NASAも驚嘆した・網代島の流れ星
 熊本大学・尾上哲治教授・講演会より
 津久見市街地から国道217号線を東に6q、日代中学校に近い網代島には、地質学者はもとより、宇宙を研究する学者も注目する各年代のチャートが縦横に島全体に露出している。鹿児島大学の尾上教授によると・・・網代の島は宝の島だ・・・とのこと

このようなチャートが容易に目視できる場所は、地球広しども、アメリカのシアトル近郊と、この網代島の二か所だけだそうだ。


網代の島は「宝の島」


 2億数千万年前・南方の大洋で形成された海底のチャートが、年に数cmの速さで押し寄せて持ちあがった豊後水道の網代の島には、色合いの異なった各年代のチャートが縦横に島全体に露出している。
注目すべきは、チャートの誕生の地が大陸から大きく離れた大海だったそうで、不純物のない各年代のチャートが多く生成され、このチャートの中には大古の「流れ星の微粒」が多量に混在していると言う。
 なんと、電子顕微鏡でないと見えない程の微粒を分析できる装置があるそうで、尾上教授のこの研究には、宇宙や地球の形成などを追及しているアメリカ・NASAの科学者も驚嘆し、豊後水道の網代の島に注目しているとのこと。
 類似したチャートはアメリカのサンフランシスコ周辺やフィリッピンなどにもあるが、露出した高純度のチャートが把握できる所はシアトルと、この網代島意外にはには無いそうだ。

 チャートとは、1億5000万年前〜2億5000万年前にかけて、大きさ0,1mmのホウサン虫の死骸が降り積もって化石になった石だそうで、火打ち石にもなる位堅い石・・・網代島でも見れる紫色のチャートは2億4000万年前のものだそうだョ・・・尚、生成された年代で、酸素の無い2億5000万年前の黒色⇒⇒緑色⇒⇒薄茶色⇒⇒茶色⇒⇒赤い色へと、酸素の増加によって色の違いが生じるとのこと・・・
チャートは各層によってホウサン虫の「大きさや形状」が違うことから、年代の測定が可能になるそうです。網代島のチャートを分析した結果、層によって「流れ星の微粒」の混在数が極端に違うことが判り、流れ星の多かった年代が把握できたとのことで・・・これは凄い発見だと言う・・・尚、地層が年輪風になっているのは、周期的に繰り返した地球の寒冷期によってホウサンチュウの増殖が妨げられた為だそうだ。

宇宙塵の回収記事(2011年5月)と、メキシコ隕石の塵あい発見の記事(2013年9月) 
縦横に露出した各チャートには、湾曲、ズレ、破壊が目視できる。


網代の島は、磯辺に立派な鳥居のある島だが、満潮時には参道が水没するから要注意。絶景海岸の磯辺を歩くが鳥居まで危険な場所はない。
交通
 JR  日豊本線日代駅より海側に300m・日代中学校のグランドを横切ると正面100mに位置する。徒歩15分。
 車    国道217号線日代小学校前の信号を海側に200m・車を停めて日代中学校のグランドを横切ると正面100mに位置する。

トップページへ