mばかりで一旦停止したものの再度の曳き込みは10m以上・・・あーあ、ブリが食うたかと、次に来る曳き込みに対応すべき慎重に寄せる・・・4号ハリスだから無理は禁物。しかし、時折りの曳き込みは数m止まり???オゥッ・大鯛かも知れん・・・「やりとり」しながら慎重に寄せるとボヤーと白い腹を見せたのは5㎏クラスの大鯛・・・ヤッター・・・※ハリスは東レのトヨフロン4号・・・船上での手捌きが良くて強いョ。

 その後、潮流が緩くなって当たりが遠のき終漁した11時過ぎまでの釣果は、前記の大鯛の他に3㎏物1匹、2.5㎏物1匹、1.5㎏クラス2匹と1㎏物1匹の計6匹なり。

 海 あれこれ
 真鯛は乗っ込んではいたのだが食いが悪く、海水温度が上昇した今日、やっと満足のいく真鯛釣りができた。当地での真鯛の産卵は5月上旬・・・産卵を終えると真鯛達は沖合いへと去る。それまでの一か月が勝負となる。




 
2017・04・04

旧暦09日・小潮・晴天・弱風

真鯛は居るのに食わん?水温低下か?
 
 今日は、月のうちでも最も潮の動きが鈍い旧暦の9日。9時が干潮の13時満潮だが、その課干満差はほとんど無い。潮の動きは単純ではなく、小潮でも動くことがある・・・潮流に動きがあることを期待して5時半に船に乗る・・・向かうは先日真鯛の気配があった白石灯台沖合の漁礁。航行は10分、凪の海を走る。

 漁礁を一周して真鯛の映像を探す・・・漁礁の北東30m付近の中層に若干の真鯛らしき映像。水深は53mで南西に流下する潮流は0.2ノットだから、分速6mと遅い。
その30mばかり潮上側で仕掛けを下して「手繰り揚げ・落とし込み」を始める。 使った「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリス4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍中太3号鈎・タマネギ染めのサバ皮7cm物・クッションゴムはビシテグス下に2㎜物を2m・錘は30号。
数分後には真鯛の映像がポツ・ポツと現れた。しかし、映像の中をいくら誘っても当たりが一つも来ない・・・その状態が続き、隣船も数隻に増えたが、その漁師達も「食わん・おかしい?」と口々に・・・

 一時間、二時間してもこの状態が続き、遂に満ち潮に潮変わしして魚影が消えた・・・満ち潮ポイントとなる漁礁の南東側を視ると、やはり中層に居たのは真鯛の映像そのもの・・・それも、断続的に数群れ・・・相当な数の乗っ込み鯛が居る。
その中を手繰り揚げ・落とし込みをすること30分程、上層まで誘った時に待望の当たりで真鯛が鈎掛かりした・・・いい型だから慎重に手加減していた時、フアーと、鈎外れしてしまった・・・あーあ・・・
当たりはこの一回きりで、11時頃には潮流が止まって映像も消えたから終漁。今日は雑魚一匹釣れない坊主・そうツル・ツルの坊主なり。

  海 あれこれ
 帰港して港内を見て唖然とした・・・なんと、港内水深12mの海底が手にとるように見えるではないか・・・ちなみに水温は14度、先日真鯛が釣れた日の水深は14、5度だった・・・なんと、数日まえより0.5度も下がっているではないか・・・年間の海水の温度差は15度程、急激に0,5度も降下すると、魚達の食欲が完全に失せることになる。
漁師の格言には「水温が低下するとプランクトンが湧かない」「水温が低下すると魚は釣れない」などがある。つまり、海水温度が低下し、プランクトンが湧かず透明度が上がった、そして、食物連鎖が形成されず真鯛が釣れなかったとなる・・・これが正論のようだョ。




 
2017・03・30

旧暦03日・中潮・晴天・弱風

乗っ込み真鯛が来た
 例年だと3月上旬には、当地の沈み瀬や漁礁には真鯛の乗っ込みのはしりが見られのだが、今年はその兆候が今だにない。プランクトンが湧かず、真鯛が餌とする甲殻類や小魚類の来流が無いのが原因だとは思うのだが???
昨日、今日と春らしくなった上に凪・・・真鯛を[エバ鯛釣り]で攻めてみようと、早朝6時前にエンジンを回す。今日は旧暦3日で9時前満潮の中潮だが、潮流に動きがあるとみて白石灯台の沈み瀬へと向かう・・・航行は10分程。

 満ち潮の潮流は、南東側から灯台岩礁へと流れ来る。真鯛のポイントは潮上側の水深60m台から急峻に立ち上がる、灯台より50mから80m付近。
「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリス4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍中太3号鈎・タマネギ染めのサバ皮7cm物・クッションゴムはビシテグス下に2㎜物を2m・錘は30号。

 潮流は0.6ノットと塩梅はいい。しかし、真鯛らしき映像は皆無で45mからの浅場に小魚群が若干居るだけ・・・早朝には真鯛の映像が映らないんは常・・・辛抱して船戻ししながら60m水深より流すこと数回、10mばかり手繰り揚げた仕掛けを手放したのに沈下しない???流れ藻にでも掛かったのかも?と海面に目をやった時に、いきなりビシテグスがスラセを叩き始めた・・・オッ・オッ・食うちょる・・・最初の曳き込みは10mばかりだったが、その後の「やりとり」は数m程度だから真鯛だと確信・・・やがて最上部の枝鈎に掛かって腹をみせたのは3㎏近い色形のいい立派な真鯛。10mばかり手繰った最上部の鈎に食ったのだから、海底より30mの中層なで浮上していたことになる。真鯛はこんなに浮上する魚だよ・・・

 そのポイントでは800g物が2枚釣れただけで北東側の漁礁へと転船。ここで8時半の潮変わしまでに、1.5㎏超と2㎏物をゲット。
やがて干き潮に変わったので、白石灯台の北東ポイントへと転船して真鯛を誘った。何故か?11時前には潮流が全く動かなくなり終漁。
今日の釣果は、前記の3㎏物1匹、2㎏物2匹、1㎏超から1.5㎏物3匹、800g物3匹の計9匹也。

  海 あれこれ
 「雨が無えけー・小魚が来ん・真鯛もブリも居らん」と、保戸島の漁師の声・・・そうか、プランクトンが湧かんのは雨が無いせいか・・・
大分県南部は地形上、冬季の降雨が少ないく、今年の冬は特に少なくて30㎜降っただろうか・・・




2017・03・18

旧暦21日・中潮・晴天・弱風

幻のシロアマダイ3㎏クラス
 
 例年、最低水温を記録するのが3月中旬の今頃・・・保戸島沖合の沈み瀬で「てんや釣り仕掛け」にゴカイを掛けて真鯛を狙おうと漁港を出たのは丁度6時。
凪の海を走ること30分。今は満ち潮、例年2㎏クラスの真鯛が附く沈み瀬は、100mを超す豊後水道本流域より西側に80m⇒⇒50m⇒⇒30m台へと徐々に浅くなるポイントで80m付近で真鯛が期待できる・・・
東から西へと流れる潮流は1.8ノット・・・水深90m付近に船を進め、15号「二本鈎ふらせテンヤ鈎」に各2匹の太いゴカイを掛けて「てんや釣り」を開始。[てんや釣り仕掛け]は、ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス5号7尋(10.5m)・てんや鉛は錫メッキ。

 先ず、[てんや鈎]の着底を確認後、20mばかりの手繰り揚げ・落とし込みを繰り返して真鯛を誘うのだが、45m地点まで一流ししても当たりがない。そして二流し目、10mばかり手繰った位置で待望の最初の当たり・・・揚ってきたのは1㎏程度の小型。満ち潮のこのポイントには点々と小魚群が居るのが常だが、それが無い。
8時前までやったが、釣れたのは1㎏程度の3匹の真鯛のみ。真鯛釣りを諦めて、航行10分程のアマダイポイントへ舳先を向けた。

 水深は64m、潮流は0,9ノット・・・低層に居るアマダイ狙いだから、手繰り揚げ・落とし込みは数手m・・・しかし、食って来るのは小型のイトヨリばかり、諦めかけた数流し目、手繰り始めた指先にグイッときた・・・鈍重感があり、時々引き止めて数手の持ち込み・・・頻繁にゴツ・ゴツと引くイトヨリとは明らかに違う。でも、大型のイラだとアマダイと類似の曳癖がある。イラでないことを祈りながら寄せる・・・やがて、波間に白い腹を見えてきたのは左の写真のシロアマダイ殿・・・それもビックな3㎏物。
2匹目を期待して船戻しを繰り返すが、釣れて来るのは大中小のイトヨリばかり・・・そして9時過ぎ、釣れていたイトヨリが全く食い付くかなくなった・・・おかしいな?と四浦湾側に目をやると、黒く見えるイルカの背鰭・・・それも、散在して20・30と海一面の感・・・イトヨリ姫は砲弾型の魚体なのでアット言う間に霧散し、アマダイ殿は巣穴の奥に身を隠したに違いない・・・回復するまで待つと潮流が緩化する。結局、イルカに追われての終漁となった次第。

  海 あれこれ
 この時季、津久見湾奥部まで頻繁にイルカ達がやっ来る・・・主にハンドウイルカだが、稀にマイルカ類や大型のイルカ達も姿を見せる。
今日寄って来たイルカはハンドウイルカ・・・場広い海面に散在していたが、中央部には子連れの姿も散見された。




2017・03・04

旧暦07日・小潮・晴天・弱風

アマダイ狙うもイトヨリとキダイのみ

  5時過ぎ干き潮で11時過ぎ満潮の小潮だが、今日の干満差は大きい。凪だから保戸島沖合のアマダイポイントで「てんや釣り仕掛け」にゴカイを掛けてアマダイを狙おうと6時過ぎに出港・・・航行は25分程。
異様な程の

 水深は64mm、西へと流れる満ち潮の潮流は0.8ノット。若干西風が吹いているからスパンカーを立てて釣りを開始。使用した[てんや釣り仕掛け]は錫メッキ15号ふらせ2本鈎、ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス5号7尋(10.5m)・各鈎にゴカイを2・3匹掛けてアマダイを誘う。
しかし、食って来るのは400g物を中心のキダイとイトヨリ・・・稀にアマダイクラスの曳きがあっても、ゴト・ゴトと間断なく中層まで強い曳きを見せる1㎏クラスのイトヨリやキダイ。
結局、アマダイの顔を見ぬまま潮流が軟化した11時過ぎの終漁。

  海 あれこれ
 やっと冬が去り、待ちに待った春が来た・・・今年の冬は、季節風が吹く日が多かったから「寒い冬だ」とばかり思っていたのだが・・・だが、極端な寒波がなく、水溜まりの氷も見ぬまま春が来た。
例年だと、真鯛の乗っ込みが始まるのだが…今年は、未だその気配が無い・・・




2017・02・04

旧暦08日・小潮・晴天・弱風

幻のシロアマダイをゲット
 
 昨日3日早朝、若干西風が吹いてはいたが、そのうち凪ぐだろうとの甘い判断をして、アマダイ狙いで出港した・・・だが、保戸島近くに到達すると一面の白波・・・予報では「終日同じような西風が吹く」とあった・・・予報通りであれば、天候の回復は望めない・・・Uターンし、右舷に波を受けながら帰港する羽目に。

 そして今日4日、曇天ではあるが、終日凪との予報・・・昨日の失敗を取り戻そうとエンジンキイーを回す・・・ところが、ピーーと警告音のみでセルモーターが回らない・・・クラッチはニュートラルになっているのだが???
不調の原因を探ろうと、懇意にしている技術者に電話すると、「近くの漁港に行くから、先に診るよ」とやって来てくれた。原因は、ニュートラル回線の電導不良であり、なんなくエンジンが始動した。

 時計を見ると8時半過ぎ・・・一度は諦めたアマダイ釣りだが、よーし、行こうと釣りに出た次第。保戸島沖合のポイントへは25分。
[てんや釣り仕掛け]は、ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス6号を7尋(10.5m)・てんや鉛は錫メッキ15号のふらせ2本鈎。
今日は7時半が干潮の小潮・・・「15号二本鈎ふらせテンヤ釣り仕掛け」にゴカイを房掛けして投入・・・東側より流れ来る満ち潮は0.4ノットと遅く、水深は65m。
アマダイやイトヨリは低層魚、ビシテグスでの手釣りだから、「てんや釣り仕掛け」を着底させて数手の手繰り揚げ・落とし込みを繰り返し、ポイントを外れたら船戻しして再度仕掛けを入れる釣法。
しかし、釣れてくるのはイトヨリのみ・・・そして数流し目、ズル・ズルと出過ぎたビシテグスを手繰り寄せて、てんや玉を確認しようとした時、指先に魚信・・・又、イトヨリか?と寄せにかかるとグイーーとした鈍重感がある・・・頻繁な曳きをしない上にゴツ・ゴツも無いからイトヨリや鯛類でないのは明らか・・・そして、アマダイ独特の持ち留めと強い持ち込みが来た。大型のアマダイだと確信したので、その後に来た曳きも慎重な「やりとり」で寄せて獲り込んだのは、幻の超高級魚シロアマダイ・・・それも、2㎏超しの大物

 そして、数流し後、1㎏クラスのアカアマダイも食い付いたが、11時前には潮流が無くなりイトヨリも食い付かないので終漁した。
前記のシロアマダイとアカアマダイ、それに大4匹中小のイトヨリ20匹程が今日の釣果也。

  海 あれこれ
 異様な程の暖冬だ・・・野菜畑の大根は葉が枯れぬまま花芽が伸び始めた。「暖冬の年には大きな台風が来る」と老漁師が言っていたことを思い出した・・・そして、いつも見る観音崎の観音崎様の岩礁、この頭上では例年、この時季には鷹のミサゴが営巣する。だが、今年は2羽のミサゴの姿はは頻繁に見るのだが、営巣している気配がない・・・ミサゴは台風被害の出る場所には巣を造らないと聞く・・・ならば、今年は大型の台風が来る・・・クワバラ・クワバラ・・・




 
2017・02・01

旧暦05日・中潮・曇天・弱風

四浦半島に春が来た

 
 今日は冬季には稀な凪・・・前日釣れなかったアマダイを狙って保戸島沖合のポイントへ・・・航行は25分ばかり。

 今日の餌はゴカイ、「15号二本鈎ふらせテンヤ釣り仕掛け」に各2匹の太目のゴカイを掛けて投入・・・11時前が満潮だから今は満ち潮。西へと走る潮流が0.8ノットと一寸速いが、水深65mに「てんや鈎」が着底して張ると同時に500g物のキダイが食い付いた・・・その後は間断なくイトヨリとキダイが釣れるのだが肝心のアマダイの気配はゼロ。
10時半頃、急に食いが失せたから「おかしいな?」と見回すと、10頭ばかりのバンドウイルカの背鰭が見える。30分も待てば食いは戻るのだが西風も若干吹き始めたから終漁。

 大中小のイトヨリとキダイ50匹程が今日の釣果。
同じポイントなのに、数日前には全く釣れなかったキダイが今日は居た・・・魚達は食する餌の来流を本能で知り、迅速に移動して来る。そして又、自分らを食する大型の魚も寄って来ることになる。「海は日変わり、時変わり」との漁師の格言がある。この格言を地でいった次第。

  海 あれこれ
 午後、所要があって四浦半島へと向かった・・・豊後水道へ20kmばかり東に突き出たこの半島は、地形的に季節風の風裏だから冬は晴天で暖かく、何処よりも春が早く来る。
地区民が沿道に多数植えた河津桜の開花が早くも始まっていた・・・殆どの樹が開花を始めており、早くも、3分咲き4分咲きの樹も散見される。

河津桜の開花期間は長く、2月中旬をピークに、3月上旬までまで楽しめる・・・絶景の四浦半島をドライブしながら、一足早い春を満喫してはいかがかな・・・




2017・01・26

旧暦29日・大潮・晴天・無風

アマダイ狙うもイトヨリ&ホウボウのみ

 寒波も去り、昨夜の予報では「明日は凪で晴天」とのこと・・・連日の寒波で海水温度の低下は否めない。海水温度が急激に低下すると、魚の食欲が減退して真鯛などの釣果は芳しくない。PCを開いて往年の釣果を見ると、アマダイ等床魚が釣れた記録がある・・・冷凍庫を点検すると若干ではあるが、アカエビがある。ヨーシ、明日はこれを持ってアマダイだ。

 しかし、朝寝坊して出港は8時前・・・向かうは保戸島北西東の中型のイトヨリアマダイポイント・・・航行は凡そ25分。アマダイやイトヨリなどの床魚が潜む床は狭い・・・今は干き潮、慎重に山立てをしてポイントの干き潮側の潮上で船を停めて「15号二本鈎ふらせテンヤ仕掛け」にアカエビを尻掛けして入れ込む。水深は64m、南東に流れる干き潮は0.8ノット。
仕掛けは、ビシヤマ12号・クッションゴムは2㎜物を2m・ハリスは6号を10m、ハリスを長くしないと「てんや鉛」の着底を判断するのが難しい。

 釣その後もボツ・ボツと釣れたのだが、揚って来るのはりを開始して5分ばかり、最初にきたのはグル・グル・グイーと、頻繁に強い曳きをみせるイトヨリ姫・・・それも良型の800g超し物。その後、中型のイトヨリが2匹揚って船戻し・・・今度掛かったのは鈍重感があり時折引き止める・・・この曳き癖はアマダイ?期待したのだが、見えた魚は1㎏クラスのホウボウ君。
 その後も、ボツ・ボツと釣れたのだが、揚って来るのは中型主体のイトヨリとホウボウばかり・・・アマダイの顔を見ぬまま、餌を使い果たして11時前には終漁。

 海 あれこれ
 氷は見ないが今年の冬は北風の吹く日が多いようだ・・・豊後水道は北風の通り道だから漁に出れない日が続く。




 2017・01・07

旧暦11日・若潮・晴天・弱風

今年の初釣り・甲イカを狙うも貧漁

 平成29年も明けた・・・正月前後は帰省した孫達と付き合って過ごした。例年だと正月早々には釣りに出たのだが・・・今年の海は真鯛やアジなどの魚影が無い上に、紋甲イカやコブイカ達の来流も極端に少ない。

 今日は雨前の凪だが、旧暦11日だから最も干満差の無い日。出港してから「何魚を狙おうか」と詮索する・・・まあ・無難に釣果の出るコウイカをと思い、白石灯台と地無垢島の中間地点へと舳先を向ける。4時が満潮だから今は干き潮・・・長目半島先の飛潮鼻と津久見島が合わさる地点で船を停めて仕掛けを入れ込む。使用した浮きスッテ仕掛けは、ハリス7号・70cm間隔で3号甲イカ用浮きスッテ2本・枝長5cm・錘間10cm・錘は30号。

 水深は43m、若干の北西風と干き潮に押されて船は0.6ノットで南東へと流下・・・海底を錘で確認する要領で誘うこと凡そ15分経過した時に最初の当たり・・・コウイカ特有の当たりは、唯若干の鈍重感だけ、思い切り合わせを入れるとグスッとした感触で鈎掛かりした・・・ヤッサ・ヤッサと手繰ると水を含んで徐々に重くなりながら揚って来たのは200g物のコブイカ。その後もぼつ・ぼつ釣れ、数匹釣れた9時過ぎ、いきなり船際に浮上したのは大型のハンドウイルカ殿・・・他にも居るかなと、見回すが採餌中なのか?イルカの姿は見ないまま・・・
11時半頃には終漁。釣果は紋甲イカ3匹とコブイカを10匹ばかり。

 海 あれこれ
 沖合で甲イカ釣りを楽しんでいた時、鶴に類似した大型サギのアオサギが舳先に降り立った・・・普段は警戒心が強くて船に止まるような鳥ではないのだが・・・まあ・正月早々の初釣りに鶴もどきの鳥がやって来たので良しとしよう。。。

 このアオサギ君、20年程前までは、豊後水道では全く姿を見なかった水鳥・・・温暖化の影響か?魚類の養殖生け簀の増加で餌となる小魚の確保ができるようになったせいだろうか???




 2016・12・18

旧暦20日・中潮・晴天・弱風

イルカの大群と出会って遊ぶ
 
 昨日は晴天、下がっていた海水温度も今日は若干上がっているはず・・・コウイカであれば、若干水温が上がれば食い付く。例年いい釣果のある保戸島に近い高井島周辺を攻めようと7時前にエンジンを回す。
観音崎を回った時、前方50mでイルカのジャンプを目視・・・逆光だから、種類や頭数は判らない。
ポイントへの航行は凡そ15分。先ず、高井島の東側の51m地点で「コウイカ用3号浮きスッテ70cm間隔で2本仕掛け」を30号錘で投入。
今は満ち潮なのだが、北西より流れ来る潮流は0.6ノット・・・しかし、コウイカが居ないのか、食い鈍っているのか???1時間ばかりで僅かに1匹・・・逆潮だから食わんのかな、と、高井島の西側に回って54m地点で仕掛けを入れて1時間程誘ったのだが、小型が僅かに2匹掛かっただけ。

 近くの沈み瀬際では数隻の漁船が仕掛けを入れて[エバ鯛釣り]をやっているようだ。船を寄せると、カタクチイワシ群らしき映像が・・・漁船の上流側で[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込んで釣りを開始。狙うは真鯛・・・だが、カタクチイワシ群だと思っていた魚影は体調5cm程のウルメイワシ群で、稀に7cmエバ仕掛けにも掛かって来る。このポイントは真鯛が多い・・・辛抱しながら誘っていると最初の当たりで鈎掛かりした・・・大真鯛であれば数回の「やりとり」が必要だが、若干の曳きで揚って来たのは1㎏k超物の真鯛。
その後、ブリに仕掛けを切られることが2回あったが、2㎏物の大群をもう1匹ゲットした。もう1匹をと頑張っていた時、隣船が指差す方向に目をやると、なんと・なんとイルカの大群の御来場・・・イルカが来ると暫くは魚達の食いは遠のく・・・ヨーシ・イルカ達と遊ぼうと、仕掛けを巻いてイルカ群に斜め後方より接近して舳先に立つ。
すると、来るは・来るは、2mを超すような筋肉隆々のイルカ達が犇めき合って舳先で戯れ、その迫力は時には怖い程・・・20分ばかりでイルカ達と別れて帰港。

海 あれこれ
 イルカと遊ぼうと、船足を落としてデジカメを持ち舳先に立つ・・・既に数頭のハンドウイルカが舳先を並走している。舳先は海面より1m程度・・・イルカ達は船速に合わせて並走するから手を伸ばすと触れそうな距離・・・かわいい目と筋肉隆々の体を撮影しようとカメラを持つ右手を伸ばした瞬間、プスーと鼻穴で呼吸した・・・その後、舳先で入れ替わり立ち代わって戯れるイルカ達を撮影すること20分ばかり・・・
家に帰ってPCに取り入れてびっくり・・・なんと・なんと、数十枚撮った写真の全てにモザイクが???急ぎ、カメラのレンズを点検すると、明らかに汚れている???あっ・もしや???やっぱり・・・撮影しようと、最初にイルカ殿に手を伸ばした時、潮吹き呼吸で噴射された海水がレンズを汚したようだ。アーア・・・




 
 2016・12・17

旧暦19日・中潮・晴天・弱風

水温低下?食い渋る
 
 ここ二日間ばかり真冬の気温・・・今日は凪で晴天だが、海水温度が下がっているのは明白・・・水温が低下すると魚達は食い渋る・・・朝7時半、今日は貧漁覚悟の出港。

 真鯛ヤーイと、今日は旧暦19日だから今は満ち潮・・・先ず、白石灯台岩礁の南東側の沈み瀬を探索・・・しかし、真鯛らしき映像は皆無。舳先を北側に向けて漁礁を探索するが、真鯛が居ない・・・例年だと真鯛の来流があるのだが???
 真鯛が居なければ、ゼロ覚悟でアマダイ狙いで保戸島北方のアマダイポイントへ・・・航行は凡そ10分。「15号二本鈎ふらせテンヤ仕掛け」にイカの足を鈎掛けして投入。
[てんや釣り仕掛け]は、ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス5号7尋(10.5m)・「二本鈎ふらせテンヤ15号」。水深は64m、0.6ノットの満ち潮・・・アマダイやイトヨリは底魚だから、手繰り揚げ・落とし込みは海底から数手でいい。
数回の手繰りで早くも当たりが来たが、グル・グルと鋭角的な曳きはアマダイではなくイトヨリ・・・しかし、今日はイトヨリの食いも鈍く、終漁した昼までにキダイを含んで大中小を15匹ばかり。

海 あれこれ
 佳丸も進水して今年で15年になる・・今春、ワイパーが不調となり取り換えたところ、フロントガラスへの押し付けが強力過ぎてワイパーのモーターが熱を持ってダウンした・・・聞くところでは、年数オーバーで純正部品がないとのこと。
人ずてに「部品の取り換えよりも、いいクリーナーを塗れば」とのアドバイス・・・それならと、車の整備工場からクリ-ナーを手に入れて塗布した。さあ、雨が降ったり飛沫がかかった際に機能するだろうか・・・




 2016・12・09

旧暦11日・若潮・晴天・弱風

コウイカが食い渋る
 今日は旧暦11日の若潮、朝9時半が干潮だから満潮は午後4時だが、その干満差は小さく潮の動きも小さいはず・・・満ち潮が動き始めるであろう9時前に出港。向かうコウイカポイントは、白石灯台沖合2km付近。

使用した浮きスッテ仕掛けは、ハリス7号・70cm間隔で3号甲イカ用浮きスッテ2本・枝長5cm・錘間10cm・錘は30号。先日と同じ地点で仕掛けを入れたのだが、まだ満ち潮が0.2ノットと極端に遅く、20分程経過しても全く食い付かない・・・10時半には若干潮流に動きが出て最初の当たり・・・たてつづけに3匹の小型コブイカが揚ったのだが後が来ない・・・
 その後、船戻しする度にボーツ・ボツとコブイカや紋甲イカが食い付く程度で推移・・・潮流に動きが出ると食いが出ると思って辛抱・・・だが、潮流が0.6ノットとなってもコブイカの当たりは今一歩。我慢の釣りを続行していた午後1時、急に北側沖合の海面が青くなり一面の白波・・・突風が来た!!
と判断し、急ぎスパンカーを下して右舷に強風を受けながら帰港。
釣果は、紋甲イカ4匹とコブイカ11匹だけの貧漁。

 海 あれこれ
 強風に追われて帰港した。しかし、不思議なことに母港の数km付近では、ほぼ無風状態・・・北風が出たのに無風とは???何十年も釣りに出た佳丸ジイジだが、こんな経験は無い・・・未知の自然を経験した次第。




2016・12・08

旧暦10日・小潮・晴天・弱風

床魚釣り 
 先日イトヨリやキダイが釣れた・・・これらの魚やアマアイの居るポイントを漁師は「床」と称し、これらの魚を「床魚」と言う。
「床魚」は、水圧の変化に弱く、釣り上げると絶命する。しかし、真鯛の来流が無いのでこれら床魚を釣って遊ぼうとエンジンを回したのは7時前。うねりはあるものの、吹いている西風は白波を立てる程ではなく、ポイントへの航行は凡そ20分。

 仕掛けは先日使用した「15号二本鈎ふらせテンヤ釣り仕掛け」。その鈎二本にコブイカの足を掛けて海底付近で誘う釣り方。
水深は64m、西側より流れ来る干き潮が0.6ノット・・・終漁した昼過ぎまでには30匹を超すイトヨリとキダイは釣れたのだがアマダイやアラは釣れなかった。

 海 あれこれ
 例年、豊後水道西部に位置する当地の各沈み瀬や漁礁には、中真鯛の来流が見られるのだが、今年は真鯛の気配が無い・・・カタクチイワシ群やヒイラギ群が激減したのが原因のようだが?これらが食するプランクトンの発生が少ないのではないか?食物連鎖の何かが欠けると、その影響は末端の真鯛などの大魚の釣果を左右する。




 
2016・11・26

旧暦27日・中潮・晴天・弱風

コウイカが食い止み、床魚釣り
  
 紋甲イカを狙おうと6時半にエンジンを回す・・・向かうは白石灯台と地無垢島の中間地点。
5時半が満潮だから今は干き潮・・・砂丘台地の東側56m地点で先日と同じ「30号鉛&浮きスッテ2」のコブイカ釣り仕掛けを入れて釣りを開始。
東から流れ来る満ち潮の潮流は0.5ノットと順調。そして数分後、グイーときて煽りながら揚ってきたのは500g物の紋甲イカ。その後、紋甲イカ2匹と小さなコブイカ4匹が釣れたのだが、バタリと食いが止まって30分以上当たりが来ない・・・なしか?何故か???食いが戻るまで待つかと迷ったが、今日のコブイカは小さい・・・よーし、このコブイカの足を餌にして「二本鈎ふらせテンヤ釣り仕掛け」でアマダイをやろうと、保戸島沖合のアマダイポイントへと舳先を向ける・・・航行は10分ばかり。若干西風が吹いているのでスパンカーを立てて準備OK。

 水深は63m、0.7ノットの満ち潮・・・先ず、活け間のイイダコの足を「15号二本鈎ふらせテンヤ仕掛け」に鈎掛けして投入。アマダイやイトヨリは底魚だから、手繰り揚げ・落とし込みは海底から数手でいい。
数回の手繰りで早くも当たりが来た・・・グル・グルと間断なく曳き、中層からの曳きが弱いからアマダイではない・・・やがて見えたのは、400g物のイトヨリ姫。その後は中キダイを中心に大中小のイトヨリがひっきりなしに食い付き、昼前には餌を使い果たして終漁。
肝心のアマダイは1㎏物が1匹だけだったがアラも2匹混漁。キダイやイトヨリも太いのは1㎏近いのも。

 海 あれこれ
 今日釣れたキダイ=レンコダイ。この鯛は真鯛やチダイとは違って釣り上げると全てが絶命する。その上、頻繁に鈎を飲み込む・・・その都度、エラより鈎を外すから実に厄介。長年鯛釣りをする佳丸ジイジだが、真鯛やチダイに鈎を飲まれたことは唯の一度も無い。




 
2016・11・20

旧暦21日・大潮・曇天・弱風

コウイカ釣りに専念 
 旧暦21日だから、朝5時前干潮、昼満潮・・・一昨日の紋甲イカ釣りの失敗を取り戻そうと、仕掛けをÝ社物に変えて朝6時半に出港。ポイントは同じ白石灯台沖合。
しかし、同じ地点で仕掛けを入れたのだが、満ち潮が0.2ノットと極端に遅く、30分程経過しても全く食い付かない・・・若干潮流に動きが出たのは7時半過ぎ・・・たてつづきに小型だが3匹のコブイカが揚り4匹目が来た・・・しかし、獲り込み途中の中層でふあっと軽くなった・・・揚げた仕掛けはサルカン真近かで切れている???ハリスに傷があったのかな?そう思って予備の仕掛けに変えて投入・・・ところが、沈下途中の仕掛けが中層で停止した。結びが悪くて抜けたか?と思ってビシヤマを手に取ると、手答えがある・・・あー・そうか、サバブクか・・・沈下途中のスッテに寄って傘鈎の洗礼を受けたようだ。さては、さっき仕掛けが飛んだのもサバブクのこ仕業!!!

 その後、船戻しする度にボツ・ボツとコブイカや紋甲イカが食い付くのだが、サバブクの攻撃も続き、ビシヤマのカットの他、スッテも失った。このポイントをサバブクに追い立てられて観音崎の深りポイントへ・・・ここは急流域、観音崎真近だが激流に掘られて水深は70mを超す・・・この海溝がコウイカポイント。
干き潮の潮流は0.8ノットだが、コブイカの当たりは今一歩で、芳しい釣果を得ぬまま11時過ぎには終漁。
紋甲イカ4匹とコブイカ12匹が今日の全て。

 海 あれこれ
 観音崎周辺ではハマチが彼方此方で盛んに食む。この時季、観音崎周辺はモイカの一級ポイントと化する・・・ブリやハマチはイカ類が大好物だから、モイカの集まるこの時季を知ってやって来る。[活アジ胴付き仕掛け]やルアーで狙えば確実に釣れるだろうが、なんだかブリやハマチを狙うのはヨダキイ・・・




2016・11・18

旧暦19日・大潮・曇天後雨天・弱風

今期初のコウイカ釣り・スッテが不良品。
 
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 紋甲イカが揚るとの情報を得ている。昨夜仕掛けを準備・・・夜明けは凪、PCで予報を読むと、凪で曇天だが昼前には雨とある。夜明けを待って漁港を後に・・・向かうは、白石灯台と地無垢島の中間ポイント、ここは、潮流の死角となっており、水深40m~50m台の砂丘台地で紋甲イカやコブイカ(スミイカ)の一級ポイント。ちなみに、周辺の島礁際は70m台の急流域。

 今は満ち潮、上流側の台地の東北東54m地点でで仕掛けを入れ込む。スッテ仕掛けは、ビシヤマ14号・ハリス7号・最下部に30号錘・錘間10cmの位置と70cm上に3号甲イカ用浮きスッテ各1本・枝長は短く5cm。
潮流は0.8ノットで西流れ、錘で海底を探りながら流下すること数分、ビシヤマを持つ指先に若干の鈍重感・・・これが甲イカ特有の当たり、右手で思い切り合わせると、ムンズと鈎掛かりした。揚ったのは拳台のコブイカ・・・その後、30分程で3匹獲れて次に来たのは、大きく煽るから明らかに紋甲イカ・・・しかし、合わせて数手手繰った時に鈎外れし、下した仕掛けに再度食い付いた紋甲イカも10手ばかり手繰ったところで又も逃げてしまった・・・おかしいな?と手繰り揚げて点検すると、なんと・なんと傘鈎数本が反り返えっている・・・指で戻すとグニャリと簡単に戻った???あーあ、これは使えん・・・しかし、予備品も同じ物。
仕方なく、傘鈎をうんと内側に曲げ、ハリス上にクッションゴム2㎜物を1m付けて甲イカ釣りを続行・・・紋甲イカが掛かった時は慎重に手繰り、昼前の終漁までには300g物~600g物の紋甲イカを5匹とコブイカ9匹を獲り、折から降りだした雨の中を帰港。
傘鈎が不良品でなければ、太い紋甲イカがもう数匹は確実に釣れたはず・・・今後、このメーカーの釣り具は一切使用しないと心に決めた。

海 あれこれ
今日使用した甲イカ用のスッテ・・・例年、コウイカ狙いで釣果のあがる某有名ブランドの甲イカスッテ。今期初の甲イカ釣りだからと、先日購入したスッテで仕掛けを3セット造ってそれを使用した。
500gを超すと思える当たりで、手答えを感じながら数手手繰るとバレること連続数回???、おかしいな?と揚げてみると、なんと、なんと、二本のスッテ共、強いはずの鈎が数か所反り返えっているではないか・・・指先で戻すとグニャ・グニャの材質ではないか・・・えっ・えっ・えっ。しかし、予備の仕掛けも同じスッテ・・・あーあ・・・
メーカーを信じて購入したのが災いの基・・・国産品の鈎であれば完璧なのだが・・・恐らくT国製なのだろう。
佳丸ジイジは、某メーカーを信じて購入したのに・・・腹立たしい・・・今後は、このメーカーの釣り具は一切買うまいと腹に決めた。




 
2016・11・13

旧暦14日・大潮・晴天・無風

真鯛が居ない・ブリに追われてイトヨリ好漁。

 大潮で凪ぎ・・・こんな日は海が一番。今日は旧暦の14日だから朝7時干潮の満潮は昼過ぎとなる。6時半に出港、中真鯛が期待できる観音崎ポイントへは10分弱・・・夜明けの海面が沈み瀬の向こう側が波立っており、干き潮が走っているのは確実・・・ならばと、魚探を見ぬまま、潮上側の56m地点で[エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。
津久見湾より東へと流れ出る潮流は0.7ノットで真鯛が期待できる・・・だが、真鯛らしき映像を見ぬまま、仕掛けは徐々に瀬頭の45m地点へ・・・此処で、やっと低層に若干の映像が視えたとたん、グル・グルと来たが、真鯛ではなく、20cm程のチダイ嬢・・・その後二流ししたが、魚影が無く、勿論何も釣れない。
真鯛は居ないとみて、四浦湾中央部の漁礁ポイントへと舳先を向ける・・・航行は5分ばかり。

 干き潮だから、ポイントは漁礁の北西側・・・カモメ類も騒いでいるから期待できる。すると、漁礁より50mばかり上流の低層から上層にかけて雲のような魚影・・・それも、魚影に隙間があるから大魚に追われているのは明白。魚影より上流に船を進めて「5号イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込む。
数分で魚影位置に到達、と同時にグル・グルと小魚が掛かった感触・・・あっ、この小魚群はマルアジ仔か?と思った時にポク・ポク・グイーときた・・・数mは簡単に寄ったのだが、それからの曳き込みは強烈・・・この曳癖はブリ、それも5㎏オーバー。数回のやり取りで、若干コクリ始めたから獲れたと思ったのだが、船は0.8ノットの潮流に乗って漁礁近くに・・・ビチ・ビチ・ビチと、ビシヤマが持ち込まれた瞬間、スーとした手答えと同時にブリ殿は竜宮城へと還ってしまった次第。

 その直後、小魚群目がけて入れた仕掛けが沈下しない・・・おかしいな?と手繰ってみると、なんと、マルアジ仔だと思っていた魚の正体は15cmクラスのウルメイワシが3匹・・・雲の如き大群は全てウルメイワシ・・・真鯛も附けているようだが、真鯛は賢い・・・鈎を避けてウルメイワシの頭部だけを残してプツンと喰い取っていく。
1時間程で5㎏クラスのブリを2本獲ったが、真鯛はゼロで期待できない。このまま、ブリを追うのもヨダキイ。幸い、真鯛が釣れなければアマダイを狙おうと、先日買い求めた仔イカがある・・・10分ばかりで保戸島沖合のアマダイポイントへ。

 [6号イカ掛け胴付き仕掛け]に仔イカを掛けてアマダイを狙ったのだが、食い付いて来るのは大中小のイトヨリとばかり・・・それも、小型の箸長さサイズが主体で、800g物は2匹のみ。
潮止まりした1時過ぎまでには、アマダイゼロでイトヨリばかり30匹程、それに前記のブリ2本が今日の釣果なり。

海 あれこれ
 沖合に目を投じると、白石灯台と地無垢島の中間地点に10隻ばかりの漁船が点々と…此処はコウイカの一級ポイント・・・例年、11月に入ると紋甲イカが釣れ始めるが、コブイカ末だ小さい。しかし、12月に入ると成長して釣りの対象となり、桜咲く春まで釣期は続く。




2016・11・04

旧暦05日・中潮・晴天・弱風

今日もサバ皮サビキで真鯛を狙う。  
 やっと北風が去り、凪となった・・・今日は旧暦5日の中潮だが、10時半満潮までの満ち潮は大きい。6時半過ぎ、先日の釣行で真鯛の気配があった白石灯台沖合の漁礁へと舳先を向ける。

 白石岩礁では、満ち潮の潮騒が走っており、動いているのが判る。漁礁ポイントを探索すると低層に散在した魚影・・・若干西風があるからスパンカーを開いて[エバ鯛釣り]を開始・・・仕掛けは先日と同じ[4号のエバ鯛釣り仕掛け]。
水深52m、南東より流れ来る潮流は0.6ノットと塩梅はいい・・・しかし、魚影の中を一流し、二流し、三流ししても当たりが来ない・・・そして30分ばかり経過した時に最初の当たりで掛かったのはブリ殿・・・鈎掛かり当初は鈍重な感じでボツ・ボツ10mばかりは揚って来たのだが、揚らなくなった時点で曳き込みが始まった・・・10m・20m、いやもっと曳き込んだかナ・・・4号ハリスだから無理は禁物、だが、これ以上伸ばし込むと漁礁に持ち込まれる・・・バレること覚悟で持ち止めていると、旋回し始めたようで寄り始めたが、10m程の曳き込みは数回。その間、上の枝鈎をカットする鋏を手元に置く。「やりとり」を始めて15分ばかり、やっとのことで魚影が見えた・・・幸いなことにブリは最上部の鈎に掛かっており鋏は必要ないが、すくい獲ろうとタモを出すと数m以上の逃亡を繰り返す。そしてタモに収まったのは5㎏クラスの太ったブリ。使用ハリスは東レトヨフロン4号。

 その後、真鯛の1.5㎏物1枚、1㎏物2枚とブリをもう一本追加して10時半に終漁。

海 あれこれ
 モイカは美味しいイカ・・・この時季、例年であればモイカ漁の最盛期にあたる・・・10年ばかり前までは、月夜を主体にモイカの曳釣り漁に精を出し、数時間で数十匹釣れることも稀ではなかった。しかし、近年は腕の筋肉痛を恐れて曳釣りはご法度。
だが、近年はこの時季でもモイカの好釣果を聞かない・・・藻場が減ったせいか?それともモイカの餌となる小アジなどの小魚類が極端に減少したのが主因なのだろうか?




 
2016・10・31
旧暦01日・大潮・曇天・無風

サバ皮サビキで真鯛を狙う。 
 予報は曇天で今日一日凪、そして大潮・・・明日からは季節風が吹くとある・・・往年の釣り日記には、朝まずめにモイカを狙い、その後の[エバ鯛釣り]で真鯛の好釣果が度々・・・だが、今年のモイカ情報は芳しくない。大潮だから真鯛の釣果は期待できると踏んで、早朝6時半に出港した。向かうポイントは、白石灯台だから航行は10分ばかり。

 若干うねりがあるものの曇天無風。今日の満潮は8時だから今は満ち潮・・・白石岩礁への満ち潮は南東側より流れ来る、水深60m台より急峻に立ち上がった斜面がポイントとなる。魚探で探索するのだが、全く魚影が無く、勿論真鯛の気配も皆無。早朝だからかな??と思い、かって満ち潮時に釣果のあった61m地点に船を進めて[エバ鯛釣り仕掛け」を入れ込む。使用した仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ0.9m・枝数は7本・鈎は金龍アジ中太鈎3号・ピンク系と橙色のサバ皮で仕上げたサビキは7cm・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は30号。

 だが、食いが無い・・・それも、そのはず、潮の動きが無いばかりか、西側からの逆潮が0.1ノット・・・これでは小魚一匹居ないはず・・・このポイントを諦めて、数百m北東に位置する漁礁へと移動。ここでは南東より流れ来る満ち潮が0.2ノットと順調。漁礁の潮上側の低層に点々と若干の小魚群を確認。仕掛けを入れると、クル・クルと当たったのは10cm程のマルアジ・・・マルアジ仔が居るなら真鯛の居る可能性大・・・船戻しして直ぐにマルアジ仔の手答え、その直後、グイーと大魚の曳きが来た・・・真鯛であれば引きは数mで止まるのだが、この曳き癖はブリ殿・・・鈎掛かりしたマルアジを襲ったようだ。4号ハリスの対応能力一杯に手加減しても一向に寄らず、20mばかり出たところで漁礁に擦れて即アウト・・・その15分程後にも同様の当たりで再度バレた次第。太いハリスでブリを狙おうかとも思ったが、活け間のマルアジは3匹・・・これでは釣りにならん・・・やがて干き潮変わったから、漁礁の北西側へと移動。

 水深51mで潮流は0.2ノット・・・やがて0.4ノットと速くなった。と同時に、40m付近まで点々とした星空風の映像・・・真鯛らしいなと、慎重に誘った指先に鈍重感、鈎掛かりしたのは1.5㎏物の色のいい真鯛。その二流し目には、500g物のチダイがwで揚って来た。やがて、手答えのある3㎏近い真鯛もゲットし、その直後には、又もブリが仕掛けを持ち去った・・・船戻しして仕掛けを入れる度にチダイが食い付くが、継続的にゴツ・ゴツとやるから鈎外れも多い。30分ばかり後には1㎏クラスの真鯛を一匹追加。
10時半過ぎ、何か音がしたような気配・・・振り向くと二頭のイルカ殿が浮上。暫くは食いが止まると判断して帰港した。釣果は、真鯛は3㎏クラス一枚、1.5㎏物一枚、1㎏物一枚、それに500g前後のチダイを10枚程。

海 あれこれ
 イルカが来ればアジやブリ等の青魚は逃避して釣れなくなる。しかし、真鯛は数十分も経過すれば食いが回復する。かって、潜水夫より聞いた話だが、真鯛はイルカが来た時、沈み瀬や漁礁にへばり付いてイルカをやり過ごすとのこと。




 
2016・10・25
旧暦25日・中潮・晴天・弱風

テンやでイトヨリを狙う
 
 先日は近場のポイントにイトヨリと小型の真鯛が居た・・・小型のイトヨリや真鯛であればゴカイ餌も追う。一昨日、ゴカイを確保しようと、干潮時間に入り江の砂浜に向かったのだがゴカイが居ない。ならばと、スーパーの魚屋でアカエビを購入した。

 今日、そのアカエビを持って先日のポイントに向かい、「二本鈎ふらせテンヤ釣り仕掛け15号」にアカエビを鈎掛けして投入。アカエビが若干太目だから、前鈎を尻尾の切り口より掛け、後鈎は胸に・・・水深は42m、潮流は0.2ノットと遅いが、イトヨリであれば食い付くと確信し、10手ばかりの手繰りあげ・落とし込みを繰り返す。
しかし、10分、20分しても魚信が無い・・・そして待望のいい当たりがあり、掛かったのだが、頻繁な引きが無いからイトヨリとは違う・・・アマダイであれば、数回の持ち込みがあるはずだが、それもない???何魚なんだろう?と、覗き込みながら目視したのは1.5㎏を超すような大エソ・・・残念・・・。
再度、仕掛けを入れたのだが、雑魚の当たりさえ来ない。イトヨリは頻繁に移動する・・・ここに居たイトヨリ達は、エビ類やアミ等の御馳走が湧いた海域に移動したと見た。ならばと、この時季に好漁した記憶が残る白石灯台沖合のポイントへと舳先を向ける。航行5分程で白石灯台沖のポイントに到着。水深は52m・干き潮が0.3ノットで南南東に走っている。

 仕掛けを入れて数分後に最初の当たりで20cm程の小型のイトヨリが釣れ、その後もボツ・ボツ釣れるのだが、全て小型・・・
そのころ、白石灯台の東側でカモメやウミネコが騒ぐ、海面では時折、ゴボッとハマチが海水を飛ばす。おそらく2.5㎏物のハマチのようだ。ルアーは準備してはいるのだが、キャビンの床下・・・これを出すのもヨダキイ・・・こんな時、小アジの生き餌があれば、[活アジ胴付き仕掛け]で攻めれば確実に食い付くのだが・・・日中に、その小アジを確保するのは至難の業・・・

「二兎負うものは・一兎をも獲れず」にならぬように、10時半過ぎまでイトヨリ釣りに専念したが、釣れたのは、中サイズ2匹と小サイズのイトヨリを20匹だけの貧漁也。
 
 海 あれこれ
 左の写真をご覧あれ・・・豊後水道四浦半島の中程より北側に突き出した岬は「観音崎」、断崖絶壁数十mの崖下には、自然の荒波で彫刻された観音様が鎮座しており、その目前は水深50mから70m台へと急峻に落ち込んで、真鯛やブリの好ポイント。
この時期、観音様の南東より揚った茜色の朝日が後光となる・・・この写真は今朝の6時半過ぎに撮ったものです。




2016・1 0・15

旧暦16日・大潮・晴天・弱風

テンやで真鯛とイトヨリを狙う

  久しぶりの書き込み・・・その間、佳丸ジイジの体調を気遣ってのmailが多々。ありがとうございました。
実は、ジイジの体調は良かったのですが、PCの方がご機嫌斜めだったのです。

 その間、台風来襲予報が数度・・・その合間には無垢島や保戸島方面にイサキや真鯛狙いで出港したのですが、釣れるのは本命ではなく、ブリやハマチばかり・・・細い仕掛けなので、ブリには無理。かと言って、仕掛けを変えてまでブリを狙うのはヨダキイ・・・
津久見湾内の浅場で600g物の大アジが釣れる日もあったが、僅かに数日。ここ数日は小潮の上に若干の季節風も吹いたので出不精をしていたところ、釣り仲間よりの電話が鳴った・・・津久見湾口の37m水深で鯛ラバーでやると、1㎏物の真鯛数匹が揚り、イトヨリも混漁されるとのこと。

 ならばと、昨夜、鯛ラバーを準備し、夜明けを待って6時45分にエンジンを回す。ポイントは当港より北向きに数kmだから数分の位置。
若干西風があるのでスパンカーを開いて、ビシヤマ12号に6号ハリスで50gの鯛ラバーを落とし込む。竿やリールを使うと、両手が塞がるから、若干のクラッチやハンドル操作がむずかしい。ビシヤマでの手釣りだから操船して仕掛けを真下にしてやると実に塩梅がいい。
期待したカタクチイワシ群が居ず、もっぱら10手ばかりの手繰りあげ、落とし込みを繰り返すこと15分程・・・待望の当たりで揚ったのは400g物の中型のイトヨリ。その直後にゴクッときたのは500g超しのチダイ、そして1㎏近いイトヨリ。やがて陽が揚り、魚の食いは鈍ったがボツ、ボツと大中小のイトヨリが釣れ、10時半頃には1.5㎏クラスの真鯛も釣れた・・・仕掛けを巻いたのは11時過ぎ。釣果は、大中小のイトヨリ10匹ばかりと、1.5㎏クラスと1㎏物の真鯛2匹にチダイ1匹也。

 海 あれこれ
 豊後水道では今年も台風の来襲が無く、台風の季節は過ぎた・・・当地では、ここ10年ほどは台風の被害無しで経過した。台風被害が予想される年には営巣しない鷹のミサゴが、今年も観音崎の岩場で巣だった。また、豊後水道本流域に面する四浦半島先端の高浜海岸では、アカウミガメの産卵が3回見られ、台風による大波もなく、その全てが孵化して小亀は大海へと旅立ったと聞く。




 
2016・08・12
旧暦10日・長潮・晴天・無風

観音崎周辺で「イワシ鯛釣り」好漁。
  小潮の上に連日の猛暑。カタクチイワシ群を探索して「イワシ鯛釣り」をすれば、何匹かの大真鯛を自分の物にできるだろうが???それ以外の魚は釣れないとみて船には乗らなかった・・・しかし、昨日「イワシ鯛釣り」に出た船は各数匹の大中真鯛をゲットしたとの情報を得た。

 早朝5時、観音崎ポイントへと舳先を向ける。航行は10分足らず・・・今日は旧暦10日の長潮で8時半が干潮だから今は干き潮・・・沈み瀬の西側を探索すると、水深46m~57m地点で世界地図の如く複雑なカタクチイワシ群・・・所々、赤い濃密群となっており、大魚に追われているのは明白。早速「5号イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込む。入れた「イワシ鯛釣り仕掛け」は、ビシヤマ14号・主ハリス5号・枝ハリスも5号・枝間は2.5m・枝の長さは90cm・枝数は7本・鈎は金龍アジ中太3号・無色のサバ皮2.5cm・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は30号。

 仕掛けをカタクチイワシ群の中で上下させること数回、カタクチイワシが鈎掛かりした感触が指先に時折ピク・ピクと・・・そして錘を着底させて数分、真っ赤なカタクチイワシ群が通過すると同時に、グル・グル・グイーと来た・・・張るとグスッと持ち止める大真鯛の感触・・・やがて数mの曳き込みで静止。5号ハリスの対応能力一杯の手加減で数回の「やりとり」・・・腹を白く光らせながら揚ってきたのは4㎏クラスの真鯛。極く最近カタクチイワシ群を求めて何処からかやってきたであろう、この真鯛・・・痩せており腹はぺっしゃんこで色黒、肥えておれば5㎏クラス。
その後も、4㎏物のハマチ・ハマチ・2㎏物の中真鯛・3㎏物と釣れたのだが、潮流がダウンすると同時にカタクチイワシ群が消え去り、時折小群れに出会う程度。カタクチイワシが鈎掛かりしなければ、「イワシ鯛釣り」は不可能・・・止むを得ず、仕掛けを[エバ鯛釣り]に変えて「手繰り揚げ・落とし込み」・・・1.5㎏物を筆頭に箸長サイズ物10匹ばかりを追加して9時半に終漁。

海 あれこれ
 一潮前程から観音崎周辺より四浦湾西部にかけて、中羽のカタクチイワシ群が大量に来流していたのだが、かんじんの真鯛の姿は多くなかった。それが、昨日やっと真鯛達が大好物のカタクチイワシ群を察知してやって来た・・・カタクチイワシ群が居れば真鯛達は釣れ続くのだが、やがては、ブリ、ハマチ、サワラの大群が来流してカタクチイワシ群を食い荒らして無散させるのが自然・・・ギャングが来ぬことを祈っての「イワシ鯛釣り」となる。




2016・08・07
旧暦05日・中潮・晴天・無風

連日、豊後水道本流域でイサキ釣り 
 昨日、保戸島北方でイサキとハマチの好釣果を得た。だが、今日は昨日に比べると潮の動きが弱いから、昨日並みの釣果は得られない。しかし、他のポイントでの釣果情報は芳しくない。ならば釣れなくても、再度、昨日のポイントを攻める以外の選択枝はない。
夜明けにポイントに到着するのがベターだが、視界の効かない海に船を出すと、流木や流れ藻でプロペラを痛める恐れがある・・・視界が開く早朝に出港。ポイントへの到着は昨日と同じ5時過ぎ。

 今日は日曜日だからハマチをジギングで狙う遊漁船も多く、先着漁船は30隻を超す。その中を縫うように潮上側に船を持ち込んで昨日と同じ4号ハリスで仕上げたイサキ仕掛けを入れ込む・・・水深は87m地点だが、船は満ち潮に乗って徐々に浅場へと向かう。
しかし、潮流は遅く僅かに0.3ノット・・・これでは湧昇流が湧かないので釣れる魚達が居ない。やっと最初の魚信があったのは6時半過ぎ・・・ところが揚って来たのは1㎏物の真鯛。そして7時半過ぎには、ハマチがwで食ったのだろうと手繰った先には、なんと4㎏近い真鯛・・・やがて、潮流も速くなり待望のイサキが食い付いた・・・それからは、2㎏超しのハマチも混漁し始め、1時間ばかりは船戻しする度に当たりが来たのだが、微細な砂泥が巻き上がり海水を染めるようになると、魚達の食いはパタリと止んだので終漁。
今日の釣果は、前記の大真鯛の他に1㎏物の真鯛2枚のケイ枚とイサキが5匹、2㎏超しのハマチ6匹のみ。

 海 あれこれ
 豊後水道本流域の潮流は、満ち潮は日向灘より瀬戸内海に入り込む北流れ・・・逆に干き潮は瀬戸内海より日向灘に流れ下る南下潮が基本。だが、大潮や小潮時、そして島礁際では複雑な潮流となり、昨日と同様の潮の動きはない。干き潮で深場に流下した微細な砂泥は、逆の潮流が速く動くと、その潮流に攪拌されて湧昇流で浮上して海面まで達する。
この湧昇流は小魚や甲殻類を持ち込むだけでなく、プランクトンが大発生することになる。だから、湧昇流のある所はあらゆる魚の餌場と化し、優良ポイントを形成する・・・だが、今日は湧昇流が湧いて海面が濁った時点でハマチやイサキの食いがパタリと止んだ。何時もであれば、濁った時でも真鯛などは釣れるのだが???




