豊後水道・名人漁師の仕掛け
エバ鯛釣り仕掛け
(魚皮サビキ釣り)
豊後水道西部で資料を収集
[エバ鯛釣り]で釣れた中真鯛&大アジ

サバ皮サビキの作成
500g~2㎏程度の中小の真鯛やチダイ狙いの仕掛けだが4㎏クラスの真鯛も釣れる。

平均的に好釣果をだす肌色や茶色に染めた疑似餌のサバ皮・・・玉ねぎで淡く染色
※ 乾燥加工した後、数回以上の洗浄とガラス張りを繰り返し、3年以上経過したサバ皮でないと絡んで使えない。

サバ皮の染色と乾燥(豊後水道・津久見市保戸島・四浦半島の漁師・[エバ鯛釣りのサビキ仕掛け用]


   
   タマネギの茶色の皮を剥ぎ、鍋に入れて沸騰させる⇒⇒上澄み液を容器に移して冷ます⇒⇒ぬるま湯になってから加工済みの無色のサバ皮を浸す⇒⇒樹脂ガラスに鱗側を貼って日陰で乾かす⇒⇒乾燥して剝げ落ちるまで待って完了⇒⇒のり容器などに乾燥材と共に入れて保存。

 
  サバ皮の乾燥と加工(豊後水道・津久見市保戸島・四浦半島の漁師サビキ仕掛け用) 
    新鮮なマサバの皮を加工する。
加工するサバ皮は、新鮮なマサバの皮を剥いで水洗いし、油脂などを綺麗に落としながら鱗側を樹脂ガラスに貼り着ける。
塩蔵したサバ皮は、塩分が抜けるまで水に浸して塩抜きしないと加工できない。尚、水温や湿度の高い夏季は避けて加工する。
※ 冷房しておれば可。
サバ皮の厚さは、獲れた海域や時季によって違い、小サバでも厚い皮があったり、大サバの皮が薄かったりもする。
※ ノルエーサバ(ヨーロッパサバ)は繊維が荒いから加工には不向き。
サバは新鮮なうちに皮を剥いで、加工乾燥させるのが最もいいが、直ぐにガラス貼りできない時には、酸化を防ぐ為に直ちに塩と眩して蓋つきの瓶に入れておく。

   [エバ鯛釣り]には、厚いサバ皮を染色して使用する。
  数年にわたって「洗浄と、ガラス張り」を繰り返して乾燥させた魚皮は、色艶と粘り強さを保った状態で仕上がり、数時間に及ぶ海中での使用にも色艶も落ちないまま変形せずに耐え、魚の食い付きは他の追随を許さない。
  [エバ鯛釣り]には、染色したものを6cm~7cm、時にはそれ以上にカットして鈎付けする・・・薄いサバ皮は鈎に絡み易いから使用しない方がいい。
※ イサキやメバル狙いの疑似餌のエバは、肌色系の薄いサバ皮が好釣果を呼ぶ。
※ アジ狙いのエバは染色しないサバ皮がいい。疑似餌の長さと鈎の号数は、狙うアジの大きさで適宜変える。

   ゴマサバの皮は薄く、[エバ鯛釣り]には不適。イサキやアジ・メバル釣りのサビキには使える。
  ゴマサバの皮は薄いから[エバ鯛釣り]には向かない。だが、薄いサバ皮を使用すると釣果のあがるイサキやアジ・メバル釣りには使える。
※ ゴマサバとは=腹部に斑点のあるサバ。

    ノルウエーサバ(ヨーロッパサバ)の皮は繊維が荒くて使用できない。
  ノルエーサバは繊維が荒いから[エバ鯛釣り]には不向き。
 ※ ノルウエーサバとは=横縞の濃いヨーロッパサバであり、スーパーなどで塩サバとして販売されている。

    洗剤、ミョウバン、酢は絶対に使用しない。
    ※ 酢を使用したサバ皮は脆くなっているから使えない・・・酢の使用は絶対にしないこと。
 ※ 加工時に洗剤やミョウバンを使用すると、サバ皮が脆くなって使用不可となる。
 ※ 冷凍したサバは使用できない。
 ※ 塩蔵したサバ皮は、水に浸して塩抜きしないと加工できない。

   市販のサバ皮は要注意・・・洗剤、ミョウバンで加工したものが多い。
    ※ 洗剤やミョウバンを使用すると、サバ皮が脆くなって使用不可となる。
 市販されているサバ皮は、油脂を取るのに洗剤やミョウバンを使用している場合が多い。こんなサバ皮は経年しても脆くて使用できない。
 市販のサバ皮は、その大多数が経年物でないから、鈎に絡んで使用できないのが大半。