2016・08・06
旧暦04日・中潮・晴天・無風

豊後水道本流域でイサキ釣り

 
   近場のポイントで「イワシ鯛釣り」をすれば確実に何枚かの大真鯛をゲットできる。しかし、稀にしか食い付かない真鯛を猛暑の中で待つのは老体には酷・・・今日は旧暦の4日。朝3時半干潮の9時が満潮・・・この潮だと早朝に釣果がでるイサキを狙える・・・豊後水道本流域の満ち潮ポイントを攻めてみようと、4時40分にエンジンを回す。向かうは保戸島北方2km付近のポイント・・・東から流れ来る満ち潮は、100mを超す深海より70m⇒⇒50m⇒⇒30mと浅くなる砂丘台地へと向かう。満ち潮の激流が湧昇流となり、イサキの他、真鯛やブリ達の餌場と化す。

 ポイントには5時過ぎに到着・・・既に多くの漁船がイサキを狙って仕掛けを入れている。西側よりの航行だから、この船団を縫うように上流にあたる東側水深85m地点で船を停めてイサキ仕掛けを入れ込む。
入れた仕掛けは、ビシテグス14号・主ハリス3号・枝ハリスも3号・枝間は2.5m・枝の長さ0.9m・枝数8本・鈎は金龍アジ中太鈎3号・肌色のサバで作成した疑似餌は4.5cm・クッションゴムは2㎜サイズを2m・錘は30号。
しかし、潮流が意に反して僅かに0.3ノットと遅く、イサキは食い付かない。船戻しして、イサキが濃いと思われる70m水深で再投入・・・潮流は徐々に速くなり、やがては1ノットに・・・すると、潮流に押されたビシテグスが、ピク・ピクと震えて鈍重感に変わった・・・食ったな・と、手繰りにかかると、時折ゴク・ゴクと持ち込むイサキ独特の曳き癖・・・やがて揚って来たのは800g物のイサキ・・・その後も船戻しする度に食い付くのだが一匹づつ・・・やがて潮流は2ノットを優に超した・・・この頃から2㎏クラスのハマチが食い付き、3号ハリスを飛ばすようになった。4号ハリスだとイサキの食いは若干落ちるのだが、4号仕掛けに変える以外に方法はない。

 4号ハリスだと、2㎏物のハマチがwで食っても揚ってくるのだが、手加減が必要だからタイムロスとなる。「まあいいや」と船戻しを繰り返しては仕掛けを入れ込む。だが、9時を回ったころ、潮流は動いているのにハマチの食いもパタリと止まった。ジリジリと真夏の太陽が攻めるので今日のイサキ釣りを終漁。
メーンの良型のイサキは9匹のみだが、2㎏超しのハマチが12匹釣れたから目標はクリアした。
帰港途中の観音崎付近では、「イワシ鯛釣り」の船団が凡そ30隻・・・その中に入り込めば、大真鯛の顔を見ることができるだろうが、耐え難い暑さ・・・その上、活け間のハマチがパクパクしている。酸欠にしたら全滅するとみて帰港した。

 海 あれこれ
 今は午後3時、なんと温度計は32度にも・・・この地は半島部だから30度を超すのは珍しい・・・しかも、熱雷が無いから連日猛暑が続く。




2016・08・04
旧暦02日・大潮・晴天・無風

5号で12㎏のブリをゲット・真鯛も4枚
 
 昨日3日、2時間ばかり「イワシ鯛釣り」・・・2㎏物、3㎏物、4㎏クラスの真鯛を釣りあげた・・・ポイントは観音崎周辺だから航行は10分程。

 昨日、カタクチイワシ群が多かったので、今日4日も夜明けを待って大真鯛の待つ観音崎沖合を目指す・・・
今日の旧暦は02日。7時半が満潮なので今は満ち潮・・・観音崎の満ち潮は、沈み瀬を払うように南東より北西へと流れる。沈み瀬の東側70m水深より噴き上げた潮流が40m台の沈み瀬へと流れ掛かる・・・その付近一帯を埋め尽くすばかりのカタクチイワシ群・・・
カタクチイワシ群の潮上側の外れと思われる位置に船を持ち込んで先日と同じ「5号のイワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込む。

 この「イワシ鯛釣り」は、先ず、サビキにカタクチイワシを食わせ、そのカタクチイワシを大真鯛やブリに食わせて釣り上げる釣枝。だから、カタクチイワシが鈎掛かりしないと始まらない。
カタクチイワシ群は60m水深の上層から海底まで隙間なく居る・・・サイズが10cm程度のカタクチイワシだから、食い付いても、クッションゴム2mm物4mに、その動きが吸収されて指先には伝わらない。唯一、沈下が遅くなるのと、手繰った時の抵抗が若干感じれれる程度。

 潮流は0.7ノット・・・船戻しすること3回目、ビシテグスを持つ指先に、ピク・ピク・グーと当たりがきた・・・手早く数手の合わせを入れると、グイッ・グイッ・ゴスッと持ち止め、ビチ・ビチ・ビチと持ち込む・・・その持ち込みも2~3m・・・そして、寄せる途中も数回の持ち込みだけ・・・やがて、腹をパンパンに張らした3㎏物の色形のいい真鯛が揚ってきた。真鯛は水圧の変化に弱く、腹部の膨張をそのままにしておくと真鯛は死ぬ・・・肛門脇から斜め前方に「中空のふく取り針を」一寸入れると、「スー」と気体の漏れる小さな音・・・これでOK・・・そして活け間にドブン。気体を多く抜き過ぎても真鯛は沈下して死んでしまう。

 一時間ばかり経過した頃、2匹目の5㎏オーバーの大真鯛が食い付き、これををゲットしたが、やがて、潮変しとなり、急にカタクチイワシ群の映像が消えた・・・カタクチイワシ群ヤーイと、探索していると、岬脇のマグロ養殖場近くの低層に居るカタクチイワシ群を把握・・・水深56mで養殖生け簀のアンカー近く・・・カタクチイワシ群目がけて仕掛けを入れて数分、若干手繰りあげた時にグイーと来た・・・数手は楽に揚ったから真鯛だ、と思った時に強烈な曳きが始まった。アッ・ブリじゃー・・・此処でブリを食わせたらアンカーに持ち込まれて一瞬に飛ばされるのが常・・・ところが、このブリ君、何を思ったのか?東方向の沖合へとまっしぐら・・・船も仕掛けの傾斜に合わせて沖合へ。だが、5号ハリスの対応能力での「やりとり」は、若干寄せても持ち込まれるばかり・・・「やりとり」を始めて数分後には70mはあった予備のビシテグスが残り15mばかりとなった。しかし、無理は禁物・・・「やりとり」すること20分以上、100m近いビシテグスを担いでいるせいか、ブリの曳きはだんだんと弱くなり、徐々に揚り始めた・・・だが、クッションゴム付近まで寄せた時点で、再度の曳き込みと旋回が強くなった・・・船底へと旋回した時には身を乗り出して対応し、上鈎が寄ると適宜切り落としての「やりとり」・・・食い付いてから凡そ30分・・・やっと、水面に揚った大ブリの前面にヒラメ用の大タモに入れると守備良くタモに入った・・・「ヨイショ」とばかりに船に持ち込んで戦いは終わった。折からの暑さで汗びっしょりで喉はからから。
活け間で回転できないブリは帰港前には昇天・・・10㎏はあるだろうと、後に計量したところ、全長107cm・12.1㎏の大ぶり殿。
その後、大真鯛を2枚追加して9時半に終漁。今日の釣果は、大真鯛4枚と前記の大ブリ1匹なり。

 海 あれこれ
 なんと、12、1㎏ものブリが5号ハリスで獲れた・・・その上、鈎は1cm程の、金龍アジ中太3号。
普段だと、上手に対応しても、ブリの強烈な曳きで海水の抵抗を受けた5号ハリスが飛んでしまうのが常。長年、釣りをしてきたが、5号ハリスで10㎏超のブリを揚げたことはなかったのだが。




2016・07・30
旧暦27日・中潮・晴天・無風

漁に時間は要らず。大真鯛&ブリ

 先日、釜戸崎でメバルの好釣果を得た・・・天気予報では南風1mとあり、天候は晴れとあるが、空を見ると今にも雨が降りそうな曇天・・・今日は潮も大きくなったし、曇天であればメバルを狙うには好都合。期待を込めて4時半に漁港を出た。目指すポイントまでは15kmの航行・・・

 5時過ぎにポイントにポイントに到着・・・魚探で10mから15m付近で小魚群を把握し、15号錘で先日と同じ仕掛けを入れ込む。と、同時に当たりを感じて手繰りあげた魚は、なんと、25cm近い良型のカマスが3匹・・・しかし、枝鈎が2本飛んでいる。手早く仕掛けを取り換えて投入すると、又も2匹のカマスと枝切れ・・・歯が鋭いカマスを釣っても仕方ないと、10mばかり浅場に移動。今度は20cm近い一匹の赤メバル・・・よっしゃとばかりに再投入する・・・15cm前後の赤メバルが釣れて来るのだが一匹づつ・・・これではダメだと、岬脇の沈み瀬際で誘うのだが釣果は芳しくない・・・やっと30匹ばかり釣れた頃には、雲の切れた東の空から太陽がギラ・ギラと照り始めた。このポイントを諦めて、点々とポイントを変えて攻めてはみたのだが、陽が揚ってはメバルは仕掛けを追わない。

 今日は貧漁、メバル釣りを諦めて帰港のクラッチを入れたのは9時過ぎ・・・欠伸をしながら観音崎まで帰った時、S丸・O丸・K丸の3隻が沈み瀬より若干離れた位置に居る・・・イワシ群を見つけて「イワシ鯛釣り」をしていると直感し、船を寄せると、居るわ・居るわ・カタクチイワシの群が・・・56m水深の低層三分の一を埋め尽くしている。
早速、「イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込む。入れた「イワシ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス5号・枝ハリスも5号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・クッションゴムは2㎜サイズを4m・錘は30号。クッションゴムを4mも付けたのは、ハリスが5号だから、ブリが食った時に対応できると思ったから・・・

 クッションゴムが長いからイワシが食った時のクル・クルとした感触が判らない・・・仕掛けをイワシ群の中で上下させて若干の重量感と沈下の遅さで感じ取る。そして、カタクチイワシ群が低層に居るから、錘を着底させて、鈎掛かりしたカタクチイワシに食い付く大真鯛やブリを待つ。
仕掛けを入れて数分、食いを待った指先にクツ・クツ・グイーときた・・・大真鯛かな?と、10mばかり手繰り寄せた時、揚っていた仕掛けが鈍重感で揚らなくなり、直後に強烈な持ち込み・・・それも10m以上。真鯛であれば数mで静止するのが常だから、この曳き癖はブリ…「やりとり」すること10分程、やっと上鈎まで寄せたが「やりとり」が続くから枝鈎の下部は掴めない。枝鈎の下部を握ると、ブリ殿が曳き込んだ時に鈎が手に掛かること請け合い。だから、寄せた枝鈎3本を鋏で切り落としての「やりとり」・・・4㎏クラスのブリをタモに入れ、ヨイショとばかりに船へ。
再投入すると、今度は4㎏物の真鯛・・・そして、入れる度に1㎏クラス~2㎏物や3㎏クラスの真鯛やブリが食い付く。ブリに飛ばされたりもしたが、暑さに負けて終漁した11時前までには、5㎏物を筆頭に9枚の真鯛とブリを3匹ゲット。

 海 あれこれ
 「漁に時間は要らぬ」との格言がある。今日は、その格言を地でいった次第。
魚は餌のある所に寄り集まる。真鯛やブリはカタクチイワシが大好物・・・当地には真夏にカタクチイワシ群が大量に押し寄せる・・・そして、そのカタクチイワシ群を察知した真鯛達もやって来る。




2016・07・27
旧暦24日・小潮・曇天・無風

釜戸崎でメバル釣り

 
 イサキを狙いたいのだが、イサキは速い潮流で湧昇流の湧くポイントでないと釣れない。大アジや真鯛も、いい釣果情報を聞かない・・・小潮だが曇天・・・ならば、メバルを狙う以外に釣果が期待できる魚はいない。

 夜明けの4時半にエンジンを回して東へと舳先を向ける・・・途中、間元海峡を通過して四浦半島最先端の釜戸崎へ・・・航行は凡そ30分。
このポイントは、大潮時には潮流が渦巻く上に危険な沈み瀬が多い・・・だから、瀬際に居るメバルを狙うには小潮時で凪でなければやれない。

 若干、干き潮が動いている・・・凪だから点在する浅い沈み瀬が目視できるから危険は回避できる。
魚探の映像で、メバルが居そうな水深10m付近の沈み瀬際に仕掛けを入れ込む。入れた仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス2.5号・枝ハリス2号・枝間は0.7m・枝の長さ25cm・枝数7本・鈎は金龍アジ金鈎2号・肌色系サバ皮は4.5cm・クッションゴムは1㎜物を2m・錘は15号。
入れた仕掛けの着底を確認中に早くも最初の当たり・・・グイ・グイー・グイと持ち込み、その後は大きな曳きもなく鈍重に4匹の黒メバルが揚ってきた。鈎が小さいので、このまま持ち上げると鈎外れする・・・タモ入れサイズだが、タモは左舷にあり手が届かない・・・緩めても鈎外れするのがメバル・・・エイ・エイと言いながら寄せたメバルを船に持ち込むと、2匹は船上でポトリと鈎外れした・・・早くも20cmサイズの黒メバルを4匹ゲット。しかし、二流し目には同サイズの茶メバルが1匹のみ・・・大メバルは危険を察知して釣れなくなるのが常・・・それからは、若干移動しながら水深5mから15m付近を攻めると、15cm程の赤メバルと茶メバルが次々と食い付く。しかし、下鈎に1匹づつが主で稀に2匹・・・そして、外道の小アジやカマス、ホゴなども混漁。
7時半頃には、雲の切れ目から日差しがあり、その上潮止まりが重なって、ベラ以外は食い付かなくなったから終漁。
活け間は賑やかになり、泳ぐメバルは50匹をゆうに超す。

 海 あれこれ
 釜戸崎は、ウバメガシの古木が繁茂する100mを超す岩場の崖・・・ケ・ケ・ケ・ケと、けたたましい鳴声に目をやると、崖から横に伸びたウバメ木に二羽のミサゴ・・・そう、オスプレイ・・・この鷹は、海面に浮上した魚を上空からダイビングして掴む魚の天敵・・・今日もボラらしき魚を掴む姿を目視した。
何処かで営巣しているのは確かだが、岩場を見ても巣は見当たらない・・・




2016・07・24
旧暦21日・中潮・曇天・無風

保戸島沖合でイサキ釣り
  先日、「保戸島沖合でイサキとアジが釣れた」との情報を得ていたのが、所用があって釣行は不可。

 満を期して4時起床、鏡の寝ぼけ顔に「今日はイサキ釣りじゃー」と挨拶・・・エンジンを回したのは4時半過ぎ・・・所要時間は25分。
今日向かうイサキポイントは、保戸島東方の高甲灯台北側1km付近・・・保戸島の北側を払う速い潮流が100mをゆうに超す海溝となっており、その北側が最浅地点が20m~50m台の広大な台地となっている。東より流れる満ち潮の潮流は100m超しの深海からこの台地へと噴き上げる・・・この斜面に湧昇流が沸いて餌場となるから、イサキや大アジ、ブリ、ハマチ、真鯛等の優良ポイントと化す。

 既に20隻を超す先着漁船が仕掛けを入れているが、釣れてる気配がない・・・今日は旧暦21日、4時半が干潮だから満ち潮が動いているはず・・・漁船団の中を抜け、無風の海に85m地点で仕掛けを入れ込む。
使用した仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス3号・枝ハリス3号・枝間は2.5m・枝の長さ1m・枝数7本・鈎は金龍アジ中太鈎3号・サビキのサバ皮は肌色の4.5cm・クッションゴムは2㎜サイズを2m、錘は30号。
もう着底するだろうと、魚探に目をやってびっくり・・・なんと干き潮が0.6ノットで沖合へと流れており、水深は96m。逆・逆潮・・・急ぎ、仕掛けを回収し船団の西側へと戻った次第。やがて潮止まりして徐々に満ち潮へと変わり、潮流が0.6ノットになった時に最初の当たりで700g物のイサキが揚って来た・・・しかし、その直後、イサキが食って中層まで手繰った時、グイーと引き止めて全く揚らなくなった・・・イサキ数匹かな??と手加減していると揚り始め、やがて腹を光らせてタモに入ったのは2㎏物のハマチ1匹とイサキ1匹・・・なんと、仕掛けの枝鈎が3本飛んでいる。ハマチが複数食って互いの引き合いで3号ハリスを曳き千切ったに違いない。

 満ち潮は2.0ノット近くに加速し、80m⇒⇒70m付近でイサキの群が採餌中らしく、次々と700gクラスのイサキが食い付き、
 2ノットの潮流では、1分間に60mの速さで船が西進する・・・勿論、入れている仕掛けも同じ速さで移動するので、仕掛けは真下・・・水深73m地点迄流下した時に「ゴク・ゴク・グイー」とイサキ独特の当たり。と同時にグイーと、2匹目が鈎掛り・・・ハリスが3号だから無理は禁物、手加減しながら手繰り揚げてタモに入れたのは2匹の1㎏物。海面は凪ぎだが、船戻しする漁船が側近を次々と猛スピードで通過するから、その曳き波で船は大揺れ・・・我負けじと、船戻しは仕掛けを入れた漁船の間を縫って潮上に出て仕掛けを入れ込む。
数分も経たぬうちに、再度イサキが食い付き、獲り込み次第船戻し・・・これを数十隻の漁船が繰り返すのだから、ポイントは正に戦場。

 だが、太陽が昇って熱くなった8時半頃、パタリと食いが遠のいた・・・潮流は未だ0.5ノットはあるのだが???
ボツボツとポイントを離脱する漁船が・・・佳丸ジイジも「暑さを我慢するよりも又明日」と帰港のクラッチを入れる。
帰港して数を数えながら生け簀へ・・・大イサキ13匹、大アジ5匹ハマチ3匹の計21匹が今日の釣果。

海 あれこれ
 連日の猛暑・・・例年この時季には沖合い海上で多くの赤とんぼ(アキアカネ)を目にする・・・しかし、今年は赤とんぼが異常に少なく、たまに1匹、2匹目にする程度。




2016・07・20
旧暦17日・大潮・晴れ無風

高浜沿岸でメバル釣り・好漁。

 昨日は、期待したイサキが釣れなかった・・・ならば、高浜沿岸でメバルと付き合おうと、夜明けの5時前に大浜集落近くのポイントに到着。水深14m付近の低層に魚影を確認して仕掛けを入れ込む。入れた仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス2.5号・枝ハリス2号・枝間は0.7m・枝の長さ25cm・枝数7本・鈎は金龍アジ金鈎2号・肌色系サバ皮は4.5cm・クッションゴムは1㎜物を2m・錘は10号。
だが、魚影は小アジ群らしく、20cm足らずの小アジが1匹、2匹と釣れるのだが肝心のメバルが食い付かない。
今は早朝、居れば必ず食い付くのがメバル・・・このポイントにはメバルは居ないとみて、手前100m付近の沈み瀬へ。この沈み瀬は瀬頭が水深3m程で乗用車程と小さく、沈み瀬周辺の水深は8m台・・・アラメが繁茂する瀬際に仕掛けを入れると20cmクラスの茶色のメバルが2匹、3匹、時には5匹も食い付き、30分程で50匹を超すメバルをゲット・・・だが、陽が昇ると同時に食いが止まったので終漁。

 海 あれこれ
 高浜海岸で地元の漁船N丸船長と出会った・・・高浜海岸には綺麗な砂浜が広がり、今年もアカウミガメが産卵したと言う。其の後も数回の揚陸を確認したが産卵には至ってないとのこと・・・




2016・07・19
旧暦16日・大潮・晴れ・無風

無垢島のイサキは空振り・ブリ3本。
 朝満ちの大潮となったから地無垢島で大イサキが入れ食いすると読んで、夜明けにポイントに着く計算で4時半前に出港・・・ポイントには既に3隻の漁船が仕掛けを入れている。急ぎ、85m地点で仕掛けを入れ込む。南岸を払う満ち潮の潮流は1.7ノットだから順調・・・しかし、船戻しする65m地点まで流下させたのだが、イサキの食いが無い・・・その上、小魚群等の映像も皆無???おかしい・何故だ?そして、二流し目、三流し目も当たりが来ない・・・イサキ狙いの漁船も徐々に増えて15隻ばかり・・・隣船のT丸も「食わん」と手を左右に振る。
2時間ばかり経過しても、イサキはおろか、アジ一匹食い付かず、他船も全く釣れる様子がない・・・イサキ達は、近隣海域で御馳走を見つけて移動したに違いない・・・
イサキ釣りを諦めて帰港の途へ・・・航路上に位置する白石灯台沖合の漁礁付近で、ウルメイワシの瀬切り(なぶら)を目にし、寄せると、54m水深を網羅する濃密群・・・真鯛やブリが附けているとみて「5号イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込むと、直ぐにイワシ類が食い付いて沈下が遅くなった。小さくクル・クルと感じるイワシの動きを感じながら仕掛けを着底させて緩め加減に持っていると、ゴツンと当たってグイーと大魚の食い・・・それから持ち込みが始まり、5m、10mと曳く・・・明らかに真鯛ではなくブリの曳き。その後数回の曳き込みも、5号ハリスの対応能力限界で「やりとり」して取り込んだのは4㎏物のブリ。
昼前までに5匹食わせたのだが、2匹は漁礁へと持ち込まれてアウト・・・結局3匹をゲットした次第。

 海 あれこれ
 漁礁付近には15cmサイズのウルメイワシ群と目刺しサイズのカタクチイワシ群が居た・・・真鯛が附けていれば、鈎が掛かった頭部を残してプツリと食い千切るのだが・・・どうも、真鯛は附けてないようだ。




  
2016・07・17
旧暦14日・中潮・曇りで濃霧・無風

濃霧の中、無垢島へ向かったのだが? 
 大イサキを求めてエンジンを回したのは4時半過ぎ、向かうは地無垢島南岸200m付近・・・満ち潮の潮流で水深100mの海溝となっており、地無垢島南西に至ると90m⇒⇒80m⇒⇒60mへと急に浅くなっている。満ち潮は、この斜面で湧昇流となる。湧昇流にプランクトンが発生してイワシ群や甲殻類が寄るから、これらを餌とするイサキや大アジ附く。

 霧で海面付近の視界は2km程だが、当港から10km以上沖合の地無垢島は霧の中・・・これなら行けると角度30度で航行・・・しかし、今日も沖合まで出ると視界が凡そ100m程の濃霧となった。他船との衝突を避ける為に操舵室から身を乗り出して周辺を見張りながら航行していると、沖無垢島の上部三分の一のシルエットが視界に・・・やがてポイントに到着し83m地点で仕掛けを入れ込む。入れた仕掛けは、ビシテグス14号・主ハリス3号・枝ハリス3号・枝間は2.5m・枝の長さ0.9m・枝数10本・鈎は金龍アジ中太鈎3号・肌色のサバ皮で仕上げた4.5cmの疑似餌・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は30号。

 西進する満ち潮の潮流は0.8ノット。このポイントのイサキは海底近くで餌を漁っているので、仕掛けを海底に這わせる感覚で数m伸ばし込んで潮流に乗せる・・・やがて70m台に達した時に、グル・グル・ポク・ポク・グイーとしたイサキ特有の当たりが来た・・・やがて揚って来たのは800g物のイサキが2匹。船戻しして二流し目、今度は600g物のマアジが2匹・・・そして三流し目には300g物のマアジが1匹揚ったのだが、急に濃霧が襲って来て30m程の視界となった。「あーあ、釣れているのに」・・・GPSの航跡を頼りに船戻しすれば続行は可能だが、此処は漁船の航行が頻繁な海域だから、濃霧の中での釣りは危険極まりない。数日前、メバルが釣れた地無垢島東岸に船を持ち込んでメバルを狙ったが釣果は芳しくない。
1時間ばかりで濃霧が去り、イサキポイントには10艘ばかりの船影が・・・さっそく船団の中に入り込んで仕掛けを入れたのだが、潮流は若干の干き潮に変わっており釣果は皆無・・・イサキ釣りを諦めて、300mばかり南方でケンサキイカを2時間ばかり攻めてみた・・・釣果は、前記のイサキ2匹と大アジ3匹、ヤリイカの良サイズ2匹と中型のケンサキイカ5匹のみ。

 海 あれこれ
 磯魚であるメバルは、餌とするアミやエビなどの甲殻類や各種魚の幼仔魚群を察知して頻繁に移動する。わずか一週間前に釣果のあったポイントにメバル達の姿が無かった・・・こんな時、近隣の何処かに移動していると聞くのだが・・・メバルやーい・・・。




2016・07・11
旧暦08日・小潮・曇りで濃霧⇒雨・無風

濃霧の中、無垢島でメバル釣り・大漁。

 数日前、「地無垢島南岸で大イサキが釣れる」との情報を得ていたのだが、このポイントのイサキは大潮で満ち潮、そして、早朝のみに入れ食いする特徴がある。仕掛けを準備し、ここ数日釣行しようとしたのだが、連日の濃霧・・・佳丸にはレーザー設備が無い。濃霧でもGPSでの航行は可能だが、他船が見えない航行を強行する勇気は持ってない。

 そして今日、小雨で無風、濃霧発生の気配もあるが、4時半にエンジンを回し一路無垢島を目指す・・・赤崎の岬を回ると地無垢島が見えるが、今日の地無垢島は、島の上部だけが見えるが下部は濃霧の中・・・しかし、地無垢島まで数km付近で霧が濃くなり、島が消え去った。船足を落としてGPSを頼りに30度で進むこと凡そ15分、やっと地無垢島に辿り着いた次第。
濃霧の中でのイサキ釣りは危険極まりない。それに小潮だからイサキは諦めて、メバルを攻めようと地無垢島の南岸を沿岸伝いに東へ・・・やがて、沖無垢島南岸のメバルポイントに到着。

 メバルは20m以内の藻場や岩礁地帯が主なポイント・・・魚探をONし、水深15m付近の小魚群を把握したのでサバ皮で作成したメバル仕掛けを投入・・・仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス2.5号・枝ハリス2号・枝間は0.7m・枝の長さ25cm・枝数7本・鈎は金龍アジ金鈎2号・肌色系サバ皮は4.5cm・クッションゴムは1㎜物を2m・錘は10号。
仕掛けを段差のある位置に持ち込んだ時に最初の当たり。グイ・グイー・グイと持ち込み、その後は大きな曳きもなく4匹の黒メバルが揚ってきた。サイズは20cm程の良型。
その後も、アラメやクロメの繁茂する沈み瀬側近を攻めると、15cm~20cmサイズの、茶メバルや黒メバルが順調に釣れた。しかし、明るさが増してくるとイサキ仔やスズメダイ、ベラ、ネンブツダイ等の雑魚が混漁されるようになり、霧が薄くなった7時過ぎにはメバルの鈎掛かりが少なくなったので終漁した。
元気に泳ぐ活け間のメバルは100匹を超しているようだ。

  海 あれこれ
 今日は茶色いメバルの他にクロメバルや金色のメバルが混漁された。
文献によると、メバルの仔魚は同一種で、育つ生息域によって保護色となり色が違ってくるとある。しかし、その説は全く違うと思う。
クロメバルは、岩場に住み、昼間は岩陰やその近くで群れとなって上を向き立ち泳ぎで静止している。夜行性が強くて神経質で俊敏。
アカメバルは、クロメバル程に夜行性は強くなく、昼間は海藻の中に散在しており、撒き餌すると日中でも釣れる。
稀に釣れる金メバルは、群れにならず、潮通しのいい海域で海藻の中に潜むが、仕掛けには鈍感であり太い仕掛けでも食ってくる。尚、数は少ないが大型の個体が多いのも特徴。




2016・06・28
旧暦24日・小潮・晴れ⇒曇り⇒雨・弱風

高浜湾でメバル釣り・ヒラメも狙ったが坊主

 凪で曇天、だが小潮・・・小潮だから真鯛やアジをを狙っても徒労に終わる・・・曇天後降雨との予報だから、藻場でのメバル釣りだとやれると思い、夜明けを待って4時半に漁港を出る。向かうは四浦半島先端部の高浜湾。航行は凡そ20分。
空は予報に反して薄雲がたなびく晴天・・・メバルは夜行性の魚だから、太陽が揚ると瞬時食い止む。今は満ち潮、太陽が昇るまでが勝負だと、一路大浜集落手前のメバルポイントへと直行。

 水深15m付近の藻場を見ると、モジャ・モジャとした魚影・・・8号錘で仕掛けを入れ込む・・・直ぐにグイーとして鈍重感のあるメバル独特の手答え・・・揚って来たのは15cm超しのアカメバルが2匹。その後も、1匹、2匹、時には3匹揚ったのだが、陽が上ると同時にベラやネンブツダイ、イサキ仔が混漁されるようになり、遂にはメバルの食いが無くなったからメバル釣りは終漁。
使った仕掛けは、ビシテグス12号・クッションゴム2ミリ1m・主ハリス2.5号・枝ハリスも2.5号・枝間は70cm・枝の長さ25cm・枝数5本・鈎は金龍金アジ2号・肌色のサバ皮4cm・8号錘。
幸いなことに、混漁された小アジが10匹ばかり活け間にある・・・よーし、これでヒラメを狙えると、2kmばかり東沖合のヒラメポイントへと舳先を向ける。

 このヒラメポイントは、周囲が70m超す水深より40m台に浅くなった砂丘台地。先月の釣行では、ヒラメは釣れなかったが、大ブリ5本とハマチの釣果があった。しかし、今は満ち潮から干き潮に変わる潮替わし時で潮流が無く、大魚の当たりは全く無いまま2時間ばかり経過し、餌も使い果たてヒラメ釣りを止めた。

 折から空が曇天となったので再度メバルを攻めようと、高浜海岸へ・・・釣り始めて直ぐ、知り合いの潜水漁の漁師が船を寄せて来た・・・海面を指差し、潜水時「その瀬の手前に、茶色いメバルが居る」とのこと。瀬頭は2mで側方は10m近い岩瀬。その潮上の側近位置に船を移動して仕掛けを入れると、瞬時食い付いたのは20cmサイズのアラメ色をした良型メバルが3匹。しかし、ポイントは土俵の広さよりも狭く、うまくポイントに入った時には1匹、2匹と釣れるのだが、やがては釣れなくなった。近隣でも仕掛けを入れたが、釣れて来るのはベラやイサキ仔ばかりなので終漁。時計は10時。

 海 あれこれ
 仕掛け投入時に良く釣れていた良型メバルは、やがて釣れなくなるのが常であり、特に急流域の岩礁地帯に多いクロメバルは、その兆候が顕著だ。漁師は、このような兆候を「かどる・かどった」と言う。
このような「かどる」兆候のある魚には、メバルの他に真鯛等がある。




 
2016・06・19
旧暦15日・大潮・雷雨後小雨・弱風

無垢島、雷雨の中で恐怖のメバル釣り
 朝4時、天候は小雨だが凪・・・詳細な予報を確認しようとPCを開き天気予報をクリックする。時間単位でも「南南西の風1mで小雨」とあり、雨雲予報も薄い・・・無垢島へのメバル釣りを決めて夜明けの4時半にエンジンを回す。しかし、港口を出た時、凄い稲光の直後に雷鳴が響き、雨も大粒に変わった。乗船前だったら釣行を止めたであろうが、もう出港した後。「一発雷だろう」ぐらいに気楽に考えて舳先を北に向ける・・・だが、視界は500m程だから無垢島は見えない・・・GPSをONにし、航行角度30度で進む・・・だが、稲光や雷鳴は一向に止まず、ポイントの沖無垢島では数回の稲光を目視した。その上、南東の風が強く、暗礁ポイントである沖無垢島の東岸ではやれず、沖無垢島西岸へと沿岸伝いに回り込む・・・

 西岸でもアカメバルは釣れると思ったのだが、例年釣れるポイントで仕掛けを入れても、強烈な稲光と雷鳴が災いするのか?全く釣れない上に雷雨は更に激しくなった。
沖無垢島側近とはいえ、洋上では船が最高物であり、ステン製のスパンカーは4mを超す。車に落雷しても搭乗者は大丈夫との知識なので、船のキャビンの中で雷雨の通過を待つこと30分程、やっと小雨に変わり海も凪いできた。

 もう干き潮に変わってはいるが、此処西側ではメバルの釣果は期待できない。地無垢島の南岸を回って地無垢島と沖無垢島を隔てる海峡に入り込む・・・ここでは、臼杵湾側よりの干き潮が、海峡から流れ下るので数mより18mまでの藻場がアカメバルの好ポイントとなる。
仕掛けは、ビシテグス12号・クッションゴム2ミリ1m・主ハリス2.5号・枝ハリスも2.5号・枝間は70cm・枝の長さ25cm・枝数5本・鈎は金龍金アジ2号・肌色のサバ皮4cm・8号錘。
水深15m付近で、海底より若干立ち上がった岩礁脇に仕掛けを投入し、張るとグッ・グーとした当たりで鈎掛かりし、鈍重に揚ったのは20cm近いアカメバルが2匹。その後も入れる度に15cmオーバーのアカメバルが1匹、2匹釣れてくるが、その殆どが下鈎3本に集中。
だが、やがてメバルの食いが遠のき、釣れてくるのがベラ主体となった・・・いつの間にか降っていた雨が止み、空が明るくなったのが原因のようだ。
仕掛けを巻いたのは9時半過ぎ。活け間を見ると、メバルで賑やかになっている。

 海 あれこれ
 一昨日は凪で曇天だった・・・先般高浜海域でアカメバルの釣果があった。無垢島であればもっと釣れると読んで夜明けの4時半一路無垢島へ・・・当地から地無垢島西端までは11kmだから凡そ20分の航行。ところが、地無垢島を目前にしたところで、いきなりハンドル横の警告画面がチカ・チカ・チカと点灯・・・見れば、バッテリーのチャージランプ。

 ヂーゼルだから始動したエンジンは帰港するまで止めないのが常。しかし、メバルを釣るには魚探が必需品・・・魚探をONしておればバッテリーの蓄電量は大幅に減る・・・無垢島は豊後水道本流域に位置する・・・その上、メバルポイントは急流域の暗礁際。もし、エンストした時に再始動できねば遭難もの・・・
結局、メバルの顔を見ぬままuターンした次第。アーア・・・※ 原因は発電機の老化だったョ・・・




2016・06・08
旧暦4日・中潮・曇天・微風

保戸島裏沖合でヒラメ狙い・ブリ4本のみ 
 先日保戸島北方沖合でヒラメを狙ったがヒラメの釣果はなかった・・・ならば、今日は保戸島裏の高浜沖合のヒラメポイントを攻めてみようと、4時半に出港。
ヒラメを釣るには生き餌の小アジが要る・・・その小アジを確保しようと、舳先を北北西に向け、津久見湾南部湾口にあたる「龍ヶ塀沖の瀬」へ・・・この小アジポイントは、40m水深より急峻に十数mまで立ち上がった沈み瀬。今は満ち潮だから潮流は東側より湾内へと入り込む。魚探で沈み瀬の東側を探索すると、30m水深から20m水深の低層から中層にかけて小アジらしき魚影が・・・3号ハリスで仕上げた鈎数12本の魚皮サビキを入れ込むと、沈下中の仕掛けに15cm物のマルアジが複数食い付いて持ち止める。
小アジは50匹もあれば十分だが、翌日用の餌も釣って置こうとた釣り続けること凡そ30分・・・だが、陽が揚ると同時にピタリと食いが止まった。ハマチ等の天敵が来襲したのか?それとも、深場へと移動したのだろうか?
活け間で泳ぐ小アジは100匹を超す。舳先を間元海峡に向けて走り、保戸島東端と釜戸崎の中間に位置するポイントに着いたのは6時前。
周囲が70mを超す水深より40m台に浅くなる砂丘台となっており、この時期、イカナゴ群が来流し、これにヒラメの他に真鯛やハマチ、ブリ等が寄る。
ポイントの東側が潮上・・・56m水深で仕掛けを入れ込む。入れた仕掛けは、仕掛けは、ビシテグス14号・2.5mm2mのクッションゴム・主ハリス8号・枝ハリス7号・枝間は3m・枝の長さ1.5m・枝数2本・鈎はがま磯12号を前後2本結び・錘は35号。前鈎を小アジの上唇へ、後鈎は小アジの腹下にチョン掛け。

 ビシヤマが船縁を叩きながら入って行く・・・その音は、錘が着底すると軟化するのだが、一向にその気配が無い・・・おかしいナ?と手にすると、なんだか重い・・・グイ・グイ・グイと手繰るとグイーときた・・・そして一気に15mばかりの持ち込み・・・オッ・ブリじゃー。それからは、やったり・とったりで寄せてタモに入れたのは5㎏オーバーのブリ殿。
その後も同サイズのブリを3匹と、3㎏クラスのハマチを1本釣り揚げたがヒラメの姿は無い・・・8時過ぎには潮止まりしたからヒラメ釣りに見切りをつけ、曇天だからメバルが狙えると思い、釜戸崎近くの水深15m付近の藻場に船を寄せてメバル釣り。10時過ぎまでに、15cm~18cmサイズ物の赤メバルを30匹ばかり釣って終漁。

 海 あれこれ
 メバルは夜行性の魚だが、雨天や曇天時であれば日中でも食い付くが、陽が揚ると食い付かなくなる。アカメバルの住処は藻場だから、海藻が繁茂する20m以浅がポイント。尚、クロメバルは急流域の岩礁地帯に居着くから30m付近で釣れることもある。これより深い岩礁地帯を好むのがトゴットメバル。




2016・06・03
旧暦28日・中潮・晴天・微風

保戸島沖合でヒラメ釣り・食わず

 
 餌にする小アジは先日30匹ばかり確保してある。早朝4時半にエンジンを回しヒラメポイントへ・・・航路の途中に位置するのが白石灯台・・・今は満ち潮。魚探をONしてたので満ち潮時のアジポイントを視ると、50m水深にアジ群らしき映像・・・大アジか?と思い、3号ハリスの魚皮サビキを入れ込む・・・すると、ヒラメやハマチ釣りの餌に最適サイズである18cm前後のマアジとマルアジが連続数匹づつ揚って来る。しかし、中アジや大アジの姿は全く無い。
30分程で50匹程確保できたからアジ釣りを止めて、保戸島北方のヒラメポイントに直行。

 仕掛けは先日と同じだが、今日は、餌の小アジが多いから下枝より3m上に、もう一本、ハマチ狙いで1.5mの枝鈎を追加してヒラメ釣りを開始・・・
この上枝に、投入して直ぐ、ガツ・ガツ・グイーと1.5㎏オーバーのハマチが食い付いた。このサイズであっても1匹食いの場合、自由に引き回すから結構曳きが強く、揚げる途中では手加減が要る程。

 1.2ノットの干き潮だからヒラメを期待したのだが、ヒラメらしき当たりは全てが大きなマトウダイ・・・ハマチ7本とマトウダイ3匹、ドーモンフカ3匹が今日の釣果・・・ヒラメの顔を見ずに昼前には終漁。

 海 あれこれ
 豊後水道には「ホトトギスの声はヒラメの声」との格言がある。そう、”本尊こけたか”と、ばち当たりに昼夜を問わず、かん高く鳴く渡り鳥。
丁度この頃、豊後水道本流域の砂丘台地には、体調10cm程に成長したイカナゴ群が居付く・・・このイカナゴを狙ってヒラメの他、ハマチなどがやって来る。しかし、実際のヒラメの来流は、ホトトギスの初鳴きより一か月ばかり早く訪れるようだ。
ホトトギスは青葉の頃、南方よりやってくるが、その初鳴きは、概ね5月中旬であり、遅い年は5月31日の記録もある。
他の鳥の巣に産卵して雛を育てさせるズル賢い鳥であると聞く・・・




2016・06・01
旧暦26日・中潮・薄曇・微風

保戸島沖合でヒラメ釣り
夕方、津久見湾奥部で餌用小アジ釣り
 先日はポイントへの航行中、スクリューにロープを絡ませてヒラメ釣りを諦めざるを得なかった。その時に準備した餌の小アジが活け間に15匹ばかり生きている・・・ヒラメポイントに向かう途中の浅瀬で若干でも小アジを追加できればと、赤崎の岬を回った地点の沈み瀬を探索すると、18m地点に少しばかりの小アジらしき魚影・・・小アジ釣り用の魚皮サビキを入れて誘うと直ぐに15cm程の小アジが揚って来た。しかし、その後に釣れて来るのは小さなアカメバルとネンブツダイばかり、それでも30分ばかりで10匹程の小アジを確保・・・前日の小アジと合わせると25匹程。餌は少ないがヒラメが狙えると、保戸島保戸島北方のヒラメポイントへと向かう。ここからの航行は凡そ15分。

 ポイントでは先着のT丸が仕掛けを下している・・・寄せると、既にヒラメ1枚とハマチを数匹を揚げたとのこと。
今は干き潮、潮上に当たるポイントの北側に船を進め、はやる気を抑えながら仕掛けに小アジを掛けて入れ込む。
入れた仕掛けは、ビシテグス14号・クッションゴム2.5mm物を2m・主ハリス8号・枝ハリス7号・枝間は3m・枝の長さ1.5m・枝数2本・鈎は、がま磯鈎12号の前後2本鈎・錘は30号。だが、今日は餌の小アジが少ないので、ヒラメが食い付かない上枝を外して枝数は錘近くの1本だけ。

 地無垢島方面から流れ下る干き潮の潮流は1.2ノット。水深は55mから45m中心の起伏のあるポイントだが根掛りは皆無。着底した錘を水深に合わせながら流下させること数分、いきなり、ゴツ・ゴツ・ゴツと派手な当たりが来たが曳き込みが無いからハマチではない・・・ドーモンブカだろうと思いながら若干待つと、ズル・ズルと若干の曳きが来た・・・今だ合わせを入れると掛かった・・・重い、やっぱりフカか?と数手手繰った時に、いきなり引き止めて数mの締め込み・・・それからボソ・ボソと鈍重に揚りながら数度の曳き込みをしたが、中層からは、あまり曳きもせずに揚り、旋回しない???ん・ん・・・ヒラメ???クッションゴムを手にした時、見えたのは茶色い物体・・・オー・大ヒラメじゃーと独り言。慎重にタモに入れたのだが、一瞬の瞬発力で尻尾から跳び逃げ、数m・・・だが、再度のタモ入れで大ヒラメは佳丸ジイジの物に・・・後の計量で5㎏超しの大物。

 その後も、ぼつ・ぼつと当たりがあり、餌の小アジを使い果たして終漁した10時過ぎまでに、ハマチ6匹とマトウダイ3匹、2㎏物のヒラメ1匹を追加。

  海 あれこれ
 夕方5時、小アジが居付いているとの情報を得て、津久見湾奥部の一文字防波堤へ・・・数隻が小アジを狙っているが、「今日は食いが悪い」とのこと。6時前までに、15cmサイズのマアジ20匹程とマルアジを15匹程度確保。
最近、沖合の各アジポイントには、ハマチ群が来流しており、アジを追うからアジ類の姿が無い・・・だから、小アジ様はハマチ等の天敵を避けて、入り江の漁港内や湾奥部へと入り込むことになる。




 
2016・05・27
旧暦21日・中潮・薄曇・微風

海峡でロープや漁網スクリューに・航行不可

 
 餌の小アジを確保次第、沖合のポイントに移動してヒラメを狙おうと、夜明けを待って白石岩礁へ・・・航行10分、しかし、潮の動きが悪いせいか、小アジの食いが悪く、やっと1時間程で15匹程度を確保・・・これではヒラメを狙うには少な過ぎる。使い果たすまでヒラメ釣りをやって、その後は疑似餌でハマチを狙おうと、舳先を四浦半島先端と保戸島を隔てる間元海峡に向ける。
およそ10分ばかりで間元海峡に入る・・・この海峡は航行幅は10m程と狭い上に、干満により常時急流が渦巻く・・・50mばかりで通過できるのだが、その三分の一ばかり入った地点の前方に流れ藻らしき若干の漂流物が???海峡が狭いので舵を切っての回避を避けそのまま前進すると、「グスン」とスクリューにショックがあり、船足が半分程に落ちた。海峡をやっと抜けて高浜湾へ・・・100mばかり高浜寄りに走って停船・・・流れ藻ならば、スクリューを反転させて回転を上げれば千切れ去ると思い、後進にクラッチを入れた瞬間、「グスッ」とエンスト・・・その上、ハンドルが右に動かない・・・艫を覗き込むと、大小のロープが・・・「あーあ、ロープを巻いたか」と、艫のサブタを開けて覗き窓を見る・・・そこにはスクリューやシャフトに複雑に絡んだ無数のロープや漁網。航行不能だから錨を入れようと水深を見ると50m超し・・・先ず錨を入れて一安心。

 覗き窓の蝶ねじ4本を緩めると、どっと海水が溢れたが、ここには海水が船内に入り込まないように50cm四方の升になっている。
さあ、これからが大変・・・先ず工具箱よりロープ切断用の鋸鎌を取り出し、上着を抜いて半袖シャツ・・・そして肩まで海水に浸りながら、ぎっしりと巻き付いた漁網やロープを左手で掴んで、右手に持った鋸鎌でゴシ・ゴシ・ゴシと少量ずつ切り取る。太いロープは5cm物も・他に3cm・1cm・タコ糸クラスなど多種多様な上に、フロートや若干の錘のある多種類の刺し網まである・・・ロープは切っては引き抜き、漁網は少量ずつではあるが手元に引きながら切り破る以外に手はない・・・
すると、沖合でヒラメ釣りをしていたO丸が釣りを中断して寄せて来た・・・「港まで曳いてやるから」と、ロープを渡してくれたが、「もう一寸でとれそうだから」と返答して除去作業を続行・・・やっと全てを取り去ることができたのは、それから凡そ30分程後の9時過ぎだったので、合計2時間以上・・・釣りを中断して心配しながら見守ってくれたO丸には感謝・感謝。
遂に、ヒラメ釣りをしないまま諦めて帰港した次第。

  海 あれこれ
 今日の漂流物、処分した量はサンテナで山盛り三杯なり・・・想像するに、大中小の各種のロープや使い古した漁網ばかり。どこかの漁港の片隅に積まれていた物が海中に破棄され、錘が付いた漁網が海峡の浅場に掛かって海峡に留まっていたものと思える。
航行不能だから、大潮であったならば、海峡で座礁したであろうし、荒天時なら遭難するところであった。
何が起こるか判らないのが海、海は怖い・・・しかし、こんな人為的な不法投棄は止めてもらいたものだ。




2016・05・23
旧暦17日・大潮・晴天・微風

小アジを確保・ポイントを変えて保戸島北方へ。 
 昨日、帰港後に漁師にお会いし、ヒラメが釣れた話をすると、「スカ釜戸鼻出しポイントのヒラメは太いぞ。」とのこと。ならば今日は、餌の小アジを確保し次第、スカポイントに行こうと夜明けを待って出港し、小アジポイントの「白石岩礁」へ・・・

 小アジ釣りをやっていた時にT丸が寄せて来た・・・「先にスカに行く、餌が釣れんでも来るといい。小アジは余分があるから」と、嬉しい声をかけてくれた。だが、今日は小アジの食いが良く、30分程でマルアジ30匹、マアジを10匹ばかり確保して保戸島と地無垢島の中間に位置する「スカポイント」へ。
このポイントは、保戸島と地無垢島間に数km四方に広がる水深50m台の台地で、最浅部は20m台と浅く、満ち潮の潮流は豊後水道本流域の東側から、又、干き潮は臼杵湾方向からの速い潮流が流れ来る。この速い潮流で砂が運ばれてイカナゴ等が居付き、これを狙った真鯛やイサキ、ハマチ、ヒラメ等の優良ポイントと化す。

 先行したT丸に寄せると、既にヒラメとハマチを各1匹釣ったとのこと。
今は満ち潮だから、潮上にあたる高甲岩礁北方の56m地点で停船し、昨日と同じ仕掛けを35号錘に変えて、小アジを掛けてを入れ込む・・・ここは100mをゆうに超す深海より急峻に立ち上がった台地の東端に当たる。渦巻く潮流は2ノットを超えているが、船はその潮流に乗っており、仕掛けは真下・・・水深は数mの起伏があるので、錘を海底に合わせながら若干の入れ込みと手繰りを繰り返しながらヒラメを誘う。
ハマチが2本釣れた後、着底した仕掛けに、いきなりズル・ズルッと若干の曳きで鈎掛かりした・・・寄せる途中に数回の曳き込みがあったからハマチだと思って寄せたのは3㎏物の立派なヒラメ殿。その直後、ヒラメらしき鈍重な当たりが来たのだが、何時まで待っても曳き込みしない・・・しびれを切らして、エイッとばかり合わせを入れたが鈎掛かりしない???揚ってきた小アジは背びれ等は乱れてはいるがヒラメの歯形が何処にも見当たらない???その直後、魚の正体が判った・・・たいした曳きも無く唯鈍重に揚って来たのは大きな大きなマトウダイ。

 潮流が止まった10時前までに、2㎏物のヒラメを2枚追加し、ハマチ7本、マトウダイ3匹、ドウモンサメ2匹が今日の釣果。
漁師の言った通り、このポイントのヒラメは型がいい。

 海 あれこれ
 ヒラメを狙う餌の小アジは、「ヒラメが食い易い」ような小アジよりも太目の小アジに食い付きがいい。パクリと下腹を鋭い歯で食い付き、その後、ゆっくりと頭部より口に入れるようだ。




2016・05・22
旧暦16日・大潮・晴天・微風

餌の小アジ確保・ヒラメとハマチが釣れたョ。
 凪で大潮、小アジヤーイと、ヒラメ釣りの餌にする小アジを狙って夜明けの4時半にエンジンを回すして白石岩礁へ・・・岩礁周辺を探索すると、南東側の水深45m付近の中層に小アジらしき魚影。小アジ用の疑似サビキを入れ込むと、グルグルと当たって仕掛けが重くなった。手繰り揚げていると更に重くなってきた・・・揚って来たのは15cm程のマルアジが3匹と18cmクラスのマアジが2匹・・・再度の落とし込みでもマルアジ2匹。小アジは太陽が揚ると居なくなるのが常。それまでに30匹程度は確保しないとヒラメポイントの沖合には出られない・・・それでも30分程で30匹以上の小アジを確保。舳先を四浦半島先端と保戸島を隔てる間元海峡に向けて走り、2kmばかり沖合のポイントに到着。
 このヒラメポイントは、保戸島と釜戸崎の中間部の砂丘台地で、水深45mから50m・・・周辺部は70m以上の水深。例年、この砂丘台地にイカナゴが居つき、これを狙ってヒラメや真鯛が寄るポイント。

 今は満ち潮だが、何故か潮流は高浜方向からの流れが0.7ノット・・・上流側50m付近で船を停めて小アジを掛けた仕掛けを25号の錘で入れ込む。仕掛けは、ビシテグス14号・クッションゴム2.5物を2m・主ハリス8号・枝ハリス7号・枝の長さ1.5m・枝数は通常は2本なのだが、餌の小アジが少ないから1本だけ・錘間も1.5m・鈎はがま磯12号を前後10cm間隔で2本・錘は25号。前鈎を小アジの上唇に、後鈎は腹下にハリスが張らぬようにチョン掛け。

 やがて、船が駆け上がりに達した時に最初の当たりがきた・・・ヒラメ独特の鈍重感のみ・・・張らずに伸ばし過ぎないように手加減していると、やがて、クッ・グゥ・グゥーと若干の曳き込み・・・今だグッと腕一杯に合わせると、掛かった・・・ハリスは8号だからヒラメの重さを感じながらヤッサ・ヤッサと手繰る・・・途中で2度ばかり若干の曳き込みをみせて揚って来たの2㎏物のヒラメ・・・ヒラメはタモが触ると瞬発的に跳ぶから、ヒラメ用の大タモに入れて持ち上げる・・・一瞬、バタ・バタ・バタと激しくバタつく。活け間に入れたヒラメは、その平べったい体で海水が出入りするスカッパーを塞ぐから排水ポンプを入れてスイッチオン。

 二流し目、投入途中で着底前の仕掛けが、急な落ち込みを見せた・・・ビシテグスを持つとグイーと、時々曳き込むハマチの曳き・・・揚ったのは1.5㎏物のハマチ。そして三投目、着底して数分後には二匹目のハマチが釣れた・・・その後も、ハマチが連続して揚り、次にゴト・ゴトと派手な当たりは、当地でドーモンと称される体調1mばかりの小型のサメ・・・そう、湯引きして酢味噌で食すると美味なあれ。
その後、ヒラメの当たりが二度ばかりあったのだが掛からず、やっと釣れた二匹目のヒラメは1㎏物と小さい。
10時過ぎには潮止まりとなった上、餌の小アジを使い果たしたから仕掛けを巻く。
釣果は、本命のヒラメは、2㎏物、1.5㎏物1㎏物の3枚。ハマチ9匹、サメ3匹也。

  海 あれこれ
 ヒラメの下腹は真っ白・・・しかし、出回っているヒラメの大半は養殖物・・・この養殖ヒラメの特徴は、白いはずの下腹に黒いシミが広がっている・・・お判りかな?




2016・05・12
旧暦6日・小潮・晴天・微風

真鯛の産卵終了?潮流なし、食わん・釣れん 
 昨夜T丸の船長より「沖合いでヒラメが釣れたぞー」との電話があり、ヨーシ、明日はヒラメ狙いだと、PCを開いて潮汐表を読む。ヒラメは若干でも潮流があれば釣れる魚・・・明日は10時半満潮の小潮だが、それからの干き潮は大きい・・・
しかし、ヒラメ釣りには餌にする生きた小アジが必要。朝間に浅場の沈み瀬で小アジを20~30匹釣ってからヒラメポイントへと向かえばいいと胸算入。

 早朝の5時にエンジンを回し、例年小アジが期待できる航行数分の「しび附き岩礁」へ・・・18m水深に若干の魚影、「小アジ食え」と、この魚影目がけて小アジ用のサビキを入れ込む・・・着底と同時にグイーと来たが、後の曳きが無いから小アジの曳きとは違う・・・揚がってきたのは15cm程の赤メバルが2匹・・・その後もネンブツダイやメバル仔・・・小アジは居ないとみて、「カラカサ瀬」⇒⇒「観音崎」と釣り回ったが小アジの気配が無い・・・それではと「片鼻養殖場の曲がり角」に向かったが、ここにも小アジの姿が無い。遂に最終ポイントの「白子島周辺」で仕掛けを入れたが全く小アジに出逢わない。餌が獲れない以上、ヒラメ釣りは諦めざるを得ん・・・ヒラメが待っているのに・・・残念。

 潮流は期待できないが、真鯛ポイントの「四浦湾中央部の漁礁」へと舳先を向け、数分後に到着し、真鯛ヤーイと探索すると、潮上にあたる漁礁の南東側にチダイ群らしき若干の映像・・・入れた[4号エバ鯛釣り仕掛け]に、やがて当たりがあり、釣れたのは20cm程のチダイが2枚・・・潮流は0.3ノット、その後もボツ・ボツチダイは釣れるのだが真鯛の姿はゼロ・・・もう季節は5月中旬。例年だと産卵を終えた真鯛達が沖合いへと散る時季・・・佳丸ジイジは真鯛が産卵を終え、散ったとみたのだが??

  海 あれこれ
 今年は産卵真鯛の来流が極端に少なかった。例年、4月には、親指大のクラゲが連ダコ状態で連なる、当地で「つなぎどぶ」と称されるクラゲの大群が押し寄せ、やがて4月中下旬には死滅する。この時季に合わせて真鯛達が産卵するのだが・・・今年は、その徴候が無かった。
産卵した卵は、やがて孵化する。孵化したばかりの仔魚はプランクトンを食すると聞く・・・この時季がクラゲが分解してプランクトンが大発生する時期と丁度合致する。
生物は、餌の無い所では子育てしない・・・これを予知した真鯛達が、産卵に寄らなかったのかも??




 
2016・05・08
旧暦2日・大潮・晴天・微風

大潮なのに潮流なし、食わん・釣れん

 8時満潮で昼過ぎ干潮の大潮、晴天だが黄砂で薄曇り状態・・・真鯛が釣れると読んでエンジンを回したのは6時前。向かうポイントは満ち潮時に好漁が期待できる白石灯台岩礁の南東側。航行途中、赤崎の岬を過ぎて保戸島が視界に入る・・・すると、昇ったばかりの太陽の下方より放射状に広がる不気味な雲・・・珍しい雲だな?と思いシャッターを切る。
凡そ10分でポイントに到着・・・水深55mから63m付近を魚探で探索するが魚影は見当たらない。「早朝だから、未だ寄ってない」と解釈し、62m地点で[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。※ 仕掛けの詳細は4/23と同様。

 未だ残っていると思っていた満ち潮の潮流は僅かに0.2ノット・・・これでは湧昇流が湧かないから真鯛は釣れない。このポイントを諦め、舳先を沖合い数分の漁礁ポイントへと向ける。
漁礁の潮上側にあたる南南東側へと船を進めると、低層に若干の魚影はあるのだが、ヒイラギなどの小魚群のようだ。この小魚群に真鯛が附けているのではと思って、若干上流に船を進めて仕掛けを入れ込み、手繰り揚げ・落とし込みを繰り返して30分ばかり、やっと最初の当たりで揚がって来たのは1.5㎏物の真鯛。その後、潮変わりした8時半迄当たりの無いまま経過。
やがて潮流は間逆の干き潮へと変わった・・・大潮だから流速が速くなると期待して11時前迄頑張ったのだが、潮流は0.2ノット程度で推移・・・これでは真鯛が期待できないので終漁。
釣果は真鯛2枚と1.5㎏物のハマチが2本のみ。

 海 あれこれ
 地震雲???今日の、左の写真をご覧あれ・・・天候は晴天で黄砂あり。ところが、豊後水道本流域に浮かぶ保戸島上空のみに、四国方面より放射状に広がる黒い雲。この雲は6時頃より8時過ぎ迄の2時間ばかり同位置で目視された・・・通常の雲であれば、無風ではないのだから移動するはずなのだが???
日の出時には、太陽より放射状に延びる光を時折り目にするが、今日の放射状の雲の基部は四国南部付近で、太陽は、その上方・・・
カメラ位置より保戸島は東南東方向。その延長方向は高知県沖の日向灘・・・

折から、熊本、阿蘇、湯布院と大地震が続発・・・高知県沖や日向灘を震源とする大地震があれば、豊後水道をも大津波が襲う。
こんな不気味な雲を見ると、南海地震が起こるのではないかと思うのは佳丸ジイジだけであろうか・・・




 
2016・04・25
旧暦20日・中潮・曇天・微風

同時にハマチ5匹・4号で獲ったぞー

 午前中は凪ぎで曇天、午後は降雨とある・・・ならば、雨になるまで海に出ぬ訳にはいくまい・・・9時前迄の満ち潮を狙って早朝6時前、白石灯台の沈み瀬へと向かう・・・航行は10分。
白石岩礁の満ち潮ポイントは、水深63m地点から急峻に立ち上がった南東側・・・この時季、例年であれば大アジも混漁されるのだが、今年は1.5㎏物のハマチが多く来流しており、ハマチはアジ類を追うから、早朝でもアジの姿は無い。
 満ち潮の潮流は0.5ノット、灯台岩礁から南東に船を進めながら探索すると、57m地点から61m地点の低層より中層にかけて真鯛らしき映像が点在・・・50mばかり潮上側で昨日と同じ[4号エバ鯛釣り仕掛け]に30号錘を掛けて入れ込む・・・仕掛けの最上部の枝鈎は21m、これで水深の三分の一はカバーしてはいるのだが、真鯛らしき魚影は、時には中層の35m付近まで浮上している。真鯛は逃げる餌を追う習性を持っている・・・だから、これを狙って着底した仕掛けを15mばかりの、手繰り揚げ・落とし込み、を繰り返していると、落とし込もうとした仕掛けが沈下しない???おかしいな?と思った瞬間、ビチ・ビチ・ビチとビシテグスが船縁を叩いて曳き込まれた・・・急ぎ手に持つと真鯛の感触・・・やがて1.5㎏物が佳丸のタモに入った。

 その後、ハマチ、ハマチ・真鯛・真鯛と次々と釣れた後に見せ場がやって来た・・・入れた仕掛けの沈下が遅くなったので持つと、ゴト・ゴト・グイーとハマチの感触・・・ところが数m手繰ったあたりからゴツ・ゴツとした感触で揚がって来ない・・・使用ハリスは4号だから無理は禁物、4号ハリスの対応能力一杯に手加減しながら、クッションゴム2㎜サイズ2mの伸縮を頼りに締めていると徐々に寄り始めた。やがて、こいのぼり状態で鈎掛りしたハマチの姿・・・3本のタモを活用して獲り込んだのは1.5㎏物のハマチが5本なり。
やがて潮流が干き潮に変わり、ポイントは沈み瀬の北西側。ここでも若干釣れはしたが、潮流の動きが悪く11時前には終漁。
真鯛4匹とハマチ9匹が今日の釣果。

  海 あれこれ
 使用するハリスだが、佳丸ジイジは、ここ数年は東レトヨフロン100m巻を愛用している。強くて絡みも無く、100m巻きであれば巻き癖もない・・・同じトヨフロンでもHがあるが、これは硬くて絡みにくいと思いがちだが、逆に絡み易いから避けた方がいい。
今日も4号ハリスで、同時に1.5㎏物のハマチが5匹揚がった・・・トヨフロン君、君は強くて偉い・・・ありがとう。




2016・04・24
君子蘭が満開

 
 荒天時には君子蘭と遊ぶ・・・直射日光を避けるだけで、水やりがあまり必要のない鉢物であり、葉っぱが数枚増えるだけで毎年4月中旬には綺麗なオレンジ色の花を咲かせる。今年の開花株は200鉢を超す。
 




2016・04・23
旧暦18日・中潮・曇天・微風

真鯛らしき映像があるのに食わぬ
 ここ1週間ばかり熊本地震の余震が続く・・・真鯛の産卵前でもあるし潮は大潮で凪ぎが続く。むずむずしながら釣行準備をしていると、「別府湾で地震がしたら津波が来るから」と、台所より天の声。この声を無視して海に出るとヤバイ???
 そして今日、地震はもう大丈夫だろうと、干き潮に変わる7時過ぎにエンジンを回す。向かうは四浦湾中央部に設置されている漁礁・・・この漁礁の水深は49mで干き潮の潮流は、北西側の観音崎方向の70m台の海溝より流れ来る。だから、真鯛は漁礁より潮上側50m付近がポイントとなる。
漁礁の手前がポイントだから、船足を落として慎重に漁礁に寄ると中層にポツ・ポツと三等星程の魚影を確認。流速は0.5ノット・・・50mばかり手前の潮上に船を戻して[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。
「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリス4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・肌色主体のサバ皮サビキは7cm・鈎は金龍スズ別太鈎3号・クッションゴムは2㎜サイズを2m・錘は30号。

 着底した仕掛けを、10mばかりの手繰り揚げ・落とし込みすること数回、待望の真鯛らしき映像に達し、「今食うか・もう食うか」と映像の中を手繰っていると、グイーとした当たりで鈎掛りした。真鯛独特の周期的な曳きをしながらタモに収まったのは1㎏物の真鯛・・・「幸先良く釣れた・今日は釣れるぞ」と期待した二流し目、さっき釣れた航跡を流下させたのだが真鯛の映像が無い???おかしい?そして三流し目も空振り・・・仕掛けを揚げて真鯛ヤーイと探索すると、なんと、漁礁の西側で真鯛群を把握。その北西30m付近で仕掛けを入れ込んで真鯛を誘うのだが、真鯛はエンジン音を警戒したのか?居ない???度々の余震で真鯛達が敏感になったのだろうか???その後11時前迄にやっと2枚だけ追加して終漁した次第。

  海 あれこれ
 例年であれば真鯛の産卵は5月上旬には終わる・・・今頃が桜鯛が最も釣れる時期なのだが?今年の真鯛の動きはなんだかおかしい。
2月の大寒波等の影響での低水温と、最近の熊本地震に続く余震が災いしているのかも知れない。




2016・04・06
旧暦29日・大潮・曇天・微風

「低気圧接近前日は不漁」は本当だった
 今日は凪ぎで薄曇り・・・満潮が7時で干潮は12時過ぎの大潮。海水温度は15℃と上昇し、真鯛釣りの好条件が揃った・・・期待を込めて早朝6時前にエンジンを回す。目標ポイントは、過去、干き潮時に好釣果を得た地無垢島南方2km付近の漁礁。この漁礁ポイントは干き潮が臼杵湾側より流れ来る時に真鯛の釣果が出る。
使用した「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・クッションゴムは2㎜サイズを2m・錘は30号・鈎は金龍アジ中太鈎3号・肌色主体のサバ皮は7cm。

 6時20分にポイントへ到着・・・しかし、ここは干き潮ポイントだから今は満ち潮で東側から流れ来る潮流が0.7ノット・・・このポイントは75m水深から東上がりに50m、30mへと浅くなる・・・その60m水深に点々と設置されている漁礁付近を探索するが魚影は皆無。満ち潮ポイントは2kmばかり東側・・・そこまで移動するか?このまま干き潮に変わるまで待つか?思案したが、このまま干き潮を待つことにして漁礁の潮上側で仕掛けを入れたのだが魚影の無い所には魚は居ない・・・
潮流は徐々に東北東⇒⇒北東⇒⇒北寄り⇒⇒西北西の干き潮へと変わってきた。深場から浅場へと吹き上がる期待の潮流となった・・・すると、手品の如く漁礁の上流側の中層に真鯛らしき待望の魚影が見え始めた。と同時に、手繰っている指先にグスリとした真鯛独特の待望の当たり・・・やがて腹を光らせながら揚がって来たのは、色形が良く肥満した1.5㎏物の真鯛。その後も中層以上まで浮上した魚影の中を誘う度に当たりがあったのだが、1㎏クラス~2㎏物の真鯛を6枚獲り込んだ時点で魚影が消え去り、喰いも全く無くなった・・・イルカが来たのかな??と、周囲を見渡すのだが、イルカの姿は見当たらない。臼杵湾側より流れ来る干き潮は1.7ノット・・・このように潮流が速くなると、中層に浮上した真鯛達は低層に居るはずと、1時間ばかり低層を攻めたのだが魚影も釣果もゼロ。
視界に無かったイルカが居たのかも知れないが???もう限界と、10時過ぎには終漁。

  海 あれこれ
 昔の漁師は「低気圧が接近し、明日は雨の日には魚は釣れない」との格言を残している・・・今晩から明日にかけて低気圧接近で暴風となる予報・・・この格言は、今日は大当たりの感あり。




2016・03・28
旧暦21日・小潮・晴天・微風

乗っ込み真鯛が来た
 
 ヤマザクラが開花した。海水温度も上昇に転じたと思い、昨夜、PCを開いて往年の釣り情報を検索・・・豊後水道本流域で「乗っ込み鯛」の好釣果が複数・・・明日は晴天微風との予報。ならば、真鯛を当ててみようと、[4号エバ鯛釣り仕掛け]を点検して準備。

 朝6時はもう明るい・・・舳先を保戸島北方2km程の漁礁に向けて走る。1週間程前、佳丸を揚陸整備したばかりだから船足は速く、20分程でポイントに到着。
今日の旧暦は19日だから満潮時刻は10時、それまでは満ち潮・・・漁礁の水深は55m、このポイントの満ち潮の潮流は東から西へ保戸島の北側を払って臼杵湾へと向かう。潮流は0.7ノット、漁礁の上流側の65m付近の20m位置に真鯛群らしき映像・・・その上流側でスパンカーを開き[4号エバ鯛釣り仕掛け]を投入して真鯛釣りを開始。
使用した[エバ鯛釣り仕掛け]は、「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍スズ別太鈎3号・サバ皮は肌色主体の7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

 二流し目、投入して間も無く、船は中層下部にポツン・ポツンと見える映像位置に流下・・・真鯛やチダイは動く餌を追う習性がある。仕掛けは疑似餌だから、動かさないと食って来ない・・・ワンツー一手で、一秒一手程で手繰り揚げ、10mばかり手繰った位置で、グスンとした真鯛独特の当たり・・・鈍重感を感じながらそのまま手繰っていると、グイーとクッションゴムを引き伸ばした・・・ハリスは4号、無理をすると飛ぶ。人差し指と親指で押さえたビシテグスが強い曳き時には出て行く感覚で「やりとり」・・・やがて腹を見せて揚がって来たのは1.5kオーバーの真鯛。獲り込んだ真鯛は、手玉に入れたまま肛門脇より「フクトリ針」を斜め前方に1cmばかり挿すと「スー」とエアーが若干抜けた・・・OK・OKと鈎外しで、上唇中央に掛っている鈎を外して活け間にドブン。

 その後、2.5㎏物を頭に真鯛を6枚。それに200g~600g物のチダイが10枚ばかり。9時半過ぎには潮流が止まったので終漁。


 海 あれこれ
 真鯛は賢い・・・餌を食う時は必ず口先で咬み潰す。だから、鈎を飲み込むことは皆無。真鯛釣りをして50年以上になるが、唯の一度も鈎を飲み込んだ真鯛を釣り揚げたことは無い。[エバ鯛釣り]の場合、手繰っている時に食い付いた真鯛は、上唇の中央に鈎掛りしているのが常。




2016・03・02
旧暦21日・小潮・晴天・微風

アマダイ狙うもイトヨリ主体

 
  昨夜のPC予報では晴天微風・・・しかし、小潮の上に低水温、これでは真鯛を狙っても徒労に終わる。
往年の釣果情報は、アマダイやイトヨリの好釣果が記載されている・・・凪ぎであれば[てんや釣り]ができると、夜明けを待って6時半にエンジンを回し、保戸島沖合いのアマダイポイントへと向かう。航行半ばの白石灯台付近に差しかかると、臼杵湾より吹き出す西風が時折り白波を立てる・・・やれるかナーと思いながらの航行は凡そ30分、ポイント近くに達すると、不思議にも白波は消え去った。
GPSに記載のマーカー付近で停船・・・若干の西風があるのでスパンカーを立てて「二本鈎ふらせテンヤ釣り仕掛け」を入れ込む。
水深は63m、潮流は既に満ち潮となっており、0.4ノットの西流れ。
[二本鈎のてんや釣り仕掛け]は、ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス5号7尋(10.5m)・てんや鉛は錫メッキ15号、鈎はがま磯11号。ゴカイは其々の鈎に太目のものを各3匹づつチョン掛け。

 ポイントは水深63mより59mに至る砂泥地だが、その範囲は狭く20分も流下させると船戻しして前地点に戻る。そして二流し目、着底を確認した手先にゴツ・ゴツとした当たり・・・グッ・グッ・グッと、イトヨリ独特の強い曳きも中層迄で、その後は曳きが無く腹部を膨らませて揚がって来たのは1㎏近い大物。そのうち、潮流が0.7ノットと速くなると、船戻しする度に型のいいイトヨリが食い付き、遂に待望のアマダイが来た・・・鈍重な感覚で寄るが、寄せる途中で数度の持ち留めと曳きがあるのが特徴。タモに入ったのは1㎏クラスの良型。
北西風が強くなって終漁したのは10時前。それ迄にアカアマダイ1匹とイトヨリを10匹ばかり追加した。

 海 あれこれ
 釣りをしている海面を、稀に甲イカの白い甲螺が漂う・・・甲イカ類は春から初夏にかけて産卵する。イカ類は産卵を終えると僅かに一年の短い生涯を終える。




2016・02・11
旧暦4日・大潮・晴天・微風

真鯛狙うも潮流が迷走、小型のみ   
 先月の大寒波は1日だけではあったが珍しく3cm程の氷を見た。その後も北風の吹く日が続き、船溜まりの水深10mの海底が鮮明に見える程に海水温度は低下・・・稀に凪ぎ日もあったのだが、「プランクトンも湧かない低温では何魚も釣れないだろう」と船を出さなかった。
しかし、ここ数日若干の小春日和・・・凍えていた真鯛達も食欲が出たのではないか?と思い、一か月振りに早朝6時半にエンジンを回した。

 今日は旧暦の4日、満潮が10時だから今は満ち潮・・・向かう真鯛ポイントは白石灯台の東側の沈み瀬。60m超しの水深が灯台岩礁に向けて急峻に浅くなる。この斜面に満ち潮が当たるので真鯛やブリ達の絶好の餌場となる。
魚探で沈み瀬の潮上側50m~62m付近を探索すること数分、イワシ類らしき若干の映像、その沖側60m水深の40m付近にパラ・パラと真鯛らしき魚影。その数十m潮上側に船を進めて[エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。
使用した「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍スズ別太鈎3号・サバ皮は肌色主体で7cm・錘は30号。錘間は3m。

 潮流は0.7ノット、西風が若干吹いているからスパンカーを開く。船を潮流に乗せていると、やがて魚影位置に到達・・・「今食うか・もう食うか」と、真鯛の食い付きを期待しながら点在する魚影の中を慎重に手繰るのだが、魚信が無いまま流下。そして二流し目、同じように当たりの無いまま通過し、船戻ししようと仕掛けを回収していた時、上層20m付近でグスリとした当たり・・・ハマチかな?真鯛かな?と4号ハリス対応の慎重な「やりとり」で対処、だが、曳き込みは数m程で止まる???ハマチであればもっと曳き込むはず・・・やがて、真鯛独特のゴク・ゴクとした周期的な手答えで寄り始めた。クッションゴムまで揚がり、魚影を見ようとハリスを手繰っていた時、指先がフッと感じで軽くなった・・・アッ・バレた・・・残念、真鯛は3k位はあったのに・・・

 船戻しして元の位置に戻って仕掛けを入れたのだが、不思議にも船は0.6ノットで南西に流下する。「おかしい?」干き潮に変わるのは10時半頃のはず???探索しても魚影は消え失せた・・・頭を傾げながら白石灯台北西の干き潮ポイントへと転船。しかし、このポイントでも異変が?干き潮は北側から流れ来るのが常なのだが、今の流れは北東から0.8ノット。だから、沈み瀬の北東63m地点で仕掛けを入れ、53m地点に居る魚影を探る・・・すると直ぐに当たったのだが揚がって来たのは800g物の小さな真鯛。その後、満潮時間過ぎの11時前には干き潮もピタリと止まったので終漁した。
釣果は、700g物~800g物の小鯛が5枚だけの貧漁なり。

  海 あれこれ
 例年、海水温度は3月下旬に最低を記録する。気温よりも約一カ月遅れとなる・・・しかし、明るさを感じる小春日和が2~3回すると真鯛の姿が多くなる。これは真鯛の乗っ込みのはしりであり、3月下旬には本番の乗っ込みがあり、産卵終了の5月上旬迄続く。




2016・01・10
旧暦1日・大潮・晴天・弱風

アマダイ狙うもイトヨリのみ  
 昨夜、往年の釣り日記を開く・・・正月前後には甲イカとアマダイの好釣果が度々。
「西南西の風・風速2m」との予報で凪ぎ・・・7時過ぎに出港したが、餌を準備してないのでアマダイを狙えない。甲イカをと、白石灯台と無垢島間の甲イカポイントへ・・・航行は15分、甲イカ仕掛けは、ビシテグス14号・ハリス7号・70cm間隔でピンク系甲イカ用浮きスッテの3号を2本・枝長5cm・錘間10cm・錘は30号。

 若干風波があるのでスパンカーを立てて釣り開始・・・水深は46m、満ち潮の潮流が西向きに0.7ノットだから潮具合は良好。海底を探る要領で流下させていると、数分経過した時に若干鈍重な感じの最初の当たり・・・伸ばした右手で思い切り合わせを入れると乗った・・・やがて揚がって来たのは握り拳大の小型のコブイカ・・・しかし、油断は禁物、小さくても濃厚な墨を多量に吹き回す特技のあるのがコブイカ・・・船縁で向こう向きに素早く掴み、鈎を外して活け間にドブン。
再投入して直ぐに二匹目、三匹目が釣れたが全てが同サイズ。そして二流し目、今度は若干太目のコブイカだったが次に釣れたのも小さ目・・・コブイカは概ね雄が小さい・・・雄のポイントかな?と思って300mばかり沖合いに転船して流したが、此処で釣れたのも総じて小型、やがて満ち潮が緩慢となり当たりも無くなった。
干き潮が動く迄待って甲イカ釣りを続行するか?或いは、このイカの手を餌にし、テンヤ鈎に掛けてアマダイを狙うか?の二者択一。一日潮は満ち潮が弱い。ならば、[てんや釣り]が可能とみて、舳先を東沖合いに向ける・・・アマダイポイント迄の航行は凡そ10分。

 小さ目のコブイカを選び、切り取った足を「二本鈎15号ふらせテンヤ鈎」に各一本を鈎掛けすると、色ゴムのスカート下よりイカの足が出て、アマダイが追いそうな雰囲気・・・「よーし・食え」と声をかけて投入。水深64m・干き潮の潮流が0.5ノット。
入れた[二本鈎てんや釣り仕掛け]は、ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス6号を7尋(10.5m)・てんや鉛は15号。
アマダイは低層魚だから、数手の手繰り揚げ・落とし込みをしながら船を潮流に乗せての釣り・・・一流し目は当たりが無く二流し目、着底した仕掛けを手繰ろうとした時に「グスリ」ときた・・・なかなか曳きが強くて底を切れず重い、アマダイか?と、寄せ始めると、ゴツ・ゴツ・ゴツと断続的に強い曳き・・・この曳き癖は典型的なイトヨリの曳き。中層からは曳き込みが無くて揚がったのは1㎏近い大イトヨリ也。
その後も流す度に食い付くのは700g~1㎏クラスの大イトヨリばかり。餌がイカ足なので中小のイトヨリは食い付かないのか???そう思っていた時、左舷で何かの気配???見ると、同時目視頭数で15頭程のハンドウイルカ殿。その後、近くで浮沈を繰り返し、イトヨリも食い止まりしたのでアマダイの顔を見ぬまま終漁。時計は10時半一寸前。

 海 あれこれ
 漁港に行く途中にみかん園がある・・・その橙木の空間に目をやると、なんと・なんとクモの巣が・・・その中央にはジョロクグモが・・・今日は真冬の一月10日・・・しかし、思えば過去にもトマトが枯れずに越冬した暖冬が二度あったなぁ・・・




2016・01・04
旧暦26日・長潮・晴天・弱風

初釣りの真鯛・やっと1匹 
 平成28年、暖かく凪ぎの正月を向かえた・・・昨日迄は、来客や所用で釣行できず、今日が初釣り・・・例年初釣りには縁起魚の真鯛を狙うと決めている。
今日は晴天無風だが、潮汐表に目をやると長潮、最も干満差が無く潮流に動きが無い日・・・「釣れるかなぁ」と思いながらエンジンを回したのは7時半・・・向かうは寒期に実績のある白石灯台沖合いの漁礁。航行は10分余り。

 今は干き潮・・・漁礁の北側が潮上側に当たる・・・徐行しながら付近を旋回していると、水深52m地点の低層にイワシ類らしき若干の映像を把握・・・その30mばかり潮上で停船して[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。潮流は0.3ノット・・・このポイントでは、流速が0.5~0.7ノットは欲しいのだが長潮だから致し方ない。
入れた「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリス4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍スズ別太鈎3号・サバ皮は肌色主体での7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

 [エバ鯛釣り]は疑似餌釣りだから手繰り揚げが肝心。誘うように10m程の手繰り揚げ・落とし込みを繰り返すこと数回で、前記の小魚群が徐々に魚探に映り始めた。と同時に、手繰っている指先にグイーと鈍重感、「オッ・きた」と数手揚げるとグイーと食い止めてからグイ・グイ・ビチビチとビシテグスを強引に持ち込む・・・10m、そして15mほど出た所でブチッとハリスが飛んだ・・・明らかに真鯛ではなく、ハマチの曳き癖・・・3㎏クラスかな???4号ハリスで獲り込むのは一寸無理。
そして二流し目、同じ位置まで流下した時に、又もやハマチが食い付いた・・・慎重に「やりとり」してハリス位置迄は寄せたのだが、浅く旋回してプロペラに巻き付いて即アウト。
それから暫くしてポイントへと近づいた時、水深52m地点の低層10mでポツ・ポツとした真鯛らしき若干の映像を把握・・・慎重に誘っていると、グイーときた・・・今度は大きな曳き込みは無く、周期的にゴク・ゴクと持ち込む真鯛独特の曳き、やがて揚がって来たのは、1.2㎏程の色形のいい真鯛・・・やれやれ、これで目的魚が釣れたと先ず安堵。
せめて2㎏クラスが釣れたら、と1時間ばかり狙ったのだが真鯛は釣れず、ハマチに2回仕掛けを飛ばされる破目に・・・真鯛釣りを諦め、1kmばかり北東に船を走らせてコブイカを狙った・・・終漁した11時過ぎまでの釣果は16匹也。

 海 あれこれ
 「カモメの少ない冬は暖かい」との格言がある・・・例年であれば、ユリカモメなどのカモメ類が大群を成しているのだが・・・見回しても、時折り数羽のウミネコが目につくだけ・・・このまま、春が来るのであろうか???




2015・12・30
旧暦20日・中潮・晴天・弱風

アマダイ狙うもイトヨリのみ
 
 今年の締めくくり漁は高級魚のアマダイを、と思っていたのだが、所用や悪天候が重なり釣行する機会がなかった・・・昨夜、PCの天気予報を開くと、南南西から北風2m・2m・2m・1m・2mと一日中凪ぎの予報。
餌にするゴカイは昨日準備してある・・・夜明けの7時を待って保戸島沖合いのアマダイポイントへと急ぐ。
凪ぎだった海面も観音崎沖を通過するあたりから白波が目立ち始めた。「沖に出てもやれるかな?」と思いつつ航行25分でアマダイポイントへ。

 水深63m、アマダイポイントは狭い・・・入れた[てんや釣り仕掛け]は、ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス6号を7尋(10.5m)・今日は風波があるから、てんや鉛は15号・鈎はがまかつ製がま磯11号を前後若干差で2本・色ゴム数本。この「二本鈎ふらせテンヤ鈎」に各3匹のゴカイを頭掛けして投入。
[15号てんや鈎]とビシテグスだけの沈下力で海底に潜むアマダイを誘うのであるから、船の流下を潮流に併せ、仕掛けを真下に立てないと釣りは成立しない・・・スパンカーで舳先を風上に向け、風に押される分だけ前進クラッチで対応して[てんや仕掛け]を真下に立てて、数手の手繰り揚げ・落とし込みを繰り返してアマダイを誘う。しかし、時に800g~1㎏物のイトヨリが食い付くのだがアマダイの気配が無い・・・
天気予報では「凪ぎ」とのことであったのだが、彼方此方に立つ白波は消えることなく時間は経過・・・11時半過ぎにイトヨリ中心の釣果のみで終漁。

 海 あれこれ
 釣行中の9時前と10時半頃、小型イルカのカマイルカらしき一団がやって来た・・・腹部が白くて瀬はチョコレート色で、テレビで視たペンギンの如き俊敏な泳ぎをする・・・




 2015・12・09
旧暦28日・中潮・晴天・弱風

甲イカを狙う
 凪ぎ、夜明けを待って7時前にエンジンを回す。狙うは、無難に釣果を得ることができる甲イカ=スミイカ。
航行10分程で沈み瀬際の甲イカポイントに到着・・・水深54m、満潮時刻だが、早くも干き潮の潮流が0.7ノットで動いており塩梅はいい。
使用した甲イカ仕掛けは、ビシヤマ14号の下にハリス7号を5m・70cm間隔で甲イカ用の浮きスッテ3.5号を下にピンクと上グリーンの2本・枝長5cm・錘間10cm・錘は30号。
ポイントは岬の山影・・・甲イカは曇天時にはピンクを追うと佳丸ジイジはみている。だから、下にピンクを使用した。尚、陽が揚がると逆にグリーン系に分があるから、下にグリーンを使うのが常。

 着底した仕掛けを海底を探る要領で船を潮流に乗せる・・・潮流は0.7ノットだから、1分間に20m程の流下。数分後に若干鈍重な感じの最初の当たり・・・伸ばした右手でムンズと合わせるとグイッと乗った・・・これからは弛めないようにヤッサ・ヤッサと手繰り揚げ、イカスミの洗礼を受けぬように、タイミングをみて背中側よりしっかり握って鈎を外し、活け間にポチャン。この要領で船戻しする度に釣れたが、5匹釣り上げた時点でパタリと食いが無くなった・・・この傾向は、沈み瀬際ポイントの定石・・・「イカがかどった」から、此処ではもう釣れないとみて、沖合いポイントへ。

 沖合いの甲イカポイントは広域、白石灯台と地無垢島の中間地点より、水深45m~50m台の砂丘台地が遠く臼杵湾まで続く。
潮の動きが緩慢となった10時半までは、ぼつ・ぼつと釣れて、1㎏近い紋甲イカ1匹とコブイカを20匹ばかり。 
 
 海 あれこれ
 真鯛やアジ等が居着く沈み瀬から、若干潮上側に甲イカポイントが形成されていることが多い。ポイントの範囲は狭いが、時には甲イカのハーレムと化して好漁も度々。特に大きな個体が多いのが特徴・・・しかし、連続数匹釣れても、ピタリと食いが止むのが常。釣り上げる際の煽りや吐いたイカスミに反応して甲イカ達が警戒し、砂に潜ったり逃避すると思われる。漁師はこのような時、「かどる・かどった」と表現する。




2015・11・30
旧暦19日・中潮・晴天・無風
アマダイ狙うもイトヨリばかり
 
  今日は晴天無風・・・アマダイを狙おうと昨日ゴカイは確保済み。夜明けを待って6時半に港を出る。目指すは保戸島沖合い・・・航行30分ばかりでポイントに到着。
 今日の満潮は10時半、だから今は東からの満ち潮が0.7ノットで走っている・・・水深は63m、アマダイポイントは狭い・・・「二本鈎ふらせテンヤ鈎」に各3匹のゴカイを頭掛けして投入。入れた[てんや釣り仕掛け]は、ビシヤマ12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス6号を7尋(10.5m)・てんや鉛は12号・鈎はがまかつ製がま磯11号を前後若干差で2本・色ゴム数本。

 無風だからクラッチを入れることもなく、潮流に乗った船からの仕掛けは真下、12号テンヤでも着底が確認できて実に塩梅がいい。数手の手繰り揚げ・落とし込みを繰り返えしてアマダイを誘うのだが、喰い付くのは中小のイトヨリ主体で稀にキダイやイラ、エソ。二流し目には強い当たりで鈎掛りしたが、アマダイとは違う曳きで揚がってきたのは3㎏クラスのハマチ・・・残念。
潮流も若干遅くなった8時半頃には、同時目視頭数で10頭ばかりのイルカ様のお通り・・・イルカが通過すると魚類は散る・・・暫くはアマダイは釣れないだろうと判断して、数km西側のコブイカポイントに移動し、潮流が止まる11時過ぎまでコブイカを狙った。
釣果は中アマダイ1匹とハマチ1匹、大中小のイトヨリ20ばかりとキダイ、イラ等の雑魚、それに、紋甲イカ2匹とコブイカが15ばかり。

 海 あれこれ
 今日出逢ったイルカ様、ハンドウイルカだが何時ものイルカより若干小さく感じた・・・豊後水道海域にもハンドウイルカより若干小型のミナミハンドウイルカ群も居ると聞く・・・今日目視したイルカはミナミハンドウイルカだったのだろうか??




2015・11・22
旧暦11日・若潮・曇天・弱風
スミイカを狙うも貧漁なり

 今日は旧暦11日の若潮だから潮の動きは小さい・・・されど、午前中の干満差は程々にあり、10時半が干潮。
潮流の動きが悪い時に魚類を狙っても釣果は期待できない・・・ならば、スミイカであるコブイカや紋甲イカを狙うのが無難・・・少々寝坊してエンジンを回したのは7時前。
ポイントは地無垢島と白石岩礁の中間地点で水深は40m台、潮流が当たる島礁際の水深70m超しより浅くなった砂丘台地で、北側は臼杵湾へと続く。

 航行15分ばかりで先着漁船の居る水深52m地点に到着・・・昨年使用した浮きスッテ仕掛けを点検しながら投入。
仕様した甲イカ仕掛けは、ビシヤマ14号の下にハリス7号を5m・70cm間隔で甲イカ用の浮きスッテ3.5号をピンクとグリーンの2本・枝長5cm・錘間10cm・錘は30号。
北西の風が時折り波頭を砕く・・・スパンカーを立てて舳先を風上に向けての甲イカ釣り。南東に流下する干き潮は0.6ノットと理想的な流れ・・・仕掛けを真下に立てるように操船し、錘を時折り持ち上げて海底を探る要領で甲イカを誘っていると、やがて、「じわーとした」甲イカが乗った時の鈍重感が指先のビシヤマにきた・・・ビシヤマを右手で力いっぱいに合わせを入れると「ムンズ」と甲イカ独特の手答え・・・やがて揚がって来たのは200g物のコブイカ・・・右手でハリスを持ち上げて左手で甲イカをギュッと握り、鈎を外して活け間にドブン・・・この掴むタイミングが難しい。鈎掛りが浅ければ、サッとスッテを掴んで活け間上でスッテを返せばいいのだが・・・一寸でもタイミングが狂うと、凄い噴射力で濃厚な墨を吹き回す。

 その後には1㎏クラスの紋甲イカも釣れ、潮変しした10時過ぎまでに、紋甲イカ3匹を含めて20匹近くの釣果だから、まず・まず。

 海 あれこれ
 港を出て数分、前方に10羽ばかりのウミネコの乱舞・・・寄ると、海面でハマチが食んでいる。こんな時には食みを目がけてルアーを投げ込めばヒットするのは確実・・・だけど、竿やルアーはキャビンの床下で眠っている。取り出してセットするには10分以上はかかる。その上、ハマチ群の規模も大きくないのでやがては沈下し、再度の出逢いは期待薄。アクセルを吹かして甲イカポイントへと向かった。




2015・11・12
旧暦01日・大潮・晴天・弱風
シロアマダイ&アカアマダイをゲット


 
  今日は大潮、先日徒労に終わったアマダイ釣りに再挑戦しようと漁港を出たのは6時半。

 航行10分、観音崎を通過するあたりから西寄りの風が若干吹いており、うねりもある・・・行っても[てんや釣り]がやれるかなあ?と思いながら保戸島近く迄船を進めると、うねりと西風は更に強い・・・どうしようかな・と、ふと保戸島方面に目をやると、集落前にスパンカーを立てた20隻程の漁船が居る・・・イワシ群が居り、それに附けたブリや大真鯛を狙っているのは明白。ならばと、船団の中に入り込んで「イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込む。だが、カタクチイワシは散在しており、なかなか鈎掛りしない。漁師は胴付き仕掛けに活アジを掛けてブリを食わせているのだが・・・しばらくして、やっと鈎掛りしたブリも隣船の仕掛けとクロスして即アウト。今日は坊主の予感大・・・

 だが、天候は佳丸ジイジを見放さなかった・・・8時半頃には吹いていた西風が弱くなってきた。これなら[てんや釣り]ができると、沖合いのアマダイポイントに舳先を向ける・・・先日のポイントより若干東寄りの水深59m地点で「15号二本鈎ふらせテンヤ」の鈎に各3匹計6匹のゴカイを頭掛けして投入・・・仕掛けは先日と同じ。

 潮流は0.7ノット、アマダイポイントは狭い・・・頻繁に船戻ししながらの釣りも、手繰る手先に当たるのは今日もイトヨリばかり。イトヨリは低層で鋭角的に強い曳きをする・・・数匹釣り上げた後にアマダイらしき鈍重な待望の当たりがあり、低層と中層で数回の持ち込みを見せてタモに収まったのは1.5㎏物のシロアマダイ。「ヤッター」と、海面への独り言。

 その後も大中のイトヨリ中心に釣れ続き、二匹目のシロアマダイとアカアマダイもゲットし、12時過ぎに終漁。

 海 あれこれ
 今日釣れたシロアマダイ君、釣り揚げた時に10cm程のコブイカを吐き出した・・・エビや仔ガニ、ヒイラギなどの小魚を餌にしていると思っていたが、10cm超しのコブイカをパックリとは・・・だが、アマダイの口のサイズは結構大きい・・・




2015・11・06
旧暦25日・長潮・曇天後晴れ・弱風
久し振りの釣り
アマダイ狙うもイトヨリのみ

 二か月の空白・・・「ハマチは多いが、他魚の姿はねえぞ」との情報・・・「ハマチを釣っても仕様がねえな」と思い、往年の釣り日記を開いて釣果情報を見ると、アマダイ7匹の記述が目に留まった・・・ならば、アマダイを狙ってみようと、昨日ゴカイを確保した。アマダイには生きた赤エビが最上の餌だが、入手は困難。だが、「二本鈎ふらせテンヤ仕掛け」にゴカイを数匹掛けてやれば食い付く。

 北寄りの風が若干吹いてはいるが釣行は可能・・・朝6時、二か月振りにエンジンキーを回す・・・「ブル・ブル・ブル」と順調なヂーゼル音。久し振りに潮の香を嗅ぎながら保戸島沖合いのポイントへと舳先を向ける・・・航行は凡そ30分。
 水深63m、アマダイポイントは狭い・・・「二本鈎ふらせテンヤ鈎」に各3匹のゴカイを頭掛けして投入。入れた[てんや釣り仕掛け]は、ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス6号を7尋(10.5m)・てんや鉛は12号・鈎はがまかつ製がま磯11号を前後若干差で2本・色ゴム数本。
[12号てんや鈎]とビシテグスだけの沈下力で海底に潜むアマダイを誘うのであるから、船の流下を潮流に併せ、仕掛けを真下に立てないとこの釣りは成立しない・・・スパンカーで舳先を風上に向け、風に押される分だけ前進クラッチで対応して[てんや仕掛け]を真下に立てて、数手の手繰り揚げ・落とし込みを繰り返してアマダイを誘うのだが、時に800g物のイトヨリが食い付くがアマダイの気配が無い・・・500g~1㎏物のイトヨリが数匹揚がった頃、唯一アカアマダイが釣れたのだが400g物と小さい・・・11時前の終漁迄にイトヨリ中心に写真の釣果・・・アマダイ釣りがイトヨリ釣りとなった一日でした。

  海 あれこれ
 74歳迄病院に縁の無かった佳丸ジイジの体も、遂に内臓部品に故障が見つかり一か月程病院に厄介になった。

釣りとは不思議なもので、長期間の釣行がなければ不思議にも「釣りに行きたい」気分が失せてしまう・・・まあ、芳しい釣果情報を得ないのも一つの要因でもあるのだろうが・・・




2015・9・05
旧暦24日・小潮・曇天・無風
一昨日イサキ爆釣情報・・・しかし超貧漁。

夕まずめのサワラも空振り
 一昨日、漁友より「保戸島沖合いポイントで大イサキを大漁した」との℡あり。昨日行きたかったのだが野暮用があって釣行できず、今日の出漁となった次第。

 朝6時前、先着漁船10隻ばかりの中に入り込み釣り開始・・・
仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリス3号・枝間は2.5m・枝の長さ0.9m・枝数8本・鈎は金龍中太鈎3号・サバ皮は肌色の6cm物・クッションゴムは2㎜サイズを2m・錘は30号。
今日は6時前が干潮だが、保戸島沖合いのこのポイントでは、干潮後も1時間ばかりは西進する満ち潮が動くのが常・・・ところが、潮流はゆっくりと東進している?もう曳き潮か?と思っていると、遂に潮流はストップ。「すぐに満ち潮が動くだろう」と思い、水深85mの満ち潮時の仕掛け投入位置に船を進めて入れ込む・・・だが、1時間以上経過しても、船は複雑に東西に若干動くだけ・・・釣れないのは専門漁師も同じ・・・次々と沖合いのポイントへと移動し、20隻以上居た船も、今は佳丸如き素人漁師が数隻のみ・・・9時迄待ったが辛抱も限界で帰港への舵を切った。
釣果は800g物のイサキを2匹と2㎏物のヤズが1匹のみ・・・貧漁・貧漁。

 帰港の途中にT丸より、昨日、夕暮れ前の短時間にサワラの2~3㎏物を津久見湾口で5本獲ったと情報を得た。仕掛けは弓角での{トローリング}とのこと。
着岸後、船倉からトローリング仕掛けを持ち出して点検し、夕刻の{トローリング}に備える。

 サワラは、夕刻にプランクトンを求めて浮上するカタクチイワシを食しに、海面近く迄上がり、時には小魚を追う余力で海面より1mから2mも跳ぶ習性を持つ魚。
日暮れが6時半だから、2時間前の4時半にエンジンを回す。
出港直後に魚探にスイッチを入れ、ポイントに向けて徐行しながらトローリング仕掛けを入れ込む。
トローリング仕掛けは、ビシ間40cm間隔で10号ビシを打ったビシテグス50号・クッションゴム3㎜サイズを2m・その下のハリス20号6mにピンク系の弓角3.5号1本のみ。船の後方に40mばかり出してのトローリング。このビシヤマを持ってサワラの食いを待つのだが、仕掛けの重みと海水の抵抗とで片手で長時間持つのは無理・・・そこで、自転車チュウブを輪の状態で細く切り、それを数本輪ゴム繋ぎにし、40m位置のビシテグスに結んでから端を船の後部に固定する。これで重さの消えたビシヤマを握っていれば、サワラが掛るとグイーと手元に伝わる魂胆。

 ポイントへは通常数分で着くのだが、トローリングしながら5漢ノットの航行・・・その途中、水深が30mを超すあたりから低層に小魚群らしき映像が点々と映り始めた。しかし、昨日釣果があったと聞いた津久見湾口の楠屋鼻と赤崎岬を結ぶ地点で、浮上したカタクチイワシ群を探索して旋回しながらトローリングするのだが小魚群が把握できない・・・カタクチイワシ群が居れば姿を見せるウミネコ一羽居ない・・・その頃には、昨日釣果を得たT丸もやって来た・・・しかし、カタクチイワシ群を把握した時に見せる「狭い範囲での旋回」は見られない・・・サワラの跳びを見ようと眼を見開いて海面を見渡しながら舳先を楠屋鼻の南部に向けて走り、西側に位置する黒島近くに寄った時、水深38mより海面迄達するカタクチイワシ群に遭遇・・・「ヨーシ食うぞ」と、ビシヤマを張り加減に持ってカタクチイワシ群の中を旋回・・・旋回すること数回目、持ったビシヤマがグイーと張り、サワラ独特の手答え・・・エンジンの回転を落とし、右にハンドルを切って獲り込み体制に・・・サワラは重く軽く揚がって来た・・・そしてハリスを掴んだ時、キラリと横走りするサワラの姿・・・ハリスは20号、そのままぶり揚げるのがいつものパターン。サワラから2m付近を持ち、ヨイショと持ち込もうとした時、ビヨーン・ビヨーンと反り返るサワラが鈎を外してポチャーン・・・あーあ・サワラは竜宮城へと還っていった・・・

その後は当たりが無く、夕暮れとなったので帰港した。

 海 あれこれ
 例年盛夏を過ぎたこの時季、沿岸の藻場にはマアジの今年仔が大挙して来流する。ところがここ数年前より、その兆候が無い・・・マアジ仔の餌となるプランクトンは例年通り発生していると聞くのだが???
マアジ仔は、その産卵場所によって孵化時期が異なるので群によって大きさも違い、鹿児島などの南方海域より来流する仔アジは大きく、産卵期の遅い瀬戸内海海域などの仔アジは小さい。




 
2015・8・21
旧暦08日・小潮・晴天・無風
柳の下にドジョウは居なかった
 昨日は保戸島沖合いでイサキが釣れた・・・今日も釣れるだろうと早朝5時にエンジンを回す。ポイントは豊後水道本流域だから航行は凡そ30分。
ポイントでは地元漁船T丸が仕掛けを下しているが、このポイントでイサキを狙っているのはこの漁船だけで、他の漁船は保戸島沖合いの高甲岩礁近くでブリを狙っている・・・「イサキが居らんのかな?」と思いつつ60m水深で仕掛けを入れ込む。
気になる潮流は北上流が僅かに0.3ノット・・・こんな流れではイサキは期待できない。案の定小魚群も把握できない。一流し、二流しするが当たりなく経過。そして三流し目、グルッときて鈎掛りしたのは1㎏クラスの真鯛。その後、潮流は徐々に東寄りに変わったが流速は一向に速くならない。そして、当たりが無いままで1時間経過、そして2時間ばかり経過したが、小型の真鯛を2枚獲っただだけ・・・もう我慢も限界・・・小アジでもと、数km手前の高井島のポイントに移動。この70m水深付近で100g物~300g物の小アジ20匹ばかり釣って終漁した。

  海 あれこれ
 「海は日替わり、時替わり」と漁師は言う・・・特に小潮時の潮流は、季節や天候に大きく左右され、潮流に動きが無ければ水深差や島礁際等でも湧昇流が湧かず、魚達の餌場が形成されない。又、プランクトンやアミ、各種の幼生が大発生すると、これらを狙ってイワシ類やアジ類、イカ類などが寄り、これを狙ってブリや大真鯛等がやって来る・・・しかし、ブリやアジ類等も、イルカ群が来ると一瞬のうちに霧散する。
それに、毒性のあるプランクトンの発生や海水温度や塩分濃度の急激な変化などにより、魚が一時的に居なくなることもある。




 
 2015・8・20
旧暦07日・中潮・晴天・無風
濃霧の中でイサキ釣り
  盆前、「保戸島沖合いでイサキが釣れる」との情報を得てはいたのだが、母の初盆を迎えたので、今日が盆からの初出漁。
曇天無風だが霧が出ており、視界は1kmばかり・・・向かうポイントは豊後水道本流域の保戸島沖合い。岬や島々は霧の中だから目視の航行は不可・・・コンパス頼りに100度の方向に向かうこと凡そ30分・・・左舷前方の満ち潮ポイントに小さく先着漁船が数隻・・・寄せると、タモを出してイサキを獲り込んでいる。その潮上側50mの位置で停船して仕掛けを入れ込む。
入れた仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリス3号・枝間は2.5m・枝の長さ0.9m・枝数8本・鈎は金龍中太鈎3号・サバ皮は肌色の6cm物・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は35号。
仕掛けを入れた水深は85m、潮流は0.6ノットと以外に遅く、イサキが当たったのは数分経過した65m地点・・・時折り強い曳きをみせるからゆっくりと手繰っている途中で2匹目が食い付き、先ず800g物を2匹ゲット。船戻しした二流し目、当たりが無いまま、50m水深まで流下したから船戻ししようと手繰り揚げていた仕掛けがグッと重くなった・・・何魚か食い付いたナと揚げていると更に加重された・・・3号ハリスだから無理は禁物、慎重に揚げていると、上から2本目に掛っている2㎏物のヤズが見えた・・・一本目の空鈎を揚げ、タモを出した時に急な持ち込み・・・一瞬上鈎が手に掛ると思い仕掛けをグッと握る・・・バシッと3号ハリスが切れ飛んでヤズ君とはハイ・サヨウナラ・・・しかし、その下方には800g物と600g物の真鯛が2枚。

 その頃から潮霧が急に濃くなり、数十m離れた隣船の確認が難しい程に・・・船戻しはGPS画面の航跡を頼りに前方の船に追突せぬように身を乗り出して対応・・・時折り、貨物船が鳴らす霧笛が気味悪く聞える。
濃霧の中 、船戻しする度にイサキや真鯛が食い付き、一度に4匹のイサキが揚がったことも。又、その後には、800g物のマハタが同時に3匹も食い付いたのも特筆物・・・
10時過ぎ、濃霧は去ったものの潮流が軟化し、同時に食いが遠のいたので終漁。
釣果は、600g~800g物のイサキが20程と600g物~800g物の真鯛を7枚、前記のマハタが3匹。他にヒラアジ2枚。

  海 あれこれ
 潮霧は怖い・・・早朝は気温が低かったので海面近くには霧は無かったのだが、太陽が揚がって気温が上昇すると同時に、多湿な空気が海面で冷やされて瞬時に潮霧となる・・・クワバラ・クワバラ。




 
2015・8・09
旧暦25日・長潮・晴天・弱風
「イワシ鯛釣り」で真鯛・サワラ

 
 先日、観音崎での「イワシ鯛釣り」で、真鯛の他にサワラやブリの気配があった・・・釣果情報では、合わせて1~3匹は確実に釣れるとのことだが、ブリやサワラに数回は飛ばされるようだ。
ブリの太いのは7㎏クラスだから、これを確保しようと7号ハリスを使用している猛者もいるようだ。しかし、7号ハリスでは警戒心の強い真鯛の食いは鈍いはず。尚、サワラは歯が鋭く、ハリスが太くても、いとも簡単に食い切る・・・唯一唇に鈎掛りした個体のみが揚がって来る。

 5時過ぎ、ブリは捨てて真鯛のみに固執し、先日と同じ5号ハリス仕掛けでの挑戦開始・・・観音崎の沈み瀬は観音崎より北北西に100mばかり伸びており、その水深は60m台より45mへと急峻に立ち上がっている。朝は干き潮だから、潮流は東流れなので、沈み瀬の津久見湾側がポイントとなる。
早朝は疎らだったイワシ群が、5時半を過ぎる頃にはウルメイワシやカタクチイワシの濃密な群が散見されるようになった。
二流し目、30mばかり入り込んだ仕掛けが沈下しない???何故かな?とビシヤマを手にすると、急な持ち込みが20m程・・・その後はスイ・スイ・スイと揚がり始めた・・・これは、典型的なサワラの曳き。サワラはなんなく船際迄揚がって来ても、急に反転して猛烈に曳き込む・・・この際、上の枝鈎が瞬時に指に鈎掛りする。ジイジは二度、このような経験あり・・・だから、ハサミを手に、揚がって来た枝鈎を次々にカットして下から二本目に食っているサワラを寄せる・・・案の定、出したタモを回避したサワラは10m以上一気に持ち込んだ・・・そして挑戦すること四度目、ヒラメ用の大タモに収まったのは、1m超しの大サワラ・・・なんと、鈎が口下10cm位置に掛っていた。それで獲れたんだョ・・・

 その後、潮流が軟化した8時半までに、3㎏クラスと2㎏物二匹の真鯛と2㎏物のサワラを追加して終漁。

  海 あれこれ
 ブリが居ると聞いていたのだが、ブリの気配が無い・・・その上、数日前にはカタクチイワシが大半で、ウルメイワシが若干だったのだが、今日はウルメイワシ群が主体・・・海は生き物、プランクトンやアミ類、イワシ群等が日々、大発生や大移動を繰り返す。これらを餌とする大魚達も餌を追って日々移動することとなる。




2015・8・05
旧暦21日・中潮・晴天・弱風
「イワシ鯛釣り」で真鯛・ハマチ
  
 連日経験したことのないような猛暑が続く・・・しかし、四浦湾には例年の如くカタクチイワシ群やウルメイワシ群が来流し、これらを狙って大中真鯛やブリ・ハマチ・サワラが附いたとの情報。
ならば、「イワシ鯛釣り」に限る・・・夜明けを待ってエンジンを回す。ポイントは10分ばかり北方に走った観音崎付近。魚探を見ながら探索するが、上層にパラ・パラと小群のイワシ群が居るだけで、仕掛けを入れるに足りるイワシ群には出逢わない。ならばと四浦湾西部迄足を伸ばしたが、大きなイワシ群は居ず、イワシ群が居れば群れるはずのカモメ類さえ出逢わない・・・イワシ群が来流していても、早朝は霧散していることが多いもの・・・その時間を待とうと、岬の沈み瀬際に寄せてメバル仕掛けを入れ込む・10cm~15cm程度の赤メバルや黒メバルが飽きない程度に食い付く。

 1時間近く経過した頃、100mばかり沖合いの沈み瀬付近に海面付近を舞うウミネコが数羽・・・よしとばかりに向かうと、中層に居るイワシの大群を確認して「イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込む。水深は57mで満ち潮の潮流は0.3ノット。この頃には同じ「イワシ鯛釣り」狙いの漁船が10隻ばかり・・
「イワシ鯛釣り仕掛け」は、ビシヤマ14号・主ハリス5号・枝ハリスも5号・枝間は2.5m・枝の長さは90cm・枝数は7本・鈎は金龍スズ別太鈎3号・サバ皮は無色の2.5cm・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は30号。

 仕掛けがイワシ群迄到達すると体長10cm程のウルメイワシやカタクチイワシが次々と食い付いて沈下が遅くなる・・・そのまま錘を着底させて、イワシ群を狙っている真鯛やブリなどの大魚を食わせる魂胆。
イワシ群の中を流下させた一流し目は大魚は当たらず・・・そして二流し目、着底させて弛め加減に持っている仕掛けにポク・ポク・グイーと大魚が食い付いた・・・そして強い曳き込みは数mで停止、そして寄せると再度の持ち込みも数mで静止・・・この曳き癖は典型的な大真鯛、手加減しながら「やりとり」すること数回で中層迄手繰り寄せた時、グウ・グ・グイーと食い止め、異様な曳き込みが止まらない・・・この曳きは大ブリ。そして二回目の曳きで沈み瀬に持ち込まれてアウト・・・切れた仕掛けを回収すると、上から二本目の枝鈎が飛んでおり、その下1本残して飛んでいた。想像だが、上二本目に大真鯛が掛っており、下方に追い食いした大ブリの曳きで大真鯛は切れ飛び、その後沈み瀬の持ち込んだようだ。

 この直後に3㎏物と2㎏物の真鯛真鯛をゲットし、次に入れた仕掛けが強烈な曳き込みに見舞われた・・・しかし、10m以上出た仕掛けは以外にも容易に寄り始めた・・・そしてやがて正体が見えた・・・それは5㎏クラスの大サワラ。しかし、船際に寄ったサワラは、そのまま反転した猛烈な直線曳きで15m程・・・再度寄せてタモを出したのだが、タモには半身だけしか入らない・・・そしてクルリと反転したが直ぐに寄り、再度のタモも半身浴・・・そしてクルリと向きを変えた際に残念ハリスが切れ、ハイ・サヨウナラと竜宮城へと帰って行った・・・若い頃であれば、このような場面には膝がガク・ガクし、心臓はパク・パクものであったのだが・・・
 その後、鈎掛り直後のハリス切れが数回・・・これはサワラの仕業也。
11時前に終漁した今日の釣果だが、前記の真鯛2枚と追加2㎏物1枚の真鯛は計3枚、それにハマチ1本のみ。

 海 あれこれ
 猛暑だが、海上では早くもツバメの渡りを見た・・・釣りをする数時間中に2羽、1羽、2羽と3回目視した。海上にもプランクトンの羽化したものが?居るようで、時折り「ツバメ返し」しながらの南帰行・・・南方には猛烈な台風13号があるのだが、台風の通過後にその地に到達すると計算済みのようだョ。




 
2015・7・30
旧暦15日・大潮・晴天・弱風
保戸島沖でイサキとマアジ 
 大イサキと型のいいマアジは魅力・・・近日のポイントは漁師が「さかい出し」と称する満ち潮時に好釣果が期待できるポイント。今日は大潮の旧暦が15日だから満潮は6時半・・・夜明けから1時間ばかりが勝負タイム。

 4時20分、まだ明けやらぬ漁港を後にする。時折り、船に驚いたトビウオがぴーーーと海面を飛ぶ・・・保戸島沖合い高甲灯台の北1km付近のポイントに到着したのは5時ジャスト。このポイントは、100mを超す深海から50m台へと持ち上がる急斜面に湧昇流が湧きイサキやマアジ、ハマチ、真鯛等の餌場となる。
既に先着漁船が10隻ばかり仕掛けを下している。その潮上側85m地点で停船して仕掛けを入れ込む。仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリス3号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数本8・鈎は金龍中太鈎3号・肌色のサバ皮は6cm・クッションゴム2㎜を2m・錘は35号。

 満ち潮の潮流は1.3ノット・・・仕掛けが着底した時の水深は80m、2分ばかり経過した時にゴク・ゴク・グイーと最初のイサキが当たったのだが、海半ばで残念鈎外れ、そのまま手放して着底させると今度は鈍重なマアジの当たりで、揚がって来たのは300g物が3匹。船戻しは仕掛けを入れている漁船の間をかわして潮上側の最初に仕掛けを入れた地点。
今度は68m地点で1㎏物のイサキが食い付いた・・・2㎜2mのクッションゴムを仕込んではいるが、ハリスが3号だから手加減が必要・・・慎重に獲り込むと、2本下の枝鈎におまけのマアジが1匹・・・なんか、儲けた感じ???