   樹脂ガラスに貼り、日陰に干す。
サバ皮のガラス貼り加工は、高温の夏期や雨天など湿度が高い日は避ける。※ 冷房しておれば可。
1時間~冬は1日程度水に浸してから、水洗い後にガラス張りをするが、「水洗い、乾燥」を多く する程いい状態に仕上がる。
厚いサバ皮の裏側に付いた脂や身肉を取るには「最初の生乾きの時」に微細な水ペーパーや布を使用して擦り取るがいい。
この際、サバ皮の繊維部分まではペーパーしないこと。これは大事。
薄いサバ皮は絶対にペーパーしない。又、厚いサバ皮でも鱗側(表)は絶対に擦らないこと。
洗浄後には、丁寧に隅々まで伸ばしながら樹脂ガラスに貼るが、直射日光や強制乾燥は避け、ガラスを立てて日陰で乾燥させる。
使用に値する程に手入れされたサバ皮は、裏表どちらをガラス貼りしても乾燥すれば剥がれ落ちるようになる。これが目安。
※ サバ皮を貼るガラスは、アクリルなど合成樹脂ガラスを使用すること。樹脂ガラスだと、乾いた時に自然に剥げるから使用価値がある。

 最初のガラス貼りが肝心・・・
サバ皮は、最初の水洗い時やガラス貼りの際に皮に付着している身肉と脂肪分を綺麗に落とすこと。
完全に身肉を取り去ってから、皺の無いように丁寧に樹脂ガラスに鱗側を貼り付けて乾燥させる。サバ皮に重なりや皺が残ると、その後も癖が残ってしまい、後のガラス貼りがうまくいかない。 
※ 最初の加工時に手を抜くと仕上がりが悪いので要注意。
※ 脂肪分が残っていると、酸化して変色するから要注意。

 
日陰の風通しのいい場所で乾燥させる。
鱗側を樹脂ガラスに貼ったサバ皮は、直射日光を避けて日陰の風通しのいい場所で乾燥させる。※ 概、数時間以内に乾燥する。
乾いたサバ皮は、乾燥するとガラスから剥げ落ちるので、それまで待つこと。
無理に剥ぐとサバ皮の繊維が傷むから絶対に手で剥がない。
剥げ落ちないサバ皮は水洗いが十分でない・・・水に浸したスポンジを当てた後、そっと剥ぎ取り、洗浄後に再度のガラス貼りをする。
 ※ 使用に値する程に手入れされたサバ皮は、たとえ、裏側をガラス張りしても、乾燥すれば剥がれ落ちるようになる。
乾くと風に飛ばされたり、猫に持ち去られることもあるから要注意。

   乾燥加工して3年経過しないと使えない。
  身肉や脂分を除去して乾燥させたサバ皮でも直ぐには疑似餌には加工できない。折を見ては最低、数回の水での洗浄とガラス張りを繰り返して、概3年以上経過したサバ皮が疑似餌として使用できる。
仕上がったサバ皮は、その後も水洗いとガラス貼りを繰り返して、概、3年目には「魚皮サビキ」として使用できるが、数年経ったものが最高だ。
 ※ 完全に仕上がったサバ皮は、鈎に絡むこともなく、海中でもシャキッとしている上、柔軟な動きをして強靭に長時間の使用に耐えて鯛を誘う。
 ※ 長年保管したサバ皮は、保存状態が悪いと脆くなったり酸化して使用できなくなるので要注意。
加工不足のサバ皮は、海水に浸すとヨレヨレになって鈎に絡むから使えない。 
  乾燥加工が終わったサバ皮にはカビは禁物・・・しっかりと蓋のできる広口のガラス瓶や空いたノリ容器などに乾燥材と共に入れて冷暗場所で保管する。
※ 漁師は風通しのいい天井近くに紐を張り、数枚単位にして洗濯バサミで挟んで吊るしている。
※ 洗浄が悪く、身肉や脂分の残ったサバ皮は酸化して黄色くなり脆くなるので要注意。