 6時半が満潮なのだが、潮止まりしたのは7時半。梅雨明けした空にはギラギラと真夏の太陽が・・・暑くなったので終漁。
活け間では、マアジ20程と、大中のイサキが10匹ばかり泳ぐ。

 海 あれこれ
 航行の途中、ウミネコ達と頻繁に出逢うようになった。見れば茶色い羽毛の巣立ったばかりのひな鳥の姿も・・・当地の25kmばかり北の無人島高島が、九州唯一のウミネコ達の営巣地。




 
2015・7・28
旧暦13日・中潮・晴天・弱風
無垢島沖でイサキとマアジ   
 3時半起床。目を擦りながらガラス超しに見えるムベの弦に目をやる・・・1mばかりニュルリと伸びた弦は微動だしない。今日も凪ぎ・・・「ならば、海に出なきゃあ」と、腹ごしらえをして船へと向かう・・・時計は4時20分。

 狙うはイサキ。昨日と同じポイントへは凡そ40分、水深55m地点で低層に映る若干の映像を確認して、潮上で昨日と同じ仕掛けを投入。10分ばかり流下させたのだが食い付かない???魚探に目をやると、GPSの航跡が西から東へ・・・えっ、干き潮は北西から南東のはずだが???その上、流速も0.7ノットと遅い。急ぎ、仕掛けを手繰り揚げ、潮流の当たる砂丘台地の西端へ・・・この位置は90m台より30mへと浅くなる55mの中間地点・・・予想通り低層に小魚群が点々と。仕掛けを入れ込み、張ると直ぐにゴク・ゴク・グイーとイサキが当たった・・・そして二流し目、若干南側で仕掛けを入れ込むと直ぐに鈍重な当たり・・・真鯛かな?と思って手繰り揚げていると更に重くなった。ハマチが追い食いしたのかと、次に来る曳き込みを警戒しながら寄せるのだが、それがない・・・クッションゴムを手にした時、その正体が見えた。なんと、300g物のマアジが5匹も。
 その後は船戻しする度に、イサキやマアジが1匹、2匹と釣れたのだが、潮流が北西に変わると同時に当たりが遠のいた次第。そして、前記のポイントに向かったが、此処ではイサキやマアジは食わず、ハマチの洗礼を受けること3回、3号ハリスを、いとも簡単に持ち去って行く。時計は9時半前、「もう、やめろ」ってことかと仕掛けを巻いた。
300g物~500g物のマアジが30匹ばかり、それに500g~1㎏物のイサキ9匹、1㎏クラスの真鯛を2枚が今日の釣果。
  海 あれこれ
 出港後は、右後方から南西の微風が吹いていたが、30分程航行して沖無垢島と保戸島の中間地点の豊後水道本流域まで出ると、風向きが南から南南東へと変わった。これは、陸地と海原の温度差による対流によるもので何時もの事・・・しかし、瀬戸内海より流下する冷たい海水の上を、暖かい空気が這うと、一瞬のうちに潮霧が発生する。今日も、潮霧を警戒しながらの釣りであった。




2015・7・27
旧暦12日・中潮・曇天・弱風
無垢島沖でイサキを狙う  
 梅雨明けが無く連日の雨天と台風による荒天・・・実は7月に入って、早朝の凪ぎを狙って豊後水道本流域に数回は釣行したのだが、何れもポイントに着いて仕掛けを入れる時点で潮霧に見舞われ、止むなく島影に避難し、潮霧の霧散を待つ・・・2・3時間待つと潮霧は去るのだが、その時点でイサキが釣れる「まずめ時」を外れるから坊主で帰港・・・レーダーを装備してない佳丸は危険を犯してまでイサキを釣る勇気が無い。

 昨日台風12号が東シナ海を北上したが、九州東岸の当地は凪ぎの夜明け・・・今日は「霧の発生は無い」と読み、沖無垢島沖合いへと舳先を向ける・・・狙う魚はイサキ殿。ポイントへは凡そ40分。
仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリス3号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数8本・鈎は金龍中太鈎3号・クッションゴム2㎜を2m・錘は35号。肌色のサバ皮5.5cm物・

 今日は旧暦12日だから今は干き潮。砂丘台地の北側85m地点で仕掛けを入れ込み、50mへと浅くなる斜面で採餌中であろうイサキを狙う。干き潮の潮流は1.8ノット・・・やがてイサキが屯する70m付近迄流下した時、小さくコク・コクと来てグイーと重くなった。これが典型的なイサキの食い・・・このまま仕掛けを弛め加減にして2匹目、3匹目の食いを待ったがそれが無い。既に鈎掛りしていたイサキをタモに納めて船戻しのクラッチを入れて潮上へ・・・イサキは1㎏近い大物。
そして2流し目、若干東側にずれた地点で仕掛けを再投入・・・イサキの当たりが無いまま、50m地点迄流下したので仕掛けを回収しようと10手ばかり手繰った地点でグイーと当たったのは1.5㎏物の真鯛。
このように船戻しする度に当たりはあるのだが魚影は確認できない。多分、イサキが産卵を終えたので魚の密度が希薄なのだろう???

 8時半には太陽が眩しくなり、イサキの食いも遠のいたから終漁。釣れたのはイサキ10匹ばかりと真鯛3枚のみ。

 海 あれこれ
 津久見湾湾口の観音崎付近や白石灯台・楠屋鼻周辺には、例年の如くカタクチイワシ群やウルメイワシ群が来流した。このウルメイワシやカタクチイワシを狙ってブリや大真鯛、サワラなどがやって来る。
イワシ群の中にサビキを落とし入れてカタクチイワシやウルメイワシを食わせ、それに大真鯛やブリを食わせる釣技・・・この釣り方を当地では「イワシ鯛釣り」と称する。
「イワシ鯛釣り」をやっている漁師の釣果は、ブリと大真鯛が一日3匹程度とのこと・・・未だ真鯛が来流してないようだ。真鯛達の大挙来流を期待する日々。




2015・6・28
旧暦13 日・大潮・曇天・弱風後白波
イサキを狙うもヤズ主体 
 先日無垢島沖合いのイサキポイントでは1.5㎏~2㎏物のヤズが混漁され、W食いすると3号ハリスが飛んだ・・・潮変し時にはイカナゴを海面に追い上げて海面を賑わせ、これに無数のカツオ鳥が附けて一大絵巻を見せた。このヤズとイサキを同時に釣ろうと仕掛けを工夫した。
イサキは下枝主体に食い付き、手繰り揚げる際にヤズが追い食いする頻度が高い。そこで工夫した仕掛けは、上枝5本を主ハリス6号・枝ハリス5号とし、枝間2.5m・枝長90cm・サバ皮のエバはハマチが好む赤やピンク、山吹色の9cm物・鈎は金龍スズ別太鈎3号・クッションゴムは2.5㎜を2m・下3本の枝鈎はイサキ用とし、ハリスはヤズが食っても切れない4号・枝間は2.5m・枝の長さは90cm・疑似餌は肌色のサバ皮5.5cm・錘は30号。4号ハリスだとイサキの食いは若干落ちるのは覚悟の上。

 無垢島沖合いのポイントに着いたのは5時前・・・北風が若干吹いており、若干の白波。ポイント周辺を探索するが、海底付近に若干の小魚らしき群が映るのみで、イサキらしき魚影は見当たらない。「もう干き潮が動いている時間帯だが」と仕掛けを入れてみると丁度潮止まりで潮流が無い・・・30分ばかり経過すると、やっと北西からの干き潮が動き始めた・・・
このポイントの海底砂丘は広大だが、起伏のある水深は50m前後、周辺は100mを超す深海で、潮流の当たる潮上側の斜面でイサキや真鯛等の魚が、流れ来るアミやエビ類、小魚等を狙う。この餌場がポイントとなる。

 砂丘台地の北西70m地点で停船し、スパンカーを開いて仕掛けを入れ込む。しかし、潮流は加速せず僅かに0.3ノットだから、流下は1分間に10m足らず。これでは餌場が形成されず魚は食い付かない・・・だが、やがて0.5ノットから0.8ノットへと加速され、時折りイカナゴらしき映像が確認され始め、手繰り揚げ・落とし込みしていた仕掛けを、数手手繰った時に当たりが来た・・・曳き癖からみるとヤズ・・・当初の曳き込みは強く、4号ハリスでの対応で「やりとり」しているとグイーと加重された・・・「オッ、次が来た」と手加減・・・やがて上から2本目と5本目に食っているヤズが姿を見せた・・・先ずは2㎏近いメタボなヤズ君を二本ゲット。

 その30分ばかり後にきたのも中層迄の曳きはヤズらしかったが、上層迄揚がると曳かない???なしか?と思いながら手繰ると、ポッカリと浮いてきたのは2㎏クラスの真鯛。
やがて潮流が1.6ノットに加速し、船戻しする度にイサキ・イサキ・ヤズ・ヤズと釣れてはくるのだが全てが1匹づつ。だが、9時を過ぎると、予報通りの東風が吹き始め、潮流と逆波だから大波となり終漁。

 釣果はヤズが8匹と良型のイサキが5匹、それに真鯛が前記の中真鯛と1㎏物の2匹、それが全て。

 海 あれこれ
 干き潮の潮流が1.6ノット・・・これだと、1分間に50m近く流下する。だから、10分間誘うと500m程は流される。仕掛けが投入時に絡むとポイントをやり過すことになり、再度船戻ししての投入となる。




 
2015・6・22
旧暦7 日・小潮・曇天・無風
豊後水道本流域でイサキ釣り
 沿岸部には、なぜか大羽のカタクチイワシ群が大量に来流しているが、ブリや真鯛は多く付けてはない。真鯛やブリ達は何処かで御馳走にありついているのは確実・・・昨夜、懇意にしている師匠漁師に問うと、「沖にイサキが居るぞ・来いよ」とのこと。「沖は潮霧が出るけぇ・怖ぇ」と言うと、「明日は霧は出らんぞ・小潮で多くは望めんが来いョ」とのこと。ならばと、早朝4時半にエンジンを回して一路無垢島沖のポイントへ。

 べた凪ぎのポイントに着いたのは5時過ぎ。既に数隻の漁船が仕掛けを入れており、次々と大型のイサキを獲り込んでいる・・・潮の流れはまだ干き潮が0.6ノット、漁船群の50mばかり潮上で仕掛けを入れ込む。
仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス3号・枝ハリスも3号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数8本・鈎は金龍アジ中太鈎の3号・疑似餌は肌色のサバ皮5.5cm・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は30号。
水深は80mより50mへと浅くなっており、その斜面にイサキが居るのだが、魚探には若干の魚影が映るだけ・・・しかし、その位置まで流下する度に500g物~大は1㎏物のイサキと真鯛が必ず食い付くのだが、不思議にも揚がるのは1匹だけ。

 イサキと真鯛を各数匹釣った時点で干満交代の潮止まりとなり当たりは皆無・・・満ち潮が動き始めたのは1時間ばかり経過した頃。
南東側より流れ来る満ち潮は徐々に速くなり、やがて1.6ノット・・・だが、船も潮流に乗って流下するから仕掛けは真下。水深90m地点で仕掛けを入れて80mから70m付近迄流下する度にイサキが食い付き、時には1.5㎏~2㎏物物のハマチも食い付く。近くでルアー釣りをやっている船は頻繁にヤズやハマチを揚げている。

 10時過ぎには満ち潮が緩慢となり、食いも遠のいたから終漁。釣果は20匹近くのイサキと6匹の真鯛にハマチ3本。

 海 あれこれ
 夜明けの時間帯にポイントに着くのがベターだが、暗い海面では流木や流れ藻が見えない・・・直径数cmの流れ木でもプロペラに当たると航行不能となる・・・又、流れ藻もプロペラには大敵。少量の藻でもプロペラに絡むと推力が著しく低下する。




2015・6・14
旧暦 28日・中潮・雨天・無風
「イワシ鯛釣り」大ブリ&大真鯛と中真鯛。

 雨天や潮霧の日が続いたが、今朝の天候は小雨は降ってはいるが潮霧の無い凪ぎ・・・数日前、近くの観音崎付近にカタクチイワシが来流しており、大真鯛が1匹~3匹は釣れるとの情報を得ていた。ならば、これを狙わない手はない・・・4時半、ほぼ満潮の漁港を出る。観音崎ポイントへは10分足らずで到着。

 今は干き潮だから、沈み瀬の西側が潮上にあたる・・・カタクチイワシ群も潮上に居ると見て魚探に目を落としながら探索すると、沈み瀬の50mばかり西側で中層から低層に居るカタクチイワシの大群を把握・・・その30mばかり潮上に船を持ち込んで仕掛けを投入。ブリの気配は無いとの情報なので、入れた「イワシ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリス4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は無色の2.5cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

 この干き潮ポイントは、水深が62mより45mへと急峻に立ち上がっており、その位置で湧昇流が湧く。仕掛けを入れた位置の水深は57m、東へと流れる干き潮は0.6ノットと良好。
着底した仕掛けを持つと、やがてカタクチイワシ群が映り始めた・・・その群の中で仕掛けを10mばかり手繰り揚げると、クッ・クッ・クル・クルとカタクチイワシが食い付いた・・・そのまま、落とし込んで着底させて弛め加減で52m地点迄流下させるとグイーと来た。しかし、鈍重に揚がりながら時折りグイーと曳くから真鯛ではない・・・やがて、最下部に食っていた500g物のマアジが揚がってきた。
そして船戻しした二流し目、カタクチイワシ群の映像が消え去ろうとした時、クッンと小さな当たりがあった直後に鈍重感・・・だが、数m揚がった位置で曳き込みが始まり、ビチ・ビチ・ビチと10mばかり持ち込んだ。真鯛だとこんな引き込みはないのだが?ブリかな?と思いながらの「やりとり」。しかし、その後は大きな曳き込みは見られず、鈍重な大魚らしき曳きだが、ハリスが4号だから無理は禁物・・・やがて白い腹を見せたのは5㎏クラスの大真鯛。腹部は気体でパンパン・・・肛門後方よりフク抜き針を刺すと、プシュウと気体の抜ける音・・・鈎を外して活け間へドブン。

 その後は箸長のマアジ数匹と1㎏弱と2㎏物の真鯛が釣れたが大真鯛の気配が無く推移。そしてカタクチイワシ群が把握しずらくなった9時過ぎ、小さな群が仕掛け位置を通過しようとした時にグゥーと根がかり風に重くなった・・・だが、数m程仕掛けは順調に揚がり、「大真鯛かな?」と思っていた時、朝釣れた大真鯛のようにブチ・ビチ・ビチと曳き込みが始まった・・・その曳き込みは凄く、4号の対応能力一杯に締めて対応・・・やっと持ち込みが停まったのは20mばかり出てから。それからは、ムン・ムンとした根掛り状態・・・若干寄り始めても直ぐに取り戻される状態で推移したが、ハリスが4号だから無理は禁物。こうした「やりとり」が20分程続き、やっとクッションゴムを手に取ったが、船に驚いたブリは曳き込みを再開してなかなか寄らない・・・しかし、ムン・ムン・ムンと腕を揺らせながら旋回して浮上・・・手元に来た枝鈎を1本、又1本と挟み切りながら回収し、海面に揚がって旋回してきた時に大タモでジャボン・・・タモ枠を両手で持ってヨイショと船に持ち込んだ次第。
使用したハリスは東レトヨフロンの4号・・・4号ハリスで1mを超す大ブリが獲れるとは・・・トヨフロン君、お前は強くて偉い。

 海 あれこれ
 実は昨日早朝、「観音崎で大真鯛を」と出港した。潮霧が出ていたが海面近くは100m程の視界だったので「沿岸伝いだと行けるだろう」と安易な考えで舵を握った・・・だが、港を出て200m程、急に濃霧に襲われ、視界ゼロのホワイトアウト。佳丸にはレーダーは無い・・・慌ててGPSのスイッチを入れ画面の航行線を見ながら低スピードで帰港した次第。
ホワイトアウト時のGPSでの航行は怖い。だって、他船が見えないのだから・・・




 
2015・6・05
旧暦 19日・中潮・雨天・無風
無垢島でメバル狙うも小イサキ主体。
 
 PCの予報では「凪ぎで曇天、昼ごろ雨」とある・・・メバルを狙うには最高の条件が二つ揃った・・・残り一つは8時半満潮の潮だが、無垢島の岩礁際では「さかま潮」も動くからと思い、先日好漁した沖無垢島の北側へと向かう。
先日のポイントに着き、潮の動きを見ると、潮変し前で実に複雑・・・岩礁先では1.6ノットの満ち潮が北東へと走り、その際では「さかま」が小さな渦を創り、船は留まってゆっくりと回転する・・・その位置で魚探を見ると、18m~25m付近の低層から中層にかけて魚影が散在する。
その魚影位置に先日と同じ仕掛けに20号錘を付けて入れ込む・・・すると、直ぐにグル・グルと当たった魚は20cmサイズのイサキの仔。再投入すると、今度はイサキ2匹と同サイズのマアジが2匹・・・このように入れる度に食い付くのだが全て同サイズ・・・メバルをと、12m~15m地点を攻めるのだが、15cmサイズ物が1匹・二匹鈎掛りする位で稀に20cm物が釣れる程度で推移。このポイントに見切りを付けて100mばかり北側の岬際に転船して仕掛けを入れると、ここでもイサキ仔主体だったが、特筆すべきは30cm近いサイズのが5匹混漁されたこと。
しかし、干き潮に変わっても、メバルの食いは上向かず、9時過ぎには強い雨も降り始めたから終漁。メバルは全体の三分の一程度の40匹程で先日のメバルよりも小型。

 海 あれこれ
 メバルは30m水深の藻場や岩礁地帯に居り、広域に移動する魚ではないが、メバル達が餌の居る近隣ポイントへの移動は実に迅速・・・その距離は数kmに及ぶこともある。
メバルは、アミやエビなどの甲殻類や各種の幼稚魚等を好むが、餌となるこれらの幼稚魚や甲殻類の来流や大発生を、どのように感知するのかは判らない。




2015・6・01
旧暦 15日・大潮・晴天・無風
今日も無垢島でメバル狙い。


 
晴天で凪ぎ、メバルを狙おうと5時15分沖無垢島のメバルポイントに到着・・・一昨日釣れたポイントを探索するが魚影一つ無い・・・船を停めると一昨日とは逆の満ち潮が1.2ノットで西側から押している。さては潮裏に居るのでは?と、岩礁の裏側を映ると、さかま潮がゆっくりと巻いており、若干の魚影も・・・この18m水深に先日と同じ仕掛けを投入すると、直ぐに20cmオーバー型のいい赤メバルが1匹食い付いた。それからは、仕掛けを入れる度に1匹・2匹と食い付く・・・だが、1時間程経過すると潮流が緩やかとなり、太陽も揚がったせいか食いも遠のいた。
若干船を移動させ、先程まで急流だった岩礁脇の海藻際12m水深に仕掛けを入れ込む。すると、20cm~25cmサイズの型のいい金メバルが間々食い付くから面白い・・・しかし、そのメバルも9時前には食い止まりしたので仕掛けを巻いた。
活け間では100匹近くの赤メバルと金メバルが泳ぐ。

 海 あれこれ
 潮目を見ると、8㎜位のイカの幼生らしき物が大量プカプカと泳ぎ回る・・・何者だろうか?と手に獲ると、目玉二つで左右に突起を持ち甲らが堅い・・・蟹又は海老の幼生のようだ。
釣り揚げたメバルの吐出物にも、アミに混じってこの幼生も・・・さては、メバル達はこれらを食おうと寄り集まったと見たのだが。
何の幼生か?只今、竜宮城広報室に問い合わせ中・・・




2015・5・30
旧暦 13日・中潮・曇天・無風
無垢島でメバル大漁。
 豊後水道本流域にはイカナゴ群が近年では珍しい程多く来流していると聞く・・・真鯛やブリ、大アジなどもイカナゴが大好物・・・だから、沿岸に居たこれらの大魚達は揃って沖合いに出たようだ。
このような状況下で沿岸で大魚を狙っても無駄。PCを開き、今日の予報を読む「午前中曇天で午後は雨の微風」とある・・・凪ぎで曇天、そして潮流も期待できる・・・メバルを狙うには好条件が揃っている・・・ならば、メバルの好釣果が期待できる無垢島へと向かう。夜明けの4時半出港、航行は好ポイントの多い沖無垢島迄凡そ30分。
狙うは、海藻が繁茂する海中岩礁の10m~20m付近。使用したメバルサビキは、仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス3号・枝ハリス2.5号・枝間は1m・枝の長さ40cm・枝数は7本・鈎は金龍アジ金鈎3号・サバ皮は肌色主体の5cm・クッションゴムは1.5㎜サイズを1m・錘は15号。

 無垢島には幾多の小さな岬や岩礁がある・・・沖無垢島北側の干き潮当たる岩礁に寄せて15m~20m付近を探索すると、低層にモヤ・モヤとした魚影・・・急ぎ仕掛けを下すと、着底と同時にゴツ・ゴツ・グッとメバルの当たり・・・手繰ると15cmサイズの赤メバルが4匹揚がって来た。鈎外しで素早く鈎を外して投入すると今度は20cmクラスが3匹。しかし、メバルポイントは土俵の広さ程と狭い・・・船戻ししてこのポイントに入ると確実に数匹単位で食い付き、若干深場に寄ると、20cm程の小アジやイサキも食い付く。
だが、入れ食いも30分ばかり終わった・・・メバル達が仕掛けに気付いてカドッタようだ。このポイントを見切り、50mばかり東の小さな岩礁へと移動・・・ここでは、水深15m付近で15cmサイズの黒メバルが入れ食いし、時にはパーフェクトも・・・その上、外道のスズメダイも度々。

 9時前、一時的に太陽が顔を出すと同時にメバルの食いも止まった。活け間の中は魚で超過密状態だから、排水ポンプで海水は循環させてはいるが、酸欠が気になり終漁した。

 海 あれこれ
 無垢島周辺は瀬戸内海へと出入りする急流に削られて、北側や東側は150m以上と深い・・・この深海より湧き上がる海水がアミ類や小魚群を持ち込む。だから、これらを餌とするメバルやアジ類、イサキ等が寄り、ブリ等も小魚を狙って寄ることになる。




2015・5・24
旧暦 7日・小潮・曇天・無風
ヒラメを狙うも、大ブリとフカのみ
 昨夜、往年の釣り日記を開く・・・豊後水道本流域でのヒラメの釣果が複数記されている。ならばと、今日は無垢島東方沖合いでヒラメを狙おうと早朝4時半に漁港を出た。
ヒラメは生き餌でないと食い付かない・・・先ず、航行途中の地無垢島の藻場に船を寄せて、20m水深に映る魚影を目がけて、小アジ狙いの疑似サビキを入れ込む・・・着底と同時に2匹・3匹と小アジや赤メバル、スズメダイなどが食い付き、30分程で体長15cm程のマアジを30匹ばかりゲット。ヒラメポイントは東に2kmばかり出た豊後水道本流域。

 このポイントは豊後水道中央部の本流域・・・南に舳先を向けると、左に愛媛県日振島、右に大分県の保戸島、そして前方は大きく開けた日向灘・・・だから、太平洋より伝播して来る大きなうねりに、大きくゆっくりと上下されながらのヒラメ釣り。
ヒラメ仕掛けは、ビシテグス14号・クッションゴムは2㎜サイズを2m・主ハリス8号・枝ハリスも8号の枝1本の胴付き仕掛け・枝の長さ1.5m・枝下ハリスも1.5m・鈎は、がま磯12号で、前後12cm間隔の2本鈎・錘は30号。

 活け間より体長20cm程の元気なマアジをすくい捕り、素早く前鈎を上顎の堅い位置に掛け抜き、下鈎を肛門下にちょん掛けして投入。このポイントの釣り始め位置の水深は57mだが、流下につれて50m以下へと浅くなる砂丘台地。小潮だが、北北西に流れる満ち潮の潮流は1.2ノット。ヒラメに対応する大タモを準備して戦闘開始。
着底した仕掛けを海底を探る要領で持つこと数分、クッツンと微小な当たりを感じたと同時に鈍重感・・・典型的なヒラメの食い・・・このまま、「張らず緩めず」で、やがて次に来るズル・ズルッとした曳きを待つ・・・そのズル・ズルッが来たのは1分ばかり経過した時、グッ・グッと強引に合わせを入れるとずっしりと重い・・・ヤッシ・ヤッシと手繰り揚げる途中で2度程グイ・グイと持ち留める・・・「大きくはないがヒラメに間違いない」と思ったのだが、ヒラ・ヒラと回りながら姿を見せたのは、なんと1㎏をゆうに超えるマトウダイの親分・・・あーあ。
船戻しした直後、ゴツ・ゴツ・グイーと派手に当たったのはフカ殿・・・そう、湯引きにして酢味噌で食すると旨いあのフカ殿。
 そして四流し目、持ったビシテグスに、ポク・ポク・ズイーと鈍重に曳き込んだのはブリ君・・・中層迄はあまり強い曳きをしないまま揚がったのだが、これからが大変、10m以上の曳き込みを数回・・・やっとクッションゴム近く迄揚げたのだが、それからは旋回するだけでなく、8号ハリスの対応能力を超す突っ込みを繰り返す・・・旋回でハリスが船底やプロペラに接触すると即アウトだから、ハリスが船底に向かう時には船外に身を乗り出して回避・・・格闘すること数分、喘ぎながら海面近くに浮上したところを大タモでジャボリ・・・両手でタモの縁を持ち、ヨイショと船上に獲り込んだ。
後に計測すると107cmのメタボな巨大ブリ。

 ヒラメの食いが無いまま、時計は10時半・・・目的魚が釣れない釣りはヨダキイ・・・当たりが無くなってきたので終漁。釣果は、前記の大ブリの他に5㎏クラスのブリ1本、マトウダイ2枚、フカ2匹。

 海 あれこれ
 期待したヒラメは釣れなかった・・・しかし、活け間には体長10cm程の未消化のイカナゴが数匹。マトウダイかブリが吐き出したに相違ない・・・ならば、今日のポイントにはイカナゴ群が来流している。ヒラメ達は、何処かで御馳走に有り付いているとみた。やがては、イカナゴ達が寄る海中の砂丘台地にやって来る・・・その時期は、次の潮かナ???




2015・5・20
旧暦 3日・大潮・晴天・弱風
柳の下に2匹目のドジョウは居なかった
 昨日は白石灯台の沈み瀬で大アジが入れ食いした。今日も大潮だから、大アジが確実に釣れると見て昨日と同じポイントへ・・・晴天だから早朝が勝負・・・出港したのは、未だ明けやらぬ4時半。
GPSには昨日釣れたポイントに航跡がビッシリ・・・その上流位置で仕掛けを入れ込んで戦闘開始・・・ところが船が全く流下しない???岩礁脇の潮騒も皆無・・・8時満潮の大潮だから潮流は速いはずだが???潮流が無ければ餌場が出来ず魚は寄ってない。だから全く釣れない・・・やがて潮流が動くだろうと辛抱の釣りも1時間半経過。もう限界と、干き潮ポイントの観音崎の沈み瀬へ・・・此処の潮の動きは0.3ノット。しかし、1時間経過しても箸長のアジを僅かに3匹のみ・・・太陽も揚がり、釣れない釣りをするのはヨダキイ・・・仕掛けを巻いたのは9時前。

 海 あれこれ
 今年は春からの海水の動きが、なんだか変・・・小潮日に強い潮流があったり、今日のように、大潮に潮流の動きが無かったりする・・・巨大台風や大地震などの天災がが無ければいいのだが・・・




2015・5・19
旧暦 2日・大潮・曇天・弱風
うねりの中でマアジ釣り

 昨日「早朝白石灯台で大アジが釣れた」との情報を得た。ならばと、夜明けを待って白石灯台へと向かう・・・海は凪ぎだが、日本南方にある台風7号がうねりを持ち込んでおり、船はピッチングを繰り返しながら前進・・・航行は10分一寸。

 大潮で7時半の満潮までは満ち潮が走る・・・だから、マアジポイントは満ち潮が流れ来る南東側となる・・・水深63mより45mへと浅くなる斜面に湧昇流が湧くので、プランクトンや小魚群が寄り、マアジや真鯛、チダイ等の餌場となる。仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は1.5m・枝の長さ60cm・枝数8本・鈎は金龍中太鈎3号・疑似餌のサバ皮は無色の5.5cm・クッションゴムは2mm物を2m・錘は30号。

 若干風が吹いているのでスパンカーを立て、60m地点に船を持ち込んで仕掛けを入れ込む・・・潮流は0.9ノット。着底を確認後、海底を探る要領で数手の手繰り揚げ・落とし込みを繰り返す・・・やがて、船は潮流に乗って52m地点まで流下して、低層に若干の薄い魚影が映ったと同時に、グルッと来てグイ・グイとしたマアジの当たり・・・マアジを釣り揚げるには無理は禁物、手加減しながら手繰っていると、グスリッと加重してグイ・グイと引き止め容易に揚がらない。しかし、曳きが強いのは当初のみで寄り始めた・・・2匹かな?3匹かな?と思いながら揚げていると、海中にキラキラと腹を見せたのは400gオーバーのマアジが3匹・・・慎重に二つのタモを交互に出してゲット。
その後は船戻しする度に、100g物~500g物のマアジが、1匹~3匹は食い付き、時にはチダイも・・・しかし、7時過ぎには潮流が止まった上に、雲が取れた空には明るい太陽が・・・マアジの食いもピタッと止んだから終漁。
活け間では30匹を超すマアジが泳ぐ。

  海 あれこれ
一昨日、ホトトギスの初鳴きを聞いた・・・ホトトギスの声を聞く頃には、豊後水道本流域の海中砂丘には、体長10cm程のイカナゴ群がやって来る・・・このイカナゴを狙って、やがてヒラメ達が寄り、顔に毛の無い猿達が、このヒラメを狙うことになる。




2015・5・16
旧暦 29日・中潮・雨天・弱風
濃霧に追われて無垢島には行けず 
 所用や荒天で釣行できない日が続いたが、今日は「凪ぎで午前中は弱雨」とある・・・メバルを狙うには好条件、だから無垢島迄足を伸ばそうと、夜明け前の4時40分にエンジンを回す。
ところが、港を出ると視界が1km程の濃霧、それも山裾20mだけが見える状態・・・右舷に見える集落の灯火とGPSを頼りに、やっと4kmばかり先の赤崎の岬迄は辿り着いたが、これより先は海面迄覆う濃霧で視界は200mに満たない。
GPSを利用すれば無垢島へ行くのは容易だが、これよりの海域は、津久見港に出入りする貨物船や漁船が頻繁に航行する・・・レーダーを持たない佳丸が、この海域を走るのは危険過ぎる。視界が開けることを祈りながら観音崎の藻場でメバル狙いの仕掛けを下す。

 仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス2.5号・枝ハリス2号・枝間は1m・枝の長40cm・枝数7本・クッションゴム1.5㎜を1mで鈎は金龍アジ金鈎の2号・肌色系サバ皮5cm・錘は20号。
観音崎近くの水深15m前後を探索すると、低層にパラパラとした魚影。その魚影目がけて仕掛けを下すと、直ぐにクル・クル・クルと小魚の当たり・・・揚がって来たのは15cm程のマアジが3匹、その後も15cm近いメバルを混えて2匹・3匹と入れ食い状態・・・30匹程釣れた頃、空が明るくなって霧が晴れる気配・・・ならば、四浦湾中央の漁礁で真鯛を攻めてみようと舵を切る・・・視界は100m程だが、この海域は貨物船や漁船は少ないから、GPSを頼りにスローで航行・・・観音崎より1kmばかり航行した位置で、ふと魚探に目をやると、57m水深の低層にモヤ・モヤとした小魚らしき魚群・・・この位置は観音崎を突き回す潮流が水深72mの海溝を形成しており、その東端の50mへの斜面にあたる。

 [4号エバ鯛釣り仕掛け]を取り出して潮上に船戻しして投入・・・東進する干き潮は0.9ノット、やがて小魚群の位置まで流下・・・慎重に手繰り揚げ・落とし込みを繰り返していると、数手手繰った手元にグスッと当たって鈎掛り・・・当初は大アジかな?と思ったが、ゴク・ゴクと持ち込みが来た・・・「オッ・オッ・オッ真鯛じゃー」そして数m揚げた時に再度グスリと来た・・・オッ大真鯛か?と、慎重な「やりとり」で揚がって来たのは1.5㎏物と1.2㎏物の真鯛が2枚。何魚か?正体は判らないが、この小魚群に真鯛が附けているようだ。
その後に2㎏物の真鯛を追加したが、潮流が軟化鉛スッテ仕掛けは、ハリス7号・最下部に紅白の鉛スッテ40号・70cm上に3号甲イカ用浮きスッテ1本・枝長は10cm。したので濃霧の中での真鯛釣りは終漁。

 海 あれこれ
豊後水道北部では、5月から梅雨明け迄、濃い海霧が頻繁に発生する。
原因は、冷たい瀬戸内海の海水を強い干き潮が当地に流下させる・・・この冷たい海面を暖かい微風が撫でると、一瞬のうちに濃霧が発生する。だから、晴天無風日は要注意。時には、自船の舳先さえ見えないホワイトアウトになることも。




 
2015・5・08
旧暦 8日・中潮・晴天・弱風
濃霧に追われて無垢島でメバル狙い

 甘夏の収穫と君子蘭の開花が重なったりの愚事多忙で、久し振りの釣行・・・
真鯛は産卵を終えて沖合いへと散った・・・その真鯛達を追って早朝、豊後水道本流域へと足を伸ばした。ポイントは沖無垢島の東2km付近。だが、今日は旧暦8日の中潮で午前中の満ち潮の動きは緩慢・・・真鯛ヤーイと探索するが真鯛の気配が無い・・・「早朝だから映えんのかナー」と思いながら[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れて真鯛釣り開始。
15分ばかり経過した頃、若干の魚影目がけて入れた仕掛けに喰ったのは500g物のイサキが2匹、その直後にもう一匹。「まあ、イサキでもいいわい」と無垢島方面に目をやる。すると、緩い西風に乗って海面を這う濃霧がこっちに・・・濃霧は一瞬のうちにやって来る・・急ぎ仕掛けを手繰り揚げて、無垢島に向けてクラッチオンでフルスピード。間一髪、無垢島に辿り着いた時には360度視界ゼロのホワイトアウト・・・「あー良かった」・・・しかし、此処を動けないままで居ると、やがて右舷30mばかりに岩場がぼんやりと・・・もう沖に行くのは無理。

 真鯛やイサキ釣りを諦めて、メバルを狙ってみようと、岩場伝いに100mばかり北側のメバルポイントへ・・・メバルは藻場に居る魚、水深15m~20m付近を探索すると、起伏のある藻場の低層に若干の魚影。水深は18m、メバル釣り仕掛けを魚影目がけて投入。
仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス2,5号・枝ハリス2号・枝間は1m・枝の長さ40cm・枝数8本・クッションゴムは1.5㎜サイズを2m・鈎は金龍アジ金鈎2号・肌色サバ皮4.5cm・錘は20号。

 着底した仕掛けを上下させると、グルグルグイーとしたメバルの当たり・・・型は小さいが4匹の赤メバルが揚がって来た。鈎外しで手早く外して再投入すると又もグルグルとして鈍重感・・・このような調子でスズメダイ混じりで好調、時には型のいい金メバルも。
しかし、メバルの食いは短時間・・・霧が薄くなり陽射しが出ると同時に喰い止まりした。9時前には帰港した次第。

海 あれこれ
 
メバルは夜行性の魚・・・だから、昼間であれば雨天曇天日が狙い目・・・暖かさを感じる程に太陽が揚がると食い止まりする。今日は濃霧が晴れると同時に食い止まりした。




 
2015・4・29

君子蘭は荒天時に付き合う鉢物

 
 荒天日は船を出せない・・・そんな時は君子蘭や甘夏樹と付き合う。
今は亡き母が、2鉢の小株を入手し、蒔種して育てた株を引き継いで選別して育てています。
人の顔のように、其々の株が花の色や形、葉の癖も微妙に違い、管理も容易な魅力ある鉢物です。

 開花した株は凡そ200鉢。例年よりも2週間ばかり遅く満開となりました。




 
2015・4・24
旧暦
日・小潮・晴天・弱風
小潮の上に冷水塊流下・釣果はゼロ。
 昨日は小潮なのに、白石灯台付近では満ち潮の潮流が大潮並みに流れて居た。だから、今日の満ち潮も若干は動くだろうと甘く考えて、早朝にマアジを狙い、その後は真鯛を釣ろうと、早朝5時前、白石灯台へと向かう。航行は10分。
白石岩礁のマアジポイントは真鯛ポイントより若干岩礁寄りの55m付近。ところが、ポイント付近を探索するが、潮流も0.2ノットと遅い上に魚影が全く無い・・・だが、採餌中のマアジは魚影が映らなくても釣れることも多々。兎に角、様子をみようと仕掛けを入れる。
使用したアジ釣り仕掛けは、ビシヤマ12号・主ハリス4号・枝ハリス3号・枝間は1.5m・枝の長さは75cm・枝数は7本・鈎は金龍別太鈎3号・疑似餌のサバ皮は無色の5cm・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は30号。

 いつの間にか周辺に10数隻の漁船が・・・昨日、好釣果を得たからだろう。
仕掛けを入れてから10分以上は経過・・・だが、一向にアジの気配が無い。誰もが、「食わんのぅ・釣れんのぅ」の連呼・・・マアジを狙って30分経過したが釣果は未だゼロ・・・このポイントのマアジは陽が昇ると喰わなくなるのが常。この頃から中層に真鯛らしき映像がポツリ・ポツリと・・・アジを諦め、真鯛狙いに切り替えて[4号エバ鯛釣り仕掛け]を投入。ポイントはマアジポイントより50mばかり東方沖・・・この頃には、潮流は0.3ノットに加速されてきた・・・真鯛らしき映像の中、仕掛けを手繰り揚げる度に「今食うか・もう食うか」と、指先に全神経を集中するのだが、真鯛の当たりは全く来ない。「なしか・何故食わん」と思いながら辛抱すること2時間程。9時過ぎ、魚達がラマダンに入ったとみて仕掛けを巻いた次第。

海 あれこれ
 
帰港して海中を覗くと、海水が澄んで10m以上の透明度・・・出港時は薄暗かったから判らなかったが、このように、急に海水の透明度が増した時は、急激に海水温度が低下した証拠。この時季、当地では地形状、複雑な海流が時折り瀬戸内海より冷水塊を持ち込む。
海水温度に急激な変化がおきるとプランクトンが湧かず、その後の食物連鎖が不順となり魚が釣れないのが常。
又、魚達は裸・・・海水温度一度の変化は、人間では5度に値すると聞く。
※ メバルやブリは海水温度の低下に強い魚。




 
2015・4・23
旧暦
日・小潮・晴天・弱風
ポイント設定に失敗
 昨日は四浦湾沖合いの漁礁で真鯛が入れ食いした・・・だからと、今日も「柳の下のドジョウ」を狙おうと、朝5時にエンジンを回す。
しかし、今日は1時間経過しても一向に潮流が動かず、真鯛らしき映像も映らない。潮流が「やがて・少しは動くだろう」との希望的を持って9時半迄粘ったのだが、もう限界・・・数km北西の白石灯台岩礁へと舳先を向ける。

 驚いたことに、白石岩礁際には、潮流の動きを象徴する「さえ」が見られる程に潮流が動いており、T丸に寄せると、「「朝間に大アジを6匹と真鯛を3匹」とのこと。他の漁船もいい釣果を得てるようだ。
さっそく漁船団の中に入って[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れる。水深は62m、流速は0.6ノット・・・小魚群らしき魚影の中を流下していた時、グイーときたがゴクゴクとした鈍重感は真鯛とは違う??やがてキラ・キラと海中で光りながら揚がって来た魚は1.2㎏物のヤズが2本と最下部の鈎に1.5㎏クラスの真鯛の計3匹・・・ヤズ=ブリの1年物。
その後、ヤズ2匹と真鯛1枚を追加して1時過ぎに仕掛けを巻いた。

海 あれこれ
 
ここ数年、豊後水道には台風の襲来が無かったから、観音崎の観音様岩礁の頭上では、鷹のミサゴが営巣して雛を育て上げた。しかし、今年はミサゴの飛翔を見るのだが、営巣している様子が無い・・・
自然界の動物は、数ヵ月先の天候を予測する能力を持っている。このミサゴの行動からすると、「今年の夏には台風が来る」と予想するのだが・・・果たして当たるかな???




 
2015・4・22
旧暦
日・中潮・晴天・弱風
真鯛釣りは久し振りの好漁。

 真鯛は居るのに天候不順で出漁できない日が続いた。昨日北風が吹いたから今日は凪ぎと読んで早朝5時過ぎに出港。ポイントは「白石灯台付近を」と思ったが、久し振りの凪ぎだから真鯛狙いの漁船が集中する・・・だと、真鯛が「かどって」大きな釣果は望めそうもない。ならばと、舳先を四浦湾沖合いの漁礁へと向ける。航行は15分。
既に先着漁船が2隻、航海灯が点いているから早朝を狙ったようだ・・・しかし、釣果は未だのジェスチャー。

 今日は旧暦の4日だから9時半迄は満ち潮・・・この漁礁の満ち潮は東側から漁礁へと流れかかる。漁礁から50mばかり潮上で低層から中層にかけて若干の真鯛らしき映像を確認し、西風が少し吹いているので、先ずスパンカーを立てて[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。流速は0.4ノット。

 着底した仕掛けを持つと、グゥッと重い??エー、もう1㎏物の真鯛が食い付いている・・・佳丸ジイジには「最初の投入時に釣れると、その日は不漁」のジンクスがある・・・今日は不漁の予感・・・そして、二流し目、数回の手繰り揚げ・落とし込みをしたところで二匹目が来た・・・今度は色形のいい1.5㎏物。5匹・6匹と1.5㎏物中心の中真鯛が順調に釣れてくるのだが、不思議なことに若草色のエバ主体に食っていることに気付いた・・・ならばと、もう2本の枝鈎を若草色のエバに付け替えて対応。すると、釣果は一段と揚がり、11時過ぎの終漁迄には30匹程が活け間狭しと泳ぐ。

海 あれこれ
 
真鯛の好むエバの色は、天候や海水の混濁具合や追っている餌の種類などによって日々変わる・・・今日は若草色のエバで中真鯛の好釣果を得た。だから、[エバ鯛釣り仕掛け]は数色のエバを付けておき、その日に真鯛が追うエバの色を把握次第、その色主体の[エバ鯛釣り仕掛け]に取り換えて真鯛を狙う。
※ 真鯛達が餌として追う若草色のエバは何に見えるのだろうか???カタクチイワシかな?ウルメイワシかな???只今、竜宮城広報室に問い合わせ中。




 
2015・4・16
旧暦
28日・中潮・晴天・弱風
真鯛は居るのに「かどって」食わぬ 
 今日は旧暦28日の中潮、朝6時満潮、昼12時干潮で干満差もあるから潮流が期待できる・・・5時半、満ちた漁港でヨイショとばかり佳丸に乗る。
先日中真鯛を好漁した白石岩礁沖合いの漁礁へと急ぐ・・・魚は沈み瀬や漁礁の潮上側に居る。だから、この漁礁の干き潮時の真鯛ポイントは潮上に当たる北西側。

 しかし、今は丁度満潮時刻だから潮止まり状態で真鯛らしき魚影は見当たらない。潮流に動きが出たのは30分ばかり経過した頃で、漁礁際より50mばかり北西外れの中層に、真鯛らしき4等星ほどのポツン・ポツンとした魚影が映り始めた・・・水深は52mで流速は0.3ノット。仕掛けは先日と同じ[4号エバ鯛釣り仕掛け]。

 一流し目は当たりもなく漁礁まで到達したから船戻し・・・そして二流し目、停船した位置から若干流下すると中層にパラ・パラと真鯛らしき映像・・・仕掛けの最上部は海底より20m・・・だから、真鯛の居る水深はそれよりも上。「今食うか・もう釣れるか」と手繰っていると、10mばかり誘った所で指先のビシテグスに鈍重感・・・手繰り揚げながら「掛れ・掛れ」と一声かけたが掛らない・・・そのまま数m程手繰り揚げた位置でグスンと鈎掛りした、強い曳きにはビシテグスを手の中で滑らして対応・・・やがて、腹を気体でパン・パンに張らせて浮上したのは2㎏クラスの雌の真鯛。タモに入れたまま甲板に置いて、肛門後方脇に細いフクトリ針を若干挿すと、プシューと小さく気体の漏れる音・・・よし・とばかりに鈎を外して活け間へどぶん。※ 真鯛は暫く腹を上にしているが、やがて正常な泳ぎをみせる。尚、腹を上にしていても若干気体が抜けておれば死ぬことはない。
その後、1時間程で5匹食わせたが、残念、2匹は釣り上げ途中に鈎外れした。それからは、真鯛らしき映像はあるのだが全く食い付かない。近くで同じ仕掛けで真鯛を狙っている漁師さん曰く、「かどったのぅ」。※ 「かどる」とは、真鯛が仕掛けを警戒して食い渋る様。
「かどった」ならばポイントを変える以外に方法はないと思い、近くの白石灯台の沈み瀬へと移動・・・ここで、11時前の終漁までに、1.5㎏物を中心に10枚ばかり追加。

海 あれこれ
 
真鯛は賢い・・・狭いポイントに釣り人が集中したり、釣り逃がしが多かったりすると、エンジン音を避けたり食い渋ったりするようになる。疑似餌に喰い付く時も口先でチョビ・チョビと噛み付くから鈎掛りが悪く鈎外れも多い。※漁師はこのような様を 「かどる」と表現する。
このような真鯛だから、鈎やハリスは対応能力限界の小さな号数で対応する。[エバ鯛釣り仕掛け]の場合、鈎は1cm程の小さな金龍別太鈎3号を使用するが、1号アップの4号では食い付きが極端に落ちる。佳丸ジイジが使うハリスは、東レトヨフロン4号、このハリスであれば5㎏物の大真鯛でも対応できる。
尚、撒き餌釣りの場合は、真鯛達が採餌に夢中になるので鈎やハリスサイズが少々太くても食い付く。




2015・4・12
旧暦
25日・小潮・晴天・弱風
 
短時間の潮行きに真鯛を爆釣


 待望の凪ぎだが、 小潮の上、7時干潮だから潮流は期待できない・・・真鯛を狙うには朝の潮具合は最悪・・・「まあ、二三枚でも釣れれば」との思いで、夜明けを待って係留ロープを外す。向かうは、乗っ込み鯛を確認済みの白石岩礁沖合いの漁礁・・・航行は15分。

 漁礁の潮上にあたる北西側で若干の魚影を確認して仕掛けを入れ込む。水深は52m、干き潮の潮流は僅かに0.2ノットと遅い。使用した「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m間隔・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色や山吹色主体の7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。
しかし、うねりが若干残っている上、予報の西風が北北西風に変わって少々吹いており、スパンカーは立てているものの、船体がうねりの谷間に横になろうとするから操船には難儀。
仕掛けを入れて30分ほど経過した頃に待望の当たりで揚がって来たのは1㎏物・・・その後、干潮時刻になり、潮の動きの無い中で、2時間近く辛抱の手繰り揚げ・落とし込み・・・数隻居た隣船は、「潮が行かん・食わん」と霧散・・・

 ところが、竜宮様は佳丸ジイジを見捨てなかった・・・10時過ぎだっただろうか、海も次第と凪ぎ、海面に流れ藻などが帯状となる潮目が現れた直後、東から来る潮流が0.4ノットに加速し、その頃から中層に真鯛らしき映像が多々現れた・・・仕掛けをその映像の水深まで持ち上げると待望の当たりがグスンと来た。慎重に獲り込んだのは、婚姻色が目立つ2㎏近い雌の真鯛・・・その後は、映像に遭遇する度に型のいい真鯛が喰い付く・・・圧巻は数枚釣れた後にきた・・・10mばかり手繰り揚げた仕掛けを手放したが沈下しない?「オッ・食うたか?」とビシテグスを手に取ると、グイッときたのは手答えのある真鯛、慎重に「やりとり」している時に、グスンと二匹目が追い食いした・・・グゥ・グッ・グッと数m曳き、再度グゥ・グッ・グッと持ち込む・・・これを繰り返して海底まで到達すると、やがてはぼつ・ぼつと寄り始めた・・・しばらくして海面に腹を見せたのは、3本目と5本目に掛っていた2㎏物と3㎏物の肥満した真鯛。
真鯛達は、1.5㎏から2㎏物を中心に1時間近く釣れ続いたが、潮流が暖化すると同時に食い止まりしたので帰港した。

海 あれこれ
 船が潮流に押され、映像も途絶えてポイントを外れたと思い、船戻ししようとビシテグスを手繰り、クッションゴムを握った時にムンズと真鯛が食い付いた・・・上から4本目に食っていたのは1.5㎏クラスの真鯛だが、真鯛が食った水深は、海面から15m弱の位置・・・
52m水深で上層15mまで追って来て食い付く・・・真鯛とは、こんな習性を持つ魚なり。




 
2015・4・09
旧暦
21日・小潮・曇天・荒天
 
荒天・仕掛けを入れぬまま帰港
  夜明け前、PCを開き地域天気予報を読む・・・6時、北西風2m・9時、北西風2m・12時、北風3mとある。今日は釣りができそうだと、5時半に漁港へと足を運び、海面の波浪と雲行きを見る・・・風は北北西の弱風で白波は一つも見えない。これ位ならやれそうだとの判断で港を出て、白石灯台沖合いの漁礁へ・・・凡そ5分で赤崎の岬を通過すると、うねり大きく白波も散見されるようになった。やがて白石灯台近くを左舷に見て通過するあたりから、うねりは益々大きくなり、船は大きくピッチングを繰り返しながらポイントに到着。
「やれるかなぁ・無理かな」と、しばし様子を見る・・・360度見回しても釣り船は一隻も見えない上に、風はいつの間にか真北からに変わっている。予報では、12時北風3mとあった・・・数時間早い風向きの変化、その上、北風が冷たい「ならば、風がでると」予想し、仕掛けを入れぬままポイントを後にした。

海 あれこれ
  今春の気候は変・・・大潮で大きな干満もあるのに潮流に動きがなかったり、異様な暖かさの後に寒波来襲など・・・釣り仲間の釣果情報も「食わん」「何故か、釣れん」の大合唱。
真鯛の産卵は5月中旬・・・乗っ込み鯛が釣れるのも後30日ばかり。一日も早く状況が好転することを祈りながら係留ロープを結んだ。




2015・4・06
旧暦
18日・中潮・曇天・微風
 
潮が動かず真鯛が居るのに食わぬ。 
 長年の経験では、真鯛は早朝での爆釣経験が多々・・・しかし、流れ藻の塊が出現するこの時季、暗い海面を走るよりはと、視界が効く5時半前にエンジンを回す。
旧暦は18日の中潮だが、午前中の干満差は大潮時以上で満潮時刻は8時半・・・確実に満ち潮の流れがあると読んで白石岩礁沖合いの漁礁へと急ぐ・・・航行は15分、既に満ち潮ポイントには先着漁船が数隻。顔見知りのО丸に寄せると、両手で大きくゼロのジェスチャー、魚探には真鯛らしき映像は多いのに?なぜ釣れん?と思いながら、漁礁の潮上にあたる南東側50m付近で停船して[4号エバ鯛釣り仕掛け]を30号錘で投入。水深は53m、北西に流れる潮流は0.4ノットだから順調、北西よりの微風が若干あるのでスパンカーを立て、10mばかりの手繰り揚げ・落とし込みを開始。
使用したエバ鯛釣り仕掛けは、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色や山吹色の7cm物・クッションゴムは2㎜サイズをを2m・錘は30号。

 手繰り始めて僅かに二手繰り目、数m手繰った位置でグイーとした鈍重感・・・しかし掛らない、そのまま3mばかり手繰った位置で追ってきた真鯛がゴク・ゴク・グイーと鈎掛り・・・手答えからして1.5㎏クラス・・・慎重に10mばかり揚げた位置でグスンと持ち止めて数mの持ち込み・・・オッ・オッ・オッ二匹目がきた・・・Wで掛ると互いの引き合いで強い曳き込みはしない・・・やがて姿を見せたのは二本目と6本目食い付いた1.5㎏物と2㎏物の色合いのいい真鯛・・・肛門後の側方にエアー抜きを挿すと小さくプシュー、そして活け間へとドブン・・・
右舷近くで仕掛けを入れていたО丸、「もう釣れたんか、二匹も」と拍手をくれた。
その後、潮流が鈍くなった8時前迄に僅かに1㎏物を二枚釣っただけで満ち潮ポイントでの釣りは終了。

 そして、漁礁の北西にあたる干き潮ポイントに移動したが、1時間ばかりは干き潮に動きが出ず、勿論、何魚も食い付かないまま経過。9時前になって、やっと0.2ノット・・・しかし、1時間経過しても加速せず、終漁した11時半までに2㎏物を1匹と、1㎏クラスを2匹追加しただけ・・・真鯛らしき映像は低層から中層に点々とあったのだか・・・
今日の釣果は、2㎏物1匹と1.5㎏物1匹、1㎏物4匹にチダイを数匹だけ・・・期待してたのに・・・

海 あれこれ
  帰港すると、岸壁の潮位は大きく下がっている・・・ならば、この減った海水は何処を通って日向灘へと流下したのか???これを考えると、今晩は眠れそうもない。




2015・4・01
旧暦
12日・中潮・曇天・微風
 
中真鯛が釣れたよ。

 
  早朝4時には小雨が降っていたが、漁港へ向かった5時半には雨は止んでいた・・・今日は旧暦12日の中潮、7時満潮だから午前中は干き潮・・・
先日中真鯛が居た白石灯台沖合いの漁礁へと急ぐ。7時前にポイントに到着したが、丁度満潮だから潮に動きが無い・・・探索してもメーン漁礁付近に若干の魚影があるだけ、やがては干き潮が動くだろうと、干き潮時に潮流が流れ来る漁礁の北西側で停船して先日と同じ仕掛けを入れ込む。10mばかりの手繰り揚げ・落とし込みを繰り返すこと約30分、潮がやっと0.2ノットの動きを見せた時、中層にパラ・パラと真鯛らしき小さな映像・・・それから二流し目、中層の映像に仕掛けを合わせようと、手繰り揚げていた指先に「グスリ」とした真鯛の当たりで鈎掛り・・・2㎏クラスだろうか、時折り4号ハリス限界の数mの持ち込みをする。そして、やっと引き寄せ段階となり、中層迄揚げた時、ツッツッと持ち込んでパッと軽くなった・・・何のことはない、鈎外れ。

 その後、潮流は0.5ノットに加速し、船戻しする度に1㎏物~2㎏近い真鯛が食い付き、潮流が緩化し、食いが遠のいた10時半迄の釣果が左の写真。

 海 あれこれ
 ここ数日、高温が続いたので海水温度は急上昇して15度丁度。だが、今年の春は寒かった・・・だから、ヒヨドリの北帰り群の姿をを未だ見ない。しかし、数羽から10羽程のカンムリウミスズメ群は多く見かけるようになった・・・豊後水道を南下して、営巣地の宮崎県の無人島へと向かう。




2015・3・26
旧暦 7日・小潮・晴天・微風

真鯛が好漁、だが竜宮城へと御帰還

 
 晴天無風の朝、昨日晴天であったから水温の上昇は確実・・・潮が動けば真鯛は確実に釣れると思い白石灯台沖合いの漁礁へと急ぐ・・・航行15分で丁度7時に到着。
 満ち潮だから潮上に当たる漁礁の南東側を探索すると、低層にパラ・パラ・パラと真鯛らしき星空風の映像・・・水深は52m、[エバ鯛釣り仕掛け]を投入して、数mの手繰り揚げ・落とし込みを開始。潮流は0.3ノット。
使用した「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色主体の7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

 そして二流し目、着底した仕掛けを手繰り始めた時にグスンときた・・・大鯛らしく数mの持ち込みで止まり、若干のやりとりで揚がり始めた。慎重に寄せると、海中にヒラリ・ヒラリと朝日を反射しながら揚がって来たのは2㎏物の真鯛、それもWで・・・2枚とは、重かったはずだ・・・
その後、1.5㎏クラスと2㎏物が釣れ、直後にきたのは大物・・・ブリかな?と思う程に曳きが強く、慎重に獲り込んだのは3㎏クラスの雌の真鯛。抱卵しているらしく、腹がパン・パンに張っており、腹部には黒ずんだ婚姻色がくっきりと。
「今日は相当釣れるぞ」と思ったが、太陽が高くなった9時過ぎには、全く当たりが来なくなった・・・潮流は0.3ノットで変化なし、映像も同じように映っているのに???「おかしいなあ、真鯛は日中でも食うんだが」???辛抱したが1時間以上当たりがこない???
ついに、11時過ぎには仕掛けを巻く破目に。活け間には1.5㎏物~3㎏物が10枚程と、チダイとウマズラハギが各数匹。

 海 あれこれ
 久し振りに好漁した真鯛・・・帰港して生簀に移そうとしたが、この生け簀には先日入れた真鯛が居る。今日の真鯛は太いから追加すると酸欠の恐れがある・・・だから、別の生簀に入れようと準備し、活け間の真鯛達を生け簀に移し変え、生け簀口を縛ろうとした時・・・「あらっ!!真鯛の姿が無い!!」・・・覗くと、網が破れて30cm程の穴が空いているではないか・・・あーあ、今日の真鯛の全てが竜宮城へと帰って行った。

もう、笑うしかない・・・しかし、酸欠で死なすよりはいい・・・大海に逃げたのだから、「子孫も残るし、再度、ジイジの仕掛けに食い付く可能性もゼロではない」と、自分に言い聞かせながら岸壁に揚がった次第。




2015・3・22
旧暦 3日・中潮・晴天・微風

潮は動くが水温低下で貧漁

 
 今日は旧暦3日の中潮だが、午前中の干満差が大きいので潮流に動きがある・・・ならば、真鯛を狙うに限ると6時前に漁港へ・・・ところが、港内の透明度が異常に高く、水深12mの海底に居るナマコまで見える程。「水温が低下しちょる、これはいかんぞ、釣れんぞ」と独り言。

 水温低下でも釣果を出すのはメバルとブリ・・・だが、メバルは曇天時が狙い目の上、ポイントは豊後水道本流域の岩礁だから遠い・・・かといって、ブリを狙うのはなんだかヨダキイ・・・
真鯛は、あまり期待はできないが、白石灯台沖合いの漁礁へと急ぐ・・・9時前迄は満ち潮だから、潮上にあたる漁礁の南東50m付近で停船し、[エバ鯛釣り仕掛け]を投入。入れた「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太3号・サバ皮は肌色主体の7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

 水深は52mで潮流は0.6ノットだが真鯛らしき映像は皆無・・・低層に若干映る魚影を通過すること二流し・・・全く魚信が無い。そして三潮流し目、10mばかり手繰った仕掛けを手放したが沈下しない???あれっ?と寄せた手先にグイ・グイ・グイと真鯛の感触・・・時々感じる鈍重感のある曳き・・・太そうだから4号ハリスの対応能力以上に曳く時には、ビシテグス仕掛けを手の中で滑らして対応・・・やがてタモに収まったのは2㎏物の色形のいい真鯛。
その後、満ち潮が緩慢となった8時過ぎまでに600g~1㎏物の真鯛を4枚。このポイントは干き潮が順調に動く迄には1時間もある・・・だから、干き潮が最も早く流れ始める観音崎へと舳先を向ける。
航行5分、観音崎では、既に東進する干き潮が0.3ノットで流下しており、水深56m~45mの中低層に真鯛らしき映像がパラ・パラとある。
期待を込めて入れた仕掛けに直ぐに食い付いたのは型のいい50g物超しのチダイ。その後も流す度に当たりや鈎掛りもあるのだが、食いが悪いのか?鈎外れが異常に多い。
干き潮の動きが鈍くなって11時過ぎには終漁したが、やっと、600g前後の真鯛とチダイを10匹ばかり追加しただけ。

海 あれこれ
 日々変わる潮流の動きは複雑怪奇・・・この時季、瀬戸内海の冷たい海水を、春の強い干き潮が豊後水道へと引き出して急激に海水温度が低下することがある。急激に水温が低下するとプランクトンが湧かず、海水の透明度が異様に増してくる。このような時、魚の食いは極端に鈍る。その後、海水温度が若干でも上昇に転じれば魚の食欲は旺盛になる。




 
2015・3・13
旧暦 23日・小潮・晴天・微風

潮が動かずコブイカ釣りに変更

 
 今日は晴天、ならば水温が上がっているだろうと水温計を読むと12.1度・・・昨日より1.1度も上昇している。長年の経験では、水温が上昇に転じた頃に真鯛が入れ食いしたこと多々・・・ならば、真鯛を狙うに限ると、白石灯台を抜けて沖合いの漁礁へ。
この漁礁の満ち潮は南東より流れ来るから、漁礁の南東外れが真鯛ポイント。水深52m、[4号エバ鯛釣り仕掛け]を30号錘で投入。
「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシヤマ14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色主体で7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。
だが、無風の上に潮流が0.1ノットと流速ゼロ同然・・・潮流が無ければ上昇流が出現せず、釣果は期待できない。今日は旧暦23日の小潮だが、やがては0.3ノット程度には加速されると思い、辛抱して手繰り揚げ・落とし込みをすること1時間半・・・だが潮流は動かない。結局、真鯛釣りを諦めざるを得ず、2kmばかり北東の甲イカポイントに移動して甲イカを狙う破目に。
甲イカ仕掛けは、ハリス7号・70cm間隔で、甲イカ用の3号浮きスッテを2本・枝長10cm・錘間10cm・錘は30号。
このポイントは白石灯台と地無垢島の中間地点の水深53m、豊後水道本流域に近く、西流れの潮流がが0.3ノット。
コブイカはボツ・ボツ食い付くのだが総じて小型の上、釣り上げ途中の鈎外れも多く、終漁した11時前迄に、やっと15匹程度の貧漁。

海 あれこれ
 例年、桜咲く3月下旬頃から4月にかけてコブイカ(スミイカ)の産卵が終わり釣果が落ちる。今日はコブイカを狙ったが、相対的に小型・・・イカ類は雄の方が小さいと聞く。ならば、今日釣れたのは主に雄???雌は産卵を終えつつあるのかナ???




 
2015・3・12
旧暦 22日・小潮・曇天・弱風

低水温だからイトヨリ釣りに徹する

 
 待ちに待った凪ぎだが、あいにくの小潮・・・一昨日、昨日と一級寒波来襲で海は荒れに荒れたから、海水温度は低下しているだろうと水温計に目をやる・・・なんと11度と経験したことのない低温。小潮の上に、こんな低温では真鯛が居ても食いは無い・・・さて、「何魚を狙おうか」とハンドルを握りながら思握・・・低水温に強い魚は、ハマチ、メバル、甲イカ、又はイトヨリだが、カモメ類の姿が無いからハマチは居ない・・・この時季のメバルは無垢島、保戸島方面迄足を伸ばさないと釣果は期待薄・・・甲イカは少ないとの情報だから、結局はイトヨリを狙うことにして、先般釣果のあった保戸島沖合いのポイントへと向かう。
 今は満ち潮なのでポイントの東側63m地点で停船し、西風が強いからスパンカーを立て、「20号二本鈎ふらせテンヤ」の1m上に6号ハリス50cmの枝鈎1本を付けて、各鈎に各3匹程のゴカイをチョン掛けして入れ込む・・・20号玉に枝鈎1本を付けたのは、真鯛は食わないとみて、イトヨリだけに絞った思案の仕掛け也。

西風があり、西進する満ち潮が0.6ノットだから頻繁にクラッチを入り・切りして「てんや釣り仕掛け」が垂直になるように対処・・・だが、今日は20号玉だから着底の確認は容易。イトヨリは真鯛のように浮上しない魚・・・[てんや鈎]が着底次第、数手の手繰り揚げ・落とし込みをしてイトヨリを誘う。一流し目は全く当たりが無い・・・「11度と異常に低い水温だからイトヨリも喰わんのか?」と思いつつ入れた二流し目、着底した仕掛けを持つと「グスリ・ゴク・ゴク・ゴク」とイトヨリ独特の当たりと曳き・・・上層迄揚がると急に曳きが弱くなるのがイトヨリ姫の特徴・・・ポックリと揚がってきたのは800g物の良型。
その後、間断なく400g物~1㎏物のイトヨリが20匹程釣れ、アラやイラの他エソ数匹も混漁。潮止まりで終漁したのは10時半。

海 あれこれ
 今日、イトヨリを釣り上げ途中の中層で「グスリ」と重くなり、なかなか揚がらず、手加減が必要な程の曳き・・・仕掛けを寄せると、[てんや鈎]に巨大なエソが食い付いていた。
エソは釣り上げ途中の魚を追う習性があるようで、真鯛やハマチを釣り上げる際にも、近い枝鈎に頻繁に食い付く。
ちなみに、今日の大エソを計量すると、なんと、1.9㎏也・・・マエソの老成魚はこんなに大型となる。
腹部が異様に膨らんでいたので、何を食っているのか?気になったから割いてみると、なんと、中エソが二匹も出てきた・・・エソは共食いする程の悪食の王者なり・・・




2015・3・03
旧暦 13日・中潮・曇天・微風

アマダイ狙うもイトヨリのみ
 
 今日3月3日で74歳を迎えた。「曇天で昼には降雨」との予報だが海はべた凪・・・凪ぎは、自分への自然からの贈り物と解釈してエンジンを回す。テンヤでアマダイを狙おうと、昨日近くの入り江で餌のゴカイは確保してある。
 向かうは保戸島沖合いのアマダイポイントで航行は凡そ25分。アマダイポイントは狭い・・・満ち潮は東側より流れ来るからポイントの東外れス63mで停船し、「15号二本鈎ふらせテンヤ」の鈎に各3匹のゴカイをチョン掛けして入れ込む・・・テンヤ玉が頭、動くゴカイは足???使用した「アマダイ釣り仕掛け」は、ビシテグス12号・クッションゴムは2㎜サイズを2m・ハリス6号を7尋(約10m)・・・ハリスが7尋と長いのは、[てんや鉛]の着底の確認を容易にする裏技??
 若干の微風があるのでスパンカーを開き、数mの手繰り揚げ・落とし込みを開始すること15分程、やっと最初の当たり・・・曳きは強いがアマダイ特有の鈍重感が無い。ゴト・ゴト・ゴク・ゴクと中層までは周期的に曳き、その後は他愛なくポックリと揚がって来たのは1㎏近いイトヨリ姫。その後、ぼつ・ぼつと型のいいイトヨリは釣れるのだが、潮流が加速されてもアマダイは食い付かない。

 9時前、無垢島方面より10数頭のイルカ群が50m程西側を南下したが、30分ばかり経過するとイトヨリの食いは回復した。
10時半過ぎには雲が厚くなり、ポツリ・ポツリと雨が降り始めた上に、潮の流れも遅くなったので終漁した。

海 あれこれ
 30年程前迄は、大寒の頃に「寒ゴイワシ」と称されるカタクチイワシの大群が、大挙して四浦半島沿岸に押し寄せていた・・・この「寒ゴイワシ群」には、ブリや真鯛の他、ケンサキイカも湧く程に附けて来た。
しかし、近年は、その気配さえ無い・・・「寒ゴイワシ」は瀬戸内海よりの南下群だと聞く・・・瀬戸内海でのシラス漁が、カタクチイワシの幼稚魚を乱獲するだけでなく、大魚やイカ類の稚魚を混獲するからだ、と漁師は言う。





2015・2・25
旧暦 7日・小潮・曇天・微風

真鯛が釣れた
  
 「曇天で凪ぎ」との天気予報はピタリ。6時40分、係留ロープを解く手が冷たい・・・ここ数日晴天日が無かったから海水温度が低下したようだ。急激に水温が低下すると魚の食いが鈍る・・・「釣れるといいのだが」と思いながら、数日前に真鯛が釣れた四浦湾沖合いの漁礁へと向かう。航行は15分。
その上、今日は旧暦7日の小潮。朝5時干潮だから昼迄は満ち潮・・・潮が動くことを祈りながら漁礁の潮上側を探索、すると、漁礁の西外れ50m付近の中層に真鯛らしき若干の映像を確認して先日と同じ仕掛けを入れ込んで、数mの手繰り揚げ・落とし込みを開始。
東側より流れ来る満ち潮は0.3ノットだが、若干西風が吹いているからスパンカーを開いてクラッチを度々入れて対応。
 3流し目に最初の当たりで1㎏物が揚がってきたが、2匹目3匹目は釣り上げ途中で残念鈎外れした。その後はボーツ・ボツ程度に釣れ、終漁した11時過ぎまでには800g物~1㎏物を5枚と600g物2枚、チダイ3枚とヒラアジを2枚。
真鯛の食いが鈍いのは潮流のせいだけではく、水温低下も一因のようだ。今日の海水温度は12.7度と今年の最低を記録した・・・例年、海水温度が最も低くなるのは3月中旬。

海 あれこれ
 「春のかつれは漁師を殺す」との格言がある・・・「かつれ」とは黄砂のことであり、昨日今日と黄砂がひどかった。
GPSや魚探など無かった30年ばかり昔までは、沈み瀬や沈船などの優良ポイントの特定には、○○岬⇒⇒△工場の煙突・そして角度を変えて、◇◇灯台⇒⇒□□山・などと「山たて」をして釣りをしていた。だから黄砂が酷くて視界が開けない場合、広大な海中のポイントが特定できず、釣りができなかった。




2015・2・21
旧暦 3日・中潮・曇天・微風

真鯛が釣れた 
 待望の凪ぎ、9時満潮の中潮だが干満比が大きいので潮流は大きく動く・・・早朝の満ち潮で真鯛を狙い、真鯛の気配が無ければコブイカ釣りに変更すればいいと7時に出港。
航行10分で白石岩礁に到着・・・満ち潮ポイントの東側で、先着のT丸に寄せると指2本を立て「食うけんど外れる・やっと2枚」とのこと。ならばと、潮上に船を持ち込んで仕掛けを入れようとした時、海面にイルカの背鰭が二つ・・・あーあ・こりゃぁ駄目だ。クラッチを入れて500mばかり沖合いの漁礁へと移動。

 此処で仕掛けを入れているD丸、「今までイルカが居った・1匹も釣れん」。さては、此処に居たイルカ殿が白石灯台に移動したらしい。真鯛はイルカが来ても暫くすれば食いが回復する・・・今は満ち潮だから漁礁の南東側水深52m地点で低層の微細な魚影を確認して仕掛けを入れ込む。
入れた「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・クッションゴムは2㎜サイズを2m・主ハリス4号・枝ハリス4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・サバ皮サビキは肌色主体の7cm・鈎は金龍別太3号・錘は30号。
着底した仕掛けは、10mばかりの手繰り揚げ・落とし込みを繰り返して低層から中層を泳いでいる真鯛を誘う。そして、二流し目も漁礁に近づき手繰り始めた時、指先に待望の真鯛の当たり・・・ハリスは4号、周期的な曳きもあり、強い時には握ったビシテグスを滑らして対応し、やがてタモに収まったのは色形のいい1.5㎏オーバー物。
その後は満ち潮の流れが徐々に軟化し、やがて干き潮に変わったが、再度イルカの大群が近づいて来た・・・今度は同時目視頭数で20頭程だから相当な大群だ・・・イルカに追われて白石灯台へとポイントを変更。

 沈み瀬の北西側56m水深の中層20m付近に、20個ばかりの真鯛らしき星空風の弱小な映像・・・その上流側に仕掛けを入れて10m程誘い揚げた時にゴツリと食って鈎掛り、獲り込もうと数m揚げた時、グスリッと加重、二匹目が食い付いたと判断し慎重に1㎏物2匹をゲット。
干き潮は0.4~0.6ノットで推移、真鯛は、その後も順調に釣れて、仕掛けを巻いた12時過ぎまでに800gから1㎏物中心に真鯛11枚と500g物のチダイを数枚。

海 あれこれ
 今日もイルカが居た・・・3日釣りに出て3回共イルカ殿に出逢った。イルカが来ると魚は釣れない・・・特にハマチやアジ等の青物は逃亡するから全く釣れず、食いの回復は望めない。
だが、真鯛の食いは、イルカが去って30分もすれば徐々に回復し始める食ものだ・・・懇意にしている潜水夫の話では、イルカに遭遇した真鯛達は、沈み瀬や漁礁に体を寄せ、纏わりついて背鰭を立て身動きさえしないそうだ。イルカが去ると、一早く真鯛の食いが戻るのもうなづける。




2015・2・15
旧暦 27日・中潮・晴天・微風後白波

寝坊して朝凪を逸っする
 早朝よりコブイカ釣りを、と思っていたのだが、目覚めたのは明るくなった7時半・・・無風で雲一つ無い絶好の釣り日和だが、出港したのは8時半。
白石灯台灯台沖合いから臼杵湾にかけての甲イカポイントには、既に20隻を超す先着漁船が散在している・・・ポイントの中程で船を停め、若干北風が吹き始めたからスパンカーを開いて仕掛けを投げ込む・・・仕掛けは一昨日使用したもの。

 だが、今日はコブイカの乗りが今一・・・水深は57mでいい位置なのだが、イルカが居るのと、潮流が0.2ノットと遅いのが要因のようだ。その潮流も9時半頃には0.4ノットに加速、イルカ達も去ったのでコブイカが乗りだした。
しかし、北風が徐々に強くなり11時頃には一面の白波・・・潮流も鈍くなったので終漁。左の写真が今日の釣果也。


海 あれこれ
 今日もコブイカポイントに、同時目視頭数で数頭のイルカが居た。潜水すると暫くは浮上しない・・・イルカ達はイカ類が大好物だから、散在した甲イカを食い漁っているに違いない。
コブイカや紋甲イカは海底付近を住処として散在して居る。推測だが、天敵の大魚やイルカが近寄ると海底の砂を被って、震えながら天敵の通過を待つに違いない・・・この恐怖に耐えきれない少数の甲イカが、濃い墨を吐きながらロケット泳ぎで逃亡を企てる。しかし、遊泳力の乏しい甲イカの行先は、間違いなく大魚やイルカの胃袋の中・・・




 
2015・2・13
旧暦 25日・小潮・晴天・無風

3ヵ月ぶりの試釣りはスミイカ 
 11月下旬に老齢の母が倒れ、年明け早々に逝った・・・94歳直前だった。
数日前に佳丸を揚陸し、釣行に備えての整備は終えていた・・・喪も開けた今日、漁港に足を向けて凪ぎの海面を眺めていると、エンジンを回したくなり沖へと舳先を向けた。時計は8時を回っており、折からの小潮。「ブリ以外は食わん、コブイカも少ねぇ」との釣果情報は得てはいたが、コブイカ以外に釣れる魚は居ないと判断し、コブイカポイントである白石灯台と地無垢島の中間地点へ・・・船底やプロペラを手入れしたばかりだから船足は速く、航行は15分。

 べた凪の海は水深は57m、西へと向かう満ち潮の流れは0.5ノットと好条件。
入れた仕掛けは、ビシヤマ14号・主ハリス6号・甲イカ用の紅白3号浮きスッテを2本・枝ハリスは3cmばかりの6号・枝間は90cm・錘間15cmとし、30号の錘。
コブイカ釣りは至って簡単・・・広域なポイントの上流で仕掛けを入れ、着底を確認しながら仕掛けを立て、潮流に任せての流し釣り。握ったビシヤマに鈍重感や若干の違和感を感じた時に合わせを入れる・・・唯それだけ。イカが掛ったならば、ヤッサ・ヤッサと手繰り揚げればそれでいい。

 仕掛けを入れて10分ばかり・・・未だ当たりがない「居らんのかなぁ」と思った時、指先にコブイカ独特の若干の鈍重感・・・すかさず合わせを入れるとグスリと重く、時々煽りがある・・・煽りと重さ?さては紋甲イカかな???そう思いつつ手繰る・・・やがて寄って来たのは紋甲イカではなく、型のいいコブイカがWで・・・コブイカは釣り上げた際、素早く握って鈎を外さないと墨汁以上に濃い墨を猛烈な噴射力で吹き回す・・・1匹は順調に鈎外し出来たのだが、下スッテに掛っていたコブイカ殿、ブシュー・ブシュと墨を吐き、船上は一瞬に真っ黒・・・この墨を踏んだ足で船上を歩けば悲惨な状態となる・・・急ぎ海水をぶっかけて洗浄。

 仕掛けを入れようとした時、突如目前に大型のイルカがブスーと潮を吐いて浮上した・・・見回すと、周辺に数頭の背鰭。イルカも甲イカを狙っているようなので、500mばかり北東に移動して仕掛けを再投入。型のいいコブイカが、ぼつ・ぼつと釣れ続き、終漁した11時過ぎまでには15匹ばかり。

海 あれこれ
 ここ3ヵ月釣りに出なかったが、今年の冬は例年よりも平均的に寒いようだ。しかし、酷寒は無く、菜園の大根の葉は青々としており、数日前に薄氷を見ただけ。
春近しで照り日は明るくなった・・・昨日、早咲きの河津桜を見ようと、近くの四浦半島へと足を伸ばした・・・四浦半島沿道には、地元有志が植栽した早咲きの河津桜は3000本以上・・・既に開花が始まっており、陽だまりに植わっている樹は3分咲きも。

 1週間もすれば見ごろとなり、満開は下旬???しかし、花が長持ちする桜なので、3月の上旬までは楽しめそうだ。
一足早く、早咲きの河津桜を見ながら、絶景の四浦半島をドライブしてはどうだろうか・・・




2014・11・16
旧暦 24日・小潮・曇天・弱風

幻の超高級魚シロアマダイをゲット
 凪ぎだが釣果が期待できない小潮。先日使い残ったゴカイが未だ生きている。これを使わないのは勿体ない・・・6時過ぎ、無難に釣れるイトヨリでも狙おうと保戸島沖合いのアマダイポイントへ。

 仕掛けは先日と同じ「てんや釣り仕掛け」。この「二本鈎ふらせテンヤ鈎」に各3匹のゴカイを頭部にチョン掛けして掛けて入れ込む・・・水深62m、満ち潮の潮流は0.4ノット。
無風状態だから着底の確認は容易・・・アマダイやイトヨリは海底付近に居る魚だから、数手だけの手繰り揚げ・落とし込みを繰り返しながらポイント内を流下する度に、不揃いだが大中のイトヨリが釣れてくる・・・だが、干潮前の8時頃には潮流が暖化して食いが止まり、これから40分程何も食わない・・・
9時前、北東側より流れ来る満ち潮が若干動き始めたが潮流は僅かに0.2ノット・・・すると、イトヨリがボツ・ボツ釣れ始め、数匹を獲り込んだ直後にゴツッ・ゴクッと本命のアマダイがきた・・・極端な曳き込みはしないが、海底に貼りついた感じで中々寄って来ない・・・やがて、鈍重感を持ちながら揚がり始め、時折り2・3mばかり持ち込むアマダイ独特の曳き癖・・・その後は3回ばかりの持ち込みを見せて姿を見せたのは、なんと・なんと、幻の超高級魚のシロアマダイ、それも2㎏クラスの大物。
食いが止まった11時前までには、このシロアマダイの他にカワハギ2枚とイトヨリを30匹程。

海 あれこれ
 今日釣れたシロアマダイ殿、アカアマダイを狙っている際、極く極く稀に釣れてくる希少な超高級魚・・・
しかし、海底の砂泥地に穴を掘って身を隠しており、その生息域は狭く、採餌する時間帯のみ狭い範囲でエビやカニ、それに、イカ類や小魚等を食するようだ。アカアマダイよりも大型となり、かっては、3㎏物が釣れたこともある。
鈎掛りしたシロアマダイの曳き癖は、大型のアカアマダイと同様、”三段曳き”と言われる曳き癖を持つ・・・先ず低層で強く抵抗し、鈍重に揚がりつつ中層までに2・3回の強い持ち込みをみせるが、アカアマダイやイトヨリ同様に水圧の変化には弱く、上層では大した抵抗もなく獲り込みは至って楽。

シロアマダイは、良質な脂肪分を含んだ肉質を持っており、食味はアカアマダイの比では無い・・・市場では、超高級魚として取り扱われ、その全てが高級料亭へ。




 
2014・11・12
旧暦 20日・中潮・曇天・弱風

アマダイを狙うもイトヨリばかり

 昨夕、「明日はアマダイを狙おう」と、入り江の砂浜でゴカイを確保した。そして今日、夜明けを待って保戸島海域のアマダイポイントに舳先を向けた・・・航行は25分。
仕掛けは「てんや釣り仕掛け」。ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス6号を7尋(10.5m)・てんやは「二本鈎ふらせテンヤ15号」。この鈎に太目のゴカイを各3匹チョン掛け・・・てんや玉にゴカイを掛けた状態はタコそのもの・・・鉛玉はタコの頭、動くゴカイは足そっくり・・・ハリスを7尋(10m)と長くするのは、[てんや鈎]の着底を確認し易くする為。

 アマダイポイントは狭い・・・慎重な山立てと、かって釣れたポイントはGPSにマーキングしてあるから、その位置で船を停めて満ち潮の潮流を読む・・・水深62m、流速は0.6ノット。西風が時折り白波を立てる程に吹いているから、先ずスパンカーを開き「てんや釣り仕掛け」を入れ込む。
仕掛けを入れて数手の手繰り揚げ・落とし込みを繰り返すこと数分、着底した仕掛けを手繰ろうとした時に最初の当たりで鈎掛りしたが、強い曳きだが間断なくゴツ・ゴツ・ゴク・ゴクするからアマダイでないことは確か・・・やがて曳きが弱くなりつつタモに収まったのは1㎏近い立派なイトヨリ嬢。
風波が強いから仕掛けを垂直に立てないと[てんや玉]の着底が確認できない・・・頻繁にクラッチを入り・切りしながら舳先が風上に向くように操船。船戻しする度にイトヨリは食い付くのだが肝心のアマダイの姿が無い・・・ポイントをB地点に変えて手繰るが、釣れて来るのは大中のイトヨリのみ・・・その後、数年前に若干アマダイが釣れた四浦湾西部ポイントへと移動したが、このポイントでも釣れて来るのは中小型のイトヨリのみ・・・「やっぱり生きたエビでないと食わんナー」と独り言を言いながら、潮止まりした10時半迄粘ったがアマダイの姿を見ぬまま終漁。

海 あれこれ
 イトヨリはアマダイポイント付近に居る魚だから、アマダイを狙っていると外道として釣れてくる上質な白身魚、当地豊後水道では、30年程前迄はアマダイよりも高価で取り引きされた経緯を持つ。
今日釣れたイトヨリ嬢、小は箸長サイズから大は1㎏物までと型は不揃いだが、砲弾型の体型をしたこのイトヨリ嬢、鈎掛り当初から釣り上げ途中の中層迄の曳きはすこぶる強い。特に1㎏物となる老成魚が掛ると、ゴク・ゴク・ガツ・ガツと間断ない強い曳きを見せ、時には6号ハリスでも対応できるかと思う程に強く持ち込む・・・しかし、海底付近を住処とする魚だから水圧の変化には弱く、中層まで引き揚げると気体が腹膜を膨らませ、他愛なく揚がって来るようになる。だから、獲り込んだイトヨリは、やがては全てが絶命する運命なり。




 
2014・11・11
旧暦 19日・中潮・曇天・弱風

真鯛は貧漁・ハマチをゲット 
 往年の釣り日記を開くと、この時季、好釣果を得ているのはモイカとブリ・ハマチ、イトヨリなどが主・・・しかし、最近はブリ・ハマチ以外の好釣果を聞かない・・・
天候不良と所用が重なり、凪の今日、6時過ぎにエンジンを回し、久し振りに船上人となった。潮汐グラフでは、10時半の満潮までの干満差は大きい。ならば、白石灯台付近の満ち潮ポイントで[エバ鯛釣り仕掛け]で真鯛を狙ってみようと舳先を向ける。

 白石灯台付近では、中層にイワシ類らしき映像が点々と・・・しかし、うねりが大きく、北西風が時々波頭を蹴散らして白波を立てる。先ずスパンカーを開き、魚影位置の潮上側に船を持ち込んで[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。水深は62m、満ち潮の潮流は0.6ノット。
入れた「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色やオレンジ色主体の7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

 入れて直ぐ、グルグルとした当たりがきて沈下が遅くなった。何か小魚が食い付いているが、着底を確認しようと入れ込むと、いきなりポク・ポク・グイーと持ち込んだ・・・ハリスが4号だから無理は禁物、数m持ち込んだ仕掛けを「やりとり」しながら寄せる・・・ハマチらしき曳きをする魚は下枝に掛っている・・・急な曳きで上鈎を手に掛けぬように、寄せた上鈎を一本、又一本と鋏でカットしながら獲り込んだのは2,5㎏オーバーのハマチ。
その直後、仕掛けが沈下途中に手元で絡んだ・・・絡みを解きながら入れ込んでいる手先に、グイ・グイと異様な引き・・・持った手には手答えのある魚信・・・手加減しながらタモに納めたのは2㎏近いメタボな真鯛。船が風波に押されて仕掛けの疑似餌位置は中層から上層・・・だから、真鯛が中層まで浮上しているとみて、低層から中層迄と、仕掛けを大きく上下させて誘う。
満ち潮の流れが止まる11時の終漁までに獲り込んだ魚は、前記真鯛、ハマチ以後、1.5㎏物の真鯛1枚とチダイ3枚、ハマチ5匹に大きなマトウダイ2匹のみ。

海 あれこれ
 数日前、月明かりの下での観音崎ポイント、曳き釣り仕掛けでモイカを狙っていたモイカ釣り名人のS丸・・・獲り込み途中のモイカを大真鯛が船際でガブリと食い盗ったとのこと・・・それが一夜に3回も。
四浦半島先端部や保戸島海域では、例年、頻繁に大真鯛がモイカ釣りの邪魔をするのだが・・・内海の観音崎海域でも昨年より、大真鯛によるモイカの食い落としが見られるようになった。

 50年以上のモイカの曳き釣り経験を持つ佳丸ジイジだが、観音崎周辺で釣り上げ途中のモイカを真鯛に食い落とされたことは皆無・・・観音崎周辺は真鯛の多いポイントではあるが、その絶対数は10年前の三分の一程度に減少していると思われる???その観音崎で、月夜の藻場際で大真鯛がモイカ釣りの邪魔をするようになったのか???




 
2014・10・30
旧暦 7日・小潮・曇天・微風

マアジが居ず、イトヨリ釣り

 夜明けは6時前。大アジが、未だ津久見湾内に居残ってはしないかと魚探に目をやりながら、反時計回りに一文字堤防近く迄航行したがカタクチイワシ群が居ない。カタクチイワシが居なければアジが居る可能性は限りなく少ない・・・だが、数隻の漁船が湾の中央部水深36m地点で仕掛けを入れている。船を寄せつつ魚探を見るが魚影は映らない・・・早朝だから魚影が希薄なのか?と思い、佳丸ジイジも漁船団に入り込んでサビキ仕掛けを入れ込む。
10分、20分、30分経過したが、アジはもとより小魚一匹食い付かない。このままでは釣果は期待できないと判断し、真鯛を狙おうと白石灯台の沈み瀬へ舳先を向ける・・・航行は凡そ10分。
今は満ち潮、白石灯台では、満ち潮ポイントを中心に真鯛の痕跡はないかと魚探に目をやるが真鯛らしき映像は皆無、満ち潮の潮流は0.5ノットで白石灯台へと向かっているから、[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れて、3流ししたが真鯛の気配が無い・・・アジに蹴られ、真鯛にも蹴られた・・・四浦湾西部でにはカタクチイワシ群が居り、「イワシ鯛釣り仕掛け」でやればハマチやブリが数匹は釣れるとのことだが、ブリやハマチを釣っても面白く無く、なんだかヨダキイ・・・

 アジが釣れなければアマダイを狙おうと、昨日ゴカイを確保してあるから、保戸島近くのアマダイポイントへと舵を切って10ばかり後には、水深64mのアマダイポイントに到着して、「15号二本鈎ふらせテンヤ」にゴカイを各3匹掛けて「てんや釣り仕掛け」を入れ込む。数手の手繰り揚げ・落とし込みをすること数回目、食い付いたのはゴク・ゴク・ゴクと強い曳きをするイトヨリ・・・やがて揚がってきたのは800g物。その後も釣れて来るのはアマダイではなく300g~800g物のイトヨリばかり。アマダイの姿を見ぬまま11時過の終漁までには写真の釣果なり。

海 あれこれ
 今年はモイカ(アオリイカ)が少ないようだ。例年、10月には多くのモイカが来流する。この時季、このモイカが大好物のハマチやブリもやって来る・・・今年もハマチやブリはもうやって来ているのだが・・・




2014・10・26
旧暦 3日・中潮・曇天・微風

マアジは少なく大中サイズのアジを若干
 津久見湾内で釣れていた型のいいマアジが未だ若干食い付くとの情報・・・夜明けを待って5時40分にエンジンを回す。アジはカタクチイワシ群を追っている。だからカタクチイワシ群の濃い位置でで仕掛けを入れるのが肝心・・・航行10分でポイントに着き、”濃いカタクチイワシ群は何処だ”と探索する・・・カタクチイワシには小サワラも附けており、マアジやマルアジでも大きな個体は600gを超すがハリスは4号でも飛ばされる事は無い。だから[4号エバ鯛釣り仕掛け]を使用・・・「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリス4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色主体の7cm・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は30号。

 やっと濃いカタクチイワシ群と一文字近くの水深34m地点でで出逢い、仕掛けを入れたのは探索を開始して20分後。入れた仕掛けに直ぐに魚信・・・大アジの感触なのだが、一寸マルアジっぽい引き癖で揚がってきたのは、なんと600g物の小ヤズが2匹・・・その後、300g物のマルアジが連続3匹揚がったが、マアジが食い付かない上に、カタクチイワシの姿が消え失せた・・・それでも10隻ばかりの漁船はカタクチイワシ群の居ない海域で仕掛けを下している。マアジは低層を回遊しているから、マアジに出逢えば釣れてくる・・・其だから、々の漁船は300gと600g物のマアジを3匹から5匹釣り上げている。
これに習って、佳丸ジイジも仕掛けを入れて待つのだが、中々マアジは食ってくれず、い時間以上我慢して、やっと300g物が3匹釣れただけ・・・終漁したのは9時過ぎ・・・今日も貧漁・貧漁なり。

海 あれこれ
 津久見湾内にはカタクチイワシのシラスや小羽が来流していた。このシラスや小羽を主食とする良型のマアジやマルアジがこれに附けて暫くは面白い釣りを堪能した・・・だが、このシラス達の群ががめっきり減った・・・減った原因は湾外に移動したのかも知れないが、シラス網での大量漁獲が、その要因でもあるようだ。
しかし、シラス網を営む漁師は許可を得ての漁であるから拒むことはできない。アジ釣り仕掛けを入れている時、側近で網船が操業すると、忽ち食いが止まる・・・こんなことが度々。

 シラス網は二隻で蚊屋の目風の網をトロールするからカタクチイワシの幼魚だけでなく、あらゆる魚やイカ等の幼稚魚を一網打尽にする・・・これが大問題。
シラスやチリメン名の魚は居ない・・・あらゆる魚やイカ等の幼稚魚を一網打尽にする網漁を「シラス漁」として許可しているのは日本だけと聞くのだが・・・こんな野蛮な国は日本だけのようだョ・・・そう言えば、韓国産や中国産のシラスはどこの店でも売っては無い・・・




 
2014・10・19
旧暦 日・小潮・晴天・微風

マアジは貧漁・「イワシ鯛釣り」は空振り

 
 夜明け前、晴天無風・・・台風19号の影響と所用で久し振りの出漁・・・津久見湾内にはマアジがまだ居るとの情報を得たので、カタクチイワシ群を探索しながら冠海水浴場沖合いへと向かう・・・所要時間は凡そ10分。

 しかし、目的ポイントに着くまでカタクチイワシ群が映らない・・・そのままの船速で時計回りに津久見湾内を一周したが、仕掛けを入れる程のカタクチイワシ群は皆無。おかしいな?と見回す・・・すると、さっき通った位置付近で数隻の漁船が仕掛けを垂らし始めた。寄って見るが映像が無い??”イワシが居らんでも昨日はアジが食うたぞ”とS丸が教えてくれた・・・”そうか?”と、仕掛けを入れ込む・・・入れた仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2m・枝の長さ0.9m・枝数7本・鈎は金龍アジ中太鈎3号・サバ皮は、ピンクや無色で6cm・クッションゴム2㎜物2m・錘は30号。

 水深は36m、10分程経過したが当たりは皆無・・・これでは爆釣タイムを捨てると思った時に最初の大アジが食い付き、慎重に寄せてゲット・・・サイズは600g物の肥えたマアジ。
その後、ぼつ・ぼつと200g~300g物が釣れ、次には600g物、300g物が釣れたが、陽が上がると同時に喰いがストップしたので、「真鯛でも」と思い、東北東へ航行10分の白石灯台の沈み瀬へ・・・しかし、干き潮が0.4ノットで流下しているのだが、魚影は見当たらず、[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れて30分程誘っても雑魚一匹食い付かない。
仕掛けを巻いて帰途につこうとした時、左舷前方の四浦湾西部に10隻程の漁船群・・・カタクチイワシ群を把握して「イワシ鯛釣り」をやっているのは明白・・・エンジンの回転を上げて2kmばかり南東の船団の中へ・・・すると、付近一帯48m水深にカタクチイワシの大群・・・左の写真。
「5号イワシ鯛釣り仕掛け」を入れて、カタクチイワシを喰わせて真鯛やブリ等の食いを待つのだが、何故だか真鯛はおろかハマチ一匹食い付かない。隣船の話だと、一寸前までブリが釣れたが、今は食いが止まったとのことで、やがて、各船がイワシ群を後にした・・・それでもと、佳丸ジイジは11時迄頑張ったのだが釣果はゼロなり。

海 あれこれ
 カタクチイワシの大群が居るのに、ブリは居るが真鯛が附けて無いらしい・・・真鯛達は近隣海域で好物のアミやエビ、又はイカ類等の御馳走を食っているに違いない。その海域は何処だ・・・真鯛やーい・・・




 
2014・10・08
旧暦19日・大潮・晴天・微風

津久見湾内中央部ででマアジ釣り 
 台風一過、数日前津久見湾内に居たマアジ達は未だ居るだろうか??居ることを期待して舳先を向けたのは5時40分・・・凡そ10分で津久見湾中央部へ・・・カタクチイワシ群の居所はカモメが知っている・・・だから、”カモメやーい”と、見回しながら探索するがカタクチイワシ群は居ない・・・見回すと、津久見湾北部の黒島近くに数隻の先着漁船・・・あそこか?と舵を切って航行していた時、サワラトローリングをやっている漁仲間のT丸が寄せて来て、”カタクチイワシ群は南部の浅場に居る”と指指して教えてくれた。船をuターンさせて一文字防波堤と冠海水浴場の中間地点へと急ぐ・・・すると、磯近くの24m水深を埋め尽くす程に真っ赤に映るカタクチイワシ群。
スパンカーを開き、前日と同じアジ釣り仕掛けを入れ込むと、直ぐに大アジが食い付いたのだが、タモですくい獲ろうとした時に残念鈎外れ・・・そのまま落とし込んだ仕掛けに今度はサワラガ食い付いて、強い曳きで仕掛けがかっ切られてしまった。サビキを結び直して入れると、沈下途中に400g物のマアジが2匹食い付きゲット・・・ほぼ入れ食い状態で200g物~400gを中心に10匹ばかり釣った時、カタクチイワシ群が行方不明に・・・僚船と共に探すと、500mばかり離れた津久見湾中央部に移動していた・・・ホイ・ホイ・ホイと仕掛けを入れ込むと、直ぐに400g物が食い付き、再投入する度に、希薄なカタクチイワシ群の中でもマアジは次々と釣れ、食いが止まった9時半までには、大は600gから小は200g物のマアジを40匹程。

海 あれこれ
 津久見湾内には、例年初秋に中羽のカタクチイワシ群が入り込む・・・このカタクチイワシ達は、豊後水道本流域からブリ等の大魚に追われて湾奥部逃げ込み、湾外に出ようとしても天敵の大魚が居るから湾内に留まるって訳・・・このカタクチイワシを狙って大きなマアジやサワラ達もやって来る・・・このマアジやサワラを、顔に毛の無い猿達が船と称する大きな下駄?を履いて釣り揚げることになる。




 
2014・10・03
旧暦10日・小潮・曇天・無風

大アジは津久見湾南部に移動

 
  昨日と同じポイントでマアジを狙おうと夜明けを待って出港・・・ポイントは黒島南岸沖合い。
だが、今朝はカモメ達が少なく、カタクチイワシ群も小さく散在しており仕掛けを下す規模の群に出逢わない。しかし、探索に貴重な朝まづめの時間帯浪費する訳にはいかない・・・昨日釣れた位置が画面に残っているから、その位置に船を持ち込んで仕掛けを入れ込む・・・入れた仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2m・枝の長さ0.9m・枝数7本・鈎は金龍アジ中太鈎3号・サバ皮は、ピンクや無色で6cm・クッションゴム2㎜物2m・錘は30号。
上層には若干のカタクチイワシ群が居るだけ。上下に仕掛けを誘ってマアジの食いを待つこと、およそ10分、やっと最初の当たりがあり、若干手加減しながら獲り込んだマアジは600g物・・・その後、30分ばかりで200g物主体で5匹釣れたが後が来ない・・・昨日は20隻程がアジ釣りをやっていたのだが、今日の隣船は2隻のみ・・・みんな来ないのはなしか???と見回すと、数km対岸の津久見湾南部に当たる冠海水浴場付近に小さく見える数多くの漁船・・・あー、今日はあっちにカタクチイワシ群が居るんか?と舳先を向ける。

 数分後には漁船群の中に・・・魚探をみると上層だけでなく、低層にも若干のカタクチイワシが居る・・・水深は36m、急ぎ、仕掛けを入れ込むと直ぐに600gオーバー物が食い付いた・・・続いて300g物、200g物、600g物とたて続きにマアジが食い付くのだが、W食いは滅多に無い。そして今度食い付いたのはサワラ・・・食い付き当初は大アジ程度の曳きであったが、クッションゴム迄寄せた時に反転して10mばかり猛烈に曳き込んだが、その後はスイ・スイと寄って来て、2㎏オーバーのサワラを確認・・・タモを右手に持って、いざタモに入れようとした時、反転したサワラがハリスをかっ切ってハイ・サヨウナラ・・・
その後、終漁した11時前迄に、計40匹ばかりのマアジをゲットしたが、200g物主体であり、600gクラス物の大アジは10匹程。

海 あれこれ
 カタクチイワシ群には、サワラと3㎏クラスのハマチが附けており、時にサワラが餌を追う余力で2m程跳び上がる・・・又、ハマチは時折りゴボ・ゴボと水面で食むのだが、トローリングで狙っている漁船の話では、2~3匹程度の釣果しかないそうだ。




 2014・10・02
旧暦9日・小潮・晴れ・無風

津久見湾北部で大アジを狙う
 夜明けは5時半、航海灯を点けて津久見湾北部の黒島を目指す・・・狙うはカタクチイワシ群に附けた大アジ。魚探のスイッチを入れて航行すること10分。魚探には上層に乱雑な状態のカタクチイワシ群が映り始めた・・・すると、右舷前方15m付近で海面高く大きなサワラが跳び上がった。ここで浮気心が芽生え、ビシテグス曳きトローリングをしようと、籠に入れた仕掛けを取り出し、投入しようとした時、足で籠をひっくり返してしまった・・・しまった???ビシテグスが絡んで投入は不可・・・絡んだまま、仕掛けを籠に押し込んで船の後尾に置き、本来のアジ釣り仕掛けをカタクチイワシ群が多い位置に入れ込んだ。水深は37m。
「大アジ釣り仕掛け」は、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色の4.5cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

 着底した仕掛けを手して数回誘った時に最初のグイーとした当たり・・・抵抗数回の「やりとり」で揚がって来たのは600gを超す大きなマアジ、旋回するマアジを海面に寄せ、泳ぎ来る前面にタモを入れてゲット。アジは触ると火傷する・・・鈎外しでカットして活け間にボチャン。そして再投入したが、途中で仕掛けが落ち込まない???あかしい?そう思った時、バチ・バチ・バチとビシテグスが船縁を叩きながら持ち込まれた。持ったビシテグスが未だ未だ出て行く・・・ハリスは4号、止めると切れ飛ぶが周辺の海底は砂だから根掛りはしない・・・30mは出ただろうか?横に走ったビシテグスは徐々に寄り始め、凡そ10分ばかりの「やりとり」でハリス迄寄せ、上鈎を3本カットしてタモに入れたのは5㎏クラスのブリ。その上、最下部には大アジのオマケ付き・・・よくも、4号で獲れたもんだ・・・

 大アジの食いは7時前には鈍り、その後は、箸長物がボツリ・ボツリ・・・9時に終漁。活け間では、大アジ8匹に箸長のマアジが10匹ばかりとブリ1匹が泳ぐ。

海 あれこれ
 ジイジが子供の頃にはグラスハイバーやカーボン製の釣竿はまだ無かった・・・そこで釣竿に使ったのは竹・・・そう、竹藪の竹。
ヤブ蚊に刺されながら竹藪に分け入って、先ず、4mばかりの真っ直ぐな経年物の青竹を選ぶ。そして、肥後の守と称する折り畳み式の小刀をポケットから取り出し、ゴシ・ゴシ・ゴシと竹を根元から切り倒す。そして、竹の枝を竿先まで丁寧に切り離して釣竿造りは完了。
竿先は箸の先程と細いが、大物が釣れても折れることはなかった・・・カーボン竿の穂先に互する強さがあったように思う。
当地豊後水道では、この竹竿を「はじき」と称した・・・おそらく、小動物を獲るワナの弓なりになった跳ね木が、跳ねる時の弾力と同じ性質を持つから、「跳じける」からきたものと思うのだが??