   染色はぬるま湯で。
  数回以上の乾燥加工を繰り返しながら数年経過したサバ皮をサビキの材料として使用する。
  サバ皮は草木染や染料で、真鯛の好む色合いに染色して[エバ鯛釣り]の疑似餌のサビキを造る。
草木染めに使用するする染色材料は、タマネギ皮を筆頭に、クチナシ、ヤマモモ、ブドウ酒、スオウ、サフラン、ベニバナ、シソ、ヤマゴボウ等々・・・
要は、時季やポイントによって、真鯛が餌として追う、甲殻類や各種の魚やイカなどの幼稚魚の種類で色合いは違ってくる。
※ その色合いや大きさが、真鯛が食っている餌に類似しておれば好釣果が得られる。
※ メバルやイサキ・チダイ狙いの染色色合いも、概、真鯛用に準じることが多い。
※ アジ狙いのサビキは染色しない。
  サバ皮はタマネギ皮や草花などを煮出して草木染めする場合、沸騰した湯の中にサバ皮を入れてはならない。サバ皮が煮えて使い物にならなくなる。 湯が、ぬるま湯程度に冷めてからサバ皮を浸す。
  染色するサバ皮は、浸している時と乾燥後は色に濃淡の違いがあるから要注意。色が薄い場合には再度浸して乾燥させるがいい。
染色したサバ皮が乾くと濃い色合いで仕上がるのが常・・・目的色よりも薄い染色水に浸すが、一昼夜浸してガラス張りすれば、色落ちしにくい。
  染料で染色する場合は、濃く仕上がることが多いから濃淡に要注意。
染色が紅過ぎて真鯛サビキに適さないサバ皮は、紅い色合いを好むサバやハマチ、ヤズ釣り用の疑似餌に使用するがいい。
色締めする必要は無い。酢や色締め液でで色締めするとサバ皮が脆くなるから要注意。
「エバ鯛釣り」のサビキ材料のサバ皮は、染色して使用するから、背後の部分や後部の皮でも釣果に大きな損色はないようだ。

   乾燥加工して仕上がったらノリ瓶で保管する。
  乾燥中や仕上がったサバ皮はネコやネズミ、ゴキブリと湿気に要注意・・・
  乾燥加工が終わったサバ皮にはカビは禁物・・・しっかりと蓋のできる広口のガラス瓶や空いたノリ容器などに乾燥材と共に入れて冷暗場所で保管するがいい。

   サバ皮以外の魚皮も使用できる。
[エバ鯛釣り]のサビキの材料には、ナマズ皮や各種のハゲ皮、薄いサメ腸も使用に値する・・・又、小さなボラやヤズ皮なども加工するがいい。
表側の鱗とぬめりを取り去る必要がある。
マトウダイの皮もいいが、大きさや時季によって厚さに差異がある・・・特に顎下の皮は使用価値がある。
[エバ鯛釣り]用には、中型、小型のマトウダイ皮が使用に値する。マトウダイ皮の場合、数回ガラス張りを繰り返すと1年程で使用できる。
これらの皮が極端に厚いと真鯛の目前で「くねり動作」をしないから釣果に影響する。
これらの皮を薄くするには、水に浸してガラス板に表側を張り付け、半乾き時に600番以上に繊細な水ペーパーで擦ると簡単に仕上がる。
※ 薄皮を綺麗に剥いでからガラスに張って乾燥させること。
※ 魚皮が厚過ぎて真鯛釣りに適さない場合、ブリ、ハマチ、ヤズ、サワラなどを釣る時の疑似餌として使用するがいい。



 
「エバ鯛釣り(魚皮サビキ釣り)」(津久見市F漁港 MN 仕掛け)
仕掛けは枠には巻かず、直径60cmサイズのプラスチック籠に入れて使用する。巻き癖が出ず、大魚が食っても出しが容易。
ビシテグス12号を100m使用するが、水深の深いポイントでは元糸を追加しておく。
ビシテグス下に付けるクッションゴムは2㎜サイズ物をを2m、3㎏を超す真鯛やハマチの気配があれば、クッションゴムは3m付けておく 。
主ハリス、枝ハリス共に、東レのトヨフロンの4号を使用。※ ハードなハリスは絡み易い。
枝間は、1尋半矢引き(210cm)。枝の長さは、小矢引き(70cm)。真鯛が浮上している場合には、枝間を3mにして中層を攻める。
枝ハリスはハリスを85cmにカットし、鈎付けして端を主ハリスに結ぶと、概70cmになる。
上枝から上のハリスは4尋程度でいい。最下部の錘間は2m程度でよく、1号細い3号テグスを使用する。
枝鈎の数は6本~8本が使い易い。鯛が浮上しているポイントでも10本が上限。これ以上に枝鈎を多くすると、船上に揚げた時に絡み易い。
漁礁などでは潮流や追う餌の種類により、真鯛が低層ばかりで食い付く場合がある。このような時は鈎数を減らすといい。
使用する鈎は「金龍アジ別太鈎3号」とする。大きいエバ使用時には4号鈎でいい。
アジ極太金鈎も使用に値する。尚、メーカーによっては、弱かったり錆び易い鈎があるのが難点。