2014・09・29
旧暦5日・中潮・晴れ天・弱風

津久見湾内には居ず・四浦湾でも空振り 
 漁仲間の情報では、昨日、津久見湾北部の黒島近くにカタクチイワシ群が居り、その位置で型のいいマアジが釣れたと言う。ならば、そのマアジを狙おうと、夜明けをに合わせてエンジンを回し黒島海域に直行。
航行10分で目的海域に到達し、カタクチイワシ群を探索するが、カタクチイワシが居ない・・・探索範囲を広げて一文字沖合いから冠海水浴場付近までカタクチイワシやーいと探すが何処にも群が居ない。同じように2隻の漁船もカタクチイワシを探しているが、手を横に振る・・・カタクチイワシが居なければマアジも居ない・・・仕掛けを入れないまま舳先を四浦湾西部へ。

 四浦湾に着いたのは7時一寸前・・・マグロ養殖場付近にもカタクチイワシ群が居り、真鯛やブリが附けている。カタクチイワシ群を把握するにはカモメの乱舞を把握するのが手っとり速い・・・大魚が海面に追い上げたカタクチイワシを狙ってカモメ達が集まるからだ。
カモメやーいと旋回しているとが養殖場でカモメ達が騒ぐ・・・そのうちカタクチイワシ群が養殖場外に出るだろうと予測し、それまでは小アジでも釣ろうと、近くの白子島の沈み瀬へ・・・10cm~15cmの小アジは居るのだが、歯が鋭いカマスが居るから仕掛けを切られて釣果は上がらない。丁度その頃、カモメ達が養殖場の南端にやって来た・・・「イワシ鯛釣り仕掛け」を準備し、養殖場の生け簀際に船を寄せると、46m水深を真っ赤に染めるカタクチイワシ群・・・急ぎ「5号イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込む・・・直ぐに沈下が遅くなった・・・それはカタクチイワシが複数喰い付いた証拠。着底した仕掛けを若干弛め加減で持っていると、グスッ・グイーと来たのは大ブリらしく、10m、20mと出て行き、遂には固定ロープに持ち込まれてプツリ!!!
続けて喰ったのもブリで、数分間の「やりとり」はしたのだが、船が風に負けてロープに近づいて残念アウト。しかしその後、カタクチイワシ群が近くの入り江の15m付近に追い詰められた。だが、仕掛けにカタクチイワシが食い付かずに「イワシ鯛釣り」は難儀・・・けど、臨船のF丸は続けてブリ2本をゲット。
「今日は手ぶら」かな???そう思った頃に待望のブリが食い付いた・・・海が浅いから、曳くわ・曳くわ、20m以上は出た仕掛けを船に寄せると、再度の猛烈な曳きは左右に・・・だが、疲れたブリは腹を横にし、観念したのか?簡単にタモに収まった。

その後は真鯛もブリも喰わず11時過ぎに終漁。貧漁・貧漁・貧漁なり。

海 あれこれ
 モクセイが匂う今日この頃・・・この芳花が匂うと、やがて海ではモイカ(アオリイカ)釣りの時期となる・・・船際で時々目視するモイカは未だ小さいが、10月に入ると200g物も釣れるようになり、10月末には500gに達する個体も散見されるようになる。




 
 2014・09・21
旧暦28日・中潮・曇天・弱風

津久見港内は空振り・四浦湾で真鯛とブリ
 連日津久見港内で真鯛が釣れた・・・昨日ハマチの気配があったから浅場のカタクチイワシ群が蹴散らされてはないだろうか?との不安を持ちながら夜明けに目的地へ到着。港内は広い・・・カモメの姿を追いながら沿岸を時計回りに一周したがカタクチイワシ群の気配が無い・・・ならばと、数隻の大型貨物船側近を探索。貨物船の停泊灯にカタクチイワシが寄っている可能性大・・・だが居ない。もう一回沿岸部を探索したがカタクチイワシ群に出逢わない・・・朝来た航路を逆に数㌔戻り、もう10kmばかり東に・・・着いたのは四浦湾西部の養殖場際。

 鮪養殖場近くをカタクチイワシを探索しながら一周・・・すると、養殖場奥部の入り江でカモメ達が騒いでいるから、しめたとばかりに船を寄せると26m水深を真っ赤に染めるカタクチイワシの群・・・ブリも居ると聞いていたから「イワシ鯛釣り仕掛け」は4号仕掛けは使わず、ビシテグス14号・主ハリス5号・枝ハリスも5号・枝間は2m・枝の長さ90cm・枝数6本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色の2.5cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号を使用。

 先ず、濃密群となり、中層から低層に及ぶカタクチイワシ群を把握し、この中に「イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込み、誘いを入れてカタクチイワシを鈎掛りさせる。カタクチイワシが掛ると、沈下が遅くなったり、手繰りを入れると若干重くなる、又はピリ・ピリと微細な当たりが感じられる。
仕掛けを入れる途中で、明らかに沈下が遅くなった…カタクチイワシが掛った証・・・そのまま錘を着底させて、「今食うか、もう当たるか」と大魚の食いを待つ。案の定、数分後にはブリが食い付いた・・・5m、10m、20mは出しただろうか、やっと寄り始め、「やりとり」しながら、ブリの持ち込みで鈎を手に掛けぬように、上枝の鈎を1本、又1本と切り落として、最下部に掛っていたブリをゲット。
その直後、今度喰ったのは大真鯛・・・重い曳きではあるが、ブリのような大きな曳き込みは無い・・・浅海だから大鯛を目視してからも曳き込みを繰り返し、1回目のタモ入れ失敗、2回目も・・・そして3回目、タモにいれようとした時、ゴスリッと魚体を捻った時、フアーとハリスが軽くなった・・・アッ・アッ・アッとタモを突っ込んだが大真鯛はゆっくりと竜宮城へと戻って行った・・・残念無念・・・あーあ。

 その後、1.5㎏クラス、3㎏物、2㎏物と大ブリ1本を追加して9時半に仕掛けを巻いた。

海 あれこれ
 カタクチイワシ群が真鯛やブリ等に追われると、魚探の映像では濃密群となって真っ赤に映る・・・カタクチイワシ達は魚塊となって大魚を欺く・・・しかし、濃密なカタクチイワシの中には酸欠となってしまう個体が多く、濃密群上の海面では、正常な泳ぎができず、ミズスマシの如く海面で泳ぎ回る個体が多い・・・これを知ったカモメ類や沿岸部ではトンビが乱舞する・・・特に目立つのは、巣立ったばかりで未だ茶色い羽のウミネコの若鳥達。




 
2014・09・20
旧暦27日・中潮・曇天・弱風

津久見港内の浅場で真鯛5枚

 
 津久見湾内の一文字防波堤より内側は最深部でも30m程と浅い・・・この港内にカタクチイワシ群が入り込んだのは大魚に追われてのことだろう。だと、カタクチイワシ群は外海には出れまい・・・だから、カタクチイワシ群や真鯛はまだ港内に留まっているだろうとの思いで津久見港内に向かう。

 一文字防波堤の南側は地磯との間が狭い・・・丁度、外海へと出漁する漁船が多く、その間隙を縫って津久見港内へと入り込んでカモメが乱舞してないかと見回す。だが、先日カタクチイワシ群が居た場所を探すが姿は皆無・・・津久見港内は広い。停泊中の大型貨物船の間を抜け、舵を左に大きく回し、千怒崎集落に近づく・・・すると、漁港防波堤側近で数十羽のカモメが騒ぐ・・・さてはと、船を寄せると21m水深を埋め尽くすカタクチイワシの群。よーしとばかりに、先日の4号ハリス仕掛けを入れ込む。
着底を確認しようと若干寄せた時にマアジの当たりがあり、箸長のマアジが2匹揚がってきた。再投入すると叉マアジ・・・そして3回目、仕掛けが船底寄りとなったのでクラッチを入れ、右に舵を切って若干曳き加減になった時、グスッと大真鯛の当たりが来て鈎掛りした・・・曳きは強いが数mで止まり、寄せかかると同じだけ持ち込む・・・浅場で喰い付いた真鯛は姿を見せてからも、なかなか寄って来ないが、数分後にはタモに入れ一件落着したが、曳きが強かったはず、4㎏はゆうに超す大真鯛。
その後、マアジ混じりで、真鯛の2㎏物、1.5㎏物、3㎏物が釣れたが、7時半頃にはハマチが食い付いたのだが、獲り込み中に上鈎を手に掛けまいと、ハリスを手先に巻いて対処したところ、バチッと4号ハリスがバチ切れた次第。
ハマチが寄ったからだろうか???その後はマアジの喰いがストップし、1㎏物の真鯛が釣れたのみ。
真鯛5枚と20匹ばかりのマアジが今日の釣果也。

海 あれこれ
 こんな港内の浅場にもハマチがやってきた・・・カタクチイワシ群は、やがては蹴散らされてしまう運命。そうならない事を祈りながら津久見港を後にしたのは8時過ぎ。




2014・09・18
旧暦25日・小潮・曇天・弱風

なんと・真鯛は津久見港内に居た

 昨夜「今年は真鯛が来ない」との書き込みをした直後、漁友より「津久見湾奥部にカタクチイワシ群が居り、真鯛が12匹釣れた」との℡。水深20m付近とのこと・・・ならば明日は行こうと、浅場用の「イワシ鯛釣り仕掛け」を作成。「イワシ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2m・枝の長さ90cm・枝数6本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色の2.5cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は25号。

 東の空が白むのは5時半、今日は北西に5分走り、小さな岬を過ぎて西に5分、一文字防波堤の南側を通過して津久見港内へ・・・すると、停泊中の数隻の大型貨物船脇でカモメ達が大騒ぎしている・・・船を寄せると25m水深を真っ赤に染めるカタクチイワシ群。スパンカーを立て、急ぎ仕掛けを解き入れる・・・クッションゴムが入り込んでから直ぐに着底。その仕掛けを握るとゴク・ゴクと早くも魚が掛った感触・・・やがて最下部に喰い付いていた30cm物のマアジをすくい込む。そして再投入した仕掛けに今度は1㎏クラスの真鯛、隣船を見れば中真鯛を獲り込み中だ・・・その直後に来たのは2㎏近い真鯛・・・浅海だから船際に寄る迄強い曳きを繰り返すから、真鯛釣りの醍醐味を十分に味わえる。
 やがて、カタクチイワシ群は津久見市街近くの市民会館近くへ移動。テトラより50m付近の水深23m地点・・・此処では良型のマアジと真鯛が次々と喰い付いたが、8時過ぎには食いが鈍り、9時前には食いが止まったから終漁。
活け間では中真鯛4匹と800g物4枚の真鯛8枚と良型のマアジが20匹程泳ぐ。

海 あれこれ
 早朝には入れ食いし、その後も頻繁に喰い付いていた真鯛とマアジだが、9時前にはピタリと食いが止まった・・・カタクチイワシ群は上層を真っ赤に染めているのだが???大魚に追われているから真っ赤に映る程に濃密群となっているのに喰い付かない???なしか???只今、竜宮城広報室に問い合わせ中。




 
2014・09・17
旧暦23日・小潮・晴天・微風

ブリに切られ、仕掛けを変えて2本ゲット
 目覚めて、二階の窓辺迄立ち伸んだモチノキの賭長枝に目をやる・・・微動だにしないから今日も凪ぎ。風の吹き加減を把握するにはこれが最上の方法。海ではカタクチイワシ群に出逢えさえすれば2匹、3匹の大真鯛が釣れると聞いた。
 今日は夜明けと共に出港し、一番乗りで四浦湾西部海域に到着・・・だが、期待したカモメ達は海上に散在してプカリ・プカリ・・・それでもカモメの数が多いから周辺海域にはカタクチイワシ群が居るのは確実。魚探に目をやりながら周辺を探索、若干のカタクチイワシ群は居るのだが、仕掛けが着底するまでには消え失せてしまう空振りをすること数回目・・・やっとのことで仕掛けがカタクチイワシ群の中へ・・・着底した仕掛けを持つと、いきなりグスリと当たって猛烈な曳き込み。5号仕掛けだから無理は禁物、20mは出ただろうか、若干寄せたのだが再度の曳きで更に10m程・・・やっとのことで、「やりとり」開始。中層まで揚がると少し旋回するから掛っている魚はブリだと判明・・・もう曳きも弱くなったから獲れると思ったのだが、残念、仕掛けがザラ・ザラと何かに接触した感触があり、絡んでしまった。やがてはブリの曳きも感じなくなり、切れた仕掛けだけが揚がって来た・・・何だろう?と見回すと30m程後方にフロートがプカリ・・・さては、タコつぼ仕掛けのロープ???

 その後はカタクチイワシ群が養殖場際に移動・・・たてつづきにブリが食ったのだが、生け簀のロープに接触してアウト、又アウト。ハリスが5号だから、大真鯛なら獲れるが大ブリは無理。「イワシ鯛釣り」に見切りを付け、ブリを狙うことにして仕掛けを[活アジ掛けの胴付き仕掛け]に変える。餌にする小アジは活け間で10匹ばかり泳いでいる・・・アジ掛け胴付き仕掛けは、ビシヤマ14号・クッションゴムは2㎜サイズを2m・主ハリス8号・枝ハリスも8号・枝は1本だけで枝の長さは150cm・鈎はがま磯12号の前後本鈎・錘は30号。

 前鈎を小アジの上顎にちょん掛けし、後鈎は下腹部に軽く掛けてカタクチイワシ群目がけて入れ込む。やがてカタクチイワシは去ったが、その直後にゴスッときて強い曳き込み・・・ハリスは8号だが猛烈な曳き込みで10mは出しただろうか、その後は腕を使っての「やりとり」で数分後には大ブリが獲り込めた。そして30分ばかり後にもう1本ゲット。
9時過ぎにはカタクチイワシが養殖場内に入り込んだので終漁。

 海 あれこれ
 「盆過ぎ、白い蔓花が咲く頃には真鯛が来る」との格言がある・・・その蔓花の名はクロスカズラ・・・左の写真。
今年も立ち樹に巻き上がって純白の花を彼方此方に咲かせている・・・だが、肝心の真鯛の来流が見られない・・・真鯛群は何処に居るのだろうか???
今年の夏、豊後水道は曇天続きで夏らしい天候ではなかった。自然は、何かが一つ狂うと彼方此方に多大な影響があるもの・・・真鯛の来流があることを祈りながらの書き込み。




 
2014・09・11
旧暦17日・大潮・晴天・微風

イワシが少なく、アジ釣りに徹する

  
 カタクチイワシ群がまだ居るとの情報・・・ならば大真鯛を狙おうと5時半に係留ロープを外す。ポイントは四浦湾西部だから15分の航行。

 カモメヤーイと、カタクチイワシ群を追うカモメ達を探すが、カモメ達は散在している。入り江のマグロ養殖場に寄せると数か所で少数のカモメ達が騒いでいる・・・可能な限り生簀に寄せて探索すると、ロープ際にカタクチイワシ群が居るのだが、その群の規模が小さい上に、移動が頻繁なので仕掛けを入れた時の海中にはカタクチイワシ群が居ない・・・大魚に追われてカタクチイワシが右往左往しているようだ。このような後追い状態を数回、ならば、カタクチイワシ群が来るのを待ってやろうと、水深53mの生け簀際で仕掛けを入れて、誘いながら待つこと数分、何魚かが当たって鈎掛りした。エソかな?と思いながら揚げてみると25cmクラスの良型のマアジ・・・
 マアジが居るならアジ仕掛けの方がいいと、アジ釣り仕掛けを取り出して投入する・・・すると、ボツ・ボツとだが飽きない程度に同サイズのマアジが釣れてくる。これなら、真鯛を追うことはないと、アジ釣りに徹した。
使ったアジ釣り仕掛けは、ビシヤマ12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は1.5m・枝の長さは75cm・枝数は7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は無色の4.5cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

アジの喰いが止まったのは、満潮となった9時前、日射も強くなったので終漁。活け間ではマアジばかり40匹程が泳ぐ。

 海 あれこれ
 カタクチイワシ群が分散して右往左往する・・・おそらく、ブリなどの青魚が追っているのだろう。それでも、カタクチイワシ群の規模が巨大であれば、「イワシ鯛釣り」は可能なのだが・・・
ブリはアジの天敵、近くでマアジが釣れたのだからブリの勢力は大きくはないとみたのだが・・・




 
2014・09・05
旧暦12日・中潮・曇天・微風

浅場で「イワシ鯛釣り」 

 HPビルダーが受け付けず、ここ3日ばかり釣行記の書き込みが不能であった・・・昨日は大真鯛2枚と中真鯛1枚、ハマチ1本の計4枚、一昨日は大真鯛1枚と中真鯛4枚の計5枚の釣果があった。ポイントは航行10分の四浦湾西部・・・例年の如くカタクチイワシ群の大群が居着いており、これを食おうと真鯛やブリが附けている。

 エンジンを回したのは6時一寸前、ポイントに着いて探索を開始・・・先ず、カモメの群が居ないかと見回すが、その姿が無い・・・近くのマグロ養殖場に目をやるとカモメやトンビ達が騒いでいる・・・養殖場のロープ脇にカタクチイワシ群が居ないかと、広い養殖場際を周回。しかし、カタクチイワシ群は居るのだが、居る所ががロープ位置だから仕掛けを入れる訳にはいかない・・・30分ばかり周回しながら探索していると、300m程離れた入り江の浅場に数羽のカモメ・・・舵をきって近づくと、水深25m~18m付近で海中を真っ赤に染めるカタクチイワシの群。急ぎ「イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込んで真鯛釣りを開始。
「イワシ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス12号・主ハリス東レトヨフロン4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数は浅場だから6本・鈎は金龍アジ中太3号鈎・無色のサバ皮2.5cm・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は30号。細い4号ハリスを使用したのは、賢い真鯛の警戒心を経つ為とカタクチイワシの鈎掛りを増す為。4号ハリスだと、ブリには対応できないが、今日はブリを捨て真鯛釣りに徹する。

 「イワシ鯛釣り」はサビキにカタクチイワシを鈎掛りさせ、これに真鯛等の大魚を喰わせる釣り方・・・だから先ず、カタクチイワシを食わせなければ始まらない。着底した仕掛けを数手ばかり上下させると、カタクチイワシが食い付いて若干重くなる・・・これで錘を着底させて真鯛の喰いを待つ・・・水深は23m。
僚船は数隻と少ないが、他の20隻程は生け簀際で仕掛けを下している。20分ばかり経過した時に最初の当たり、大真鯛の感触だったのだが、数回「やりとり」したところで残念鈎外れした。それから10分程後、船戻ししてカタクチイワシ群の中に仕掛けを落とし、着底を確認しようとした時、ピク・ピク・グイーとした当たりで鈎掛り・・・最初の曳き込みは数m、その後も数m寄せると数mの持ち込みを繰り返すが、それ以上の曳き込みはしない・・・この曳き癖は大真鯛・・・ハリスが4号だから無理は禁物。これからの「やりとり」は10数回あっただろうか?姿を見せたのは大真鯛・・・釣りを始めた頃、こんな大真鯛が見えると膝がガク・ガクしたものだが、老齢となった今はそれが無い・・・なしか???

その後、1.5㎏物を獲り込んだのは1時間ばかり後、その直後、先程釣れた大真鯛と同クラスの大真鯛が食い付いた・・・この大真鯛も獲り込む迄には10分程を要した。
9時には所用が有る・・・まだ釣れそうな気配だが、残念8時過ぎには終漁。帰港して計測すると、84cmと81cmの滅多に釣れない大真鯛だった。

 
海 あれこれ
 カタクチイワシ群は真鯛やブリ等の大魚に巻狩りされながら移動する・・・そのうち、浅場の入り江に迷い込む・・・深場に逃げようとしても、沖合いには鬼のような真鯛やブリ・・・カタクチイワシ群は移動できずに入り江内に長居する。漁師はこの状態を「大魚が蓋をする」と表現する。




 
2014・09・01
旧暦8日・小潮・雨天後晴れ・微風

カタクチイワシ群来流・「イワシ鯛釣り」

 
 「カタクチイワシ群が来た」との情報を得た・・・カタクチイワシ群には大真鯛やブリなどが附けている可能性大、夜明けを待ってカタクチイワシ群の居る観音崎南東へと急ぐ。
5時半にポイントに到着すると、既に先着漁船が3隻、カタクチイワシ群を把握して仕掛けを入れている・・・寄せると水深53mを埋め尽くさんばかりのカタクチイワシ群・・・「左の写真」。急ぎ「イワシ鯛釣り仕掛け」を入れ込む。「イワシ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス6号・枝ハリス5号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・クッションゴムは2㎜サイズを2m・鈎は金龍スズ別太鈎3号・サバ皮は肌色の2.5cm・錘は30号。

 仕掛けを沈下させていると、徐々に沈下速度が遅くなる・・・これは沈下中の仕掛けにカタクチイワシが次々と喰い付いたに相違ない。錘が着底し、鈎掛りしたカタクチイワシを確認しようとするが、カタクチイワシが8cm~10cmサイズと中羽だから動きが鈍くて判りずらい・・・鈎掛りしているだろう鈍重感を頼りに大真鯛の喰いを待つ・・・数分は待っただろうか、ピク・ピク・グイーと来て、手に持ったビシテグスを強引に引き抜いて行く・・・5m、10mと持ち込まれた仕掛けが、プイーと軽くなった・・・曳きが強い場合、仕掛けが海水の抵抗を受け、手元で手加減してもハリスが吹っ飛んだ次第。近くのO丸の船長曰く、7㎏クラスのブリじゃあ、7号異常ないと獲れんと・・・

 その直後、ゴツンときて強い曳き・・・しかし、その曳き込みも3mばかりで止まり、その後は数回の「やりとり」で寄り始めた・・・典型的な真鯛の曳き癖。やがてタモに入ったのは2㎏クラスの型のいい真鯛。続けて1.5㎏物、2㎏物、3㎏物が釣れ、次に来たのはブリだったが、猛烈な曳き込みであっと言う間に仕掛けがバレてしまった。
だが、カタクチイワシ群が徐々に移動して、近くの入り江のマグロ養殖場内に入り込んでしまった。養殖場内には、生け簀を固定するロープが縦横無尽に張りめぐされている・・・これでは「イワシ鯛釣り」は不可なので終漁。
釣果は、真鯛ばかり3㎏物1匹、2㎏物2匹、1.5㎏物1匹の計4匹。

 海 あれこれ
 カタクチイワシ群はやっぱりやって来た・・・だが、お伴の大真鯛が未だ少ないようだ。真鯛やブリなどイワシ類を主食とする大魚達は、潮流に乗って来るイワシ類の匂いを敏感にキャッチして遠方よりやって来ると聞く・・・
真鯛達に告ぐ・・・・此処、豊後水道観音崎にカタクチイワシ群が居るぞ・・・




2014・08・27
旧暦3日・中潮・晴天・微風

小アジとカマス爆釣
 所用があり久し振りの釣行・・・天気予報は北寄りの微風とある。海は大潮、満潮が8時半だからそれまでは満ち潮が動く・・・無垢島まで足を伸ばせばイサキが釣れるかも???だが、確実な情報を得ずに、遠く無垢島迄行っても徒労に終わる可能性大・・・そう思いながら航行途中の観音崎の沈み瀬上を通過しようとした時、魚探にマアジらしき魚影が多々・・・急ぎ潮上に船を持ち込んで、小アジ釣り仕掛けを投入・・・水深は52m、北西に流れる満ち潮は0.7ノット。
仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス3号・枝ハリスも3号・枝間は1m・枝の長さ50cm・枝数は8本・鈎は金龍アジ中太鈎3号・無色と肌色のサバ皮は4.5cm・クッションゴムは2㎜サイズを2m・錘は30号。

 着底した錘が根に掛らないように適宜持ち上げながら流下させること数分、魚探に映像が見え始めたと同時にグル・グルと指先にアジの感触・・・追い食い誘おうと、ゆっくりと手繰ること数m・・・次々とアジが喰い付きグイ・グイと重くなる・・・もう良かろうと、手繰る手を速くして獲り込んだマアジは6匹だがサイズは20cm前後と小型。それでも船戻しする度に数匹単位で喰い付く・・・その小アジの入れ食いも太陽の暖かさを感じるようになるとカマスが混獲去れ始め、やがてはアオカマスの入れ食いとなった。カマスのサイズは27cm・28cm物。
だが、カマスは歯が鋭い・・・だから、サバ皮サビキが千切れたり、鈎を持ち去って行き、時には主ハリスまで歯切りされる始末・・・8時前には数丁の手持ち仕掛けがパアー・・・止むを得ず仕掛けを巻いた次第。

活け間では、小アジとアオガマスが犇めき、酸欠に弱いカマスは相当数が昇天状態なり・・・

 海 あれこれ
 港まで向かう数分間の道すがら、コウロギ等の秋の虫の大合唱・・・今日はアオガマスが爆釣された。例年だとアオガマスが来流するのは9月中旬なのだが???今年の夏は晴天の猛暑が無く秋を迎えた。
真夏が無いまま、海は既に初秋を向かえた・・・秋魚の来流の多からんことを期待する今日この頃。





 
2014・08・20
旧暦25日・小潮・曇天・微風

アジ釣り・ブリが追い食い。
 

  
 朝まずめでマアジを狙おうと、まだ明けやらぬ5時に出港。ポイントは白石灯台沖合いの漁礁。

今は干き潮だから漁礁の北西側が釣り場となる。先ずメーン漁礁上に船を持ち込み、潮上となる北西に舳先を向けて探索を開始・・・やがて漁礁外れとなる水深52m位置の低層で魚影を把握・・・若干南風が吹いているので、スパンカーを開いてから、先日と同じサバ皮サビキ仕掛けを入れ込む。

 船は0.3ノットの干き潮に乗って数分後に魚影は位置まで流下・・・すると、グル・グルとアジが食い付いた感覚、持ったビシヤマを聞くようにボツ・ボツと手繰っていると、グイ・グイと加重されて徐々に重くなってきた・・・やがて揚がってきたのは箸長のマアジが5匹。マアジは、このように追い食いするから、10m程はゆっくりと手繰り、その後は手加減しながら獲り込む。
その後、船戻しする度に数匹づつの入れ食い・・・だが、太陽の暑さを感じるようになった7時前、獲り込み中のアジにハマチが喰い付いて仕掛けがすっ飛んだ・・・ハリスが3号だからどうしようもない。この頃からアジの喰いは遠のき、稀に喰い付いたアジが、仕掛けと共にハマチに持ち去られること3回・・・アジ釣りを諦めて、ハマチ釣り仕掛けに変え、釣れたアジを掛けて投入。仕掛けは、ビシテグス14号・主ハリス8号・枝ハリス8号・枝間は4.5m・枝の長さ1.5m・枝数2本・鈎はがま磯12号・錘は35号・クッションゴム2.5㎜物を2m・鈎はアジの上顎にちょん掛け。

 仕掛けがメーン漁礁に近づいた時、ゴツ・ゴツ・グイーとハマチが食い付いた。ハリスが8号だから、若干のやりとりの後にタモに・・・ハマチは4㎏近い良型。その後、2匹喰ったのだが、1匹は漁礁に持ち込んでアウト。
9時前には潮流が止まったので終漁。ハマチ2本と箸長サイズのマアジを30匹近く。貧漁は続く・・・

 海 あれこれ
 今年の夏の天候は異常・・・8月に入り、連日梅雨のような蒸し暑い曇天が続く。
例年であれば8月に、津久見湾にはカタクチイワシの大群が入り込む・・・このカタクチイワシ群を狙って、大真鯛やハマチ・ブリ、大アジ、サワラ等がやって来て、これらを釣ろうと釣り船が犇めくのだが・・・
天候が夏らしく回復することを祈りながら、カタクチイワシ群の来流を待つ毎日・・・このような曇天が秋まで続くのか?それとも、カラッと夏の晴天が戻ってカタクチイワシ群がやってくるのだろうか???





2014・08・17
旧暦22日・小潮・曇天・無風

潮流が動かず、貧漁。 
 帰省した子供や孫らと過ごした盆も終わった。
今日は凪ぎで曇天、旧暦は22日の小潮だが、5時半干潮の潮汐グラフを見ると、午前中の満ち潮は大きい・・・ならば、満ち潮にマアジを狙おうと5時にエンジンを回す。
航行10分、目的ポイントは観音崎の沈み瀬。近づくと、既に先着したT丸が仕掛けを入れており、丁度、型のいいマアジをすくい獲っている・・・それも三匹。その位置より50mばかり潮上で船を停めて仕掛けを入れ込む。
入れた仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス3号・枝ハリス3号・枝間は1m・枝の長さ45cm・枝数7本・鈎は金龍アジ中太鈎3号・サビキのサバ皮は肌色の4.5cm・クッションゴムは2㎜サイズを2m、錘は30号。
水深54m、ビシテグスは籠に入れてある・・・パラ・パラ・パラと、スラセを叩きながら沈下していたビシテグスが、50m付近で弛んだ・・・「おかしい?何処かに引っ掛かったかな?」と手にすると、ゴト・ゴト・ゴクリとした感触でアジが食っている・・・魚探に魚影は映って無いのだが、浮上し散在して採餌中のようだ。やがて25cm程のマアジが3匹揚がってきたのでタモでゲット。マアジはこのパターン時には入れ食いする・・・急ぎ、船戻しして再投入すると、直ぐにゴト・ゴトと今度は4匹。しかし、6時前には潮流が止まって、このような喰いも数回で終わった。
やがて満ち潮が動くだろうと、この沈み瀬の東側の満ち潮ポイントに移動して仕掛けを下す・・・だが、30分、1時間、2時間待っても満ち潮の潮流は動かない・・・なしか?どうしてか?と思いながら、もう動くだろうと9時過ぎ迄の3時間待ったのだが・・・満ち潮は動かずじまい・・・陽が射してジリ・ジリと暑くなったので仕掛けを巻いた。

活け間で泳ぐマアジは30匹ばかり。

 海 あれこれ
 月遅れの盆も終わった。数十年前までは、旧暦の7月15日に供養盆踊りやお墓参り等の盆行事を行っていたのだが、帰省者等の便宜上8月15日を中心に盆行事を行うようになった・・・昔は、盆の3ヶ日は殺生はご法度であり、魚釣り等をする輩は皆無であったのだが・・・




 2014・08・11
旧暦16日・大潮・曇天・無風

久し振りの釣り
 先週は台風12号、そして今週には11号が接近して海は大荒れ。その間に2日ばかり凪いだ日はあったのだが濃霧で出漁は不可・・・だから魚の来流情報ゼロの状態で5時に出港。

 今日の旧暦は16日。満潮が7時半だから、それまで2時間ばかりは満ち潮が動く・・・観音崎、白石灯台へとカタクチイワシ群は居ないかと探索。この時季・カタクチイワシの大群が居れば大きな真鯛が附けているのだが・・・しかし、カタクチイワシの小群は居るのだが、纏まった大群は把握できないまま沖合いの漁礁まで足を伸ばす。
すると、53m水深の低層にマアジらしき魚群・・・ヨーシと、潮上側で停船して仕掛けを入れ込む。入れた仕掛けは3号ハリスのサバ皮サビキ。
着底した仕掛けは0.4ノットの潮流に乗って漁礁へと近づく・・・もう少しで魚影のあった位置・・・その時、ゴク・ゴクとマアジ特有の当たり、サアと、手繰りにかかるとゴク・ゴスッと加重される・・・20cm超しのマアジだが、数匹も掛かると3号ハリスでは手加減が必要・・・水深52mより揚がって来たのは6匹のマアジ。
船戻しして再投入すると再度数匹・・・これを繰り返すこと数回、活け間には30匹程が泳ぐ。ところがマアジの喰いがピタリと止まった・・・おかしい?と思い海面を見回すと、100m程南にイルカの背鰭が二つ・・・アーア、これでこのポイントでのアジ釣りは不可・・・急ぎ1km程離れた観音崎の沈み瀬へと転船して探索するが魚影は見当たらない。だが、マアジが散在した時には魚影が映らなくても釣れることもある・だから仕掛けを入れてみた・・・すると、仕掛けが駆け上がり位置の52m水深に流下した時、グル・グルッと当たって鈎掛り・・・手答えがあるから慎重に寄せたのは30cm近いマアジ。その後も船戻しする度に1匹・2匹と喰い付いたが若干小型。

 9時半頃には潮流が緩化したので終漁。活け間のマアジは40程だが、外道魚は無し。

 海 あれこれ
 12号台風と11号台風の間に二日間の凪があったが濃霧で出港できなかった。思うに、豊後水道では梅雨頃から盛夏にかけて潮霧と称される濃霧が頻繁に発生する・・・しかし、気象庁からは「濃霧注意報」なるものは滅多に出ない。漁師は「もう二三日は霧が出るぞ」と濃霧予報?を出すのだが・・・肝心の気象庁からは濃霧予報は出ない・・・なしか???




2014・07・31
旧暦5日・中潮・曇天・無風

うねる海で大イサキを好漁。 
 昨夕は雷雨で大荒れ、荒れ模様は夜迄続いたが、今朝は雲は多いものの一転べた凪ぎ・・・ならばと、一昨日の地無垢島西岸のイサキポイントへと急ぐ。
無垢島に近づくと、海は大きくうねり、船は大きく上下するようになった。ポイントへは5時過ぎに到着。既に10隻ばかりの先着漁船が仕掛けを下している・・・満ち潮は東側より流れかかるから、先頭の漁船より20mばかり東側に停船して先日と同じ仕掛けを入れ込む・・・水深85m地点だから着底には1・2分の時間がかかる。潮流が1.9ノットだから、着底した位置は81m・・・若干伸ばし込んでイサキの喰いを待つ・・・やがて72mまで流下、その時「ゴク・ゴク・グイー」と、イサキ独特の喰いがして食い止めた・・・ハリスが3号だから無理はできない。その間、クッションゴムの伸縮が功を奏し、徐々に揚がり始め、数分後にタモに入ったのは1㎏物のイサキが4枚。

 イサキは90mから65mへと立ち上がる斜面に居り、船戻しする度に1匹・2匹、時には3匹も大イサキが喰い付くのだが、若干小型のイサキも居るようで時に混漁される。
しかし、入れ食い状態は7時前には終わり、その後は1流し・2流し空振りもあるが、ボツ・ボツと釣れていたのだが、その喰いも8時前には終了した。長居は無用と帰港の途に。活け間では30匹を超すイサキが泳ぐ。

 海 あれこれ
 イサキは海底が急峻に立ち上がって、潮流が当たると湧昇流が湧く位置で、アミや小エビ等の甲殻類やシラス等、各魚種の稚魚を採餌する。潮流は概ね1.0ノット以上は必要なようだ。
だから、津久見湾内などには滅多に来流しない。豊後水道中部では地無垢島から保戸島より沖合いの、豊後水道本流域がポイントとなる。




 
2014・07・29
旧暦3日・中潮・晴天・無風

無垢島でイサキを狙う

 一昨日、「地無垢島でイサキが釣れた」との情報を得たが、昨日は所用があって釣行は不可。

 満を期して4時起床、鏡の寝ぼけ顔に「今日はイサキ釣りじゃー」と挨拶・・・エンジンを回したのは4時半過ぎ・・・所要時間は25分。
イサキのポイントは地無垢島西側の沿岸・・・此処は地無垢島に当たる潮流で海底が深く掘れており、最深部は丁度100m。
2.0ノット近い満ち潮が西進しており、80m⇒⇒70m付近に湧昇流が湧き、そこでイサキの群が採餌中・・・既に20隻を超す先着漁船が仕掛けを入れており、次々と1㎏クラスのイサキを獲り込んでいる・・・到着が遅かったと反省しながら、漁船群の潮上側85m地点に船を持ち込んで仕掛けを投入・・・使用した仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス3号・枝ハリス3号・枝間は2.5m・枝の長さ1m・枝数7本・鈎は金龍アジ中太鈎3号・サビキのサバ皮は肌色の4.5cm・クッションゴムは2㎜サイズを2m、錘は30号。

 2ノットの潮流では、1分間に60mの速さで船が西進する・・・勿論、入れている仕掛けも同じ速さで移動するので、仕掛けは真下・・・水深73m地点迄流下した時に「ゴク・ゴク・グイー」とイサキ独特の当たり。と同時にグイーと、2匹目が鈎掛り・・・ハリスが3号だから無理は禁物、手加減しながら手繰り揚げてタモに入れたのは2匹の1㎏物。海面は凪ぎだが、船戻しする漁船が側近を次々と猛スピードで通過するから、その曳き波で船は大揺れ・・・我負けじと、船戻しは仕掛けを入れた漁船の間を縫って潮上に出て仕掛けを入れ込む。
数分も経たぬうちに、再度イサキが食い付き、獲り込み次第船戻し・・・これを数十隻の漁船が繰り返すのだから、ポイントは正に戦場。

 だが、太陽が昇って熱くなった7時頃、パタリと食いが遠のいた・・・潮流は未だ1ノットはあるのだが???
ボツボツとポイントを離脱する漁船が・・・佳丸ジイジも「暑さを我慢するよりも又明日」と帰港のクラッチを入れる。
帰港して数を数えながら生け簀へ・・・大イサキ17匹、中イサキ5匹の計22匹が今日の釣果。

海 あれこれ
 津久見湾内には、小型定置網が3統設置されている。小型定置網は県認可だから水深27m以下の浅場・・・その定置網に時折り、数十㎏のマグロが入り網すると聞く・・・それも、天然物。

昔、豊後水道には多くのマグロが来流していたと聞く・・・津久見湾内には晩春から梅雨明けまでの来流が多かったとのこと。
クロマグロの来流は、昔の数十分の一・或は数百分の一かも知れない。しかし、自然は凄い。イワシ類やアジ類の乱獲が無ければ、イカ類も大量に来流し、それらを狙って大魚が来るのだが・・・




 
2014・07・21
旧暦25日・長潮・晴天・微風

マアジ釣りの後ヤリイカを狙う

 
 豊後水道本流域にはヤリイカとケンサキイカが来流しているとの情報を得た。両種のイカは、夜間に集魚灯釣りが最も釣果があるのだが、昼間も狙うことができる。
昨夜、スッテ仕掛けを点検し万事OK・・・ケンサキイカやヤリイカは夜間は浮上するが、昼間には海溝状の深りの海底近くに潜む・・・狙うポイントは無垢島周辺の深り。

 5時前にエンジンを回し、赤崎の岬を過ぎると、白石灯台の向こうに見えるはずの無垢島が霧で見えない・・・東3時の方向に位置する保戸島も霧の中。視界は2km程だから、進行方向を定めて走れば行けるのだが、航行中に濃霧に変じると怖い・・・その恐怖感に負け、船をUターンさせて観音崎の沈み瀬でマアジと遊ぶ破目に・・・今は干き潮だから沈み瀬の西側がマアジポイントとなる・・・55m地点で仕掛けを入れて52m付近の魚影位置に寄ると、20cm程のマアジが2匹・3匹と食い付く。しかし、8時前には何故か魚影が消えてしまった。
沖合いを見ると、ぼんやりと地無垢島が見える・・・ならばと、ヤリイカに逢いに無垢島に舳先を向ける。航行20分、地無垢島南西の深りに到達。73m地点でスッテ仕掛けを入れ込む。入れた仕掛けは、ビシテグス14号・主ハリス6号・スッテ間は1.5m・枝の長さは5cm程・スッテ数は5本・浮きスッテは紅白の4号でW鈎・錘は30号。

 干き潮の潮流は1.2ノット、昼間のケンサキイカやヤリイカは海底近くに居る・・・この両種のイカはスルメイカのように仕掛けを動かさなくても食い付く。だから、錘の着底を頻繁に確認する要領で誘っていると、グッと重くなる程度の当たりを感じる・・・その際、強く合わせる必要はなく、手繰る感じで合わせると鈎掛りする。胴長30cmクラスのヤリイカであれば若干の手加減が必要だが、ケンサキイカの場合は、そのままヤッサ・ヤッサと手繰り揚げ、スッテを持って逆さにすればポトンと傘鈎から外れる。

10時過ぎには潮流が止まり当たらなくなったので終漁。活け間では、胴長25cmクラスのヤリイカ16匹と数十匹の20cm程のマアジが泳ぐ。

海 あれこれ
 数年振りにヤリイカとケンサキイカが来流した・・・かっては、夏の間、{ケンサキイカ}を中心に、灯火釣りで連日数十匹から多い時には数百匹もの水揚げがあり、浜辺には浜風に揺れる干しイカのノレンが連なった・・・





 
 2014・07・15
旧暦19日・大潮・曇天・微風

濃霧を警戒し、マアジ釣りに徹する


 昨日、濃霧の中、無垢島海域で大真鯛を数匹釣ったとの情報を得た・・・濃密なカタクチイワシ群が居着いており、これに大真鯛が附けているとのこと。仕掛けは、カタクチイワシをサビキに喰わせて大魚の喰いを待つ「イワシ鯛釣り」=落とし込み釣り。

 小雨の夜明け、無垢島で真鯛を狙おうと出港・・・赤崎の岬を回ると視界が開けて沖合いが見渡せる。だが、沖合いは小雨と霧に覆われており、1km程前方の白石灯台さえ見えない・・・この状態では、豊後水道本流域の無垢島方面は濃霧の中。行こうか・行くまいかと思案の上、安全を期して無垢島行きは断念。
さあ、何魚を狙おうかと思案・・・近場のポイントには真鯛は希薄な上に、ブリやハマチの気配も無い。ならば、一昨日マアジが居た観音崎の沈み瀬でマアジを狙う以外釣果の期待はできない。

 8時半までは満ち潮・・・ポイントは沈み瀬の東側、探索すると、56m地点の中層にウルメイワシらしき散在した群。この位置で仕掛けを入れては、沈下途中でウルメイワシが食い付くから低層に居るマアジは狙えない。30mばかり船を進め、小魚群が居なくなった位置でアジ釣り仕掛けを入れ込む。
満ち潮の潮流は0.3ノットと遅いが、仕掛けが小魚群の居る位置迄流下した時、その下に位置する仕掛けに待望のマアジの当たりがあり、2・3匹鈎掛りした・・・手繰り揚げていた仕掛けが小魚群の位置まで上がった時、グスンと大魚が追い食いしたが、3号ハリスは、バシッと切れ飛んだ・・・20cm超しのマアジに食い付いたのは恐らくブリ殿。
その後は、ウルメイワシやカタクチイワシ、10cm程のサバ仔が頻繁に食い付いてアジ釣りは難儀したが、仕掛けが低層迄到達するとマアジが1・2匹食い付く。
その後、潮流が干き潮に変わると小魚群が少なくなり、アジ釣りは順調・・・11時前には潮流が緩化してマアジの喰いが無くなり終漁。

海 あれこれ
 観音崎の岩礁の頂では、ここ数年、ミサゴが巣作りして毎年雛が巣立った。今年も早春から、巣の付近に二羽のミサゴの姿が見受けられたのだが、今日と一昨日、近くの沈み瀬でマアジ釣り・・・しかし、付近にミサゴの姿は無かった。
台風が接近すると、10mばかりの岩礁は荒波の洗礼を受ける。漁師の格言では、「動物は、嵐の来る事を事前に察知して回避する」とある・・・ならば、今年は大型の台風が接近するとみたのだが・???




 
2014・07・13
旧暦17日・大潮・曇天・微風

真鯛は希薄、マアジ釣りに徹する

 
 9日、台風8号が九州南部を横断して日向灘へと抜けた・・・当地は、幸いにも台風の進行方向の左側だったから風波は大したことはなかった。一昨日、補強したロープなどを外して、出港準備はOKだったのだが、凪ぎの昨日は皮肉にも漁休日・・・そして今日、曇天ではあるが南風の微風、待ってましたと4時半に出港。
暫く海には誰も出てない。だから、何魚が来流しているかは皆目判らない・・・

 航行10分、白石灯台迄到達、今は満ち潮だから潮上にあたる南東側の沈み瀬を中心に探索・・・すると、沈み瀬が始まる61m地点の中層にウルメイワシらしき魚影が点々と・・・この魚群には真鯛やハマチが附けて居そうだと、スパンカーを開き、[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込み、20m程の手繰り揚げ・落とし込みをして大魚を誘う。
潮流は0.4ノットと遅く、魚信があったのは船戻しすること数回目、手繰っている仕掛けにグイーとした鈍重感・・・オッ・オッと、数手ばかり手繰ると鈎掛りしてビチ・ビチ・ビチと強引に数mの曳き込み・・・重く揚がり始めたが、再度の持ち込みが数m・・・この曳き癖は典型的な大真鯛。しかし、数回の「やりとり」で回収は進み、クッションゴム迄揚がり、グイッと曳き止めた時にフワーと軽くなった・・・何のことはない・・・大真鯛は竜宮城へと帰って行った。
大魚の当たりは、この1回だけ。やがて干き潮に変わったから、アジ狙いで航行数分の観音崎の沈み瀬へと転船・・・

 この沈み瀬は、東西の60m水深より45mへと立ち上がっており、その潮上側に真鯛やマアジが居着く。
入れたアジ釣り仕掛けは、ビシヤマ12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は1.5m・枝の長さは75cm・枝数は7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色の4.5cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。
西側よりの干き潮の潮流は0.7ノットと好条件・・・着底した仕掛けを曳き擦らないように持ち上げながら水深55m付近に到達した時に、ゴク・ゴク・グイーとしたマアジ特有の当たり・・・マアジは無理をすると鈎外れが多い・・・慎重にタモに入れたのは25cmオーバー物が2匹。その後も船戻しする度に1匹・2匹、時には数匹が食い付くのだが、小は20cmから大は30cm近いサイズ・・・このようにサイズが揃わないのは、大群で居るのではなく、各サイズの小群が散在している証拠。
8時過ぎには南東の風が強くなり、釣りずらくなったので終漁。活け間では50匹ばかりのマアジが泳ぐ。

海 あれこれ
 台風が接近する前には、係留ロープを補強し、風で飛ばされそうな物を片づけたりが大変・・・その上、家も築100年を経過した古家だから厳重に「しけ囲い」・・・そして、厄介なのが荒天時に付き合う君子蘭・・・開花株だけでも200鉢近くあり、強風にさらされると葉っぱが切れ飛ぶ・・・この君子蘭の鉢を、ヤッサ・ヤッサと風影へと運ぶ。
台風一過・・・これらの「しけ囲い」を元に戻す作業に1日・2日・・・それを毎年数回。君子蘭の鉢数を減らすといいのだが、それができない・・・なしか???