サバ皮のエバの長さは7cmを基本とするが、時季やポイントによって真鯛の追う餌が違うから、6cmのエバに食いが良かったり、時には10cmもの大きなエバに軍配が上がる場合もある。
※ 豊後水道本流域では、例年、梅雨明けから秋にかけてはアミが大発生する・・・この時季やそのポイントでは、スキンサビキが好釣果を上げる。
※ サビキには強靭な上質ハリスを使い、鈎は、金龍鈎製の「別太鈎4号」に、スキンを巻いて作成するがいい。
※ 市販のスキンサビキは、鈎が大きくて弱い上に、使用しているハリスが弱いから真鯛釣りには対応できないのが常・・・
  鯛の好むエバの色は、時季や喰っている餌の他、海水の澄み具合で好む色が違うから、先ず、一般的な肌色や薄いピンクを主体に、橙色やヤマブキ色のエバを混同して使用し、食いのいい色のエバを確認した上で、真鯛の好む色のエバを主体に使うがいい。
※ 時季やポイントによって、時には萌木色のエバや青、茶色、赤色などに食いがいいこともある。
釣り日付を記録しておくと、釣果の上がったサバ皮の色合いや時季、ポイント、潮時などが翌年の釣行時の助けとなる。
錘を軽くすると鯛の食いがいい。30号を主体に使用するが、25~30~35号を水深や気象条件に合わせて適宜使い分ける。

参考 真鯛の追う餌によって、大きいエバに喰いがいい時季がある。エバの長さは、時には10cm物を使う。(TH漁港 T丸)
参考 手繰り揚げ動作は、真鯛の映像の位置より上まで手繰ると、追ってきた真鯛が食い付く。 (T漁港 T丸)
数手おきに手繰り動作を止めたり、緩急をつけた手繰りもいい。 (T漁港 T丸)


「魚皮サビキ釣り(イワシ群中のエバ鯛釣り)」イワシ群に附けた大中真鯛釣り。(大分県津久見市 M.N)
ビシテグス12号を100m使用する。
クッションゴム2㎜サイズを2mを付けておく。
主ハリスはトヨフロン5号、枝ハリスにはトヨフロン4号を使用。
枝間は、1尋半矢引き(210cm)。
枝の長さは、大矢引き(100cm)。
鈎は、金龍アジ中太鈎3号又は4号を使用。
エバはヤマブキ色又は薄い茶色に染め、エバの長さは6~7cm。尚、大きい8cm~10cmのエバ使用時には金龍アジ中太4号鈎でいい。
鈎数は7本~10本。ビシテグスを使用するから、錘は30~40号。[沖合い50~70m水深の場合]


「エバ鯛釣り(魚皮サビキ釣り)」(津久見市F港Y名人仕掛け)
釣れる真鯛のサイズを考慮して、主ハリス、枝ハリス共に3号又は4号ハリスを使用する。
枝間は1尋半、枝の長さは半矢引き~本矢引き(半矢引き+半矢引き+10cm)とする。
3号であれば、同ポイントに居るアジやイサキも釣れてくる。小鯛やイサキが主体であれば2.5号ハリスとする。
2.5号ハリスでも2㎏物の真鯛は獲れる。
鈎は「金龍アジ別太鈎3号」。鈎は押し加工してないのが最良であり、どんな大鯛が食っても折れることはない。
エバは赤、茶系の5cm~5.5cm物がいい。枝数は6~8本とする。
無着色のエバにはアジ以外の魚は若干敬遠する。※アジ用のエバは3.5cm程度でいい。
4号ハリスであれば、5㎏クラスの大真鯛が食っても手加減すれば獲れる。
枝ハリス、主ハリスそれぞれに、結び代を8字結びで作成しておき、これを連結して仕上げる。
この際の枝ハリスの通し方は、主ハリス双方の輪がWになった位置に、枝ハリスの輪を通して抜き〆る。
傷んだ場合、傷んだハリス部位を切ると抜けるので、新しい枝ハリスに取り替える。