 
2014・06・30
旧暦3日・中潮・曇天・微風

小アジ釣りに徹する


 
 早朝PCを開き天気予報を読むと、終日曇天微風とある・・・ならば、メバルや小アジを狙うには好条件、夜明けの4時半を待ってエンジンを回す。目的ポイントは釜戸崎周辺の浅場・・・所要時間は35分。

 茜色に染まった凪ぎの海を東へと30分、狭い間元海峡は満ち潮が渦巻いている・・・二本のの青ポールを左舷側近に見ながら慎重に通過・・・
数分後には釜戸崎近くの浅場に到達、魚探には18m水深の中層まで散在した魚群・・・よーし・釣るぞと、仕掛けを解きながら入れ込む。
入れた仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス3号・枝ハリス2号・枝間は1m・枝の長さ35cm・枝数7本・鈎は金龍アジ金鈎2号・肌色のサバ皮4.5cm・クッションゴムは2㎜物を1m・錘は20号。

 錘が着底し、持った仕掛けに魚信・・・手答えはマアジだが、浅いからグイグイ・キュキューと曳き回しながら揚がったのは割り箸サイズのマアジが3匹。鈎外しで活け間の上で手早く外して再投入すると、沈下途中で食い付いてグイ・グイと曳く・・・このようなマアジのみの入れ食いが1時間ばかり・・・その後は、喰いは鈍ったものの、赤メバル混じりでぼつ・ぼつ食い付き、活け間は酸欠状態になり終漁。

海 あれこれ
 活け間の魚は酸欠に弱い・・・多く釣り込んだ時点で排水ポンプを入れて海水を循環させるのだが、吸水口の位置が悪いと循環がうまくいかず酸欠となる。
酸欠死した魚は、鮮度が極端に落ちて商品価値は完全に失われてしまう。酸欠死する前に〆て氷の入ったクーラーに入れると持ち帰りは可能だが。




 
2014・06・28
旧暦1日・大潮・小雨・微風

浅場で小アジ大漁。 
 朝3時半起床・・・鏡の我に”おはよう・釣りに行くぞ”と挨拶。4時半、小雨が降っているが微雨・・・漁港へは3分程だから雨具は着けないままで向かう。
向かう先は一昨日メバルと小アジが居た釜戸崎近く・・・低い雲が立ち込めており視界が悪く、観音崎を過ぎた当たりから視界は2kmばかり・・・
釜戸崎へは四浦半島先端部と保戸島間の狭い海峡を抜けるのだが、保戸島はおろか四浦半島も全く見えない・・・それでも10分も走れば島影が見えるだろうと感を頼りで航行。やがて、島影がうっすらと見え始めた・・・それも海面近くのみだが、保戸島だと思って島の右側目がけて航行。それから数分・・・おかしい・保戸島が見えるのに半島部が見えない???良く良く保戸島らしき島影を確認すると、左右に見えるはずの小島が無く、ビルの立ち並ぶ集落が無い???あれれこの島は地無垢島・・・ここで、しばし思案・・・無垢島にもメバルの好ポイントが多い・・・だが、最近釣行してないからメバルが居るか否かは皆目判らない・・・やっぱり、釜戸崎に行こうと、GPSにスイッチを入れて舳先を南東に向けた。

 ロスタイムは凡そ15分。釜戸崎近くのポイント到達し、若干の魚影を確認して前日と同じ仕掛けを入れる。水深は15m付近、このポイントは釜戸崎の北側、満ち潮の潮流が佐伯湾から北上しているが、その潮流に添うように流れて干き潮と同じ潮流となる。
錘が着底すると同時にゴッ・ゴッとした当たりで20cm超しのマアジが4匹揚がって来た・・・その後も入れ食い状態で2匹・3匹、時には5匹・6匹も釣れるが、一昨日姿のあったメバルは滅多に釣れない。2時間程経過した頃、狭い活け間は酸欠状態・・・食いも落ちたから帰港のクラッチを入れた。

海 あれこれ
 海は怖い・・・そして人間の感は実に曖昧・・・今日は安易な考えでGPSも使わず、航路を大間違いした・・・ロスタイムは僅かに15だったが、入れ食いする朝の15分は釣果に多大の影響を与える。今日は雨天だったから長時間マアジの入れ食いが続いたが、晴天であれば、陽が昇ると浅場でのメバルやマアジの喰いは遠のく。だから、朝の15分は貴重なタイムとなる。




 
2014・06・26
旧暦29日・大潮・曇天・無風

赤メバルとアジ好漁。


 
 予報は「曇天で終日凪ぎ」とある・・・今日は6時満潮の大潮、先日好漁した赤メバルを狙おうと、豊後水道に突き出た四浦半島先端部の釜戸崎近くへと船を進めて35分,到着時刻は5時過ぎ。
釜戸崎近くの水深15m付近のポイントに船を寄せると、鏡の如き海面にザワ・ザワ・ザワと小魚群の背切りがある・・・既に干き潮が動いており、潮流が当たる位置で仕掛けを入れる。
仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス2.5号・枝ハリス2号・枝間は1m・枝の長さ35cm・枝数7本・鈎は金龍アジ金鈎2号・サバ皮は肌色4cm・クッションゴムは2㎜サイズを1m・錘は20号。

仕掛けを入れて程なくマアジ食い付きキュ・キュウーとした、いい手答えで揚がって来たのは3匹の22~23cm物・・・鈎を外して投入すると今度は2匹、次には3匹と釣れ続く。水深が浅いから手返えしが早くて順調に20匹ばかり・・・しかし、天敵の大魚が寄ったのだろうか?マアジの食いはパタリと止まり、今度は15cm~20cm程の赤メバルが1匹・2匹と間断なく食い付き、やがては、マアジも混漁されてきた。

 活け間が窮屈となり、酸欠が気になり始めた7時半頃には双方の当たりが遠のき、ベラやムツ仔が当たり始めたので終漁。

海 あれこれ
 今日釣れたマアジは、そう大きくはないが黄金色・・・いわゆる地着きアジ・・・このゴールドなマアジはたっぷりと脂肪を蓄えており実に旨い。
一方、沖合いから大挙して乗っ込むマアジは、若干背中が黒くて体型は細目。




 
2014・06・19
旧暦22日・小潮・晴天・無風

潮に動きが無く貧漁


 例年だと必ずマアジの附く沖合いのポイントにアジの姿が無い・・・このような時、例年だと内海の沈み瀬に小アジの姿があるのだが???早朝から内海の沈み瀬を数か所探索したが、小アジの気配が無い。ヒラメは生き餌でないと食い付かない・・・だから、小アジが無ければヒラメは狙えない・・・

 今日は小潮、豊後水道本流域では昼までは満ち潮が動くから、深海からの駆け上がりには真鯛やイサキが居る。舳先を無垢島に向けて走ること10分程、前方の水平線がモヤッている・・・あの恐い潮霧のようだ。船行きを停め、操舵室より出て額に手を翳して沖合いの模様をしばし・・・行かない方が無難と結論して、一昨日ハマチが居た白石灯台沖合いの漁礁へとハンドルを切る。

 数分で漁礁に着き、探索を開始・・・中層にカタクチイワシらしき小群が時々把握できる程度だが、[エバ鯛釣り仕掛け」を入れない事には始まらない。漁礁外れの南東側、53m水深で仕掛けを入れ、10mばかりの手繰り揚げ・落とし込みを開始。潮流は僅かに0.2ノットと遅い。
1時間ばかり当たりが無いまま経過・・・欠伸をしながら手繰っていた時にグイッときた・・・数手はすんなりと揚がったから真鯛か?と思ったが、グスンと曳き止めてから走り始めた・・・行くこと10mばかり、ハマチ・ハマチと慎重に「やりとり」して数分後には3㎏クラスがタモの中に・・・
その直後、潮流が0.4ノットに加速、すると今度は1.5㎏物の真鯛がヒット・・・映像も映えなかったのに食い付いてきたから、仲間が居ることを祈りながら誘っていると、今度は低層で食った・・・鈎掛り当初の曳きが強かったからハマチか?と思ったが、その後は鈍重に揚がり、獲り込んだ魚は1.5㎏物のマハタ・・・この魚は高級魚なり・・・
それから30分程経過した頃、1㎏クラスの真鯛を獲り込んだが、潮流の動きが鈍くなった上、日照りも強くなったから終漁。やtぱり小潮には、いい釣果が出ない・・・貧漁・貧漁。

海 あれこれ
 この時季、真鯛達は豊後水道本流域に出る・・・本流域では各種のゴカイ類が成虫になって一斉に海中に泳ぎ出る・・・又、栄養分豊富で低温の海水と、日向灘の暖かい海水が豊後水道で出逢い、アミ類が発生する・・・これらは真鯛の他、イサキやマアジ、サバ等が大好物・・・これを察知した魚達が大集合する。
一方、ハマチやブリ達には、ゴカイやアミを口にするには小さ過ぎる。だから、中層や上層で、この時季に成長するケンサキイカやスルメイカを狙っている。




 
2014・06・17
旧暦20日・中潮・曇天・無風

真鯛が釣れず、ブリ・ハマチ
 夜明けの4時半、小アジを釣ってヒラメを狙おうと、先日マルアジが居た龍ヶ塀の沈み瀬へ・・・しかし、魚影はあるのだが、ヒイラギ群らしくマルアジが食い付かない。1時間ばかり挑戦したのだが、10匹程しか釣れずに退参・・・これでは沖合いのヒラメポイントには行けない。釣行予定を変えて、白石灯台沖合いの漁礁に向かい、満ち潮ポイントを探索すると、パラパラと真鯛らしき映像が映える・・・オッ・オッ真鯛か?と[4号エバ鯛仕掛け]を取り出して投入。
東側より流れかかる満ち潮の潮流は0.6ノット、映像が映った地点に差しかかると中層に映えた・・・急ぎ中層まで手繰り揚げるとゴツンと当たって掛った・・・だが手答えは小さく、頻繁にゴツ・ゴツと曳きながら揚がってきたのは500g物のチダイ。
船戻しして再投入中の仕掛けが中層でストップ・・・船のどこかに掛ったのだろうと点検しようとした時、バチ・バチ・バチとビシヤマがコベリを叩いて曳き込まれ始めた・・・急いで手に取るとブリらしき曳き。ハリスが4号だから無理は禁物、幸いにも漁礁からは距離がある・・・手加減しながらの「やりとり」も数分、最上部の枝鈎に食い付いていたのは5㎏物のブリ。

 その直後にもハマチが食い付いたのだが、漁礁近くだったので伸ばし込むと漁礁に行くと思い、無理をした途端にハリスがプツン・・・あーあ。この頃から、凪いだ海面のあちこちでゴボ・ゴボとハマチが食む・・・ルアーを投げ込めば確実にヒットするだろうが、ルアー仕掛けはキャビンの床下・・・これを取り出してハマチを釣るのはなんだかヨダキイ。そう思いながら、船戻しして入れた仕掛けに、数分後に3㎏物のハマチが再びヒット・・・今度は数回の「やりとり」でクッションゴム迄揚がって来た。ハリスを手に取ると、コクッ・コクッとしながら曳くが、腕先で対応できる曳きなので枝鈎をカットせず、枝鈎を船側に置きながら手繰り寄せてタモへ。
満潮1時間前の9時前、潮流が遅くなってきたので仕掛けを巻いた・・・5㎏物のブリ1本、3㎏クラスのハマチ3本と中チダイ数枚が今日の釣果。海面では、まだハマチの食みが見られるからハマチが多く居るようだ。

海 あれこれ
 沖合いでヒラメを狙っていると外道のハマチやブリが食い付く・・・今日は津久見湾口にあたる白石灯台近くでも、[エバ鯛釣り仕掛け]にハマチやブリが食い付いた。
今朝は、津久見湾中部の龍ヶ塀にマルアジ群が居なかった・・・この付近にもハマチ群が立ち入ってマルアジ達を追い散らしたに違いない。
聞けば、保戸島地区の一本釣り漁師も、真鯛やイサキの釣果が芳しくないからハマチ釣りに徹しているようだ。




 
2014・06・16
旧暦19日・大潮・曇天・無風

朝間のメバル釣り

 
 今日の予報は「曇天で凪ぎ」とある・・・ならば、久し振りにメバルを狙おうと、早朝4時半、四浦半島先端部の高浜へと向かう。航行は四浦半島先端部と保戸島の間の間元海峡を南下して凡そ30分。

 この周辺は、荒磯が多く、海中には岬から転がり落ちたであろう大岩が磯辺を埋める・・・メバル達は、これらの岩の隙間や海藻の中に潜んでおり、流れ来る小魚や甲殻類を待つ。だから、海藻が繁茂する水深10m~20m付近がポイント。仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス2.5号・枝ハリス2号・枝間は1m・枝の長さ35cm・枝数7本・鈎は金龍アジ金鈎2号・サバ皮は肌色4cm・クッションゴムは2㎜サイズを1m・錘は20号。

 水深18m、潮流の流れ来る起伏のある場所には小魚群が映える・・・仕掛けを入れると直ぐに着底、持った仕掛けにグイーとした当たりと共に鈍重感。手繰ると15cm程の赤メバルが2匹・・・鈎外しに掛けて活け間の上で振ると、首尾良くポチャン・ポチャンと外れ、仕掛けを再投入・・・今度は3匹。しかし、三度目の投入は空振り・・・ポイントを外れたかな?と思って、GPSの位置は同じ、魚探にも先程の小魚群がある・・・メバル釣りでは、このような事が多々ある・・・メバルが居ないのではなく、賢いメバル達が仕掛けを察知したに違いない・・・漁師は、このような時「魚がかどった」と言う。

 10mばかり移動して仕掛けを入れると、今度は型のいい20cm物が食い付き、これを跳ね込んで再投入すると、一呼吸した時に同クラス物が食い付いたが、船に獲り込もうとした時、鈎が外れてポチャン・・・ハイ、サヨウナラ・・・鈎が2号と小さい為、鈎外れはつきもの・・・その後、数か所ポイントを移動して、食い止まりした9時前までに釣れた赤メバルは左の写真。
外道は、ベラとマアジが時々混漁されたが、厄介なのがネンブツダイ・・・こいつが食い付くと、回転するから枝ハリスが絡んで始末が悪い。

海 あれこれ
 メバルは夜行性の魚・・・だから、晴天時は陽が揚がる迄が勝負。今日は曇天ではあったが、明るさが増した9時前には食いが止まった。特に黒メバルは、その傾向が強い。




2014・06・13
旧暦16日・大潮・晴天・微風

ヒラメ釣りは外道の大ブリ3本

  
 朝寝坊し、目覚めたのは5時、もう明るい・・・幸い、ヒラメ釣りの餌にする小アジは確保してある・・・朝飯をカッ食うてエンジンを回したのは6時前。
ヒラメポイントは保戸島沖合い、赤崎の岬を過ぎてからは揚がったばかりの太陽に向かっての航行・・・晴天だから海面がギラギラと光り、漂流物の確認は不可・・・20分ばかり航行し、保戸島近くに差しかかった時、突然グス・グス・グス・ガガーときて、ガクン・ガクンとした振動と同時に、いきなりの減速・・・やった・・・と、クラッチを抜き、周囲を見回すと流れ藻・・・プロペラに接触したのは流れ藻のようだが、流れ藻にはビニール袋やロープ等も混ざっていることが多い・・・そのような物がプロペラに巻き付いてないことを祈りながら後進にクラッチを入れてアクセルを全開・・・船は泡を立てながら左に旋回する・・・そして、クラッチを前進に入れると振動はゼロ・・・航行速度にすると・・・正常なり・・・あー・良かったと安堵。

 やがてヒラメポイントに到着し、先日と同じヒラメ釣り仕掛けに小アジを掛けて入れ込む。水深57m、満ち潮の流速は0・9ノット。だが、数流ししたのにヒラメは食い付かず、釣れたのは外道のフカが2匹だけ・・・
やっと干き潮が北東側より流れ始めた8時過ぎ、ゴツ・ゴツときてグイーと強力に持ち込んだ・・・この曳きは典型的なハマチの曳き癖。だが、曳きが強くて揚がって来ないばかりか、10mばかり持ち込んだ・・・その時、20mばかり離れて仕掛けを入れていたH丸が、「俺のを巻いたぞ」との合い図・・・おかしいなぁ、俺の仕掛けは真下だが?しかし、ハマチが揚がって来るのに合わせてH丸が寄って来て、おう・おうブリじゃーと言う・・・大タモで獲り込むとH丸の仕掛けと複雑に絡んでいた。鋏でカットして「すまんなー」と手渡すと、いや・いやと笑顔を返してくれた・・・これが漁仲間。
その後10時前には潮止まりして終漁。それ迄に、ブリを2本追加したがヒラメの釣果はゼロ。釣れたブリは大きく、帰港後の計量で最大サイズは104cm。

海 あれこれ
 天然のヒラメの下腹は真っ白だが、養殖ヒラメの下腹には黒色や茶褐色のシミや模様があるのが特徴・・・市場や鮮魚商は、このシミや模様のあるヒラメを、ブッチャーとか、パンダと称して区別する。
ちなみに、放流したヒラメにも同様の模様が残っている。




 
2014・06・07
旧暦10日・小潮・晴天・微風

ヒラメ釣りは貧漁
 
 2日に梅雨入り・・・停滞した低気圧が荒天をもたらして、昨日迄の雨量は200㎜を超した。沖合いのヒラメとハマチを狙おうと、夜明けを待って、先ず餌にする小アジ釣り・・・小アジポイントは北西3km程の龍ヶ塀の沈み瀬・・・豪雨の影響か?海水が若干濁ってはいたが、小アジ群は大群で居た・・・凡そ30分で必要量50匹ばかりの小アジを確保し、保戸島沖合いの豊後水道本流域へと舳先を向ける。

 6時過ぎにはヒラメポイントに到着。今は干き潮だからポイントエリアの北西で仕掛けを入れる。今日は餌の小アジ数にゆとりがあるから枝鈎2本で狙う・・・仕掛けは、ビシヤマ14号・クッションゴムは2.5㎜サイズを2m、主ハリス8号5m・親子サルカンより出した枝ハリスも8号で枝間は3m・上枝のハリスは1.5m・下枝は1.2m・錘間のハリスは1.5m・錘は30号。鈎はがま磯12号を12cm間隔で2本。前鈎は小アジの上顎に、後鈎は肛門後方にちょん掛け。

 水深は57m・今日は旧暦10日の小潮、干き潮の潮流は0.9ノットと、豊後水道本流域にしては遅く、二流ししたが当たりは皆無・・・「何も喰わんのは、おかしい???」見回すと、西側300m付近の砂丘台地外れでウミネコ達が騒ぐ・・・ハマチがなぶらを立てている様子・・・船を移動すると、案の定、ハマチ群がゴボ・ゴボと豪快に食んでいる・・・その上流側に船を寄せて仕掛けを入れ込むと、15mばかり沈下した仕掛けの沈下が止まると同時に、ビシヤマがパチ・パチ・パチとこべりを叩いて猛烈な曳き込み・・・ハリスが8号だから無理は効くが、その曳きは凄く、回収しようとしても寄って来ない・・・大ブリか???と思った時に急に寄り始め、その後は数回の「やりとり」で揚がって来てタモに入ったのは、上鈎に掛った4㎏近いメタボなハマチ・・・船戻ししようと、回収した仕掛けの下枝が無い・・・さては、異常に重かったのは、2匹のハマチが同時喰いし、双方の引き合いで下枝が飛んだようだ。

 その後、フカ、ハマチ、2㎏物のヒラメ、フカ、ハマチをゲット・・・9時半には潮変しで潮流が軟化したから帰港。

海 あれこれ
 今日釣れたフカ君、成魚でも1m足らずのサメだが、湯引きにすると実に旨い・・・
先ず、頭部と内臓を除き、胴体だけとなった魚体に熱湯を注ぐ・・・そしてタワシでヤッサ・ヤッサとこする。すると、外皮が剥がれ落ちて綺麗な身肉となる・・・鰭を落とした胴体を一口大にぶつ切りにし、熱湯にくぐらせて氷水に浸す・・・これでOKだが、注意すべきは、熱湯に浸し過ぎないこと。
酢味噌で食するのだが、橙があれば、これを絞ってお酢に変えると更に旨いぞ・・・

 今日釣れたフカ君、成魚でも1m足らずのサメだが、湯引きにすると実に旨い・・・
先ず、頭部と内臓を除き、胴体だけとなった魚体に熱湯を注ぐ・・・そしてタワシでヤッサ・ヤッサとこする。すると、外皮が剥がれ落ちて綺麗な身肉となる・・・鰭を落とした胴体を一口大にぶつ切りにし、熱湯にくぐらせて氷水に浸す・・・これでOKだが、注意すべきは、熱湯に浸し過ぎないこと。
酢味噌で食するのだが、橙があれば、これを絞ってお酢に変えると更に旨いぞ・・・




2014・05・31
旧暦04日・大潮・晴天・微風


本流域のヒラメ釣りで濃霧に遭遇
 
 晴天で無風、沖合いでヒラメが待っちょる・・・餌は数日前の小アジが生簀で元気に泳いでいる。この小アジを活け間に取り込んでいざ出港・・・時計は5時半、ポイント迄は凡そ30分。
今日は黄砂が濃いから山立ては不可、画面に残る先日の記録をたよりに到着したポイントには先着漁船が2隻。今は満ち潮・・・その漁船の間を抜けてポイントの東端で仕掛けを下す。水深は57m、満ち潮の潮流は1.2ノット・・・これより45m~55m台の起伏が数山続く。この起伏地帯に小魚群が居着いており、ヒラメやブリが寄っている。
入れた仕掛けは、ビシヤマ14号・クッションゴムは2.5㎜サイズを2m、主ハリス8号5m・親子サルカンより出した枝ハリスも8号で1.2m・枝数は通常2本だが、今日は餌の小アジが少ないから1本だけ・錘間のハリスは1.5m・錘は30号。鈎はがま磯12号を12cm間隔で2本。前鈎は小アジの上顎に、後鈎は肛門後方にちょん掛け。

 入れて直ぐ、着底を確認していた時にグツッとして鈍重感のあるヒラメの当たり・・・若干の持ち込みが感じられるが、ここで抵抗を与えると咥えた小アジを放してしまう・・・少しばかり入れ込んで、ズルッと来る再度の曳きを待つ・・・この間の息詰まるような旋律が全身を駆け巡る・・・凡そ30秒は待っただろうか、ズ・ズ・ズルリと20cm程持ち込んだ・・・グイッと合わせを入れるとグスリッと重い・・・10手ばかり手繰った時点でグイッと曳き止めて、グイ・グイ・グイと3mばかり曳き込んだが、その後は大きな曳き込みはなく、小さな旋回をしながら姿を見せたのは3㎏クラスの立派なヒラメ嬢・・・大タモを出すと一瞬翻って数mの持ち込みをしたが、引き寄せてタモに入れるとバタ・バタ・バタと大暴れ・・・これらの動きがヒラメの特徴也。
船戻しして直ぐに、今度はゴツ・ゴク・ゴクと来て強い曳き込み・・・中層で数回の強い持ち込みがあるからヒラメではない・・・やがてタモに入ったのは3㎏クラスのハマチ・・・餌を掛けて再投入すると間もなく、同サイズのハマチ喰い付いてこれもゲット・・・
今日は食いが良く、この後、1.5㎏物と3㎏物のヒラメとハマチ2本を追加した9時半頃・・・暖かい風が頬を撫で始め、今までぼんやりと目視できた島々が見えなくなった・・・霧か?潮霧???!!急ぎ、仕掛けを巻いたが既に遅し・・・360度何も見えないが視界は200m程、このポイントからは津久見湾中央部に浮かぶ白石灯台へは250度。しかし、数分も経たないうちに視界は50m以下に・・・佳丸にはレーダーは無い・・・だから、濃霧の中から、いきなり船が現れはしないかと、速度を半側にして眼をヒンムイテ見回しながらの航行・・・やっと白石灯台迄辿りつき、霧が晴れるのを30分ばかり待ってから帰港・・・やれやれ、安堵。

 海 あれこれ
 潮霧は怖い・・・冷たい海面を暖かい空気が撫でると一瞬のうちに濃霧が発生する・・・今日の潮霧は一時的に視界が20m程だったが、ひどい時には、自船の舳先が見えないことも。クワバラ・クワバラ。




 
2014・05・28
旧暦30日・大潮・晴天・微風

豊後水道本流域でヒラメ釣り

 
 ヒラメを釣るには、餌にする小アジが要る・・・津久見湾口に位置する「龍ヶ塀」の沈み瀬に丸アジ仔が居着いていると聞いた。ならばと、夜明けを待って小アジ釣りへ。この沈み瀬は40m台の水深から10mへと急峻に立ち上がっており、この駆け上がりの中層にマルアジが居た・・・入れた小アジ釣り仕掛けは、ビシテグス12号・主ハリス3号・枝ハリス2号・枝間は1.2m・枝の長さ70m・枝数10本・錘25号・鈎は金龍製アジ鈎2号・エバは無色のサバ皮3.5cm。
マルアジ仔は小さな10cmと15cm物が居るが、同時に釣れて来るのは1匹2匹程度・・・ヒラメを釣る餌には10cm物は小さ過ぎ、鈎に掛けた時、泳ぎが悪い・・・だから、15cm物を20匹ばかり確保しないとヒラメは狙えない。
それでも、1時間程でなんとか確保でき、舳先を保戸島北東のヒラメポイントへ向ける。航行は30分程。

 このヒラメポイントは水深50m前後の広大な台地となっており、周辺は80mを超す深海・・・この台地にイカナゴやヒイラギが居着いており、これらを狙ってヒラメが寄っている。
今は満ち潮、このポイントの満ち潮は東側から流れかかるから、この台地の東外れに船を持ち込んで、・・・先日と同じヒラメ仕掛けに、上顎に前鈎、肛門下方に下鈎を掛けて投入・・・
釣り方は、潮流に船をまかせて流下させ、海底を錘で探る要領でヒラメを誘う。
二流し目、待望のヒラメらしき、鈍重感だけの当たりが来た・・・ズルッと曳くのを待つが、それが無い・・・凡そ1分待ったが、しびれを切らせて合わせを入れるとグイッと乗った・・・鈍重に揚がり、途中で若干の引き止めも感じられ、ヒラメだと思ったが、獲り込んだのは大きなマトウダイ・・・アーア。
次に船戻しした時に本命が来た・・・これは60cmクラスの立派なヒラメ・・・その後終漁した11時前迄に、ヒラメは1.5㎏物と2㎏物を2枚の合計4枚、他に外道のマトウダイを4枚。このマトウダイ君、見かけは悪いが、刺身や煮物にすると実に美味い魚。

 海 あれこれ
 ヒラメは保護色をしているが、その色はタコのように瞬時の変化はみられない・・・だから、ポイントの砂の色が判る・・・今日のポイントで釣れたヒラメは写真のように肌色っぽい・・・このポイントでは、稀に貝殻などが鈎掛りするから、貝殻混じりの砂礫地なのだろうか???




2014・05・23
旧暦25日・小潮・晴天・微風

小アジ9匹で、ヒラメ2枚・ブリ2匹

 真鯛達は産卵を終えて沖合いへと散った・・・ブリは近場の沈み瀬周辺に居るようだが、なんだかブリを狙うのはヨダキイ。この時季、豊後水道本流域の砂丘台地にはヒラメが寄っているのは確実・・・今日は、先ず朝間にヒラメ釣りの餌に使用する小アジを釣って、確保次第、沖合いのヒラメポイントに向かう段取り。

 未だ明けやらぬ4時40分にエンジンを回し、小アジの居着く浅場の沈み瀬を探索するが魚影が映えない・・・次々と沈み瀬や漁礁を探索するが小アジの気配は無い・・・散っていて映えないのか?と思い仕掛けを入れて探るが、釣れて来るのは小さなメバル等の雑魚ばかり。そもそも、この時季は小アジが少なく、例年ヒラメ釣り用の餌の確保は難儀する。
それでも稀れ~に小アジが釣れ、5時半頃迄には僅かだが9匹の小アジを確保・・・餌は少ないが、「使い終えた時点でチダイでも狙えばいいや」と、チダイポイントが近い、保戸島と釜戸崎の中間に位置する砂丘へと舳先を向ける・・・航行は凡そ30分。

 このポイントは、水深50m前後の広大な砂丘台地であり、本流域に開けた北東側の水深は100mを超し、釜戸鼻~高浜、保戸島側沿岸は80m近い。この砂丘台地にヒラメが寄る。
西風は少々吹いてはいるが、気になっていたウネリは大したことはない・・・今は干き潮だから、北側の駆け上がり57m地点で静止して、小アジを掛けた仕掛けを入れ込む。潮流は0.6ノット。
入れた仕掛けは、ビシヤマ14号・クッションゴムは2.5㎜サイズを2m、主ハリス8号5m・親子サルカンより出した枝ハリスも8号で1.2m・枝数は通常2本だが、今日は餌の小アジが少ないから1本だけ・錘間のハリスは1.5m・錘は30号。鈎はがま磯12号を12cm間隔で2本。前鈎は小アジの上顎に、後鈎は肛門後方にちょん掛け。

 着底した仕掛けを海底を探る要領で数分、水深は51mと浅くなってきた・・・すると、ビシヤマを持つ指先に餌の小アジが暴れる気配・・・その直後、ポク・ポクとしてググーと持ち込んだ・・・反応的に手繰るとグイーとした鈍重感・・・オッ・大ヒラメか?と思ったが、10手ばかり揚げた時に反転して強力な持ち込み・・・なーんだ・ブリか!・・・ハリスが8号だからと〆ると曳きは10m程で止まり、その後は大きな曳きをさせぬまま船際へ・・・タモに入れたのは4㎏クラスのブリ。

 そして船戻しして二流し目、今度はグツッと小さく当たった直後に鈍重感・・・典型的なヒラメの当たり、ヒラメは早合わせは厳禁、曳く迄待つ・・・その曳きは意外に早く、20秒ばかりでズル・ズルっときた・・・簡抜を入れず合わせを入れるとズシリと重く、途中で2度ばかり曳き込んだが、後は大きな抵抗もしないまま揚がって来た。その姿は大きく、鷹が急降下する時の形態・・・慎重に船際まで引き寄せ、ヒラメ用の大きなタモにスッポリ入れて佳丸のヒラメに。後に計測すると、全長86cmの立派なヒラメ。

その後、フカ・ブリと2㎏物のヒラメが釣れたが、餌のアジが20cm程と大きかったせいか、鈎掛りしないこともあり、餌を使いきったのが8時半・・・折から北風も強くなったので、チダイ釣りをせぬまま終漁。

海 あれこれ
 ヒラメは先ず小アジの腹を噛む。その後、アジの弱りを待って頭から飲み込む・・・だから、早合わせすると、鈎の部分が口に入ってないので掛らない・・・「ヒラメ40」と言われる格言も・・・喰い付いてから40数えて合わせを入れよとのこと・・・
だが、ヒラメは餌を飲み込むと元の位置に戻ると聞く・・・だから、喰い付いて待ち、ズル・ズルッと、曳き込みが感じられた時に合わせると、ほぼ鈎掛りするようだ。




2014・05・17
旧暦19日・大潮・薄曇・微風

喰わん・釣れん・潮が動かず
 一昨日、白石岩礁の沈み瀬で、早朝に大アジが釣れた・・・この大アジを狙って、まだ明けやらぬ漁港を出たのは5時前。ポイント迄の所要時間は15分。
今は満ち潮だから、ポイントは白石灯台の南東・・・魚探で探索すると、56m水深の低層に小魚群を確認してアジ釣りサビキを入れ込む。満ち潮の潮流は僅かに0.2ノットと遅く、数流ししたが、稀に喰い付くのは15cm程の小アジで大アジの気配が無い・・・その上、潮上50m付近の海面では、ブリのなぶらが散見され始めた。ブリが出現すればアジ達は霧散する。これではアジ釣りを諦めざるを得ん。

 向かうポイントは四浦湾沖合いの漁礁、ここは真鯛ポイント・・・航行は凡そ5分、満ち潮の潮流は東側より流れかかるから、ポイントは潮上にあたる漁礁の東側。メーン漁礁上に船を持ち込んで、東に50mばかりの52m水深の中層で真鯛らしき魚影を把握・・・潮流は0.4ノット、微風が出たのでスパンカーを開いて[4号エバ鯛釣り仕掛け]を投入して誘いを開始・・・すると、数m誘った時に鈍重感の直後に真鯛が鈎掛り、これは、これはと、釣り上げたのは1㎏物。だが、これからが苦難の始まり・・・魚影を確認しては仕掛けを入れるのだが、仕掛けが沈下する数十秒の間に魚影が行方不明に・・・これが度々だから始末が悪い。9時半迄付き合って釣れた真鯛は僅かに3枚のみ。

海 あれこれ
 昨日ホトトギスの初鳴きを聞いた・・・それも複数。”本尊コケタカ・本尊コケタカ”と、バチあたりにかん高く鳴く鳥。見回すと、周辺の山々は、正に目に青葉・・・
「ホトトギスの声はヒラメの声」との格言がある・・・丁度この時季、豊後水道本流域の砂丘地帯には、イカナゴの群が居着く・・・このイカナゴを狙ってヒラメが集い、このヒラメを漁師が狙う。




2014・05・15
旧暦17日・大潮・曇天・微風

早朝だけの釣り、真鯛・大アジ・ブリ
  
 昨夜は雨が降っていたが早朝には止んでいた・・・ならば釣りに出ようと、曇天の漁港を出たのは5時一寸前。今日は所用があって10時前には帰宅だから、白石岩礁の沈み瀬で8時半の満潮迄満ち潮を狙う。

航行は15分、未だ点滅を繰り返す灯台を横目に見ながら探索を開始・・・東から灯台岩礁に流れかかる潮が吹き上がって潮目が目視される位置を探索すると、下層から中層に若干の魚影を確認して[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。
やがて、カタクチイワシ群らしき魚影が映り始めたと同時にグイーとした当たりが来た・・・時々引き止める感はあるものの、真鯛独特のゴク・ゴクとした曳きをしないまま揚がって来たのは800g物の大アジ・・・オッ・大アジが居る・・・急ぎ船戻しし、投入した仕掛けにも直ぐにアジが喰い、手繰っていた中層でグスリと加重された・・・獲り込んだのは、なんと、大アジと1.5㎏クラスの真鯛・・・その後も、船戻しする度に大アジが喰い付くのだが、横唇が弱いから釣り上げ途中での鈎外れも度々・・・しかし、6時過ぎには沈み瀬際で、ゴボッ・ゴボッとブリが食み始め、アジの喰いがピタリと止まった・・・天敵様がお出ましするまでに釣れた大アジは8匹。

その後、真鯛1匹にブリ1本とハマチを釣って終漁。

海 あれこれ
 沖合いの潮目には、コブイカや紋甲イカの甲羅がプカ・プカと・・・産卵を終えた甲イカ達のなれの姿・・・イカ類は各魚種の大好物だから、身肉は魚達の胃袋に・・・しかし、甲羅ばかりは魚に嫌われて海面を漂う破目に。
ちなみに、この甲羅、加工し易い上に熱に強い特徴を生かし、ヨーロッパでは金銀や錫等の鋳型として利用すると聞く。




2014・05・11
旧暦13日・中潮・晴天・微風

潮が動かず、真鯛は僅かに4枚。
 
 昨日は第二土曜日で漁休日・・・真鯛が居るのに釣りに出れない。残念・・・そして今日、「真鯛ョ・待ってろ」とばかりに夜明けを待ってエンジンを回す・・・ポイントは一昨日釣果を得た白石岩礁の沈み瀬。

 ポイントに着いたのは5自前。今は丁度満潮だから潮流は無いが、これは折り込み済み・・・探索する魚探にも魚影は映らない。ちなみに満ち潮ポイントを探索すると、白石灯台の南側の54m水深の中層でパラ・パラと数点の四等星程の魚影・・・真鯛かな?と思いながら[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込んで、棚を合わせ、10mばかりの手繰り揚げ・落とし込みを開始・・・西へと流れる潮流は0.2ノット。
仕掛けを、ポツ・ポツとした魚影の中を上下させてはいるのだが、コツッとした魚信一つ無く魚影は消えた・・・船戻ししようと、仕掛けを手繰っていた時、やがて、クッションゴムを手にする程手繰り揚げた位置で、ゴスッと仕掛けを曳き止めて強力な曳き込み・・・あー・ハマチが来た・・・と対応・・・ところが、その曳き込みは10mばかりで止まった。オッ・オッ・オッ、真鯛か?と慎重にやりとり・・・その「やりとり」も数回で抵抗が止まって揚がり始め、波間に白い腹を見せたのは2㎏オーバーのメタボな真鯛・・・曳きが強力だったのは、最上部の枝鈎に喰っており、伸縮が無かったから・・・

 やがて、このポイントの潮流に動きが無くなって魚影も消えた・・・直ぐに沈み瀬の反対側の干き潮ポイントへと移動したが、魚影は皆無で潮流も動いてない・・・やがては干き潮が来るだろうと、57m地点で仕掛けを入れて誘いをかけるが、勿論当たり一つ無い・・・真鯛の居ない位置での釣りだから、当然のことだが・・・しかし、7時を過ぎても魚影は視えない・・・今日は日曜日だから釣り船も多いが、どの船頭も手を横に振るから釣れて無いのは明白。
やっと潮流が動き始めたのは7時半頃・・・南下する潮流は僅かに0.2ノットだが、中層には真鯛らしき魚影がポツ・ポツと・・・
この魚影の位置を中心に攻めるのだが、真鯛は喰い付かずに時間は経過するばかり・・・9時には流速が0.3ノットの加速し、時々当たりが来るのだが、喰い込みが悪いのか?釣り上げ途中での鈎外れが多い・・・9時半を過ぎると潮流は0.2ノットに減速したので、これ以上の加速は無いとみて終漁。
干き潮ポイントで釣れたのは、1㎏に満たない真鯛が3枚のみの貧漁。

海 あれこれ
 今日の真鯛釣りは不漁に終わった。明日は低気圧の接近で雨との予報・・・「雨の前日は釣れない」との昔からの格言がある・・・気圧が徐々に下がるのが悪くて、プランクトンが湧かず、食物連鎖が成り立たないのか?それとも、気圧の変化が瀬戸内海に出入りする潮流に微妙な変化をもたらすのか?
兎に角、「低気圧が接近して明日は雨」、即ち、雨の前日の釣果は芳しくない・・・これは本当。




2014・05・09
旧暦11日・中潮・晴天・微風

真鯛が釣れたョ

 
 陽が長くなった・・・5時に出港したが、もう航海灯が必要ない程の明るさ。今日の旧暦は11日、中潮だが朝の干き潮は動くとみて、真鯛を狙おうと白石岩礁の沈み瀬へ、航行は15分程。

この岩礁の干き潮ポイントは灯台の西北西で、水深60mより20m台へと急峻に立ち上がる。この斜面に潮流が当たると湧昇流なって吹き上がり、プランクトンが湧いて小魚等が寄る・・・これらを狙って真鯛達が集まる。
ところが、4時が満潮だから干き潮が動いているはずなのに潮に動きが無く、湧き一つ見えない・・・探索するが、魚影一つ映らない。なしか?なぜか?・・・潮は、やがて動く・もう動くだろうと、海中の傾斜が始まる57m地点で[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込んで真鯛釣りを開始。
入れた「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色主体の7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。
魚影の映えない中を、10m程の手繰り揚げ・落とし込みするのだが、当然のことながら魚信一つ無い・・・やっと潮流が動き始めたのは6時を過ぎた頃。海は正直・・・潮が動き始めると同時に真鯛らしき映像が中層にポツ・ポツと映り始めた。この中に棚を合わせること数回目に、やっと最初の真鯛がゴッリと喰って鈎掛り・・・時折りゴク・ゴクと曳きながら揚がって来たのは1㎏弱の真鯛。しかし、今日の真鯛は、産卵中なのか?水深50m台の海面近くの20m付近で帯状になっており、棚を合わせると散ってしまう始末・・・だが、サイズは揃わないものの、ボツボツ釣れ、潮止まりする9時過ぎまでには、大は2㎏物、小は500g物を写真の釣果。

海 あれこれ
 例年であれば、各沈み瀬には産卵を真近かに控えた型のいいマアジが姿を見せるのだが???今年はその姿を見ない。
寒い間はブリが居たのでアジを追い散らしているのだろう・・・と思っていたのだが・・・ブリが居なくなってもマアジが来ない???なしか?
イルカは時々回遊してはいるが・・・これは例年通り。
早くマアジが来流することを祈りながら今日も真鯛を狙った。




 2014・04・30
旧暦01日・中潮・晴天・微風

中真鯛が居たョ・13匹


 昨夜、往年の釣り日記を開くと、この時季には白石灯台の沈み瀬で、夜明けの時間帯のみ型のいいマアジの釣果が複数・・・ならばと、夜明けを待って白石灯台の沈み瀬へ、航行は10分。

 7時半が満潮だから、灯台岩礁の南東が満ち潮ポイント・・・魚探にスイッチを入れて探索開始。すると、62m水深の中層に真鯛らしき魚影・・・真鯛が居れば真鯛釣りが魅力・・・急ぎ、映像より30mばかり潮上に船を持ち込み[4号エバ鯛釣り仕掛け]を投入して誘いをかける。
北西へと流れる満ち潮は0.7ノット、やがて映像位置まで到達。映像は61m水深の海面下20m~25m付近・・・仕掛けの全長が20m程だから、着底した仕掛けを急ぎ20mばかり手繰り揚げ、その位置からは、1秒にワン・ツウ程度の誘いだから、1秒に1m程。クッションゴム近くまで誘った時に若干の鈍重感・・・・そのまま2手・3手手繰った時にゴツ・ゴツと真鯛が鈎掛りした。数回の「やりとり」で姿を見せたのは1㎏オーバーの色形の整った真鯛。腹が張っているので、フクヌキを肛門下の側方に若干挿すとプスーと気体の抜ける音・・・鈎を外して活け間にドブン・・・

 二流し目、今度は映像が映える直前に中層でグスリと来て鈎掛りしたのだが、残念、「やりとり」途中で鈎外れ・・・アーアと、魚探に目をやると中層より上に映像・・・その中を手繰り揚げて、落とし込みをしている時に、ビチ・ビチ・ビチと沈下スピード以上の曳き込み・・・手に持ったビシヤマはグスリと重く、後の曳きも強い。獲り込んだ真鯛は1.5㎏物だったが、最上部の枝鈎に掛っていたから、ハリスの伸縮が無くて、曳きが強く感じたとみた。
その後もボツボツと釣れ、満ち潮が止まる迄の1時間程で8匹。その後、干き潮ポイントで5匹をゲットしての帰港は昼前。

海 あれこれ
 10日ばかり前までは2㎏クラスから3㎏物の真鯛が居たポイント・・・これらは産卵を終えて沖合いへと散ったようだが、入れ替わるように、今日は1㎏物の真鯛群と変わっていた。
真鯛の産卵は、大きな真鯛程早く始まると聞く・・・だから、既に産卵を終えた大真鯛が居なくなった。そして来流した1㎏クラスの真鯛達は産卵の真っ最中らしく、今日釣れた13匹の凡そ半数の腹部はすんなりと・・・だが、未だパンパンに腹部を張ったのも数匹。やがては、産卵終了となる。




2014・04・26
旧暦27日・中潮・晴天・無風

アマダイの姿無し

 
 一昨日観音崎の沈み瀬で型のいいマアジが釣れた・・・今日は、それを狙おうと夜明けを待って舳先を向ける。航行は10分。
満潮時刻だから潮目も無く、魚探には魚影一つ映らない・・・やがて干き潮の潮流が走り、その湧昇流にマアジが寄るとみて一昨日と同じアジ釣り仕掛けを、駆け上がりが始まる位置に入れ込んで釣り開始。だが、干き潮の潮流は僅かに0.2ノットと遅く、二流し、三流ししたが魚影も無く、当たり一つこない・・・1時間程経過した頃、潮目が通過すると同時に潮流が加速して0.5ノット・・・折良く真下の53m水深の低層にイワシ群らしき若干の映像・・・このイワシ群にはマアジが附けているだろうと、誘いをかけること数回目に待望の当たりが来た・・・追い食いを期待してゆっくりと数m手繰り揚げた時に、グスリと鈍重な当たりが来てビチ・ビチと持ち込みが始まった・・・3m・5m・10mと持ち込みが止まらない・・・これは明らかにブリの曳き癖・・・ハリスは4号だから止めれば飛ぶ・・・人差し指にビシヤマを乗せ親指で押さえて手加減したのだが、遂に沈み瀬に持ち込まれて一瞬のうちに切れ飛んだ。
「マアジを」と、新しい仕掛けで再挑戦したのだが、その後にマアジの気配は感じられずに30分ばかり・・・ブリが居るからマアジ達は雲隠れ・・・遂にこのポイントを諦め、久し振りにアマダイを狙おうと、保戸島沖合いのポイントへ・・・航行は10分一寸。

 アマダイを狙う仕掛けは[てんや鈎]、それも「二本鈎ふらせテンヤ」にゴカイを各3匹掛けて狙う。使った[てんや釣り仕掛け]は、ビシテグス12号・クッションゴム2㎜を2m・主ハリス5号7尋(10.5m)・てんや鉛は15号・鈎は鯛鈎12号を二本・
水深は63m、干き潮の潮流は0.7ノット。てんや鉛15号とビシヤマだけで着底させて、海底に潜むアマダイを誘う・・・だから、微風でもスパンカーを建て、仕掛けを真下に立てないとこの釣りは成り立たない。

 アマダイポイントは狭い・・・緻密な山立てで頻繁に船戻しし、着底させた[てんや鈎]を3mばかり手繰っては手放してアマダイを誘うのだが、アマダイの気配は全く無く、釣れてくるのは、同じポイントを住処とするイトヨリのみ・・・1㎏近いイトヨリを数匹とカンパチ3匹が今日の釣果。

海 あれこれ
 今日使った[てんや鈎]は「二本鈎ふらせテンヤ鈎」。15号の鉛玉に鈎二本をふらせて、これにゴカイを各三匹掛ける・・・海水に浸けるとゴカイが動くからタコに類似する・・・タコやイカは大魚の大好物だから喰い付くって訳・・・今日はイトヨリとカンパチが主だったが、アラやイシダイも出逢うと釣れてくる。




2014・04・24
旧暦25日・小潮・晴天・無風

真鯛に産卵は終了??
 
 今日の旧暦は25日の小潮だが、9時過ぎ干潮の干き潮は動く・・・5時20分にエンジンを回し、真鯛狙いで沖合いの漁礁へ・・・航行は15分。
真鯛の干き潮ポイントは漁礁の潮上にあたる北西側・・・先ずメーン漁礁を目標に船を進め、これより北西側を探索すると、漁礁外れの中層に真鯛らしき映像を確認・・・急ぎ[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込んで手繰り揚げ・落とし込みを開始。しかし、中層に映る映像に棚を合わせながら数流ししたが、稀に釣れてくるのは手の平サイズのチダイのみ・・・先週までは型のいい真鯛が居たのだが?「チダイが来れば真鯛は去る」との格言がある・・・真鯛は産卵を終えた?それとも、餌がチダイの好む小さなアミ等に変わったのか?
その上、当地でツナギドブと称され、小さなクラゲが連ダコのように連なったものが多く、その核が鈎に掛るから始末が悪い。
真鯛釣りを諦め、観音崎の沈み瀬でマアジを当ててみようと転船・・・観音崎の沈み瀬へは南へ5分ばかり・・・

 この沈み瀬の干き潮ポイントは、西側の60m水深から急峻に45mへと立ち上がる・・・この潮流が当たる斜面にマアジ群が寄る。探索すると、53m地点の低層にマアジらしき若干の映像・・・
斜面が始まる57m地点迄船を進めて仕掛けを入れ込む・・・入れたアジ釣り仕掛けは、ビシヤマ12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は1.5m・枝の長さは75cm・枝数は9本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は無色の4.5cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。
干き潮の潮流は0.5ノット、やがて若干の映像の位置まで流下すると、グル・グルとマアジ独特の当たりがあって、手繰り揚げている手先に次のアジが掛ってズシリと重くなった・・・やがて揚がって来たのは20cm超えのマアジが三匹。マアジは唇が弱いから、獲り込みに「タモを使うか否か」を迷うサイズ・・・正常な泳ぎで揚がって来たのはタイミングを合わせて船に跳ね込み、口を開けて来たのはタモを使って取り込む・・・
船戻しして流下させる度に一匹二匹、時には5匹も釣れたマアジだが、太陽が揚がった7時半には食いが止まったから終漁。活け間では30匹近くが泳ぐ。

海 あれこれ
 先週まで釣れていた真鯛が急に居なくなった・・・真鯛が産卵を終えて沖合いへと去った?それとも、多く居たカタクチイワシ群が居なくなったから、カタクチイワシ群と共に何処へと去ったのか?はたまた、餌が小さなアミ等に変わったのが原因なのか?真相を知っているのは大海のみ・・・只今、竜宮城広報室に問い合わせ中・・・




2014・04・16
旧暦17日・中潮・晴天・無風

真鯛とブリ

 
 昨日、観音崎の沈み瀬で干き潮時にマアジが釣れたとT丸よりの情報・・・6時半にはこの瀬に着いたが、今は満ち潮・・・この沈み瀬の満ち潮ポイントは東側。しかし、魚探には小魚一匹映らない・・・潮目が見えないから潮流が無いようだ。このポイントを諦めて、満ち潮に真鯛の釣果が期待できる沖合いの漁礁へ・・・

 沖合いの漁礁では0.5ノットで満ち潮が動いており、小魚群の映像も所々で映るから期待できると[4号エバ鯛釣り仕掛け]を投入して10mばかりの手繰り揚げ・落とし込みを開始。
だが、小魚群近くの中層に時々映える真鯛らしき魚影に棚を合わせ、「今喰うか・もう曳くか」と誘うのだが全く当たらないまま、時間は経過して潮止まりした。時計は8時半、真鯛を諦めて観音崎の馬の瀬へとuターン。

 馬の瀬には、昨日のマアジ情報を得た数隻の漁船・・・干き潮の潮流は0.7ノットと期待できる。沈み瀬の西側は60m近い水深、これより45mへと急峻に立ち上がっており、この斜面にマアジ群が寄る。
入れたアジ釣り仕掛けは、ビシヤマ12号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は1.5m・枝の長さは75cm・枝数は7本・クッションゴムは2㎜サイズを2m・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は無色の4.5cm・錘は30号。
だが、斜面を通過しても当たりは無く船戻し・・・再投入して51m地点に差しかかった時にグスリと来たが、アジの当たりでは無く、ビチ・ビチ・ビチとビシヤマを強い曳きで持ち込む・・・この曳き癖はブリ殿、ハリスが4号だから止めると飛ぶ・・・沈み瀬に持ち込まれることを覚悟の上の数分の「やりとり」で、水深を切るまで回収してヤレ・ヤレ・・・それから数分、青く白く姿を見せたのは、上から3番目の枝鈎に掛っている5㎏クラスの立派なブリ殿。曳き込んだ時に鈎を手に掛けぬように、上の枝鈎2本を鋏でカットし、ブリを引き寄せてタモに。
ブリが居るからアジ群は雲隠れしており期待薄・・・ならばと、航行5分で行ける白石岩礁の沈み瀬での真鯛釣りへ

 しかし、白石岩礁の干き潮は僅かに0.3ノット・・・だが、中層から低層には真鯛らしき映像が若干映える。この潮上56m地点で[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れて誘いを開始・・・
最初の当たりは3回目の船戻し時、中層に映えた若干の魚影に仕掛けを合わせるとグスリと当たった・・・やがて揚がったのは、2㎏近い色のいいメタボな真鯛。
その後も船戻しする度に順調に喰い付くのだが、喰い込みが悪いのか、釣り上げる途中に鈎外れすること数匹。それでも、潮の動きが緩慢となって終漁した11時過ぎまでには写真の釣果。

海 あれこれ
 今年もポイントを見下ろす岬の岩場には、ヤマフジが咲いた・・・丁度、この時季には沿岸に寄る産卵真鯛が最も釣れる・・・豊後水道中部の当地の真鯛の産卵は、早い年は5月の連休頃、遅い年は6月にずれ込むこともある。
ちなみに、昨年は5月中旬に産卵は終わった。
産卵を終えた真鯛達は、餌となるイワシ類や甲殻類が多ければ居残ることもあるが、通常は大海に散ることになる。




 
2014・04・13
旧暦14日・大潮・雨天・微風後白波

釣れているのに風で終漁。
 
 春雨の朝、今日は旧暦14日だから満潮が7時前、これより干き潮となる。干き潮で真鯛を狙おうと、合羽を被って無風の漁港を出港したのは6時40分。目的地は白石灯台沖合いの漁礁。

 白石灯台までは目視で行けたのだが、遠い島や岬はモヤっているから山立ては不能・・・こんな時はGPSが重宝、マークしている場所に航行線を合わせてポイントへ。
真鯛を狙う仕掛けは[エバ鯛釣り仕掛け]・・・使った「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は山吹色の7cm・クッションゴムは2㎜サイズを2m・錘は30号。

 先ず、メーン漁礁より微速度で潮上に向けて探索を開始・・・漁礁近くにはカタクチイワシ群らしき映像があり、それを過ぎたあたりにも低層に若干の魚影を確認したが、薄い色だから真鯛ではないようだ・・・更に北上し、漁礁を数十m過ぎたあたりの中層にシャープに移る若干の映像・・・この映像は真鯛のようだから、少しばかり潮上で仕掛けを投入して棚を合わせて誘いをかけるが当たらない。水深53m、潮流は0.5ノットで無風・・・
船戻しして再投入、やがて魚影位置迄流下すると、水深53mの海面から20m付近にポツ・ポツ・ポツとした映像・・・真鯛の映像に類似してはいるが浅過ぎる???それでもと、急ぎ、仕掛けをその水深まで手繰り揚げた時に、ボソッとした鈍重感の直後にグスリと鈎掛り・・・「オッ、やっぱり真鯛じゃったか」と手繰り始めると、ビチ・ビチ・ビチと10mばかり持ち込んだ・・・ブリか?と慎重に「やりとり」を開始したが、その後の曳き込みは顕著ではなく素直に揚がり、波間に大きな真鯛の姿・・・やがてタモに収まったのはメタボな3㎏クラス。
元の位置に戻って投入すると、今度は1㎏物が喰ったが、先程と同じ山吹色のエバ・・・ならばと、肌色のエバ二本を山吹色にチェンジ・・・すると、船戻しする度に喰い付く、それも全て山吹色のエバに。

 今日は釣れるぞ、と思ったのも束の間、小降りだった雨が強くなっただけでなく、北東の風が吹き始め、やがては白波に・・・このポイントは北東風に弱い・・・仕掛けを巻いたのは10時前。

釣果は3k物1枚・2㎏物1枚と800g~1㎏物3枚にヒラアジ3枚。

 海 あれこれ
 例年であれば、この時季に白石灯台付近で釣れる産卵真鯛は、1㎏物中心で稀に2㎏物が混漁される程度だが、今年は1㎏物が少なくて、数は少ないが釣れるのは2㎏物、3㎏物でメタボ・・・
思うに、今年のこの時季、カタクチイワシ群の来流が例年になく多い。
例年であれば、カタクチイワシ群が来流すると、巻き網漁師が「待ってました」とばかりに漁獲し、土佐のカツオ船へと供給するのだが、今年はカツオ漁場近くでカタクチイワシが獲れるとのことで、カツオ船が来ない。
その上、カタクチイワシに脂肪分が多く、酸化するからイリコにもできない・・・だから、巻き網が獲らない・・・このカタクチイワシ群を狙って大真鯛が来流したようだ。カタクチイワシ群はブリや真鯛に追われて右往左往するから「イワシ鯛釣り」は難しい・・・




 
2014・04・10
旧暦11日・中潮・晴天・微風

3k・2kの真鯛がWで

 日が長くなった。出港した6時半はもう明るい・・・真鯛を狙う目的地は白石岩礁の沈み瀬、航行は10分。
白石岩礁は60m水深から急峻に立ち上がっており、その60mから45m付近が真鯛ポイントとなる。
今日の旧暦は11日だから満潮は5時・・・今は干き潮だから白石灯台には北西からの潮流が流れ来る。しかし、干き潮ポイント周辺を探索するが、真鯛の映像はおろか、小魚群さえ居ない・・・おかしいなァ・と、白石岩礁に目をやると、潮目が西に走っている・・・なんと、未だ満ち潮・・・急ぎ、満ち潮時のポイントとなる岩礁の南西に船を進めて62m地点で仕掛けを入れ込む。
だが、潮流は僅かに0.2ノットと遅く、真鯛らしき若干の映像に時々出逢うのだが当たりが来ないまま、1時間程で潮止まり・・・やがては干き潮が動くと思い、干き潮ポイントへと移動して仕掛けを入れる。干き潮の動きが始まり、やがて流速が0.2ノットになった時、ポツリ・ポツリと中層から低層にかけて真鯛らしき映像が映り始めたのだが、全く当たりが来ない・・・隣船のO丸も「食わん・おかしい」と手を横に振る。真鯛らしき映像はウマズラか?と思い、[エバ鯛釣り仕掛け]の7本の枝鈎二本だけにゴカイを掛けて誘ってみるのだが食い付かない・・・

 何も釣果が無いまま2時間半以上経過した9時半頃、流速がやっと0.5ノットに加速し、最初の当たりが来て釣れたのは800g物・・・そして、その直後、中層に若干映った映像に棚を逢わせた時にゴクリと引き止め、ビチ・ビチ・ビチと曳き込む・・・10mばかり曳いて静止、そして再度の曳き込みが数m・・・ブリかな?と思った時に曳き込みが止まったのだが、ムン・ムン・ムンとして揚がって来ない・・・4号ハリスだから無理は禁物、クッションゴムの伸縮を利用しながらの「やりとり」で、やがて徐々に揚がり始め、10分程後には泡と共に波間に白い腹が二つ・・・なんと・なんと、3㎏クラスと2㎏物がWで。
使用したハリスは、東レトヨフロンの船ハリス4号・・・このハリスは癖が出ずに強い。

その後、潮止まりした10時半までに、800g前後の真鯛を数枚追加して終漁。

 海 あれこれ
 最近は凪が続いている・・・しかし、春特有の現象で潮目には流れ藻の塊が点々と浮かぶ。小型船は大きな流れ藻の塊ををプロペラに巻き込むと航行不能に陥る。
真鯛の喰いは、夜明けに最も活性化する・・・だから、夜明けにポイントに着いて仕掛けを入れるのが理想的だが、視界の効かない暗い海を走るのは危険・・・佳丸ジイジは、夜明けを待って出港することにしている。




 
2014・04・05
旧暦06日・中潮・曇天・微風

イルカ群に2回遭遇


 
 真鯛を狙おうと四浦湾沖合いの漁礁に着いたのは7時10分。魚探に目をやると、画面を埋め尽くすカタクチイワシの群・・・真っ赤な濃縮群だから真鯛が附けているだろうと、「イワシ鯛釣り仕掛け」を準備・・・南西の風が若干吹いているから、先ずスパンカーを建てようとした時、プスーと船際で異様な音・・・振り向くと数頭のハンドウイルカの姿・・・しかし、仕掛けを解き入れている間にカタクチイワシ群は居なくなった。見回すと、未だイルカ達が浮沈を繰り返している・・・カタクチイワシを食っているのか?それとも、カタクチイワシ群に附けた大魚を狙っているのか?真鯛は、このような天敵が来ると漁礁にひっついて通過を待つと聞く・・・だから、30分ばかり経つと食いが立つもの・・・

 仕掛けを[4号エバ鯛釣り仕掛け]に変えて投入し、10m程の手繰り揚げ・落とし込みを開始。漁礁に東から流れ来る満ち潮の潮流は0.4ノットで水深は53m・・・やがて真鯛らしき魚影が映え始めた7時半過ぎ、手放した仕掛けが沈下しない・・・持つとグシッとした真鯛の手答え・・・ビチ・ビチ・ビチと数m持ち込んで、ムン・ムンと寄らない・・・4号ハリスだから無理は禁物、だがメーン漁礁が近い・・・しかし、真鯛の曳きは短時間、クッションゴムの伸縮を利用して腕で持ち込みに耐えると揚がり始めた。やがて姿を見せたのは3㎏オーバーのメタボな真鯛。

 この後にも1㎏物~2㎏物がボツボツと6匹釣れた9時半過ぎ、映っていた魚影が急に無くなった・・・潮流はあるのに、なしか???やがて、原因が判明・・・なんと・なんと、イルカ様が再度の来遊・・・もう直ぐ潮止まりだから、今日はこれで終漁。

 海 あれこれ
 左の映像は水深53mの大半を埋めるカタクチイワシの大群・・・例年、桜の咲く頃に来流するのだが、今年は異常に多く来流したようだ。旧暦では3月だから「3月セグロ」と称される」抱卵した大羽のカタクチイワシ・・・

 大真鯛や中真鯛が附けているようだが、大魚に追われたカタクチイワシ群の動きが速く、仕掛けを入れた時にはカタクチイワシ群は通過した後でモヌケの空・・・真鯛達は、このカタクチイワシを食おうと、沈み瀬や漁礁から離れているらしく釣果が上がらない。





 
2014・03・28
旧暦28日・小潮・晴天・微風

潮が動かず貧漁
 ヤマザクラは満開、水温も14度と上昇に転じた・・・旧暦が28日だから潮流に動きがあるだろうと、先般真鯛の気配を感じた白石灯台沖合いの漁礁へと急ぐ。

 漁礁に着いたのは6時一寸前・・・使った仕掛けは[4号エバ鯛釣り仕掛け]。だが、今は丁度満潮時刻で潮流に動きが無く、雑魚一匹食い付かないまま1時間ばかり経過・・・やっと0.2ノットの弱い干き潮が動き始めた7時半に最初の当たりがきて鈎掛り・・・手答えからして2㎏クラスの真鯛・・・慎重に「やりとり」し、曳き込みもなくなり、ヨーシ獲れたと、クッションゴム近くまで引き揚げた時、フアーと軽くなった・・・何のことはない、完全に真鯛は鈎外れしてしまった。
 その後も潮流は加速しない・・・このままでは坊主に終わると思い、観音崎の沈み瀬へと移動・・・しかし、ここも0.3ノットと潮流が遅く、潮流があれば真鯛の寄るポイントを探索しても真鯛らしき魚影は見当たらないが、中層に若干のカタクチイワシらしき魚群が居る・・・少しばかり潮上に船を持ち込んで仕掛けを入れ込んで、10mばかりの手繰り揚げ・落とし込みを開始・・・数分後にはカタクチイワシ群の居る位置まで流下し、そのカタクチイワシ群の居る棚に仕掛けを併せようと、手繰り揚げている手先にグスリッときた・・・二手、三手手繰ると、グイーと持ち留め、曳き込みが始まった・・・ハリスが4号だから無理は禁物。しかし曳き込みは5mばかりで止まり、再度の曳きも大きくなく終わり、その後の「やりとり」で揚がり始めた・・・数分後に波間に白い腹を見せたのは4㎏物のメタボな真鯛・・・減圧されて腹がパンパンに張っている・・・フク抜きで肛門の後脇を一寸ばかり突くと、プスーと気体の抜ける音。これで死ぬことはない・・・活け間に入れてスカッパーを開いて万事OK。

11時過ぎまでやったが、潮流の動きは緩慢なままで、1㎏物を2匹追加しただけで終わった。ヤレ、ヤレ。

 海 あれこれ
 観音崎は50m程の急峻な崖で姥樫の老木が岩肌を覆う。この姥樫林には、やがて大海を渡らんとするヒヨドリの大群が潜み、ピー・ピー・キー・キーと騒々しい・・・しかし、その騒々しさが一瞬、シーンとなることがある・・・目を向けると、鷹のハヤブサがパタ・パタと周辺を飛ぶ。
やがてハヤブサが去り、ヒヨドリ達が渡りを開始すると、どこからともなくハヤブサが後を追う・・・ヒヨドリ達は海面すれすれに襲撃をかわして元の崖へと戻ること数回目、やっとヒヨドリの大群は瀬戸内海へ向けて度立った・・・おそらく、犠牲となったヒヨドリをハヤブサが平らげている間に、ヒヨドリ達は海上へと出て行ったと思うのだが???