釣り揚げた真鯛は腹を上にする。直ちに腹部の「エアー抜き」が必要だ。


「エバ鯛釣り(魚皮サビキ釣り)」(大分県津久見市M港 SW名人)
真鯛を狙うには、4号ハリスが普通サイズ。尚、クッションゴムは2㎜物2mを使用。
エバの長さは7cmがいい。エバの色は、水の子灯台付近のポイントでは「小豆色」がいい時期がある。
4号ハリスで2㎏物以上のハマチが掛かると、普通のアジ鈎3号では{のる}ことがある。金龍別太アジ3号であれば{のる}ことはない。
イサキが多いポイントでは金龍中太アジ鈎2号を使うが、トヨフロン2号では、大魚が掛ると鈎がのる前にハリスが切れる。
柔らかい真鯛の唇に鈎が掛かると、鈎の根元まで刺さるのでテコの原理で{のる}ことはない。
しかし、口内など硬い場所には鈎先が刺さらないのでノッテしまう。
ハマチやヤズが居る場合には5号ハリスを使用し、枝鈎数は8本から13本。ヤズの場合、紅いエバを使用すると釣果があがる。
錘は30が基本だが、ポイントや水深によって40号。


「エバ鯛釣り(魚皮サビキ釣り)」(大分県津久見市AK漁港 KJ漁師)
  14号のビシヤマを使用し、ビシヤマの下には2㎜のクッションゴムを2m付ける。
主ハリス、枝ハリス共に4号を使用。
枝間は、1尋半矢引き(210cm)。枝の長さは小矢引き(60cm)。
金龍別太鈎3号を使用。 エバは薄く赤茶に染め、エバの長さは6cm。
鈎数は8本~12本。
ビシテグスを使用するから、錘は20号~30号がいい。


「エバ鯛釣り(魚皮サビキ)」(大分県佐伯市T漁港 YW丸)
主ハリス、枝ハリス共に3号を使用。細い3号でも、3㎏クラスの真鯛は獲れる。
枝間は、1尋半矢引き(210cm)。枝の長さは、小矢引き(60cm)。鈎数は6本。
鈎は金龍スズ別太鈎3号・サバ皮は肌色の7cm・クッションゴムは2㎜を2m。
エバは薄い赤茶に染め、エバの長さは6cm程度。
時季や真鯛の追う餌の違いにより、青色のラメシートや紅いエバを使用すると釣果のいい時期がある。
各色のエバを取り合わせて使用し、釣果のいいエバを探るがいい。
ビシテグスを使用するから、70m水深でも錘は30号、浅いポイントでは25号。
海底近くに居る鯛は「魚皮サビキ釣り」には食いにくく、数m以上浮上した鯛の映像が点々と見えたなら直ぐに食いが立つ。
エバには3㎏物以上の鯛は滅多に食い付かないものだ。
いわし群に附けた鯛を狙う場合には、大きな真鯛が多いから主、枝共に4号ハリス、4号鈎を使う。
マトウダイの顎下の皮もいい。
海水で「ふやける」エバには、使用前に車の水滴防止スプレーを噴射すると、ヨレヨレのサバ皮がシャキッとなり、多少は延命する。
しかし、水滴防止スプレーをかけると、真鯛が匂いを察知して喰い付かない場合があるから、喰いが上向いた時以外は使用しない。
錘は30~40号。


「エバ鯛釣り(魚皮サビキ釣り)(大分県津久見市O港 HW名人)
主ハリス、枝ハリス共に上質な東レトヨフロン3号を使用。3号ハリスでも4㎏クラスの真鯛は獲り込める。
枝間は、1尋半矢引き(210cm)。枝の長さは、小矢引き(60cm)。
金龍 アジ鈎極太白3号を使用。
エバは数年経過した薄いサバ皮に限る。薄いサバ皮の背側でサビキを造ると、最も真鯛が好むサビキとなる。
   エバは山吹色に染める。 染料番号はA-21、濃く染めないことだ。、エバの長さは7cm。赤茶又はオレンジ系統がいい場合もある。
クッションゴムは2㎜物をビシテグス下に3m使用。
鈎数は7~8本。真鯛が中層に浮上している時には10本~12本。
ビシテグスを使用するから、使用する錘は水深により違えて20~40号。軽い方が真鯛の追いが良く、軽い程手繰りも楽・・・
ゆっくりと中層まで手繰るのが基本。


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