 
2014・03・22
旧暦22日・小潮・晴天・微風

良サイズの真鯛をゲット

 
 昨日は真冬並みの寒波で海は大荒れ。これでは海水温度の上昇どころか、低下しているに違いない・・・
係留ロープを解いたのは6時前。昨夜まで吹いていた季節風は収まってはいるのだが、海面は若干のうねりが残ってはいるが穏やか。
向かうは沖合いの漁礁だから航行は15分・・・今は満ち潮だから、漁礁の南東側が潮上で、ここが真鯛のポイントとなる。

 先着漁船2隻が[エバ鯛釣り]をやっているが、手を横に振るから釣果は未だ無いようだ。
中層には若干のカタクチイワシ群は居るのだが、真鯛らしき映像は映えない・・・早朝には真鯛の映像が映らないことが多いから、誘ってみようと仕掛けを入れ込む。
入れた「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍別太鈎3号・サバ皮は肌色主体の7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

 水深は53m、潮流は僅かに0.2ノット、これでは1分間に6m程の流下だから、ほぼ静止状態・・・潮流が0.4ノットに加速した8時頃に最初の当たりで鈎掛りしたのは1㎏弱の真鯛・・・上唇に掛った鈎を外し魚探に目をやると、低層10m付近に真鯛らしき映像・・・オッ・オッ・オッと、急ぎ手放した仕掛けが着底した時には映像は既に消え去った後・・・2・3回と、手繰り揚げ・落とし込みをしたが当たりが来ない・・・船戻ししようと、仕掛けを手繰り揚げにかかり、やがてクッションゴムを手にしようとした時、グスリと引き止めた・・・寄せにかかっても鈍重な感じで揚がって来る。枝鈎を1本揚げた時点でビチ・ビチと持ち込みが始まった・・・ブリかな?しかし、曳き込みは数mで止まり、同じだけ回収すると再度曳き込みをすること数回、上の枝鈎を手に掛けないように注意しながら獲り込んだのは3㎏近い真鯛。[エバ鯛釣り]でも、時にはこのような真鯛が食い付く。

その後もボチ・ボチと釣れ、12時過ぎには終漁。

 海 あれこれ
 今日、沖合いの海上を渡り来るツバメの姿を見た・・・例年のツバメの飛来は、不思議にも3月12日であることが多い・・・これに比較すると10日も遅い。
今年の冬は、氷のつくような酷寒は無かったが、季節風の吹く日が多く、海水温度は今月上旬には12.2度と異常に低かった・・・今日の水温も、未だ13度を超してはない。
岬の山桜は早くも満開となった樹も散見され、今後一週間は春の陽気が続くとの予報。だから今後は水温も上昇し、真鯛の喰いが上向くと見るのだが。




2014・03・16
旧暦16日・大潮・晴天・微風

潮が動くのに食わぬ・・なしか?

 長かった寒さも去って一転春・・・凪ぎでもあり、今日は大潮の旧暦16日。しかし、強い干き潮が瀬戸内海の冷たい海水を豊後水道へと引き出す・・・だから海水温度は一日だけの陽気では上がらない。期待と不安の中で6時過ぎに出港。

 向かった先は沖合いの漁礁。既に先着漁船が数隻[鯛釣り仕掛け]を下しているが、手を横に振るから未だ釣れてはないようだ。
今朝の満潮は時だから、今は満潮前なので潮流は僅かに0.2ノット・・・低層に若干の真鯛らしき魚影はあるのだが全く当たらない。このまま干き潮に変わる迄待とうかと思ったが、干き潮が早目に動く観音崎へと移動・・・航行は5分程。
 観音崎の沈み瀬付近では、早くも干き潮の潮騒ができている・・・ところが、真鯛が居るであろう位置を探索するが魚探に反応が出ない・・・真鯛は何処かに居るはず・・・潮上に船を持ち込んで[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れて、数手の手繰り揚げ・落とし込みを開始。流下速度を見ると、なんと・なんと1.2ノットと、このポイントでは滅多に見られない程の流れ・・・56m水深から沈み瀬の頂上の45m地点は、当たりのないまま直ぐに来た。
その後、1時間ばかりやったが、当たりも無く魚影も映らない。このまま、このポイントを攻めても釣果は期待できないから、数km東方の四浦湾沖合いの漁礁へ・・・しかし、このポイントも潮流はあるのだが真鯛らしき魚影は皆無・・・だが、カタクチイワシ群が居るから真鯛が附けているかも??仕掛けを入れて直ぐに当たったのはブリ・・・だが、「やりとり」しているうちにメーン漁礁へと流れ寄って一巻の終わり・・・その直後にもブリが食ったが、今度は一瞬の曳きで切れ飛んだ。
何処に行っても食わない時は同じと、このポイントで10時過ぎ迄頑張ったのだが、釣れたのは6匹のチダイのみ。

 海 あれこれ
 海水温度が異常に低い・・・魚に口が無ければ一本釣り漁師はどうしようもない・・・今日のような暖かい日が二日、三日続けば水温は上昇に転ずるであろうが・・・




 
2014・03・11
旧暦10日・長潮・晴天・微風

水温低下で12度、その上イルカ

 
 今日は一日凪ぎとの予報だが潮の動かない長潮・・・連日真冬のような寒い日が続いたので更に水温の低下が予想される。潮流が無いのと水温低下では魚は食い付かない。釣れなくても海の匂いとカモメの声を聞くだけでいいと、エンジンを回したのは夜明けの6時10分。

 満潮は5時半、11時過ぎの干潮との干満差は僅かに数十cm。今は干き潮、先ず、白石灯台の沈み瀬を探索すると、中層に真鯛らしき映像・・・だが潮流は僅かに0.2ノット、真鯛と思われる映像の中を、一流し、二流し、三流しするも、全く当たり一つ無いまま推移・・・水温を見る、なんと、なんと驚きの12度丁度・・・これじゃー食わんわい。

 観音崎ポイントであれば、突き回す干き潮が動くと思って舳先を向ける・・・5分ばかりで観音崎ポイントへ・・・直ぐに46m水深の中層で真鯛らしき映像を確認して仕掛けを入れ込む・・・東へと流れる潮流は0.3ノット、魚影の中を誘っている手先にゴクッときたのは300g物の小さな真鯛・・・そして二流し目、船戻ししようと手繰り揚げていた時にグスッと食い止めたのはブリ・・・しかし、20mばかり走って寄り始めたのだが、次の曳き込みでプツリとハリス切れ、先日は同じ4号ハリスで獲れたのだが、残念。
その後、潮流は0.2ノットに減速したが、船戻しする度に小型の真鯛が1匹、2匹と釣れていたのだが、急に映像が消えた・・・おかしいナ・・・と思った時、後方からイルカの群が目の前に・・・時計は10時半、仕掛けを巻いて帰港。

 海 あれこれ
 今朝の海水温度は12度丁度・・・これからの長期予報は、高温が続くとのことなので、これ以上の水温低下は無いだろう。しかし、この水温では真鯛は食い付かないだろうと思ったが、小真鯛だが10匹ばかり釣れた。
早朝は口の無かった真鯛が、太陽が揚がった9時頃には仕掛けを追った・・・若干水温が上がったのかも???




2014・03・04
旧暦4日・中潮・晴天・微風

僅かに0.3度の水温上昇で好釣果

 
 荒天と降雨の繰り返しで、久し振りに船を出したのは6時半・・・[エバ鯛釣り仕掛け]は、疑似餌での真鯛狙いだから、つけ餌や撒き餌を準備する必要はない。
今日は旧暦4日の中潮だが、午前中の干満差は大きい。満潮が9時過ぎだから、それまでの2時間は沖合い漁礁で満ち潮ポイントを攻めようと舳先を向ける・・・航行は15分。

 魚探にスイッチを入れ、メーン漁礁より微速度で潮上に向けて探索を開始・・・漁礁付近には小魚群は居るが真鯛らしき魚影が無い。そのまま船を進めると、漁礁を30m程外れた水深53mの低層に、点々と四等星程の小さくて蒼い真鯛らしき痕跡・・・早朝だから真鯛が浮上してないのだろうと、映像を確認した位置から更に30mばかり潮上へ船を進め、スパンカーを開いて[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。
入れた「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリスも4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍製別太鈎3号・疑似餌のサバ皮は飴色主体で7cm・クッションゴムは2㎜物を2m・錘は30号。

 水温を見ると12.5度。10日前が12.2度だったから、0.3度と若干高い・・・流下する潮流も0.5ノットだから、このポイントでは期待できる流速・・・0.5ノットでの流下は1分間に15m・・・着底した仕掛けを数mばかり手繰り揚げ・落とし込みすること数回目、3手ばかり手繰った時にグイッと当たったが鈎掛りしない・・・手の動きを止めずに10手ばかり揚げた時、ゴッ・ゴクッと追って来た真鯛が鈎掛り・・・釣れたのは800g物と小型だったが、船戻しする度に600g~800g物の真鯛が食い付き、満ち潮の流れが止まった8時半までに7枚をゲット。

 圧巻は、干き潮ポイントに移動し、干き潮が順調に流れ始めて映像に真鯛の痕跡が増えた10時半頃・・・600g物主体の小型の真鯛が連続Wで釣れた後に、なんと・なんと4枚も同時に釣れて来た・・・その後も船戻しする度に1匹・二匹と30分ばかりは入れ食い状態。そして、喰い付いたのは4㎏を超すメタボなブリ・・・鈎掛り当初の強い曳き込みは20m程だったが、4号ハリスは切れずに耐えてくれ、その後は大きな曳き込みも無く揚がり、上鈎1本をカットしてタモの中に。
4号ハリスの仕掛けに、このクラス以上のブリが掛ると、通常では手加減しても海水の抵抗で仕掛けが切れ飛ぶのが常・・・半月前には、4号ハリスで奇跡的に11.2㎏の大ブリが獲れた・・・ジイジが思うに、異常低水温時のブリ達は遊泳力が乏しいとみた。

 12時過ぎには終漁。釣れたのは、ブリ1本とハマチ1本、それに真鯛は600g物が多かったが、数は凡そ30匹・・・水温が僅かに0.3度上昇しただけなのだが・・・格言・「少しでも水温が上がると魚は釣れる」を地でいった次第。

 海 あれこれ
 佳丸ジイジも昨日3月3日で73才となった。釣り歴は60年を超すが、釣行する度に天候や海況、魚の来流状態や食い付き具合も違う・・・釣りは、毎日が魚に教えて貰いながらの勉強・又、勉強・・・そして、釣り仲間の知恵も借り、他人の仕掛けにも興味深々。

 たまに無理をすると筋肉痛が翌々日にやって来る歳になったが、メガネ無しで仕掛け造りやパソコンが触れる・・・親に感謝しながら明日の釣行を夢見る釣りキチジイジ・・・




 2014・02・22
旧暦23日・小潮・晴天・微風

アマダイを狙ったが、本命は釣れず


 小潮だが凪ぎ。昨日、今日と春めいたから[てんや釣り]でもやってみようと保戸島沖合いのポイントへ・・・保戸島が近づくと若干の「うねり」もあり、点々と白波も・・・航行25分、水深63mのポイントに到着。

 アマダイの優良ポイントは狭い・・・スパンカーを開き、山を見ながら魚探のGPSに記したピンポイントに仕掛けを下す・・・
「てんや釣り仕掛け」は、ヨツアミ製のパラゴン・ビシヤマ14号の下にクッションゴム2㎜サイズを2m・4号ハリスを10m・その下に自作の「二本鈎ふらせテンヤ10号」・鈎は、がま小鯛鈎11号・二本の鈎には各々3匹のゴカイを房掛け。
だが、この海域の潮流は複雑で、満ち潮だから西に向かう潮流が南西に流れており、流速は0.7ノット。一流し目は、何魚かの当たりはあったのだが、鈎掛りせずに船戻し・・・今度は潮流の角度を考慮して、最初の釣り始め位置より若干南側で再投入。
床物であるアマダイやイトヨリは海底付近に居る魚。だから、[てんや釣り]では、真鯛を狙う時のように中層迄は手繰らずに数手だけの誘い・・・仕掛けが真下に立つように、クラッチと舵を小刻みに操作している手先に最初の当たり。ゴツ・ゴツ・ゴツと反抗しながら揚がったのは500g物のキダイ。その後、船戻しする度に釣れて来るのも、手の平サイズ~500g物のキダイと400gクラスのイトヨリのみ。
そして、一時間ばかり経過した頃に、鈍重感のある待望のアマダイらしき魚が食い付いた・・・2㎏クラスのアマダイだと認識したが、アマダイ特有の中層での持ち込みが無いままに揚がって来た・・・タモに入ったのはアマダイではなかったが高級魚のマハタ殿。
その二流し程後にも同様の曳き癖だったが、獲り込んだ魚は大きなホゴ・・・残念・・・

白波が目立つようになった11時前、アマダイの顔を見ぬまま終漁。釣れたのは、写真の二匹と中型のイトヨリ数匹、小中のキダイを十数匹のみ。

 海 あれこれ
 数十年昔、真鯛狙いで[てんや釣り]を始めた。この釣りを教わった頃、[てんや鈎]の着底感覚がつかめず、「底がとれん」と師匠漁師に聞くと、「ハリスが短けえんじゃあ・7尋にせえ」と、秘伝を教えてくれた。[てんや釣り]は8号や10号玉中心の釣り・・・短いハリスだと、ビシヤマと[てんや玉]が一体化してしまい、[てんや鈎]の着底の確認は難しいが、ハリスを7尋(10m程)に長くすると、[てんや鈎]の重さとビシヤマの重量感を別々に確認できる。

この頃は魚探も無く、潮流の動きを感じ取って、山立てを頻繁にしながら仕掛けを投入したものだが、それでも満足のいく釣果を得られた。特に外道魚は多く、ホゴやアラ類、アマダイ、時にはトラフグやタチウオまでもが食い付いた。だが、人造テグスの時代であったからテグスは弱く、クッションゴムも無かった時代、大鯛やブリなどが掛ると余程手加減しなければ切れ飛んだ・・・

当時は各種の魚が、今よりも桁違いに多く、湧く程の魚が居た・・・あの頃に戻って、今の機器や仕掛けでやりたいと思うのは佳丸ジイジだけであろうか?




2014・02・20
晴天だが海は大荒れ

豊後水道には春が来たョ




海 あれこれ・・・ 河津桜が咲いたョ・・・

 空は晴れたが、昨日、今日と海は大荒れ・・・船の舵を車のハンドルに持ち替え、早咲きの河津桜を見ようと近くの四浦半島へ・・・
九州大分県でも、内陸部は大雪に見舞われたが、豊後水道に突き出た、ここ四浦半島では早くも陽だまりの河津桜は満開・・・陽影や標高の高い沿道では二部咲き程度だから、これから三月上旬迄は豊後水道の絶景を見降ろしながらの花見が楽しめる・・・

 津久見湾と佐伯湾を隔てる四浦半島は、標高200m前後の急峻な山々が東に20km程連なっており、稜線を隔てて北側が津久見市、南側は佐伯市となっている。海に浮かぶ無霜地帯だから春は早く来る・・・
四浦半島北側の四浦地区の有志が、「伊豆の河津桜を」と、植栽を始めたのは十数年前・・・半島を巡る道路沿いに植えた河津桜の数は数千本・・・台風の潮風や、異常に増えた鹿の食害に耐えながら、見事に河津桜を育て上げたのは地元の住民・・・

 河津桜が沿道を埋める、このコースは、日本のウオーキング100選に選ばれており、河津桜の開花に合わせて、明後日22日には”豊後水道絶景ウォーク”が行われる。
だが、残念なことに四浦半島には食事処が無い・・・桜咲く時季のみの屋台的な出店はあるのだが・・・

交通
JR  日豊線日代駅に降り、海側に100mばかりで国道217号線を佐伯方向へ⇒⇒500m程の県道との交差点を左に「津久見イルカ島」方向へ⇒⇒県道のトンネルを抜けると河津桜が散見されるようになり、四浦半島先端部へ・・・
車  東九州自動車道・津久見インターで降り、国道217号線を佐伯方面へ⇒⇒県道との交差点を左に「津久見イルカ島」方向へ⇒⇒県道のトンネルを抜けると河津桜が散見されるようになり、四浦半島先端部へ・・・




2014・02・17
旧暦18日・中潮・曇天・弱風

4号で11.2㎏のブリが獲れた
 荒天が続き、2月に入って初めての釣行・・・釣りに出る人が居なければ釣果情報が得られない・・・当然のことだが何魚が来流しているのか?判らないままで朝6時半にエンジンを回す・・・先ず、水温計に目をやると、低い・低い、驚きの12.2度。
今日は旧暦18日の中潮、9時過ぎ迄は満ち潮が動く・・・ならば、沖合いの漁礁で満ち潮の潮流で真鯛を狙い、真鯛が食わねば甲イカ釣りに切り替えようと北北東に舳先を向ける。
航行は15分、この漁礁での満ち潮時の真鯛ポイントは漁礁の南東側・・・先ず、メーン漁礁上に船を進め、魚探を覗きながら南東側へと探索を開始。すると、漁礁外れで53m水深の低層15m付近に居る真鯛らしき若干の魚影を把握・・・ヨーシ釣るぞと、スパンカーを広げて[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。北西に向かう満ち潮は0.5ノットだから期待できる。

 そして数分後、船はこの映像位置まで流下した・・・真鯛らしき映像の水深に合わせて誘うのだが、真鯛はエバに喰い付かず、船戻し・・・その後、二流し、三流ししたが真鯛は知らぬ顔。そして四流し目、手繰った仕掛けを手放そうとした時にモソッとした違和感・・・一寸ばかり張るとグスンと重い・・・だが、数手寄せても同じ感覚???おかしいなぁ、海中に漂っているロープにでも掛ったかな?と思った時に、ズル・ズル・ズルと曳き込みが始まり、その曳きは10mばかりで停止。青魚であればもっと曳き込むのが常・・・オッ・大真鯛が食った?と、「やりとり」しながら寄せにかかったが、なかなか寄らない・・・真鯛であれば数手は寄って来るのだが・・・この時点で大真鯛の線は消えたが、何魚かは判断できないまま、4号ハリスの対応能力限界での「やりとり」・・・20㎏クラスのニベかな?それとも大きなカンダイ?しかし、ニベやカンダイならば、もうバテルはず・・・

 「やりとり」を始めて凡そ30分、やっとクッションゴム位置迄寄って来た・・・この時点で、ハリスを持った指先を、ユッサ・ユッサと揺するブリ独特の感覚が伝わって来た・・・船は漁礁際を流下して僚船は小さく見えるようになったが、ブリは簡単には寄ってくれない・・・2㎜サイズ2mのクッションゴムは、寄らないブリの重さで細く伸びきっており、船底に怯えたブリの逃亡と相まってハリスを握るのも容易ではない。やっとハリスを寄せ始めても時折り曳き込むから思うように回収できない。[4号エバ鯛釣り仕掛け]のハリスの長さは20m程、ブリ殿は仕掛けの下部に掛っているから、ブリ殿にジイジの手が釣られないように、揚がった上鈎を一本、又一本と切り落としながらの引き寄せ・・・しかし、ブリの姿が見えてからの曳きは一段と強力・・・船に揚げたハリスを踏んずけると、曳き込んだ際の伸ばしができずに一瞬で飛ぶから慎重に慎重を期しての「やりとり」。
ブリは太い。ヒラメ用のタモを手元に置き、喘ぎながら旋回して寄って来たブリの前方にタモを突っ込んで両手でタモ枠を掴んで船に持ち込み一件落着・・・獲り込みに要した時間は凡そ40分。後の計測では99cm・11.2㎏の肥満型。4号ハリスでこんな大ブリが揚がるとは・・・メタボで動きが悪かったのか???それとも、東レトヨフロンが強かったのかな???

 その後、干き潮に変わってポイントは漁礁の北側に移ったが、真鯛と思える映像はあるのだが食い付かず、12時過ぎまでに800g物と600g物が各一枚釣れただけ・・・漁師はこんな時、・・鯛に口がねえ・・と言う。
メタボな寒ブリだから旨かろうと夕飯の刺身に・・・さすが、このクラスのブリの腹身には、白身と見違える程にサシが入っており実に美味い・いや、旨いこと、この上なし・・・

 海 あれこれ
 氷が張るような酷寒はないものの、連日の季節風による悪天候で海水温度は12.2度と経験したことが無い程に低い・・・例年だと3月中旬に13度を割って12度台を記録するのだが。
今は2月中旬、余程暖かな日が続かない限り海水温度の低下は避けられない。

今日、真鯛が釣れなかった原因は海水温度の低下だろう?・・・口の無かった真鯛も水温が上昇に転じれば食欲が出るのだが・・・




2014・01・31
旧暦1日・大潮・晴天・弱風

[エバ鯛釣り]で小中真鯛14枚

 
  予報では西風とあったが、既に北風に変わっている・・・微風だから船を出せると判断し、北風でも気温が高目だから,昨日同様、真鯛が口を使うだろうとエンジンを回す。
向かう先は沖合いの漁礁・・・白石灯台に近づくと白波が目立つようになり、うねりも大きい。ポイントでは、先着漁船が満ち潮ポイントで大きくピッチングしながら仕掛けを下している。
今は、ほぼ満潮時刻、まだ満ち潮が動いているのかな?と、減速して周辺を探索するが全く魚影が映えない。南側から北に向けてメーン漁礁上を通過すると、漁礁を過ぎた北側で若干の小魚群を把握・・・魚達は、常に漁礁などの潮上側に居るから、小魚群が北側に居れば、既に干き潮となっている証。
真鯛らしき魚影は確認できないが、潮上となる漁礁群の北北西に船を進め、漁礁から50m付近で昨日と同じ仕掛けを入れ込む。

 早朝の真鯛は単独で行動するから魚探に映らないことも多々・・・なので、棚を探ろうと仕掛けの手繰り揚げを「一秒・一手」程度で10mばかり・・・そして、手放して錘を着底。これを繰り返しながら真鯛を誘う。[4号エバ鯛釣り仕掛け]の全長は18m、だから10mの手繰り揚げ・落とし込みは、海底から30m近く迄真鯛が浮上していても、その棚が探れる。
仕掛けを投入した位置からメーン漁礁の間に真鯛は居る。潮流は0.3ノット程度だが、北寄りの風波に押されて0.5ノット程度で流下する・・・三流し目に中層で最初の真鯛が食い付いたが800g物と小型。その後も、53m水深の中層30m付近で当たるのだが、仕掛けが若干横曳きとなるから、掛った真鯛の鈎外れが多く、数匹獲り込む間に数回の鈎外れ。順調に獲り込めるようになったのは、風波が収まった10時頃。
この頃には、真鯛らしき映像の位置に流下すると、先ず、手繰り揚げている手先に若干の鈍重感やグツッとした小さな当たりの後にグスッと鈎掛りする・・・このような時の鈎は、上唇の中央にガッシリと掛っているのだが、反面、沈下途中に持ち留め食いした真鯛は、殆どの鈎が口の横に掛っており、鈎外れも多い。

11時半には潮流が緩やかになり真鯛の当たりが遠のいたから終漁。釣れた真鯛は小は600g物、大は2㎏近いが、概、1㎏弱で計14尾。

 海 あれこれ
 釣りからの帰途、蒲鉾を咥えた野良猫に出逢った・・・何処かで失敬したのか?それとも、誰かに頂戴したのだろうか?
「猫と蒲鉾」で数十年昔の出来事を思い出した。当時、飼っていた三毛猫に蒲鉾を与えたことがあった・・・すると、奇妙なことが起った。三毛猫は頭を右に左にしながら蒲鉾を食っていたのだが、なんと・なんと、白い部分だけを食って、ピンク色部分を綺麗に三ヶ月型に残したではないか・・・なしか?と、近くに来た野良猫に与えてみると、野良ちゃんは見事に平らげた・・・しかし数分もしないうちに、下げた首を伸ばし、横角膜をうねらして全てを吐き出してしまった・・・
このことがあってから、佳丸ジイジは市販の蒲鉾等の練り物は口にしない・・・だが、調理人が特定できるすり身は安全だから美味しく戴いている。




2014・01・30
旧暦30日・大潮・曇天・弱風

2時間で、大ブリ1本と鯛6枚

 
 予報通り小雨の朝、昨今の釣果は芳しくないので、濡れてまで釣行することはないと朝寝坊をした。
9時過ぎには雨も上がり、若干吹いていた風も収まった・・・「オッ・釣りに行けるか」と空を仰いで雲行きを読む。朝は南寄りだった雲が、西寄りの動きに変わっており雲は高い・・・9時半、「行けるぞ」と長靴に足を通す。

 海水の濁度が増しているから水温は上がったようだ。真鯛が居なければ甲イカでもいい、兎に角波に揺られて仕掛けを下せばそれでいい・・・
甲イカポイントへと舳先を向ける・・・白石岩礁を抜け、その沖合いの漁礁海域に差しかかるとO丸とK丸が[エバ鯛釣り]をやっている・・・船足を落として干き潮時の真鯛ポイントへと舵を回しながら魚探に目をやる。すると、低層10m付近に若干の真鯛らしき魚影・・・水温が上がっているようなので「真鯛が口を使うかも」と[エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込む。
使用した「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス14号・主ハリス4号・枝ハリス4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍スズ別太鈎3号・サバ皮は肌色と山吹色のの7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。

 若干西風があるのでスパンカーを開いての流下は0.5ノット。漁礁際まで流下した一流し目は、魚影の中を通過したが当たり無しで船戻し・・・その二流し目、中層に若干の魚影を認めて仕掛けを棚に合わせるとグスリときた・・・ブチ・ブチ・ズッズッズッと鈍重に低層まで持ち込んだ・・・大鯛かな?と思ったのも束の間、再度の強い曳き込みが始まり、ブリ独特の強い曳きに変わった。ハリスは4号だから海水の抵抗だけでも切れ飛ぶこともあるが、水深+30mばかり出て曳きが止まって寄り始めた・・・幸いにも漁礁より離れている・・・「よーし、獲ってやろう」と慎重に「やりとり」するのだが、10mばかり回収すると、それだけ曳き込むこと数回・・・やっとクッションゴム迄揚がってきたが、船底を見たブリ殿は最後の力を振り絞って逃避に逃避・・・上部3本の枝鈎を鋏切って寄せ、やっとタモに入れたのは93cmのメタボなブリ。
4号ハリスで、このクラスのブリが獲り込めることは滅多にない。強力なブリの曳きに耐えた東レトヨフロン君、君は強くて偉い・・・

 その後の数流しは、船戻しする度に当たりがあり、真鯛4枚と大きなチダイを2枚ゲット・・・しかし、急に雲が厚くなり、西風が多くの白ウサギを跳ばせ始めた・・・[エバ鯛釣り]は無理と判断して12時前に仕掛けを巻く。正味2時間の釣りだったが、満足感いっぱいの帰港となった次第。
ちなみに、水温は14.2度・・・昨日より0.7度アップしていたょ・・・

 海 あれこれ
 昨日、巻き網従事者の方にお会いした。彼の興味ある話をご紹介。
赤崎集落近くの入り江にはカタクチイワシの蓄養生け簀が設置されている・・・この生簀には、巻き網で獲ったカタクチイワシを、土佐のカツオ船向けに蓄養している。

 2ヵ月ばかり前、居るはずのカタクチイワシの姿がないと、生け簀を点検してびっくり・・・なんと、カタクチイワシが手品の如く大真鯛に化けていた・・・それも大量に63匹も。
網を点検すると、小窓程の破れが1ヶ所・・・この穴からカタクチイワシを御馳走になろうと大真鯛がゾロ・ゾロと網に入ったのは確実・・・カタクチイワシを食い尽した真鯛達は大海に戻ることを忘れたらしい。真鯛は、このような水深30mの内海の入り江にも餌を求めてやって来る・・・ポイントにカタクチイワシ群が来流することを祈るジイジでした。




2014・01・29
旧暦29日・大潮・晴れ・弱風

潮流が無く・甲イカ釣り

 
 昨夜、PCを開き往年の釣果情報を見る。保戸島南東の高浜近くで、干き潮時にチダイの漁獲情報が数回・・・このポイントは豊後水道に突き出た四浦半島の先端部だから津久見湾より海水温度が若干高い。
津久見湾側から、間元と保戸島を隔てる狭い間元海峡を通過して高浜地先のポイントに着いたのは7時半。
津久見湾では満潮が7時だが、未だ干き潮に変わってない??おかしい?このポイントは佐伯湾に近く、潮変しは30分程早いのだが???

 チダイの居着くポイントは数か所・・・しかし、いくら探索しても潮流が無いから魚影は映らない。見回すと、保戸島の裏に漁船が三隻・・・あそこは潮が動いているのかな?と舳先を向ける・・・
船を寄せると「潮が行かん・食わんぞー」と顔見知りのM丸・・・やがてM丸は、多くの漁船が居る高甲灯台沖に舳先を向けて走り去った。だが、高甲灯台付近は、保戸島漁協の飼い付け漁場に指定されており、佳丸などの部外者は立ち入れない。
ここでボソーッとしていても潮流が動くかは判らない・・・クラッチを入れて保戸島東端を北上して西に舵を切り、地無垢島南西の甲イカポイントへ・・・結局、保戸島周回のドライブとなり、時間と燃料の無駄をしただけ・・・

 仕掛けを入れた位置は、先日のポイントより1kmばかり地無垢島寄り。西側が70m水深より50mへと浅くなった臼杵湾へと続く広大な台地で、この砂丘台地に甲イカが居る。駆け上がりには紋甲イカも居るとみて、使う甲イカ釣り仕掛けは、ハリス7号・最下部に紅白の鉛スッテ40号・70cm上にダイダイ色の3号甲イカ用浮きスッテ1本・枝長は10cm。
駆け上がり地点を中心に1時間ばかりやったが、稀に釣れるのはコブイカだけで期待した紋甲イカの気配が無い・・・ならば、先日コブイカの釣果を得たポイントに行こうと、1km程南西に移動・・・錘兼用となる40号鉛スッテでは重過ぎるから30号鉛スッテと交換して投入。
着底を確認しようと仕掛けを張る・・・すると異様な重さ???反射的に合わせを入れるとムンズとコブイカが掛った。甲イカは取り込み中に弛めると鈎外れする・・・時間短縮を兼ねてヤッサ・モッサと手早く釣り上げたのは型のいいコブイカ・・・がっしりと掛っているので、スッテを逆さにして外しているとグシュッとイカ墨の洗礼を受けるのは明らか・・・素早く掴んで鈎を外し活け間に投げ込み、仕掛けを海に。

 海底付近に若干の小魚らしき映像が映えると入れ食い状態・・・干き潮の流れが0.6ノット前後では面白く釣れたコブイカも、潮流が0.2ノットと緩くなると喰い付かなくなった。11時前の終了までには写真の釣果なり。

 海 あれこれ
 今は寒の内、今日の海水温度は13.5度と低い。例年、海水温度が最低を記録するのは、気温より一ヵ月遅れの3月中旬なので、まだまだ数十日は水温が下がり続ける・・・2月中旬には12度台まで低下するのは確実。

 水温が急激に低下するとプランクトンが湧かず、食物連鎖の根幹が機能せず魚は食欲が失せて食い渋る。だから、真鯛やマアジなどの好釣果を聞かない。
豊後水道は、暖かい日向灘の海水と冷たい瀬戸内海の海水が一日に二往復、複雑に出入りする水路・・・だから、大潮時の強い干き潮が瀬戸内海の冷水塊を持ち出すと、メバルやブリなど低水温に強い一部の魚類と甲イカ主体の釣りがメーンとなる。




2014・01・25
旧暦25日・長潮・晴れ・弱風

甲イカ釣りに徹したが40程しか釣れず
 今日25日は旧暦25日の長潮だから、前潮の干満差は50cmに満たない。その上、海水の透明度は10mを超す・・・これでは潮流は動かず、魚を狙っても徒労に終わるのは確実。このような時、水温低下時でも餌木を抱く甲イカ釣りが無難。
先日仕掛けを入れた地無垢島南西ポイントへと、2時の方向にべた凪の海を急ぐ・・・

 ポイントに到着したのは7時半・・・だが、干潮前1時間なので、潮流は僅かに0.2ノットと静止同様・・・これでは仕掛けが海底を移動しないから甲イカとの出会いが少なく、当然当たりも少ない。
ボツ・ボツと当たりが出始めたのは、満ち潮が0.4ノットに動きだした10時前。
12時前には仕掛けを巻いたが、5時間もやって、釣れた甲イカは中サイズ中心に42はいのみで、それも全てがコブイカ・・・混漁されていた大型の紋甲イカは何処に行ったのだろうか???

 海 あれこれ
先頃から船足が若干落ちたように思えたので、23日に佳丸を船台に乗せて揚陸した。

驚いたことに、シャフトには浮遊していたと思われる1m程のロープと数種類の釣り糸が巻き付いていた。左側に巻き付いていたのはビシヤマ、このビシヤマは、以前、ブリを獲り込む際にプロペラに持ち込まれてアウトとなった記憶がある。
しかし、後方に巻き付いていたラインは、佳丸ジイジが使う釣り糸ではない・・・おそらく、出港、帰港する際に、釣り人のラインを巻いたに違いない・・・注意はしているのだが、時にはウキがあるのに釣り人が不在のこともあったし、帰港時、漁港の出入り口に無数の竿が出ており、しばらく入港できないことも・・・何人かの釣り人に迷惑をかけたのは申し訳ないが・・・

 船底に若干付着していたフジツボ等を落とし、船底塗料の塗布とプロペラとシャフトにペラコートを塗って、数時間後には海面に浮かべて整備完了。
同じ回転数で走らせてみると、なんと2ノットも速い・・・巻き付いていたあれだけの物を取り除いたのだから当然だが・・・




2014・01・20
旧暦20日・中潮・晴れ・弱風

作戦失敗・真鯛は4匹のみ
 
 7時前、凪いだ海面が澄み切った12mの海底を見せてくれた・・・海水が澄んでいるのは、海水温度の急低下でプランクトンが湧かないからだ・・・こんな日は食物連鎖の原点が欠けているから魚は釣れない。ならば、沖合いで甲イカを狙おうと係留ロープを外す。

 甲イカポイントは地無垢島の北西から南西にかけての広大な砂丘台地・・・水深は40m~50m台だが、西側は70m、地無垢島近くは100m程の海溝となっている。早朝の潮流は西北西に流れる満ち潮・・・だから、向かうのは地無垢島の南西4km地点。この地点への航行には白石灯台付近を通ることになる・・・
白石岩礁の沈み瀬では二隻が真鯛釣りをやっている・・・減速してT丸に寄せると、両手を斜め前に出して人差し指を立てる・・・これは、大真鯛を一匹ゲットのサイン・・・ここで佳丸ジイジの浮気心が目を覚ました・・・大真鯛が居るのは太い餌が居る証・・・ならば仲間が居るだろうと、沈み瀬際の62m地点に船を持ち込んで[エバ鯛釣り]を開始。

 このポイントの真鯛は、潮流の持ち上がる62mより45mの斜面に居附く・・・潮流は0.6ノットと期待できる・・・時々魚探に目をやりながら一流ししたが、食いは愚か真鯛らしき映像すら視えない・・・二流し目は30mばかり南側の61m地点で仕掛けを投入して、10m程の手繰り揚げ・落とし込みを開始・・・やがて57m付近の低層で真鯛らしき数点の蒼い四等星。と同時にグスリッと食ったのは1.5㎏物の真鯛。その後、潮流が緩化した10時過ぎまでに、やっと三匹を追加したが500~800g物と小さい・・・朝から甲イカ釣りに徹しておれば良かったものを・・・完全に作戦が失敗。

 遅蒔きながら2kmばかり北方に船を進めて、「コブイカ食え」と甲イカ釣り仕掛けを入れ込む。入れた甲イカ仕掛けは、ハリス7号・70cm間隔で浮きスッテ2本・枝長10cm・錘間10cm・錘は30号。
1時には、6年に一度の小型船舶検査があり、検査官と漁港で待ち合わせの約束。タイムリミットは12時半・・・これまでに釣れたコブイカは10匹に満たない。

 
海 あれこれ
 今日20日は、年間で最も寒いと言われる大寒・・・今年の冬、氷を見ることは未だ無いが、季節風の吹く日が多い・・・だから、連日の北西風で海が荒れ、新年の出港は僅かに数日・・・漁師は魚の姿を見れば荒海にも船を出すのだが、波浪に翻弄されて仕掛けを下す勇気を持ってないのが佳丸ジイジ・・・

 当地には「渡り来る水鳥が少ない年は暖かい」との格言がある・・・ブリのナブラを追うウミネコの姿は多くあるが、ウミネコは渡り鳥ではない。
今年は、大群で渡り来て海面を漂うカモメ等の姿は少ないようだ。ならば、今年の冬は暖かい???自然は嘘をつかない・・・寒いようでも、「凍えるような大寒波は無い」と佳丸ジイジは思うのだが・・・はたして、渡り鳥予報が当たるかな???




2014・01・14
旧暦14日・中潮・曇天・弱風

真鯛が食わず、甲イカ狙い

 
 穏やかな予報通り緑樹の葉一つ動かない朝、先ずPCを開いて風向きを再確認し、次に潮汐グラフを見る。旧暦14日の中潮だが、朝7時過ぎの満潮と12時半に干潮となる前潮の干満差は僅かに82cm。これでは干き潮の潮流は期待できない・・・早朝に満ち潮の流れが残っておれば、先ず、[エバ鯛釣り仕掛け]で真鯛を狙い、その後はコブイカと付き合おうとエンジンを回す。
※ 豊後水道では、満ち潮は日向灘より瀬戸内海へ、干き潮は逆に瀬戸内海から流下する・・・これが一日に二往復する。尚、寒い日には昼前後に、暖かい日向灘に向けて対流の北風が吹くようになるのが常。

 白石灯台の岩礁際の潮目は西へ・・・まだ満ち潮が動いている・・・魚影は見えないが、西側61m地点で[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込み、10mばかりの手繰り揚げ・落とし込みを開始して一流し、船戻ししようと仕掛けを回収中に中層で違和感・・・おかしいな?と思った時、グイー・ゴクンと真鯛が鈎に掛った・・・500かな、800クラスかな?とクッションゴム近く迄手繰り揚げた時にグスリと曳き止めた・・・ん、何か???と躊躇していると、ビシヤマをビチビチと曳き込み始めた・・・ハリスは4号だが、少々の曳きでも対応できる・・・ビシヤマを右手の第二関節と親指で押さえ、左手でバランスを取りながら4号ハリスの対応能力一杯で対応・・・20mばかり曳き込んで一旦静止したが再度の曳きが始まり、どんどんと出て行く。追い食いしているのは明らかにブリ殿・・・幸いにも海底は沈み瀬から距離があり、根掛りの心配は無用・・・40mは出たであろうか、予備糸が残り少なくなった時、やっと寄り始めた。10mばかり寄せると数m程曳き込む感じでの「やりとり」・・・やっと食い付いた水深付近迄回収し、これなら獲れそうだと、揚がって来る上鈎をカットするハサミを手元に・・・
だが、50mばかり東方でカモメ達が大騒ぎを始めた・・・ブリの群が接近中・・・次のブリが食わないように、食うな・食うなと言いながら寄せる・・・やっとクッションゴムを手にした時にグイッと来て、グスッと持ち込み、バチッとハリスが切れ飛んだ・・・あーあ・追い食いされた・・・獲れたと思ったのに・・・ブリに飛ばされたことよりも、この間のタイムロスが勿体ない。

 その直後に喰い付いたのが3㎏近い写真の真鯛・・・このクラスの真鯛であれば4号ハリスで確実に獲り込めるのだが、潮留まり迄に釣れたのはこの一匹のみ。

さあ、これからは甲イカ釣り。沈み瀬より200mばかり離して「鉛スッテ&浮きスッテ1」の仕掛けを入れて甲イカを誘う・・・風波が強くなった11時半までには型のいいコブイカを十数匹。

 海 あれこれ
 10月、津久見湾には6㎏クラスのブリの大群が来流し、その後11月には3㎏クラスのハマチ群に替わり、カタクチイワシ群が減少した12月からは、小規模のブリ群とハマチ群が居残り、カモメやウミネコ達がこれに附けて騒ぐ・・・

天敵のブリやハマチが多かったから、晩秋よりアジの姿が少なくなった・・・そして、誰もが期待していたモイカの来流も少なかった。
春一番が吹く頃には、第一派の真鯛群が来流する・・・それを期待し、甲イカ等を追いながら早春を待つ。




 
2014・01・05
旧暦5日・中潮・曇天・弱風

真鯛釣り後に甲イカ狙い

 
  天気予報では凪ぎとあったが、大きなうねりがある上に北風が吹いており、船は複雑に翻弄されながら沖合いの真鯛ポイントへ・・・航行は15分。
先日の早朝は干き潮だったが、三日経つと確実に満ち潮・・・漁礁の南東で船を停め、先日と同じ[4号エバ鯛釣り仕掛け]を入れ込んで、手繰り揚げ・落とし込みを開始・・・先日は真鯛が低層に居たから数mだけの誘い・・・
風波は高いが、スパンカーが舳先を北に向け、満ち潮が右後方から押す・・・若干ハンドルを左に回して、時々クラッチを入れるだけで仕掛けは真下に付いて来る。

 二流し目に800g物の最初の真鯛をゲットし、再投入している時、仕掛けを袖口に掛けてしまい、モタモタしてるうちに船が風に押されて投入ポイントより30mばかり風下へ・・・全長20mもある鈎の付いたハリスを船に揚げるのはヨダキイ・・・魚探に目をやると上層に小魚群が若干居る。そのまま仕掛けを手放し、53mの海底に着底したのでビシヤマを張るとグイッと当たり、グスグス・ゴクゴクとした手答え・・・掛っている魚は1㎏近い真鯛のようだ・・・若干「やりとり」しながら中層まで揚げた時に、再度グスリときて数m持ち込んで静止・・・オッ・大鯛が追い喰いした?・・・その後も4号ハリス限界に〆ての「やりとり」は数回・・・やっと波間に見えたのは大鯛ではなく、一番上の鈎に掛っている3㎏クラスのハマチ、その下の鈎には先に鈎掛りした真鯛が・・・ハマチであれば、もっと曳き込むのが常だが、下鈎に掛っている真鯛がブレーキとなって曳きが止まったようだ。

 その後、潮流が緩化する10時過ぎまでには500g~800g物の真鯛を数枚とヒラアジ1枚を追加・・・沖合い2Km付近では甲イカが待っている・・・さあ、これから甲イカ釣り。
甲イカは広域な砂底に居るから根掛りの心配は無用で、真鯛釣りのようにピンポイントを攻めなくてもいい・・・使用した甲イカ仕掛けは、ハリス7号・70cm間隔で浮きスッテ2本・枝長10cm・錘間20cm・錘は30号。
潮流の動きが軟化した時はコブイカの乗りも今一歩。それでも、飽きない程度に乗り、総じて小ぶりのコブイカだが30匹をオーバー、紋甲イカも小型を含めて3匹。終漁は12時半。

 
海 あれこれ
 当HPに記文した「シラス漁を止めれば、軒先に大魚が湧く・・・」を読んだ某県の水産技師さんより、「全く同感」とのmailを頂戴した。「先人が許可したものを取り消すことができないのが役所」と付記してあり、「皆さんでシラス漁禁止の声を盛り上げて欲しい」と結んであった。

12月下旬、一週間程神奈川県の藤沢で過ごした。居食いしては体が訛ると思って散歩に出た・・・1時間ばかり歩き、坂を下ると茅ヶ崎市の浄見寺近くに出た・・・なんと・なんと、この寺は、大岡裁きで有名な大岡越前の菩提寺とのこと・・・

 シラス漁の件を知って、越前さんが大岡裁きすれば、!! シラスやチリメン名の魚は何処にも居ない!! 万魚の幼稚魚をシラスと称して獲るとは不届千万!! 直ちに海払いせよ!! との、お達しが漁師に出たに違いない・・・




2014・01・02
旧暦2日・大潮・晴天・弱風

釣り始めは真鯛と決めて

 釣り始めは真鯛と決めている。朝8時満潮の大潮だから期待できる・・・釣りたい一心で6時40分漁港を後にする。
沖合いの漁礁に向かう途中、右舷前方の保戸島近くから茜色の太陽が「オメデトウ」と言いながら顔を出した。(左側の写真)

 今は満ち潮だから潮上は漁礁の南東側・・・映像は視えないが、早朝には真鯛の映像が確認できない事も多い・・・漁礁の南東外れで[エバ鯛釣り仕掛け]を入れて手繰り揚げ・落とし込みを開始・・・
使用した「エバ鯛釣り仕掛け」は、ビシテグス12号・主ハリス4号・枝ハリス4号・枝間は2.5m・枝の長さ90cm・枝数7本・鈎は金龍スズ別太鈎3号・サバ皮は肌色主体で7cm・クッションゴムは2㎜を2m・錘は30号。
ところが、船が漁礁に向かわない???GPS画面に目をやると、殆ど停止状態???スパンカーは立てているのだが、若干の北西風に押されている位の認識・・・
だが、これは佳丸ジイジの間違った思いこみ・・・満潮までには1時間もあるのに既に干き潮に変わっていた・・・干満に時差があるのは常なのだが、これに気付かない自分が居た・・・「俺もボケたかな?」と思いながら、急ぎ漁礁の北東の干き潮ポイントに移動。

 移動の途中、鯛らしき映像は確認済み・・・南下する流速は0.4ノット、船は数分後には映像近く迄流下・・・慎重に手繰っている手先に若干の重さを感じた直後、グイーと加重されてゴク・ゴクと指先のビシヤマを引き出し、3mばかり出たところで曳きが停って鈍重感・・・典型的な中真鯛の曳き癖・・・3回ばかりの「やりとり」した後の曳きは強くなく、タモに収まったのは色形のいい1.5㎏クラス。
これで「初釣りは真鯛」の目的は叶えたのだが、欲張りジイジは鯛釣りを続行・・・しかし、竜宮様が怒ったのか?釣れてくる鯛は500g物中心の小型ばかりでチダイ混じり。

10時過ぎ、帰省中の孫が「船に乗りたい」とベルを鳴らした・・・漁港に戻り、四人の孫が交代して持つハンドルに手を添えて遊覧しながら釣り場へ・・・しかし、短時間の釣りは「釣りたい」に終わった次第。

 海 あれこれ
 年末も迫った12月25日早朝、急用で神奈川県に向かうことになり、快晴の大分空港より空人となった。
伊予灘から瀬戸内海に点在する多くの釣り船を眼下にしながら紀伊水道から伊勢湾へ・・・しかし、伊豆半島が近づくに連れて波浪が目立つようになり釣り船が減少し、大島から湘南付近にかけては釣り船の姿は皆無・・・やがて高度が下がり東京湾口に近づくとスパンカーを立てた漁船の群、乗合船のようだ・・・何魚が釣れているのだろうか?と興味深々・・・ジイジの思いを知ってか?飛行機はグーンと高度を下げてくれたが?残念、漁船を後にした飛行機は羽田へゴー・・・




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